【2015 タイ・カンボジア⑨】バンコク街歩き2 -一軒家スパ-
2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第9弾です。
今回は、バンコクで行った一軒家スパについて書きます。
我々が行ったのは、ヘイヘイYOU 今更何言ってんだYO め〜ん、とでも言われそうなほど有名な、
HPを拝見すると、言語がEN/JPしかなく、完全なカモ感が拭いきれませんが、今まで行ったスパの中で最高に気に入っているところなので、猛烈プッシュします。行け!
スパの様子はこちらに写真が貼ってあるのでわかりやすいです。たすかります。
今回我々が受けた施術は、スパ プレステージという4時間のコース。4時間受けて、5,450バーツ、日本円にして約16,350円です。
この値段だけ見ていると、たっけ、となりますが、例えば南青山にあるAveda直営のスパだとアロママッサージ105分19,500円(税抜)なので、施術レベルの違いはあれど、どれだけ安いかが一目瞭然でございます。
内容は、
足湯フットソーク&リフレッシングフットトナー/ボディブラッシュ&カーネーションオイルカバー/ハーバルスチーム/フレッシュボディスクラブアラカルト/ホームメイドボディマッド/アロマセラピーボディマッサージ/ミルキーバス(入浴)/アブソリュートデトクシフィーフェイ シャルマッサージ/軽食
【スパエレガンス】と【アブソリュートファイフェイシャルマッサージ】を組み合わせた全身トリートメント。
【スパエレガンス】:解毒効果のあるボディブラシで体のほこりを取り、そして体全体、特に足や膝、腕など角質が厚くなった箇所 を集中的にスクラブします。次に毛穴を引き締める為にボディマットを行います。血液の循環を促進し、疲れを和らげるアロママッサージを行いますお好きな香 りのスクラブ、マッサージオイルをお選びください。
【アブソリュートファイフェイシャルマッサージ】:お肌を健康で清潔にするために作られたこのトリートメントは、まずクレンジングでお肌の汚れを分解させ、深部から不純物を引き出します。その後、アロエコラーゲンがたっぷり入ったモイスチャーライザーを使用し、お肌に必要な栄養 分を与えながら、細胞の働きを活性化させ、内側から健康なお肌へと導きます。
引用元;http://www.divanaspa.com/japan/MassageAndSpa/Program-Full-Day-Spa.php
「体のほこり、、、?」と気になる点も多々ありますが、とにかく全身揉みに揉まれて4時間、最後には軽食まで出して頂けるという豪華っぷり。
「4時間かけて磨いてもらったところで綺麗になんてならないし、なんの国益も生まれない」のは分かっていますが、やってもらうときの至高感と言ったら何にも代え難きものがござい。「スパなんて」なんて思っている、なんて系女子にこそ試していただきたく候。
「4時間もタイまで行って何してんだよ」「観光しろ観光」「象乗ってこいよ象」という声が聞こえてきますが、今回の旅は、あくまでアンコール遺跡がメインでございます。タイはあくまで経由地でありますので、こういう人間も世の中にはいるんだ、と菩薩の心を持って読んでいただけますと、幸いでございます。
Divana massage and spa
「ア、これが新興宗教への改札か」と感じられるようなスピリチュアル感満載な門ですが、心配ない、己を信じて突き進め。
こちらでまずカウンセリングシートに記入します。「日本語で記入した」というブログも拝見しましたが、我々は英語版を渡されたので、苦しいながらも英語で記入。スパメニューの確認と、あとは敏感肌?とかアトピー?とかそういうチェックリストがあるので、そこにチェックしていくだけの、比較的簡単なものでした。
写真が無くて申し訳ありませんが、カウンセリングシートに記入し、コースにもよりますが、スクラブとオイルの匂いを決めます。5〜6種の中から選ぶので、鼻がおかしくなり、次いで脳も混乱してきますが、決定しなければ次にすすめないので、決定します。
受付の横にはDivanaオリジナルのスパプロダクトが売られていて、購入することができます。このスクラブとオイル等は、購入することができるとおもいきや、全く同じ匂いのものは売られていなくて残念。ものすごくいい匂いだったから作ってくれ、たのむ(2015年当時)。
記入が終わると、部屋に案内されます。
うおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおお
楽園ッッッ!!!!
我々は【フルデイスパ】という長時間コースなので、離れ?みたいなところに案内されました。ヴィラというらしいです。3時間半以上のコースを選んだ、カップルだけが入室を許される部屋らしいです。
ほかのコースのことは知らないので、こんな浴槽に入りたければフルデイスパを2人で頼んでください。リアの方面が充な友人が「彼ぴっぴと行ったっぴ」って言ってたので、彼ぴっぴも行けます。その際は【履いているほうが逆に恥ずかしくなる紙パンツ】みたいなのでこの部屋をウロウロすることになるので、シャイなカップルは注意してください。わらってくれるといいね。逆に。
あと、決して広いとは言えないシャワールームにも同時に一緒に投獄されます。スクラブが体に付着したシュールな見た目(紙パンツ着用)なので、シャイなカップルどころか「こんなにもスタイリッシュじゃないワタシを見られるなんて、、ッ!」ってかんじのキラキラ女子も注意したらいいわよ。
足湯に浸かったあと、ベッドでなんか刷毛みたいなので「サッサッ」ってされるので、「あー、これが例の【体のほこり】を取ってるのね」ってなります。なかなか意味の無い作業に思えてきますが、グッとこらえます。
その後、スクラブ→マッサージ……と続くのですが、たぶん成分を浸透させるパックの時間帯はかなり寒くなるので、施術中に「寒いです」と伝えておくことをおすすめします。パックの時間はたぶん施術者が部屋から出てしまうので【身動きの取れない我々が凍えながらただただ時間の経過を待つのみ】という苦行を強いられます。
お分かりいただけるであろうか、、施術台の真上に位置するエアコンを、、。
あの吹き出し口から直に冷風を浴びるので、なかなかしんどい結果となること必至でございます。
部屋に案内してくれるひとと、マッサージしてくれるひとは違い、マッサージしてくれるひとはあまり英語が喋れないので、施術に入る前に案内してくれたひとに「寒さに弱い」旨を伝えておくとよいかもしれません。たぶん覚えられないですが「寒い」はタイ語で「ナーゥ」です。へー。
途中でおやつタイムがあります。
たぶんバナナにヨーグルトがかけてあるだけのものなのですが、これがウマいのなんのって。ちょうどお腹が「グゥ」と主張を始めるころに小休止がありますので、非常に助かります。
カップがゾウです。気付くのが遅くて、ゾウの鼻の部分を持って「持ちにくいね」と言っていた我々はとてもかわいそうです。
コバラを充たした後もみっちりマッサージ・アンド・マッサージ、パック、最後にミルクバス(これも匂いを選んだ)に入浴して、コースが終了。お風呂から全然出たくなかった。
着替えた後は、結構すぐに部屋から出されるのですが「化粧させてください」と言えば別室に案内してくれるので、無問題です。
たぶん必要ないですが、化粧水や乳液等の貸し出しは無いので「乾燥し過ぎてしぬかもしれない」と心配な方はご持参ください。もちろんではありますが、化粧品もないので、化粧したい方は持っていってください。
フルデイスパには軽食もつきます。
左が【パッタイ】、右がトムヤムクンの辛くないやつ【トムカーガイ】です。好みの問題が大いにありますが、ここで食べたパッタイとトムカーガイを超えるお店に、タイ・日本含め出会ったことがありません。という程度にはおいしいです。
ちなみにタイでは3食くらいしか食事をしていないので、アテになりません。
「何を今更」と言われるかもしれませんが、トムカーガイにはレモングラスが入っており、見た目はネギなので食べられそうと思います。ところがどっこい、非常に硬いので気をつけてください。【現地のひとで食べるひともいる】というハイレベルな香草です。ご自身の口腔に圧倒的な信頼と実績があるかたはチャレンジしてください。
ちなみにこの軽食、スパの部屋とは別室で提供されるのですが、お店のひとがいないので、だいぶゆっくりごはんを頂き、そのあともゆっくり化粧もしていました。誰も呼びに来ないのでのんびりできます。
ここに行くためにタイにまた行きたい。
7 Sukhumvit 25,North Klongtoey Wattana
火-金)11:00-23:00 土-月)10:00-23:00
【2015 タイ・カンボジア⑧】バンコク街歩き1 -スーパーマーケット-
2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第8弾です。
今回は、シェムリアップからタイ・バンコクに戻りまして、バンコクのスーパー(一部シェムリアップのスーパー)について書きます。
ドンムアン空港からバンコク市内への行きかた、および、バンコク市内の移動方法については、こちらの記事をご参照ください。
もくじ
スーパーマーケット
シェムリアップのスーパーマーケット
カンボジアのスーパーマーケット、寄りましたが本当になにもない上に、だいたいバンコクのスーパーで手に入るものばかり売っていたので、割愛させていただきましたが、ザっとこちらでご紹介します。
そのへんのトゥクトゥクに「このへんの大きいスーパーマーケットに連れてって」って言ったら、ここに到着しました。
trip-nomad.comLucky Mallというところらしく、いちおうシェムリアップでいちばん大きなショッピングモールらしいです。Googleで調べると
【アウトレット モール】って出ますが、ぜんぜんアウトレットしてないです。
買ったものは、ビール・ナッツ・ビール・ドライフルーツ・ビール、というかんじです。ビールが1缶1ドルしないので(だいたい0.7ドルくらい)、『おみやげにいいな』と思い購入しましたが、バンコク⇄カンボジアのフライトを【預け荷物ゼロ】で予約していたため、日本に帰国するどころか、経由地であるバンコクにすら持って行けないことに買ってから気がつきました。えへ。皆様はお気をつけください。
わたしは昼から飲んでいたので、カンボジアを離れる前にはキレイになくなり、杞憂に終わりました。あんまりに昼からガバガバ飲んでいると、同行者にドン引きされるので皆様はお気をつけください。
ちなみにカンボジアのビールについてはこちらの記事がくわしいです。
買ったときはお土産で渡す気満々でしたので、「あー、カンボジアのアンコールワットに行ったのね」と分かりやすい、AngkorとCAMBODIAばかり買いました。【◯◯に行ってきました】と書かれたスキー場のおまんじゅうのパッケージのようですね。
どちらも東南アジアのビールらしくスッキリ。水のようにたくさん飲める薄味で、一応Alc.5%なので調子に乗ると危険です。
Lucky Mall
Sivatha Rd, Krong Siem Reap
9:00-22:00(無休)
※クレジットカードが使えるというウワサがありますが試していません。
バンコクのスーパーマーケット
「何でも揃う、地元民御用達のスーパーといえばここ!」Big Cです。ベトナムハノイ編でもご紹介した大型スーパーです。どう考えてもバンコクのほうが大きく、楽しいです。もちろん大都市バンコクなので色々なスーパーがありますが、ここしか行ってないので競合の様子は存じ上げません。BigCで十分なんでも揃いまくると思います。さてこちらのスーパー、バンコクの一番の繁華街にある【伊勢丹】が入っているCentral World Plazaの道路を挟んだむかいにあり、非常に便利です。中にはファストフードなどの飲食店もあり、コバラを満たすのにもよさそうです。どうせなら他いくけど。
さて、わたくしが今回スーパーで求めていたものは、、
欲しかったもの
① Bynatureのシャンプーとコンディショナー
画像:http://tripping.jp/asean/thailand/bangkok/31008
「バタフライ ピー」という、タイではポピュラーなハーブが使われている、オーガニックなシャンプーらしく、非常に欲しかったのですがBig Cには売っていませんでした。Big Cには2015年当時、オーガニックのオの字も見えないシャンプーばかり陳列されていたため、2017年になった今、その真相を伺うことはできませんが、こちらのシャンプーはlemon farmという自然派のお店で購入することができるそうです。
結論:ゲットならず
② アバイブーベのシャンプー
「どれだけ髪の毛洗うんだよ!」なんてツッコミは今ひとつ控えていただいて、、シャンプーとか石鹸とかすきなんですよね。皮膚科医に石鹸を勧められてから海外行ったらだいたい石鹸かってます。
それはさておき、このアバイブーペというシリーズ、タイの国立病院財団が作ったものらしく、品質はいいのにお値段据え置き、という素晴らしいものだと伺っておりましたので一番人気【Butterfly Pea】のシャンプーが欲しかったのですが、Big Cには売っていませんでした。
こちらもこの記事によりますと、こちらもlemon farmに取り扱いがあるようなので、気になるかたは是非足を運んでみてください。
結論:すごいぞlemon farm
③ MAITHONGのマンゴスチン石鹸
こちらの石鹸に関しては「頼む〜!T様わたしのまえにも現れて〜!」と願ってやまないこの記事に非常に詳しく書かれております。
またしてもゲットならず。Big Cの【かゆいところに手が全く届いていない感】がすごい。しかし、このMAITHONG、日本で言う牛乳石鹸とかミューズみたいな本格的に【タイ人ならみんな知ってる】みたいなものらしく、セブンイレブンとかそのへんに普通に売られているらしいです。なんでや!なんで無いんや!
Amazonでは790円というセレブな石鹸ですが、タイで買えば55バーツ、165円くらいです。なんでや!
ちなみにマンゴスチン石鹸、このMAITHONG以外にも色々なブランドから出ているらしいです。もうりの出会い運の無さがすごい。なんで無いんや!
結論:わたしのT様はどこでしょうか。
④ Loboのガパオの素
ガパオ、すきですよね。皆様すでにご存知だとおもいますが【ガパオ】というのは、タイ語で【ホーリーバジル】を指しているので、実際にタイ語でガパオを頼みたいときは「ผัดกระเพรา」ですので気をつけてください!発音が比較的簡単で助かります。
是非我が家でも作りたいところですが、バジルは高いし、ナンプラーなんて持ってないし、そもそもガパオ以外のナンプラーの出番が無さそうで買う気しないし、、と個人的にハードルが高いレシピであります。
そんなYou and Meに
画像:https://www.ai-thailand.com/products/detail.php?product_id=671
このなかに、ホーリーバジル・唐辛子・ガーリック・たまねぎ・ナンプラーなどが入っているので、あとはお好みの挽肉と米と目玉焼きを用意するだけ!というタイ版Cook-Do!こんなのあれば毎日Cook-Doするよ〜!しかも1袋2人前で18バーツ(1バーツだいたい3円くらい)という破格のお値段。
5つくらい買ったのに、周囲にタイ料理好きが多すぎて調子に乗って配布していたら自分の無くなってた、という凡ミスを犯したのでお味の程は存じ上げませんが、みんな美味しかったと言っていました。お世辞かもしれないし、みんなの料理の腕が異常なのかもしれませんが、たぶんおいしいのでしょう。
結論:ผัดกระเพราは「パッガパオ」と読むらしいです
⑤ JIM THOMPSONのカシューナッツ(トムヤム味)
【カシューナッツ(トムヤム味)】という文字面だけでおビールが頂けそうなこの1品。パッケージも素敵で女性へのお土産向きです。
画像:https://ippin.gnavi.co.jp/article-2703/
JIM THOMPSONというのは、アメリカ人のジムトンプソンさんがはじめた、タイシルクのブランドらしいです。ブランドなのでこのナッツも高いです。
写真によると様々なフレーバーやナッツの種類があるそうで、例えばトムヤム味のピーナッツ(大きい缶)で150バーツ、トムヤム味のカシューナッツ(大きい缶)で170バーツくらい。こちらも当たり前のようにBigCでは取り扱っていないので、Central Worldの7階にある【Central Food Hall】とかで手に入るようです。
もちろん買っていないのですが、スーパーにはトムヤム味を謳ったナッツが数種類置いてあるので、そのへんのやつを買いました。当たり前にうまい。わたしはこれからも身の丈に合ったナッツを食べるぞ。
結論:コスパ
⑥ インスタント麺
こんな記事を見つけました。
わたしにはともだちがいないので、タイのお土産にインスタントヌードルをもらった経験はないのですが、とにかく種類が豊富で安い!とのこと。上の記事では紹介されていませんでしたが、日清もたくさんのインスタントヌードルを出しています。
Big Cのインスタントヌードル売り場は、【2mくらいの高さまで陳列されたインスタントヌードルの棚が10メートル×2】くらいの規模で、圧巻です。圧倒的食べ過ぎ。我健康状態危惧。
たしかに、トムヤムヌードルが簡単に家でも作れるとあれば、買わない理由が無い、と思い買ってみましたが、美味しいに決まっていました。日本のインスタントヌードルと比較すると麺が7割くらいの量かつ、生麺の食感を目指す、等の企業努力を全く行っていない麺なので「おやつ感」があります。
比較的辛くなさそうな青いパッケージのものを買ったのですが、どちゃくそ辛かったので、興味はあるけど辛いものがそんなに得意でないかたは、事前に目星をつけておくとよいと思います。
結論:意外と麺は飛行機に乗ってもバリバリにならない
⑦ ビア
日本でも比較的有名なタイのビール。【シンハ】【チャーン】は、飲んだことのあるかたも多いとおもいます。こちらもカンボジアのビール同様、1缶100円程度とビアラバーにとって天国価格です。アサヒスーパードライも格安で売られていますが、こちらタイの工場で作られているものらしく、日本のそれとはちょっと違うらしいので注意が必要です。
タイ航空のフライトでは、チャーンが出てきたっチャーン
結論:味ごのみのおっさん感がすごい。
買ったもの
欲しかったものは以上ですが、タイの定番土産といえばこれですね。
タイ土産コスパNo1おかし「PRITZ ラープ味」です。フレーバー違いで「PRITZ トムヤムクン味」もありますが、圧倒的にラープがうまいです。決してトムヤムクン味がまずいというわけではないのですが、ラープがうますぎる。1日中食べていられる。
1箱13バーツ(40円程度)で、箱入り。バラまきに便利な小分けパックもあります。
そしてこれ、
マンゴー味のコロンです。こちらも一箱16バーツ(50円程度)です。
コロンにプリッツ、なんて日本で手に入りそうなラインナップ。ていうかおもいっきり日本語表記で日本人に媚びまくりのパッケージです。現地民は果たして食べているのでしょうか。
ちなみに、このマンゴー味のコロンは「可もなく不可もなく」「強いて言うなら可」というかんじです。
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BigCで何でも十分揃いまくると最初のほうで書きましたが、欲しかったもの全然揃ってないですね。でも、このようにオーガニックとかいう、なんだかいけ好かないシャンプー等を欲しなければ、本当に何でも揃いまくると思います。
なにもかもBig C基準で書いてしまったことを最後にお詫びしたところで、本記事を締めさせて頂きます。
Big C Ratchadamri
97/11 Rajdamri Rd.Lumpini, Pathumwan
9:00-23:00
結論:スーパーは最高だ!
【2015 タイ・カンボジア⑦】シェムリアップの街とマッサージ
2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第7弾です。
今回は、カンボジアはシェムリアップの中心街とマッサージやさんについて書きます。
もくじ
シェムリアップの歓楽街
シェムリアップに来ても昼は遺跡観光、夜はシェムリアップの歓楽街「オールドマーケット」か「ナイトマーケット」で過ごす以外の選択肢しかありません。そんなことはないだろうけれども。それがとてつもなく楽しいです。
オールドマーケット
オールドマーケットでは、本当に色々なものが売られています。我々が見て・買って楽しいお土産から、現地の人が買うような服・食品・偽物の数々(やたらThe North Faceがおおい)、、、。
ナイトマーケットはおしゃれな飲食店やお土産屋、夜には屋台が出たりと、観光客向けのお店が多いのに対して、オールドマーケットは、どちらかというと地域密着型の市場っぽい感じがしないでもないというかするというかよくわかんないというか、とにかく夜は閉まります。ナイトマーケットは遅くまでやってます。
2つのマーケットは隣り合わせに位置している、というかオールドマーケットを歩いていたら気づいたらナイトマーケットを歩いていたり、というようなズブズブの関係にあるので、区別する必要もない気がしますが、オールドマーケットです。
基本的に値段がついていないので、価格交渉が必須です。
価格交渉のしかた
- 値段を聞く
- 聞いた金額の半値を言う
- お店のひとと仲良くなったりして極力半値に近づける努力をする
これでだいたい10ドルと言われたものが7ドルくらいでおちつきます。
弊社の場合、同行者が価格交渉を毎日行うような仕事に従事しているため、10ドルと言われたものを5ドルで買えるまで粘りまくって現地のひとに呆れられることが多々ありますが、費やす時間と労力がハンパじゃない上に、どうかんがえてもお店のひとがかわいそうなので半値プラス幾らかは払うほうがWin-Winの関係を築くことができます。築いてもなんもないけど。
ナイトマーケット
オールドマーケットの部分でも少し書きましたが、こちらは観光客向けの飲食店・屋台・土産店が軒を連ねる「なるほど・ザ・観光ストリート」です。【ナイトマーケット】と名乗っていますが、昼から24時くらいまでやってます。
ナイトマーケットは結構範囲が広く、その中でもレストランが集まるのが【パブストリート】という通りです。
パブストリートでは、3年くらい前のEDMやK-POPが爆音で流れていて、世界各国から観光に来ている若者たちがいいかんじになっています。24時を過ぎてもめちゃめちゃにぎやかです。
突如ディスコ調のアルバムを発表して世界中を驚かせたCalvin HarrisがゴリゴリのEDMをしていたあのころの曲...
これやたら流れてたな、、。カンボジア、2015年・夏。時代を感じる。
さて、このへんで営業しているレストランの経営者はおそらくカンボジアのひとじゃないので、世界各国の料理を食べることができます。そこまで高くない上に、カンボジアの郷土料理である【クメール料理】や、ステーキやイタリアン、メキシカンまで、美味しいかどうか知りませんが、揃いに揃っています。ビールはだいたい1〜2ドルで最高です。
ちなみに【クメール料理】は、おとなりのタイ料理が辛いので「カンボジアも辛いのかしら」と思っていましたが、ところがどっこい、めちゃめちゃ優しい味です。風邪引いたときにも食べられそう。
www.compathy.netわたしは上の記事でいう、アモックとミークイティウ、カボチャプリンを食べました。味がぼんやりしているのでわたしはタイ料理のほうがすきです。
Viva Restaurant
ここ、行けてないんですけど
blog.littlestardweller.comパブストリートに位置するメキシカン、そこそこ評判もよかったので行きたかったなあ、というご報告でした。行っていないので実態は不明です。すみません。
FCC Angkor Restaurant
こちらは、オールドマーケットよりすこし歩いたところにある【FCC Angkor】というホテルに併設されたレストランです。オシャレなテラスでおいしいクメール料理が食べられる、とTripAdvisorが言ってたので行ってみました。
画像:http://www.fcccambodia.com/red/angkor/angkor_hotel.php
「なんじゃこら。おしゃれの権化やんけ。」と思い足を運んだこちらのレストラン。
こんなプールサイドでおしゃれディナーができると思ったら、結局謎の2階席みたいなところでした。プールサイドはライトアップすらされておらず、暗く、プールサイドでのディナーなど全く開催していないのだとおもいます。まんまと写真につられました。
結局こちらで頂いたのはモヒートとパッタイとサラダ、という「おまえらクメール料理食べに行ったんとちゃうかったんか」感満載のラインナップ。もちろん美味しかったですが、それなりに高かったです。日本のカフェくらいの値段。
パブストリートに行ってみて「ひー、うるさい。衛生状況もしんぱい。おしゃれなところでのんびりごはんが食べたいよ!」ってなったら、こういうところで食事するのもアリかな、、という感じです。たしかにものすごく静かで、おちついていて、比較的清潔です。猫がいますが。
この子、食事中ずっと足にすり寄ってきます。なんじゃこのかわいさは。あまりのかわいさに料理の写真を撮影しておらずすみません。
衛生状況もですが、ねこがニガテなひとには酷なレストランです。猫好きの猫アレルギーのもうりにも酷なレストランでした。
FCC Angkor Restaurant
Pokambor Ave. | next to the Royal Residence, Siem Reap 17259, Cambodia
7:00〜24:00(無休)
宿泊したホテルがこれでもか、というくらいには食事を賄ってくれたため、あまり飲食店をご紹介できずすみません。
とにかく、こういうレストランが軒を連ねる場所での必勝法は万国共通「客引きしてない混んでる店にいく」。これで間違いないです。
スパ・マッサージ
アラサー女の旅行に欠かせないマッサージ。東南アジアに行く際はもう「これが目的では?」というくらいには必ず行きます。行きましょう。最高。
Noble Skin Care
ぜんぜん写真なくて申し訳ないのですが、
sekaigururi.blog.fc2.comこちらのマッサージ、オールドマーケットにある街の激安マッサージとはちょっと違う、格安なスパというような感じです。日本のマッサージ屋さんに近いかんじ。
完全に入り口にハングルが書かれているので、韓国のひとがされているのでしょうが、フェイシャルマッサージが90分で20ドル+2ドルのチップ、という破格の安さです。
お店に入ると、まず着替えを促されるので(フェイシャルちゃうんかい)という声は心の中に留めておきます。着替えてベットに横たわると、顔に色々塗りたくられ、顔のパックをしている間にガッツリ全身マッサージされるので、有難く施術を受けてくださいませ。
アンコールワット遺跡散策でむくみにむくんだ足をマッサージされたり、汗と日差しで死んだ肌を潤して頂いたりと、とにかく最高と名高いおみせです。(もうり調べ)
タイ・ベトナム・カンボジア・台北といくつか同じような価格帯のマッサージを受けてきましたが、ここ、もう一回行きたい。いいぞ!カンボジア!やるな!シェムリアップ!
Noble Skincare
Sivatha Rd, Krong Siem Reap(6号線をSivatha Rdで曲がって少し行った左手)
9:00〜21:30(無休?)
NAMASTE
インド人の夫とカンボジア人の妻が経営するマッサージやさん。
「アーユルヴェーダ」という文字に惹かれて入店。フットマッサージ30分3ドルとアーユルヴェーダのヘッドスパ30分5ドルを受けました。
が、うーん、なんとも。
5ドルで文句言うのか!というのは大いに分かります。同じような価格帯のマッサージ屋さんにいってズバ抜けてこの店のこの人がいい!なんてことがある訳がないのも分かっていますが、とにかくこちらのお店に関してもうりが声を大にして申し上げたいのは、
ヘッドスパは受けるな
です。
わたしのイメージだと、アーユルヴェーダって
こんな感じで額に油を垂らしてなんかいろいろされるやつだと思っていたのですが、実態は、頭部に霧吹きでまんべんなく油を吹きかけられ、ワシャワシャやられること20分、といった感じです。もちろん施術後頭を洗うことなどなく、蒸しタオルだなんて贅沢品の貸し付け等も行っておりません。なんだこの拷問は。
なにが悲しくて5ドル払った上で頭をギットギトにされた挙げ句、テラッテラでぐちゃぐちゃの髪の毛で帰宅を余儀なくされなければならないのか。
チップまで要求されて、、、
悲しい、、、
フットマッサージは最初にきちんと桶にお湯を張ったものに足を入れてからマッサージしてくれたりと、よかっただけに、、、
そういえばフットマッサージ後に特に手を洗うこともなくヘッドスパしてたな、、、
悲しい、、、
Namaste
#67A,Sivatha Blvd,Siem Reap
営業時間が分かりませんでしたが、結構遅くまでやっていたとおもいます。
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シェムリアップの街、まさかこんなに楽しいと思っておらず、ナメてました。
昼は遺跡で感動して、夜は安く楽しく飲んで、マッサージもしてもらえて、髪の毛もギトギトになれる最高の街です。
【2015 タイ・カンボジア⑥】アンコールワット観光2
2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第6弾です。
今回は前回の続き、アンコール・トム、タ・プロームなど、あのへん(下の地図の緑らへん)の遺跡をぐるっと周る第二段です。
画像:http://www.pitt.jp/cityinfo/angkor-planning.php
もくじ
アンコール・トム
アンコール・トムは、アンコール・ワットのように一つの大きな遺跡ではなく、いくつかの遺跡が集合している地域のことを指すようです。
アンコール・トムには、下の画像を見て頂くと分かるのですが、とにかくたくさん遺跡があります。
画像:http://krorma.com/ruins/angkor_thom/
見どころは、画像の中心部にある【バイヨン】空中参道の美しい【バプーオン】そしてその2つの近くにある、【象のテラス】【ライ王のテラス】あたりです。
アンコール・ワットから、アンコール・トムへトゥクトゥクで移動中。正面にちらっと写っているのが、南大門です。
アンコール・ワット回るの「徒歩じゃ無理」って前回書きましたが、みんな歩きまくってますね。すごぉい。
バイヨン
バイヨンです。バイヨン(バヨン)は、クメール語で【バ=美しい】【ヨン=塔】という意味らしいです。これが美しいかどうかは見たひとが決めることだと思いますが、にょきにょき生えている塔のひとつひとつに人面像が彫刻されていて、異様な空気を醸し出しています。しかも全員ちょっとわらっていて、これが「クメールの微笑み」と呼ばれているそうです。良い顔してる。
アンコール・ワットで見慣れてしまったためか、そのとき以上の感動はありませんが、こちらも壁一面にレリーフが彫られていて、またしても当時の労働者の気持ちを偲んでしまいます。がんばってくれてありがとな、、
タイ?からの観光客なのかな。あんまりに「っぽい」ので、周囲のひとたちもたくさんこのひとたちのことを撮っていました。アジア圏を出るとよく日本人も中国人や韓国人と間違われたり、その文化とごちゃまぜにされて「ちゃんと知っとけよな!」ってなりますが、こりゃわかりませんわ。タイ?スリランカ?ブータン?わからん。すまん。
バプーオン
こちらが、空中参道が有名とされている【バプーオン】です。PABU-でもなく、BABU-でもなう、BAPU-です。帰国するまでずっとPABU-だとおもっていました。クメール語だとប្រាសាទបាពួនなので、読み間違えが起こらなくてよいですね。
ちなみに、バプーオンとは「隠し子」という意味らしく、わたしのなかの井上公造が今にも現場へ急行しそうですが、実際は、戦火から王子をここにかくまったとかいう伝説があるとかないとかで、そういう意味での「隠し子」だったのか、と己の心の汚れを知ったところで観光を続行します。
こちらは、バイヨンの前を通過するゾウに乗った観光客の姿です。とても乗り心地が悪そう。バイヨンとバプーオンは徒歩圏内にあります。というより、隣遺跡です。
裏側から見ると、こんな感じでかなり倒壊しています。そもそも20世紀には、寺院の大部分がほとんど崩壊していたらしく、これでも修復した結果らしいです。1960年〜2011年までずーーーっと修復工事をしていて、その後やっと見学が再開されたそうです。現代に生まれて良かった。
この遺跡も階段で上部まで上がることができます。
先ほど歩いて来た空中参道がこんな感じに見えるくらい高いです。見晴らしがとてもよく、気持ちがよいです。
わたしの写真だと空中参道?はて?となりますが、あの参道、横から見ると高さ1.5mの円柱に支えられていて、雨季になると参道の両側に雨水が貯まり、まさに橋が浮いているようになるらしいです。雨季だけどカラカラです。
アンコール・ワット遺跡群の観光にはスニーカーが必須だと前回書きましたが、
こんな感じの階段を乗降しなければならないんですよねぇ、、ちょっとした高所恐怖症のひとはぜったい無理なんじゃないかと思うくらいにはめちゃめちゃ急です。
これ、今でこそ手すりのついた木製の階段が用意されているけれど、実際に使っていたころはこの石段を登っていたわけですよね?絶対ひと死んどるやんけ。あぶな。
わたしが行った遺跡のなかでは、ここの階段が一番急でした。みなさまもお越しの際は足元にお気をつけ下さい。安全第一で。バナナはおやつに入ります。
タ・プローム
写真でよく見かける、大樹に浸食された遺跡です。最初は仏教の寺院として建立されたものが、のちにヒンドゥー教の寺院に改修されたとかいう、むちゃくちゃな歴史のある遺跡です。トゥームレイダーの撮影地だったそうなので、見覚えのあるひとも多いと思います。
この遺跡を浸食しているのは、スポアンという木なのですが、スポアンは、別名「絞め殺しの木」と呼ばれているらしく、その名の通り、遺跡を締め付けまくっています。
故に、遺跡の倒壊が著しく、この遺跡ももれなく修復が計画されているようですが、そもそもこの木が【遺跡を破壊している】のか、一周回って【遺跡を支えている】のか、分かんねーってなって、ずっと議論しているみたいです。
こりゃ分からんな。
当時の様子を知ることはできませんが、この遺跡は、壁に宝石が埋め込まれていたりと、小さいながらも随分と栄えた寺院だったようです。「盛者必衰の理をあらわす」とは上手く言ったもんだなぁと思いますが、かたちを変えて何百年経った今もこうしてにぎわう姿に感動します。
さてはて、今回の調査では紹介した以外の遺跡の写真もたくさん発掘されたのですが、今となってはその写真がどの遺跡なのかもわかりません。諸行無常の響きあり。
ただ、時間のないジャパニーズトラベラーの皆さんが必見!なのは、きっと、このあたりです。これにお好みの遺跡を組み合わせて冒険してきてください。
所要時間
我々は確実にアンコールワットで長居をしすぎたために、
この地図で言う、サツマイモ色のルートで半日かかってしまいましたが、恐らくひとつひとつを駆け足で見れば、半日とちょっとで緑の大回りルートが回れるくらいなんだとおもいます。が、正直暑くて敵わんので、普段タイピングで指だけを酷使しているアラサーのみなさんは、たくさん一日に詰め込みまくってもへろへろになること請け合いです。「はやくホテル帰ってシャワー浴びて、クーラのついた部屋でビールプシュりた」くなること請け合いです。普段から運動をしているひとはへっちゃらだと思いますが、そうでないひとは死なない程度にがんばってください。
などと書いていますが、100%もう一回行きたいです。恋しい。
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今回で全ての遺跡のご紹介を終えました。次回は、シェムリアップの街とマッサージ屋さんについて書きます。
【2015 タイ・カンボジア⑤】アンコールワット観光1
2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第5弾です。
今回は、アンコール・ワット、アンコール・トムなど、あのへんの遺跡をぐるっと周ります。↓緑で囲まれたとこらへんが今回の「あのへん」です。
画像:http://www.pitt.jp/cityinfo/angkor-planning.php
もくじ
「あのへん」の回りかた
「あのへん」は、想像以上に広く、大きいです。絶対に徒歩なんかでは回れません。チャリでもどうだか。というわけで、トゥクトゥクを手配します。京都へ行くと、班ごとにタクシーをチャーターして観光している修学旅行生をよく見ますが、それのトゥクトゥク版です。
今回は、ホテルで手配してもらいました。たしか半日チャーターで20ドルくらいだったと思います。この値段はおそらく【どのくらいの時間このおっちゃんを拘束するのか、どのくらいの距離を走るのか】で変動すると思われます。
ホテルでは、フロントで地図を見ながら「どの遺跡を見たいか」を告げ、知識の無い我々におすすめの遺跡を教えてもらい、それを盛り込んでもらったルートを提案してもらいました。
素直に提言を受け取り、
を巡るツアーが決定しました。
チケットの買いかた
アンコールワット周辺を観光するには、パスポートなるものが必要です。これが、
という鬼畜価格です。11歳までは無料らしいですが、アダルトは保全費として菩薩の心を持って収めましょう。
チケット購入場所や方法は、我々が行ったときから変更があるようなので、こちらに
kensawai.com頼る。
写真写りを気にするアラサーの姫君は【早朝の最バッドコンディションフェイス】を【snowなどの飛び道具無し】で撮影されることを心しておかないと、1日つらいです。
服の選びかた
めちゃ暑ですが、宗教施設なので、過度な露出は絶対NGです。「いけるやろ」とHOT LIMITな服装で乗り込むなど言語道断。きちんと隠すところは隠さないと、妖精さんたちが夏を刺激しに来ちゃうぞ!
【絶対NG三か条】
- スカート・ショーツ(膝上)NG
- 肩出しNG、肩出し+ストールもNG
- サンダルNG
これが守れないと、入れない遺跡がたくさんあります。
【トップス】
肩が出ているとダメな遺跡も多いので左のA子さんがベストですが、「遺跡以外の移動中はノースリーブで居たいよぉ!」という右のB子党は、カーディガンなどの羽織れるものを持っていってください。ストールだとダメらしいです。
【パンツ】
長ズボン、もしくはショーツ+レギンスがよいらしいです。「まじで」ってなる勾配の階段を上り下りしたり、「まじで」っていうくらい汗が出るので、スキニーを履くくらいならショーツ+レギンスをおすすめします。
旅行ではパンツにポケットがついているものがマストだともうりは思います。
【靴】
履き慣れたスニーカーがおすすめです。暑いからといってサンダルでいくと、涼しいかもしれませんが迫る危険がものすごいです。
【おすすめ三か条】
- 帽子はマスト
- サングラスは是非
- 両手のあくカバンも是非
【帽子】
頭頂部を守らない=死
【サングラス】
目の弱いアラサーは是非、弱くなくても是非
【カバン】
急勾配の階段を上り下りするとき、両手が空いてないと危険です。バランスが取れるという観点におきまして、ショルダーバッグとリュックでは、リュックに軍配が上がりまくっていますので、どうぞご査収ください。
アンコールワットのサンライズ
最初に申し上げておきますと、見れませんでした、ライジングサン。
画像;Best way to visit Angkor Wat » Sunrise to Sunset - Love & Road
アンコールワットの観光客がこぞって見たがるアンコールワットのサンライズ。空気が澄んでいて、晴れた日には、上の写真のようなおてんとさまを拝むことができるようです。わーきれい。
我々は日頃の行いがわるすぎてこんなかんじでした。暗い。雨が降っていないだけマシ。
【敗因の考察】
- 雨季
- そもそも日の出の時間に間に合ってない
1.雨季
4月下旬から11月上旬まで、カンボジアは雨季で、「とにかく雨の降らねえ日はねえ!」とのことです。一説によると、この時期に観光へ向かうなど骨頂オブ愚。特に9月〜10月は一日中曇り・未舗装道路がドロドロ・蚊も多い・洪水、とただの悲劇らしいです。雨季にアンコールワットを旅する人々をくそみそにした記事を見つけましたので、気になるかたは読んでみてください。
マスターオブ雨女の称号を欲しいままにするもうり、9月に赴く愚者でありましたが、友人がアッパレ!晴れ女。だったため、3日間雨に降られることもなく過ごすことが出来ました。でも、曇ってる。
ベストシーズンは12月〜3月らしいですので、日頃の行いに自信が無いひとはそちらをおすすめします。
2.日の出時刻に全然間に合ってない
我々が行ったときの日の出時刻は5:30でしたが、アンコールワットにたどり着いた時刻はすでに6時を回っておりました。周囲が落胆ムードだったので「見れなかったのだろう」と勝手に推測しておりましたが、実際のところ見てないので分かりません。
間に合いたいひとは、必ず【前日までにトゥクトゥクの手配】を行っておいてください。愚かな我々は当日の朝5時すぎにフロントに行き「今からアンコールワットで日の出見たいからトゥクトゥク手配してよお」と本州のひとが言う「北海道、1泊2日でぐるっと回りたいお」くらい無茶な申し出をしていました。
フロントのひとと、アンコールワットのルート決定後、すぐにトゥクトゥクがホテルまでやってきましたが、途中、未舗装の道路で巨大な穴ぼこにはまって全員でトゥクトゥクを押すイベントなどを経て、無事アンコールワットへ向かうトゥクトゥクの車中で5:30を迎えました。
そんな道通るなよな。おもしろかったからいいけど。
【教訓】
どうしても日の出を見たいなら、乾季の朝、早めに出発しましょう。
ちなみに、めちゃめちゃざっくりした地図ですが、☆のあたりが日の出を見るのに絶好のスポットらしく、わかりやすく観光客が固まっています。
時期によっては☆周辺にわんさかひとが居て、ポジション取りに非常に苦戦するらしいので、我こそは!というひとは、朝早く起きるなり、寝ないなり、頑張ってください。
一説によると、日の出時刻から30分程度ならまだチャンスがあるかもしれないので、粘りたいひとは粘ってください。
アンコールワット
こちらもなんと改修工事中(現在は完了しているとのこと)。
日の出を見逃すという分かりやすいミスを犯したところで、今回の旅のメインであるアンコールワットをまわります。
世界遺産「アンコール遺跡」の代表作である、アンコールワットは、12世紀前半にヒンドゥー教の寺院として、30年以上の歳月をかけて建てられたそうです。
カンボジアの国旗にも描かれていて、「アンコールワット」と言えば、そのシルエットを思い描くことができるひとも少なくないと思います(当たり前のことですが、もうりはできませんでした)。
サンライズを見終わると、人だかりが嘘みたいに消えていきます。みんな一度寝にかえるのかな。たしかに一晩中飲んで、シメにアンコールワットのご来光見に来たのかな、っていうくらい酷いテンションの外国人がいたな。絶対あいつら寝てるな。
というわけで、気温もまだそこまであがっておらず、人の少ないこの時間帯に回るのが非常におすすめです。
壁一面に彫られたレリーフ。見ていてその緻密さや美しさに圧倒されながらも、当時のひとの労働時間や環境を思うと、気が遠くなります。
もしこれが日本だったら、絶対触っちゃいけないようになってるんだろうな。
第三回廊へ
アンコールワットは、真上から見ると、
みたいになっていて、それぞれに高低差があります。第一から第二は知りませんが、第二から第三に上がるには13メートルあるらしく、
こんな階段を登っていくので、特に降りるとき、高所恐怖症のひとは無理かもしれないです。(これでも序の口勾配)
さきほど雨季の件を書きましたが、アンコールワットの第三回廊は、日によって入れないので、お気をつけて。「カンボジア 仏日 2017年」とかなんとか検索すればすぐに出てきます。
ちなみに、この第三回廊は、一度に100人以上登ることができないらしく、時間帯によっては結構並んで待つみたいです。我々は早朝から行っているので、敵無しかとおもいきや、開場が7時〜なので、結局待ちました。
第三回廊にあがると、こんな感じ。周囲に建物が無いのでどのくらい高いか全然わからないですね。
見晴らしが良いくらいで、上に何かあるってわけじゃないです。
アンコールワットのちょうど裏側。こちらは改修してなかったので、よいかんじです。
それにしても大きい。
おさるさんもいるよ。
第三回廊にも行き、比較的ゆっくりアンコールワットを見て、1時間半くらい。ベンメリアも1時間くらいと書きましたが、アンコールワットの方がはるかに広大です。しかし、足場がしっかりしているので回りやすく、ベンメリアのように(崩れてないし)景色がころころ変わるわけでもないので、そんなに時間はかからないと思います。我々のように朝日を見たり、第三回廊のオープン待ちをしたり、猿と一緒にはしゃいでいると3時間くらいはかかります。
トゥクトゥクのおっちゃんと待ち合わせ
さて、アンコールワットをぐるっと一周。ドライバーと待ち合わせの場所や時刻などを確認せずに別れたことを後悔する時間がやってきました。
さきほどの地図でいう、
ここに巨大な駐車場があり、何十台もの観光バス(でかい)、百台以上ののトゥクトゥクが、健気にわたしたちを待っています。我々のようにトゥクトゥクをチャーターしているひとは、たぶんここで待っていてくれるので、向こうから声がかからない限り、乗ってきたトゥクトゥクの色・ドライバーのおっちゃんの服装・顔など、かすかな記憶を頼りに探し出さなければいけません。
なので、
こんなかんじでおっちゃん込みで1枚写メっておくと便利です。
残念ながら、同じようなトゥクトゥクばっかりだし、おっちゃんは猛暑で着替えている可能性もありますが、撮っておかないより5万倍くらいマシです。だいたいおっちゃんは座席の上にハンモックが張れるようになっているので、そこで寝ているか、そのへんのドライバーたちとわいわいしています。
おそらく「あのへん」の遺跡を回るとき、ファースト遺跡になることの多いアンコールワットで、ドライバーと出会えないかもしれない、、という絶望を味わうことになりますが、なんとかなりました。
次回ご紹介するアンコールトムは、もっと広大な敷地の中に、いくつもの遺跡があるので、ドライバーから「ここで待ってるね」と地図なり、現地なりを見せられて指示があったので安心してください。無ければ、聞いてみてもいいかもしれませんが、おっちゃんは英語がしゃべれないことが多いです。
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念願のアンコールワット。やっぱりすごかったです。「すごかった」しか言うことのできない自分を今、殴っています。でも、本当にすごいです。
「何が」と聞かれると、具体的に挙げられないきがしますが、あの壮大さは他のものとはやはり違うと思います。全然伝わってないと思いますが、何度でも行きたい。
ベンメリアが一番すき、と前回いきなり書いてしまいましたが、アンコールワットはすき、というよりも、何度でも行きたい感がありました。何言ってるんだろうかわたしは。
思いのほか長くなってしまったので、アンコールトム、タ・プロームはまた次回。
【2015 タイ・カンボジア④】ベンメリア遺跡観光
2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第4弾です。
今回は、郊外遺跡の一つ、ベンメリアについて書きます。やっとこさ旅行ブログです。
必要のないもくじ
ベンメリアへ行こう
天空の城ラピュタのモデルになった?と言われている、ベンメリア遺跡。こちらは中心部ではなく、郊外にある遺跡です。
ベンメリア遺跡の行きかた
ベンメリアは、郊外にあるため、個人で行くひとは
- 乗り合いバン
- トゥクトゥク
- タクシー
いずれかの方法で行く必要があります。タクシーとトゥクトゥクにおいては、半日貸し切りで20ドル〜くらいが相場なようです。
我々は空港で乗車したタクシーの運転手が「これからこのままどこか遺跡行く?え?ベンメリア行くんだったら20ドルでどう?」と営業してきたので、そのまま乗って行きました。たぶん価格交渉の余地はあったのでしょうが、空港からベンメリアまでは60kmくらいあったのと、何となく信用できそうで控えめでいい人そうなドライバーだったので良しとします。イレギュラーな行きかたで、役にたてずすみません。
空港からの車内で営業に合わなかった場合、ホテルのフロントで「ベンメリアに行きたいんだけど、、」と言えば、おそらくそのホテルが用意しているツアーか、ホテルとタッグを組んでいるタクシー・トゥクトゥクを手配してくれると思います。それがいちばん安心な気がします。
ベンメリアまでは、中心部からタクシーで約1時間。トゥクトゥクだと1時間半くらいです。例によってものすごいスピードで走行します。舗装されていない道がほとんどなので、トゥクトゥクだと砂埃をものすごく吸うことになりそうです。トゥクトゥクで行きたいのに砂埃を吸いたくないひとは、マスクをするか、息の根を止めるかでもしておかないと口の中が運動会の閉会式みたいな感じになってノスタルジー。
途中、お昼ごはんを食べるために、食堂みたいなところに寄ってもらいましたが、たぶん観光客向けのレストランでした。可もなく、不可もなく。タイ料理と違ってカンボジアの「クメール料理」というのは、基本的に優しい味です。辛くないです。たぶん。
ここでは炒飯みたいなものを食べましたが、多かったな。
そのあと、ベンメリア遺跡のチケット売り場で一度タクシーから降ります。
タクシーの運転手が、我々のタクシー代から、ベンメリア遺跡の入場料(1人5USドル)を買ってくれました。ここには清潔なトイレがあり、ベンメリア遺跡にはトイレがないので、行きたくなくても、保険で行っておくことを全力で推奨します。
何故かチケット売り場からすこし行ったところにベンメリア遺跡はあります。もちろん入場ゲートなどないので、入口らへんでウロウロしているおっさんにチケットを見せます。うまく行けばスルーできるんじゃないだろうか、というくらいのセキュリティーの甘さです。写真集・扇子・絵はがきなどを売りさばこうとしているひとたちに声をかけられますが、すきにしてください。
ちなみに、遺跡前でタクシーを降りたら「ここで待ってるね〜」と所要時間や待ち合わせの時間も決めずにタクシーのおっちゃんは退散。「遺跡回って戻ってきたときに居なかったら◯す」と思っていましたが、居ました。それどころか、よく冷えたお水を買ってくれていました。おっちゃん疑ってごめんな。疑いたくないひとは、そこのところを確認しておくとよいかもしれませんが、今回出会ったカンボジア人はみんないいひとでした。
ベンメリア遺跡の回りかた
回りかた、なんて書きましたが、ベンメリアにはベンメリアしか無いので安心してください。ゆっくり見て、写真もあほほど撮って1時間前後が所要時間の目安です。
すこし歩くと、ガラガラと崩れた遺跡が目の前に現れます。アンコールワットと違い、遺跡発見当時のまま保存されているらしいです。世界遺産なのに、この崩れた部分も上を乗って歩いたりと、貴重な体験ができます。
現地の子供たちの恰好の遊び場になっていて、ジャングルジムを登るようにして遊んでいました。わたしは小さなころ、田舎で育ったので公園の山のなかに秘密基地を作って遊んでいましたが、圧倒的にスケールが違います。
ベンメリア遺跡は未だ全貌が明らかになっていない遺跡のひとつですが、周囲にはまだ地雷が残っていて、コースアウトすると危険ですのでやめてください。このベンメリア遺跡が崩壊した理由の一つも内戦と言われているらしいです。
写真を撮りまくっていると、どこからともなく青年風の青年が近寄ってきて、我々2人の写真を撮ってくれました。青年風はそのままガイドを続け、最終的にはナチュラルに我々から10ドルをせしめることに成功していたので、そういうのが悔しくてたまらない人は青年風に気をつけてください。子供がその役を担うことも多いようです。
彼らは総じて「違法ガイド」と呼ばれているらしいです。良きカモになりました。
↑青年風 ↑騙される我々
制服風の衣服に身を包んだ青年風は一般の青年風です。公式ガイドなんて居ないから気をつけろ!!!それにしてもリュックがだせえ
ベンメリアは、
こんな感じで、この森の部分をぐるっと回るもよし、崩れた遺跡の中に飛び込むのもよしなのですが、日本の美術館のように【順路→】とかかれた札があるわけで もなく、秩序を乱そうもんなら「お客様、、」と声をかけてくるひとが居るわけでもないので、本能の赴くままに回っていいのですが、何せ
こんな状態なので、初めて行くと「どうやって回ったらええねん」となります。他の観光客がたくさんいれば、ピクミンすればいいのですが、我々がお邪魔したときはけっこうガラガラだったので、お手上げでした。よって、青年風は「え?こんなとこ入ってっていいの!?」みたいなとこにも案内してくれたので、結果せしめられてよかったです。
カメラを預ければ、観光中の我々を撮影してくれる気の使いよう。
でも青年風は「ここが廊下だったところだよ」くらいしかこのベンメリアについては語ってくれなかったので、正式なガイドが欲しい人は正式なガイドを雇ってください。
森の中にある遺跡なので、アンコールワット周辺遺跡よりも空気が澄んでいます。
綺麗なレリーフたち。1000年くらいまえに作られたものとは思えません。
放置しておけば、こんなとこからも木って生えるものなの、、?
どえらいパワースポットや、、
青年風のガイド風はいろんなポーズを取れと囃し立ててきます。
青年風に乗れ、といわれて乗ったネイチャーブランコ。
まだアンコールワットを紹介していませんが、もうり、こちらのベンメリアが今回回った遺跡のなかで一番すきです。正直ラピュタをちゃんと見てないので 「はー、これがラピュタ?かぁー(???)」という感じでしたが、ラピュタのモデルになっていようがなかろうが、ベンメリアは素敵です。何より空気がおい しくて、静か。癒しを求めるアラサーにピッタリの遺跡です。
安全な道もあると思いますが、是非こちらには歩き慣れたスニーカーでおこしください。
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今回、お気に入りの遺跡だったので写真多めでお送りしましたことをお許しください。
次回はようやくアンコールワットに行きます。
【2015 タイ・カンボジア③】カンボジアに入国したい
2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第3弾です。
無事タイ・バンコクに到着したのも束の間、アンコールワットを拝むために、早朝の飛行機でカンボジアはシェムリアップへと向かいます。【ドンムアン空港→シェムリアップ国際空港】のご移動が気になるかたは是非ともご一読ください。あんまり役に立たないです。限りある時間を有効にご活用ください。
もくじ
タイ出国
入国してまだ半日も経っておりませんが、アンコールワットの最寄り空港【シェムリアップ国際空港】へ向けて出発です。
前日は、10:10ドンムアン空港発であること、Air Asiaなのでチェックインは早めにしなければいけないこと、バンコクの事情が全くわかっていないことから、ドンムアン空港直結のエアポートホテル、Amari Don Muang Airport Hotelに宿泊しました。なんてことない、ふつうのホテルです。強いて言うなら部屋数が多い。部屋は広い。ちょっと古い。
前回のブログにも書きましたが、ドンムアン空港からバンコク市内までは、軽く1時間くらいかかるので、我々のようなフライトを予定されているかたは、このホテルの利用が安全だとおもいます。
Air Asiaと言えば、以前北海道へ行ったときに成田から利用したのですが、予約も面倒だし(2013年時点)空港内ではめちゃめちゃ歩かされるし(2013年時点)帰りにどのくらい荷物が増えるのか分からないのに、予約時になんとなく容量を決めておかなければならないし(追加代金払えばなんとかなるけど高い;2013年時点)国内線なのに飲み物すら持ち込み禁止だし(2013年時点)、「うへー、こんなに制約多いならJAL乗ろ、働こ」と誓っておりましたが、その誓いは2年で敗れる結果となりました。
今はもっと便利になっているかもしれませんが、、しらん、、
というわけで、嫌々Air Asiaに搭乗。荷物もほぼ1日目で全く無いし(リュックひとつ)、ドンムアン空港はめちゃめちゃ狭くてターミナル内を延々と歩かされるわけでもなく、非常に快適でした。成田がでかいだけや。
カンボジア入国
1時間でカンボジアのシェムリアップ国際空港に到着。現地のタクシードライバーが「あれでも"国際空港"なんだよ〜笑っちゃうよね〜」と言っていたので、そんなこと全然思っていなかったのに笑ってしまいました。これでも”国際空港”です。
飛行機からは階段で降機、徒歩50歩くらいですぐに入国審査場です。外観からしても「ジャングルクルーズに並んでいるのかな?」という気持ちになってきますが、入国にはビザが必要な国です。取っておきましょう。
カンボジアのお金
カンボジアには「リエル」という独自の通貨がありますが、普通に観光するだけなら要りません。USドルが流通していて、わたしが思いつくことも不可能なくらいマイナーなところで取引をしたり、わたしが口にだすことも不可能なくらい怪しい物品を怪しい人から買うなどしなければ、100%USドルで賄うことができます。たぶん。
ちなみに1USドル≒3980リエルで、インフレが激し過ぎて財布が爆発しそうです。
公式に発行されている紙幣は20数種類あるらしく、頭脳も爆発しそうです。公式なのに20数種類って。やめとけよな。
たまにおつりがリエルで返ってくることがあるので、頑張って使ってください。基本的にカンボジアはチップ不要ですが、ホテルのチップとして使うのも有効かとおもいます。
ドルの話に戻りますが、セントは使えないので「あ!セント余っとるやんけ!集めれば3ドルくらいになるがな!」と持っていっても意味無いです。
タクシーの乗りかた
この国においても、タクシーには乗り方があります。シェムリアップ以外ではこの通りではありませんが、今回はアンコールワット周辺にしか用事がないので、アンコールワット周辺観光の際に必要なことだけ書きます。
なかなか珍しい感じですが、シェムリアップには、Airport Taxi Serviceカウンターがあり、ここのカウンターで、行き先を告げ、お金を払います。よって、タクシーの運転手と直接お金のやり取りをする必要がないので、とても安心安全です。
価格は、
小型バン 10ドル
タクシー 7ドル
トゥクトゥク 6ドル
モトドップ(バイク) 6ドル
で、早くもカンボジア感を味わいたいかたは、トゥクトゥクに乗りたくて仕方がないかもしれませんが、どうぞ、ここはこらえてタクシーに乗ってください。シェムリアップ空港からホテルのある地域までは15分くらいで到着しますが、めっちゃ飛ばします。タクシーでも「ひー」って思うくらいは飛ばすので、1ドルで命を買うことをもうりはおすすめします。
ここで諦めても、中心部で「もうええわ」ってくらいには、トゥクトゥクに乗れます。焦らないで、落ち着いて。
ちなみに、中心部から空港までは、タクシーで大体2ドル〜5ドルくらいで行けるらしく、無料送迎サービスをやっているホテルが多いとのことなので、ぜひそちらを利用してください。エアポートタクシーの「一律7ドル」は癪ですが、ぼったくられることもなく安心なので、その安心を買ったと思い込みましょう。
アンコールワットとは?
そもそも一体アンコールワットって何なんや。全くしりませんでしたが、調べていくうちに「アンコールワットはアンコール遺跡群の代表」ということがわかってきました。この「アンコール遺跡群」っていうのは、
アンコールの広大な400万ヘクタールのエリアに、112の村、13万の住民、森、水田、放牧地が広がり、
出典;「アンコール世界遺産エリア・ツーリストマネジメントプラン」
そこのエリアに大小合わせると600以上もの遺跡が点在しているらしいです。
600........日本では「アンコールワットアンコールワット」言うておりますが、アンコールワットっていうのは600分の1、600の遺跡の長なわけです。遺跡長
どうやら遺跡マニアの方が言う「1週間行っても足りひん」というのは本当のようです。
上記の引用部分でも書きましたが、アンコール遺跡群には人が住んでいます。どえらい普通に暮らしています。「住所;シェムリアップ郡 アンコール村 アンコールワット1丁目20番地」みたいな感じなのでしょうか。「今週土曜15時にアンコールワット正門前集合な!」みたいな感じなのでしょうか。すげえ。
画像:http://www.pitt.jp/cityinfo/angkor-planning.php
わたしの文才では、よく分からなかった方々も、上の画像を見れば一目瞭然。そういうことです。
まさか600在る遺跡を全部巡るわけにはいかないので、代表的なものをみなさま効率よく回っていらっしゃいます。
上の画像でいうと、アンコール遺跡群にあるバイヨン/アンコール・ワット/タ・プロームは言うならば【代々木公園の中にある代表的な遺跡】で、右上のバンテアイ・スレイは郊外の遺跡なので【井の頭公園】みたいな。ちょうど15km離れてるし。なんじゃこの例えは。わかりにくい。
中心部の遺跡群(代々木公園)と、郊外遺跡(井の頭公園アンドソーオン)があることが認識できれば大丈夫です。
今回の「激録!【2015 タイ・カンボジア】24時」シリーズでは、
あたりを、もうりの記憶の限り発掘していこうと思います。
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次回、ようやく一つ目の遺跡【ベンメリア】を観光します。