【2017 ロンドン・ベルギー⑨】ブルージュを観光したい
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第8弾です。
ロンドン・ベルギー編を2018年中に書きたいもうりです。(無理め)
さて、今回はベルギーの古都、ブルージュを巡ります。
画像)http://masayaxp.com/?eid=1327
でおなじみ、ブルージュでございます。
ブルージュって?
ブルージュは、運河が素敵な古都らしいです。友人が「わたくしのおばあちゃまが今まで行った海外旅行の中で一番良かったっておっしゃってるから行ってみたいワ」といっていたので、伺うことに致した次第だワ。
ブルージュはとても小さな街なのですが、街中に3つの世界遺産が登録されているらしく、そもそもその1つが「ブルージュ歴史地区」と、旧市街まるまる世界遺産なのですから、それはもうバリ世界遺産な感じやねん。知らんけど。
詳細な説明は大変面倒なため、興味のあるかたは以下URLを見てください。
https://www.visitflanders.com/ja/destinations/bruges/index.jsp
ブルージュはガイドブック等でよく「絵本に出てくるような街」と表現されており「こんな絵本読んだことないわ」、「そもそも絵本とか読んでへんわ」なんて関西の方々には申し訳ないのですが、人によっては絵本出てくるような街です。メルヘンな感じがお好み、水の都が好き、よくわからないけどちっちゃい昔ながらの街が好き、なんてかたは行くと楽しいかもしれません。
先述しましたが、とてもコンパクトな街なので、1日あれば十分回れるかと思います。ブリュッセルから日帰りで行けないかな、なんて短時間トラベラーも、半日観光も可能かと思うので、きになるかたは頑張ってみてください。
※ブルージュは、「ブルージュ」「ブリュージュ」「ブレッへ」「ブルッへ」等、多くの読み方が散見できますが、荷物は盗られるでは「ブルージュ」で統一します。
ブルージュの町並み
ブルージュで何かアクティビティを、という欲求はすべてねじ伏せてください。ここは街中を散歩することが一番の楽しみであり、唯一の楽しみであるといえます。
ベルギーといえばビールは美味しいしご飯も美味しいので、それらを楽しむための十分な施設は存在しますし、おそらくどのお店に入っても(ロンドンより安く)美味しいと思いますが、忘れてはならないのが、ブルージュは街の散策が一番のアクティビティです、ということです。
このような運河が街全体を巡っています。そのため、いくつもの小さな橋が存在し、大きな道路はあまりないため、街中の主な交通機関は馬車です。といっても、あまり馬車乗ることはありないので馬アレルギーのかたも安心してください。
街中に電車やメトロは走っていないため、中長距離の移動はタクシーかバス、ということになります。ブルージュの駅前はかなり過疎化が進んでおり、おそらく皆様がご宿泊されるであろう施設は旧市街にあるため、電車でブルージュの駅に到着してから、ホテルまではタクシーで移動することになります。
「直線距離にしたら2kmくらいだし大丈夫大丈夫!全然歩ける!」なんてかた、今しがた持っていくであろう鞄を見直してください。街中は10割を超える勢いで石畳なので、ガラガラしているあいだに右腕か左腕が取れます。バス乗り場から近いホテルを選ぶ・おとなしくタクシーに乗る・びっくりするくらい腕を鍛え上げる、いずれの3点の中から選択することをおすすめします。
マルクト広場、という中央広場。この鐘楼は世界遺産のようです。
ベルギーinしてもずっと曇天。
いま流行りのInstagram的なフィルターをかけるとそれっぽくなります。映え。
運河クルーズ
街の散策だけが唯一のアクティビティと書いてしまいましたが、運河の観光都市。やはりクルーズで資金を得ようとしており、こちらもこの街のアクティビティといえます(高評価)。街の何箇所かに乗り場があり、どこから乗っても8ユーロ。お値打ちです。
ベルギーといえば、国内の公用語が【フランス語・ドイツ語・オランダ語】と、そこまで大きくない国のなかで3ヶ国語も話されています。州をまたぐといきなり言語が変わっている、大変な国です(それゆえに英語を話せるひとも多々。あんしん。、、あんしん?)。そのため、ボートの運転手は、ボードを操縦しながら「英語でガイドしてほしいひと~!フランス語でしてほしいひと~!ドイツ語でしてほしいひと~!オランダ語、、は無理なんでごめ~ん!」みたいな感じでアンケートをとり、ボートに乗り合わせたひとのおおよその希望言語でガイドをしてくれます。
運河沿いには「白鳥とは、、」というレベルで白鳥が群れまくっており、わたしがいままで抱いていた白鳥の優雅さが一気に崩壊しました。白鳥はただの白いでかい鳥です。
ブルージュのグルメ(と酒)
我々も1泊しかしておらず、滞在時間も15時間程度。満足に街中で食事をしていないため、紹介できるのが1軒しかなく申し訳ありませんが、大変美味しかったのでご紹介します。
Quatre Mains
ベルギー料理のレストランです。マルクト広場からも離れておらず、便利な場所に位置しています。激安ではありませんが、こじんまりとして落ち着いていて、センスもとてもよく、もちろんごはんもめちゃうまなのでおすすめです。
ポテトのフライ。当たり前のように美味しい。
これは何だったか覚えていませんが、べらぼうにおいしかったです。
突然食べ物ではない写真で失礼します。実はクルーズ中に大雨に降られ、傘も合羽も持ち合わせていなかった我々はびっちゃびちゃになってしまいました。の図です。天気が良くても突然の降雨に見舞われることもあるので、天気予報は要チェック、心配性なかたは折り畳み傘を屋根のついていないクルーズ持っていってください。
何が申したいのか、というと、画面左にうつあたたかい紅茶をオーダーしたら、南部鉄器の急須で出てきました。ということです。日本のものがこんな感じで使われていると嬉しくなりますよね、という余談でした。ありがとうございます。南部鉄器の急須ほしい。だれか。
Quatre Mains
't Brugs Beertje
テ ブレッへ ベールティエ、と読むらしいですが、覚えなくてももちろん大丈夫です。
こちらは、ベルギービールの聖地として知られているらしく、「ビール好きでブルージュを訪れるのに、't Brugs Beertjeに訪れないやつはニワカ」と呼ばれているくらいだそうです。ラガーペールエールヴァイツェンくらいしか知らないニワカど真ん中のアラサーですが、ビールには目が無いので、疲れ果てて早々に眠りについてしまった友人をホテルに残し、ボッチビールしてきました。
お店はちょっと横道に入ったところ。小さな看板が出ているので、それを頼りに。
ちなみに、ロンドンでは「パブ」と言っておりましたが、ベルギーではこのおみせのようにビールを楽しむ飲食店のことを「ビアカフェ」というみたいです。
約300種類のビールが揃う店内。お店のひとによると、「ビールの数だけグラスがある」という徹底振り。ビールは嗜好品。かなりのこだわりを感じます。
全然詳しくないので、なんだか詳しそうなかたのブログ貼っときます、、
https://ameblo.jp/la-luna-sarah/entry-12292645513.html
(写真もとてもきれい)
とにかく聖地でベルギービールを飲んでみたいけど、何がいいか全然わかんないよ、、っ!というアラサーは、店員さんにゆだねてください。仮にあんまり舌に合わないものが来ても、それもまた一興。旅の醍醐味だとおもって、素敵な空間を楽しんでください。
't Brugs Beertje
Kemelstraat 5, 8000 Brugge, Belgium水曜定休
日-木曜)16:00-24:00
金/土曜)16:00-25:00
ちなみにガチガチのガチでビールすきなかたは、飲み比べのできる博物館もあるみたいなので、そちらもお時間あればいかがでしょう。
あとは、敬愛するCREAの記事をば、、
ビール醸造所ときましたか。それは大変きになりますな。。
深夜ブルージュ徘徊
さて、ほろ酔い気分で夜のブルージュを散歩します。
とても治安がよいので、プラプラ歩いていても安全です(と思ってる)。
昼はたくさんの人でにぎわう目抜き通りも、夜になるとぜんぜんひとがいない。
WELKOM!かわいい!
謎アートだけど街に合ってる気がします。
こういう路地、いいですよなぁ、、
昼間はにぎわうところに人っ子ひとりいない、っていう感じがすき。
ブルージュのナイトスポット。こんな風貌なのに5年前くらいのヒットチャートをにぎわせていたようなEDMがお店の外にもガンガン響き渡る。
洗濯やさんかしらね。かわいいわね。
バス停、
気付いたら運河の街なのに、まったく水路に近づいていませんでした。こういう小道がすきなんでしょうね、きっと。
ブルージュ、ほぼ前情報無く行きましたが、ブリュッセルとは全く違う、小さな観光都市です。こういう風情ある散歩道がだいすきなかた、ボートのりたいかた、ビールの聖地に行きたいかた、ブリュッセルだけの予定だったけど、突如どっか日帰りでいきたくなっちゃったかた、ぜひブルージュへ。
つづきます。
【2017 ロンドン・ベルギー⑧】ロンドンからベルギーに電車で移動したい
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第8弾です。
毎度お世話になっております、もうりです。
今回はタイトルでもお伝えしました通り、ロンドンからベルギーに列車で移動する方法について書きます。どこに需要があるのか皆目見当もつきませんが、体験したことを忠実に書いていくことを目標としている本ブログ、今回もその指針に沿って投稿する次第でございます。ピーという発信音の後に、興味のあるかたは1を、それ以外のかたは2を押してください。
もくじ
ロンドンから他国へ移動したい
今回は全7泊10日という比較的長期間な旅行であり、なおかつそのすべての日数をロンドンに充てるには、あまりにも物価が高く、あまりにもご飯がまずすぎたため、周辺国へと足を伸ばすこととなりました。
ロンドンからはLCCやユーロスターを筆頭に、他のヨーロッパ諸国へ容易かつ安価に行くことができます。搭乗日のどれくらい前に予約するかが問題ですが、預け入れの荷物がなければ、おそらく大体飛行機のほうが安いことが多いです。
ロンドンから列車で他国へ移動したい(レイルヨーロッパ編)
今回、我々は飛行機ではなく、鉄道で移動することにしました。理由としては、
・空港遠い、空港までの電車賃が高い
・航空券、預入荷物の追加金額、空港までの電車賃など、総額で計算した場合、価格が飛行機>電車だった
以上、3点となります。よろしくご査収ください。
結果として、ユーロトンネルに関しては、トンネルに入ってからはずっと真っ暗であり、特段楽しくない上に耳がワァーンってなるので楽しくはないのですが、トンネルを除けば列車の旅は非常に楽しかったです。
余談ですが、チケットに移りこんでいるのは、ロンドンで購入した「LEMSIP」というポピュラーな風邪薬です。後味が最強に悪く、飲む前よりも体調を崩す可能性が非常に高いアクマのような風邪薬です。現地で風邪をひいても大丈夫なように、風邪薬は持って行きましょう。そして、万が一現地で風邪をひいてもLEMSIPはオススメしません。
さてはて、今回は日本語でユーロスターなどの鉄道チケットが手配できる、レイルヨーロッパというサイトで、鉄道のチケットを手配しました。いろいろ比較検討したところ、こちらが最安値だったからです。
通常であれば、ユーロスター公式での予約が、簡単かつ結構お得なので、これがおすすめですが、日本語訳がないので、英語だいきらい勢は注意が必要です(なんとなくやれば合ってるので大丈夫だと思います)。
その点、レイルヨーロッパは、日本語でおkなので、Englishが不得意なアラサー大和撫子に最適です。駄菓子菓子。その日本語が非常に難しい。何ゆえこんなにも難易度の高い日本語を使うのか。保険の契約書などを読解している気分になるので、容易な英語が使われているユーロスター公式を激しくお勧めします。
1、日本語が激ムズ
2、紙のチケット(郵送)オンリー
3、チケットの到着が遅めなので、出発直前の予約は必然的に無理
4、何かあったら対応してくれるデスクの営業時間が短い
5、何かあったら対応してくれるデスクにあんまり連絡するなという旨のお手紙が届く
6、手数料が鬼高い
7、基本的にキャンセルNG
8、むずかしい
9、むずかしい
10、全体的にむずかしい
(※個人の見解な上に、2017年当時の情報なので、もしかしたら改善されているかもしれません。)
こんな苦労を経験するのだから、英語をperfectに勉強したいと思う気持ちは年々強くなるばかりですが、年々おつむがよわくなっているのでえいごをべんきょうするのはたいへんです。
マックスビスタというサイトが安いという情報を入手しました(運営はHISなので安心はできそうです)が、利用していないので、気になるかたはぜひチェックしてみてください。
St.Pancras Stationのファシリティ
ロンドンのユーロスター発着駅であるSt.Pancras駅ですが、ヨーロッパ各国と結ぶハブ駅ということもあり、お店などもそこそこ充実しています。
充実していないのは、エスカレーターやエレベーターといった設備。特に、最寄であるKings Cross駅まで地下鉄でお越しのかたはぜひともご注意あそばせ。
我々はロンドンを出発する頃には既にスーツケースが20kgを超えるという不幸に見舞われていたため、大変な荷物を持って階段を登らなくてはいけない状況と相成ってしまいました。かといって、ショッピングを目的にロンドンへ行くかたも多いでしょうから、わたくしから「買いすぎに注意」などとセンスのない発言をするつもりは毛頭ございません。ぜひ腕力をつけてからロンドンしてください。もうりは「この駅まではタクる」というソリューションをご提案いたします。
St.Pancrasにあるもの
9と3/4番線のホーム(※隣接のKings Crossにあります)
画像)https://www.kingscross.co.uk/harry-potters-platform-9-34
アレですね。ハリーポッターのやつ。しょっぱなからSt.Pancrasに無いじゃないかという苦情は真正面から受け止める気持ちでいます。
クローク
電車の時間まではちょっと時間があるので【荷物を一度駅周辺に預けて、その時間に大英博物館(近いです)に行きたいなぁ】というプランを組みたいかた、朗報です。
時間区切りな上にそこそこの金額がしますが、Kings Cross駅にクロークがあるので、チェックしてみてください。
あとは、
アパレル/レストラン/バー/スーパー(waitrose)/キオスク(出国後もあります)/カフェ/などなど。(公式サイト)
とにかく、簡易的なショッピングモールが駅と直結していると言っても過言ではない程度のお店があるので、「駅行く前にいろいろ飼わなきゃ!」と焦る必要はありません。
お紅茶のFortnum & Masonもあるので「あ、紅茶のお土産足りないかも!」というかたも安心です。ちなみに「紅茶のお土産足りないかも!」というかた。たぶん足りてるのでもう一度スーツケースの中を思い出してください。茶葉本来の風味は5年も持ちません。
ユーロスターの車内で駅弁的なものを食べたいかたは、waitroseでの購入がおすすめです。市内のwaitroseは完全なるスーパーですが、こちらのwaitroseはお惣菜を中心としたラインナップ、かつヘルシー、かつイギリスめしにしてはそこまでまずくないのでオススメです。値段は高いです。Instagramにはちょっと映えそうです。
ちなみに、今回は市内中心部から離れていることと、価格が高価であることから惜しくも宿泊できませんでしたが、St.Pancras直結のホテル、St. Pancras Renaissance Hotelも非常に気になっているので、誰か泊まって感想を教えるか、宿泊費相当の金額をもうりまで送ってください。よろしくおねがいします。
財力がもうりとニアリーイコールのかた、ちょっと頑張ればここのホテル併設のレストラン・バーには入れそうなので、ちょっと頑張ってみてください。
駅直結ですが、たしか駅を改築したレストランです。どういうこっちゃ分かりませんがかっちょいいのでいいのです。
ロンドンには上の写真のようなレンガ造りの建物があって、イギリスらしい重厚な感じがとてもよく表現されているというか、とにかく「イギリス来てる~!」という気分を味わえる空間がたくさんあり、こういう空間がすきなひとにはとてもオススメできる旅行地です。こういう重厚感がすきじゃないかたは、なんだか古臭くて、堅苦しくて、ごはんも空気もまずいし、天気はいまひとつ。物価は高いし、とくに魅力を感じないかもしれません。
それでもロンドンは、ひとがとてもやさしく、お花がそこらじゅうにあり、ビールがおいしく、音楽がよく、町並みもインテリアもとてもすばらしいです。すきなひとはすきで、それでいいというスタンスもすきです。もうりは/ロンドンが/すきです。
すき、という気持ちを十分に表現した上で、そろそろベルギーへと出発したいと思います。
St,Pancrasから出国したい
鉄道といえど、国境を越えるので、出国審査が必要です。(まだ離脱していないしEU内だからいらないのでは?と思っていましたが要りました。一概に必要な模様です。)
もちろんセキュリティチェックもありますので、出発時刻の1時間前には駅にできているようにすると安心です。
とにかくこういうお堅い、かつ、信用度の低い弊ブログを鵜呑みにするのは怖いので、ぜひこんな感じの素敵な記事をご参照くださいませ。
これだよ。わたしはこういう記事が書きたいんだよ。
St.Pancrasで免税手続き?
ロンドンからどこか他国に列車で移動する場合、St.Pancrasで免税手続きをしなくてはいけないのでは、という疑問が生まれますが、イギリスが現時点ではまだヨーロッパ連合に加盟している状態では(2018,10)、【旅程最後のEU加盟国】でまとめて手続きすればよいそうです。今回は【ロンドン→ベルギー】となるので、ベルギーで免税手続きをします。
ちなみに、ロンドンのSt.PancrasにTax Refundカウンターは無く、必ず空港(ヒースローまたはガトウィック)で行う必要がある模様です。何かしらややこしい方は事前に調べたほうがよさそうです。
日本の新幹線ほどではありませんが、皆さん自由に飲食されているので、鉄道旅行のお供はぜひとも用意したいところでございます。
ベルギー入国
さて、列車はベルギーに入国し、到着駅で入国審査が必要かと思うところではございますが、なんとロンドンでベルギーの入国審査も終了している模様。何の気兼ねも無く、電車を降りてそのまま街に繰り出すことができます。
ロンドンSt.Pancrasからベルギーの首都であるブリュッセル、その中央駅であるブリュッセル中央駅(Gare de Bruxelles-Central)までは4時間ちょい。ロンドンとブリュッセルの時差はー1時間なので、4時間かけてるけれど、3時間くらいで到着してる気分になれます。
今回は、ブリュッセルをそのまま通過し、ブルージュという観光都市に行くので、ブリュッセル中央駅ではなく、ブリュッセル南駅、Gare de Bruxelles-Midi(もしくはBrussel-Zuid)で乗り換えます。
ベルギーに入ってからは英語表記よりもフランス語、もしくはオランダ語表記が目立つので「ミ、ミミmidi?ズズズズズzuid!?!?」と混乱しないために、なんとなくスペルはチェックしておくと安心かもしれません。
ズイド。強そう。
ベルギー国内の鉄道チケット
今回は面倒だったので、レイルヨーロッパで一括購入しましたが、ベルギー国内においては「何日前に買ったからおトク!」とかそういったオファーがないので、現地で買っても同じ値段です。
むしろ、土日に電車にのる可能性がある場合、運賃が50%OFFになるWeekend Ticketなるものや、25歳以下なら、ベルギー国内のどの駅へも6.4ユーロで行くことができるGo Pass Ticket(みんなで分けっこできる10枚つづりなら1枚あたり5.2ユーロ)、65歳以上が6.4ユーロで利用できるSenior Ticket、などなどおトクなチケットがあるようなので、どちらかに該当するかたは、現地での購入をオススメします。
ブルージュ到着
日本・英語では「ブルージュ」ですが、オランダ語では「ブルッへ」、フランス語では「ブリュージュ」です。なにかしらその辺の言葉が聞こえたら、もしくは【BRUGGE】の文字が見えたら下車してください。
そんなこんなで、ブルージュに到着。
こんなにもカンタンに、ヨーロッパ初の列車越境のタスクをクリアすることに成功しました。
いろいろ面倒は多いかもしれませんが、英語偏差値12(≒測定不可)のもうりでも乗り越えられる難易度ですので、ぜひともチャレンジしてみてください。
みんな何かしら助けてくれるので大丈夫!
第8回にして、ようやくベルギーに到着。次回は、いよいよ美食の国、ベルギーについて書きます。いつになることやら。
【2017 ロンドン・ベルギー⑦】ロンドンのマーケットをめぐりたい
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第7弾です。
9月も終わりますね。すっかり秋空になってきました今日この頃、遅筆すぎて1年以上前の旅行記を書いております、もうりです。
確認できる部分においてはきちんと現存しているものだけを書くので、行って「こんなもん無かったわ」とならないよう気をつけますが「こんなもん無かったわ」になってしまった場合、ごめんなさい。
さて今回は、ロンドンのいたる地域で開催されているマーケットをめぐります。マーケットってなんじゃらほい、って感じですが、なんか屋台村、って感じのとこです。お土産やさんだったり、屋台飯が食べられるとこだったり、ハンドメイドのものが売っていたり、なんでもありのロンドンのマーケット。散歩しているだけで楽しかったりするので、ご興味あるかた、しばしおつきあいのほどよろしくお願いいたします。
もくじ
ロンドンのマーケット
なぜか弊社には、生粋のロンドン人・ロンドンに留学していたシンガポール人・ロンドン近郊に留学していた中国人が在籍していたりしており、ロンドンの情報収集には事欠きません。その中のシンガポール人に「Borough Marketだけはゼタイ行テネー!」とゴリ押しされたので行てきました。
調べてみれば、ノッティングヒルの恋人のロケ地としても有名なPortobello Market、ロンドンいちのフードマーケットとして名高いBorough Marketなど、各地で様々な特色を持つマーケットが開催されているよう。色々つまみ食いができると思い、いくつか回ってみることにしました。
わたしの情報じゃ足りないので、よろしければ上リンクご参照ください。
Borough Market
シンガーポール人絶賛のフードマーケット。Wikiによると、国内最大規模にして1000年の歴史を持つ市場らしいです。ほんまかいな。
イギリス国内最大規模の食品市場であり、2014年には開設から1000年を迎えた。20世紀中頃までは主に卸売市場として発展したが、現在では主に観光客や市民向けの小売市場として知られている。
我々が旅行する一ヶ月ほど前に、ここのマーケットや付近にあるLondon Bridgeでワゴン車が暴走するテロがあり、爪痕が心配でしたが、あんまりに普通に営業されていたので、逆に少々不気味に感じ候。負けないぜ。
こちらのバラ・マーケットですが、観光中心部から非常にアクセスがよく「せっかくだし1つくらいはマーケットに行ってみようか」なんて軽い気持ちで手を染めやすい、最大規模にして初心者にやさしいマーケットだと思います。
写真にはGREEN MARKETと書かれていますが、Borought Marketの一部です。いくつかのゾーンに分かれていて、食品を売っている市場のようなゾーン、屋台飯ゾーン、レストラン、みたいなかんじで、イギリス国内最大規模の食品市場というのも納得の広さです(築地を想像していくと相当コンパクトなので、過度の期待は禁物)。
魚や野菜も売ってりゃ、おしゃれな塩とかおしゃれな油とかも売っているので、お料理がすきなひとへのお土産探しもできそうです。
ここのマーケットでもめげずにFish and Chipsを頬張るアラサー。なんだかFish and Chipsの大会で1位になったということもあり、観光客・ビジネスマンが列を作っていました。
でかい。我々はテイクアウトしましたが、きちんとしたレストランがあり、その付属としてFish and Chips屋台が出てる、という感じです。到底一人では食べきれないので、二人でシェアしてください。二人でももうイモいらなイモん、、、ってなります。
ここが Fish and Chipsの大会で1位か。確かに美味しいけど、これで1位と言うことであれば、わたしは金輪際Fish and Chipsで感動することはなさそうだ。それでいいのかFish and Chips協会!
しつこいですが、この近辺には歴史的遺産として保護されているThe George Innというすばらしいパブがあるので、お時間のあるかたは是非。
ロンドンの金融街「Bank」からも離れていないので、平日はパリッとスーツを着こなすビジネスマンがランチする風景が見られる素敵なスポットであります。
Old Spitalfields Market
中心街からはちょっと離れたマーケットです。
ここはなんだかしゃれています。おそらくメインはアンティークとか、ハンドメイド系の雑貨を売っているマーケットですが、おいしい屋台もたくさんあるので、平日のランチタイムには近隣のビジネスマンたちでごったがえしています。
有名なFish and chipsのお店、poppie'sもマーケットの中にあるので、「食べてみたいけどフィッシュアンドチップスのためだけにわざわざ店舗まで赴くのメンドくせーな」ってかたにもおすすめです。
Fish and chipsばっかり食べてる。
16 Horner Square,Spitalfields
月-水曜:10:00-17:00
木曜:9:00-17:00
金曜:10:00-16:00
土曜:11:00-17:00
日曜:9:00-17:00
Shoreditch
Old Spitalfields Marketの周辺にはShoreditchという街が広がっており、
いわゆる若者が集まる街で、お洒落なセレクトショップ、カフェがあり、夜はパブやクラブを目当てにした人々が集まります。
らしいです。案の定下調べが足りず「ほんまか?」と思うくらい街は閑散としておりましたが、おそらくBshopなんかに足を運ぶおしゃれさんたちはご存知、Labour and Waitなんかも、このエリアにあります。
Labour and Wait
Labour and Wait
85 Redchurch St, London E2 7DJ月曜定休
火-金曜:11:00-18:30
土-日曜:11:00-18:00
日本のBshopに売っているものも値段もそんなに変わらないので、わざわざ行かなくて大丈夫です。Bshopさんはちゃんと我々がほしいものをセレクトショップの中からセレクトしてセレクトショップしてくれています。安心してください。
と、思ったら千駄ヶ谷にできていたんですね。迷わずこっちいってください。
LABOUR AND WAIT 日本初の直営店がオープン!! | NEWS | Bshop inc.(ビショップ)
Rough Trade
かつてSmithなどの伝説のバンドが在籍していたレーベル。現在もStrokesやMystery Jetsもこのレーベルに属しており、そのへんの音楽がすきなひとは「オリジナルグッズほしぃ、、」となるレーベルが営業するレコードショップです。
このときPhoenixがTi Amoというだめだめな新譜(※個人の見解です)を出しており、店内はTi Amo一色でしたが、どこにCDが売られているかまったく分からない謎陳列で惨敗して帰ってきました。
UK感やばい。
Rough Trade East
月-木)9:00-21:00
金)9:00-20:00、土)10:00-20:00、日)11:00-19:00
Portobello Road Market
Notting Hillというエリアにあるマーケットです。曇天。
ノッティングヒルの恋人という映画のロケ地としても有名です。見た気がするのですが、おヒューが出ていたこと以外覚えていない。
こちらのマーケットは、イギリスで最大級のアンティークマーケットとして名を馳せていたそうですが、わたしが行ったときは「アンティークのお店がすこし、あとはお土産やさん」が主たる商品でした。アンティークにそこまで興味がなければわざわざ時間を割いていく必要もなく(※個人の見解です)、ピカデリーサーカスあたりでも購入可能なロンドンのお土産、あとは the Notting Hill Shopping bagというトートバッグが欲しければ行けばいいんじゃない?って感じです。
notting hill shopping bag - Bild från Notting Hill, London - TripAdvisor
こいつです。
もっとも盛り上がるのが土曜、という話も聞いたり聞かなかったりなので、ちょっとでも興味があれば検索してみてください。
Lisboa Patisserie
マーケットからすこし歩きますが、どうしてもおいしいエッグタルトが食べたかったので、ノッティングヒルエリアのこちらのパンやさんにいきました。
なんの洒落っ気もありません、おそらくほんとうのポルトガル人がやっているのでしょう、ポルトで見かけたような店構えとまったく同じ、値段も非常に安価で落ち着くお店です。カフェ、というよりほぼイーインスペースといったような表現が合うお店ですので、くつろぎたいという目的で行かないでください。
ただし、エッグタルトは絶品です。
ひゃー、おいしい。
57 Golborne Rd, London
無休 7:00-19:00
Camden Market
行っていないのですが、例のシンガポール人に勧められたCamden market。日曜が一番盛り上がるようですが、毎日開催されており、ヴィンテージがすきなひとには楽しそうです。
うわ、、なんだか魅力的な古着屋さんがたくさんある、、(上のリンク参照)
帰国後アナザースカイでこのへんの古着屋さん巡っているのが放送されていて悔しかったです。だれか恨みをはらし、、て、、
あと、気になっていたのが、World's Endというパブ。
画像:https://i.pinimg.com/originals/b8/e1/c/b8e1c0f56272fb56634c40005f967fc7.jpg
World's Endて、、幾多もの中二病患者がこぞって集いそうな最高のパブじゃないですか、、こんなところで同じ病状の患者たちとビールを飲むのはさぞ楽しいんだろうな、、
Camden TownにはAmy Winehouseの銅像があるらしいのですが、ぜんぜん似てないので載せません。
もっといろんな曲を聴きたかったぜエイミちゃんよ、、
さて、今回は巡ったのか巡ってないのかわかりませんが、マーケットをご紹介いたしました。いや、これではできていないので頼る。
100以上あると言われるロンドンのマーケット、このサイトが一番素敵に纏められているような気がしたので、ご紹介しておきます。食・雑貨・服飾などのカテゴリーに分かれていて分かりやすいです。
というわけで、あまり「何か掘り出し物があればいいな!」「べらぼうにおいしいB級グルメがあるかも!」なんて過度な期待はせずに、のんびりマーケットをたのしく散歩してきてください。されば救われん。
つづきます。
【2017 ロンドン・ベルギー⑥】ロンドンでアフタヌーンティーをしたい
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第6弾です。
またしても周囲から「いつまで美術館巡ってんだ」と叱咤頂戴致しましたので筆を執る次第でございます。亀さんもびっくりの更新速度でごめんなさい。怠け者のウサギにも負けそう。ベルギーにはいつ入国できるのか。
さて、今回はロンドンのアフタヌーンティーについて書きます。イギリスのあまいもんと言えばスコーンが有名ですので、そちらについても少々。ご興味あるかた、しばしおつきあいくださいませ。
もくじ
ロンドンでアフタヌーンティー
イギリス発祥のアフタヌーンティー。我々は昼夜労働に追われた傷だらけの心身を癒すために何度か日本でのアフタヌーンティーを経験しておりましたが、せっかく発祥の地に行くので、ということでロンドンでもアフタヌーンティーすることにしました。
ロンドンのアフターヌーンティーといえば、泣く子も黙るリッツホテル、日本の天皇もロンドン滞在時に選ぶと言われているClaridge's、あとはSavoyなどのホテルでのアフタヌーンティーが有名らしいですが、高級ホテルの他にも街中のカフェなど、様々なところで体験することができます。
カフェだと、ホテルのアフタヌーンティーよりもお値打ちだし、個性もあって楽しそうです。
The Goring Hotelでアフタヌーンティー
今回我々は「一生に一度のロンドンかもしれないし」と、5つ星ホテルでのアフタヌーンティーを決意致しました。
The Goring Hotelという、わたくしも聞いたことも見たこともないホテルの名前でしたが、ウィリアム王子の嫁、キャサリン妃が結婚式前夜に宿泊していたホテルとして有名らしいです。
2011年4月、キャサリン妃はウィリアム英王子とのロイヤルウエディングの前夜、一般人としての最後の夜を“ザ・ゴーリング”で家族とともに、ホテル最上階のスイートルーム「The Royal Suite」に滞在して準備を整えていた。
引用元;小原康裕の「世界のリーディングホテル」VOL145 ザ・ゴーリング | ホテル・レストラン・ウエディング業界ニュース | 週刊ホテルレストラン HOTERESONLINE
リンク先、とてもゴージャスなホテルの部屋内部写真もあるので、是非ともご覧ください。ざっと調べただけですが、一番安い部屋で1泊5万くらいらしいです。びえー。
乾杯用のシャンパンなど付いていない一番シンプルなメニューで、£49。そこにサービス料など足されて1人£55でした。(当時;2017年7月のレート151円で)8,322円。日本だったらシャンパン付いてもこんなにしないところが多いのに。恐ろしいぜ。
さて、そんな恐ろしい価格でお送りしているThe Goringですが、サービスはとってもフレンドリーで肩肘張らずに楽しめますので安心してください。安心できないのはお財布の中身だけです。
もちろん紅茶やコーヒーなどの飲み物はおかわり自由です。お腹がたぷんたぷんになるまで飲んできてください。
ただ、ティーポットはやかんを彷彿とさせる大きさです。たぶん飲みきらなくても茶葉は変えてくれると思いますが、なかなか言い出しにくいですよね、、
基本はホテルのかたが注いでくれますが、自分で注ごうと持ってみるととんでもなく熱かったので、セルフポアーは気をつけてください。
ぜんぶ黄色で統一されたティーセットがかわいい。
決して広いとはいえないティールームに、様々なソファやテーブルが並んでいるのですが、とてもセンスがよくて窮屈さを全く感じません。
窓の外に見える緑が非常に良い感じ、、
最初に出てきたのは、グリンピース(たぶん)のムースにサーモンが乗ったもの。これ、一番美味しかったです。
しばらくすると例のスタンドに乗ってやってきます。
上段はケーキ。
色がヤバいですが、見た目ほどパンチのある味ではありません。むしろ優しさがあり美味しいです。甘いので紅茶に大変良く合います。
中段はスコーン。やっぱりイギリスはスコーンの国です。大変美味しい。プレーンとレーズンの2種類です。クロテッドクリーム、ジャムをつけて食べると昇天。
下段はサンドウィッチですたしかチキン・キュウリ・タマゴ・ハムのシンプルなサンドウィッチです。一流ホテルですが、まあこんなもんか、って感じです。たしかサンドウィッチはおかわりができるよ、って言っていた気がします。絶対無理だけど、、
改めて見るとものすごい小麦の消費量です。ダイエッター鬼門のアフタヌーンティー。大変優雅な気持ちになれますので、摂取した分を歩きまくって消費できる旅行中に経験するのはおすすめです。夜ごはんが食べられなくなるので、ディナーに重きを置いている旅行者は注意が必要です。
The Goringは、暖かい季節の晴れた日には、お庭でもアフタヌーンティーをすることができます。
優雅度は完全に屋内に軍配が上がりまくって仕方がないのですが、よく手入れされた芝を見ながらアフタヌーンティーを楽しむのも乙オブ乙な感じがします。
我々も席に案内されるときに「是非お庭でアフタヌーンティーがしたいのですが」とリクエストしましたが、天気が怪しかったのと、ちょっと肌寒いっぽかったので「屋内のほうがリラックスできてオススメですよ、いつでもお庭は案内できるので、すきなタイミングで散歩してください」と言われました。ナイスな提案で助かりました。
ちなみに、写真は邪悪な感じがしますが、もっと緑がイキイキしていてキレイだったので安心してください。技術が、、すみません。
お庭ではマダムがロンリーティーをしていました。かっこいいな、、これからもおちんぎんをもらうためにおしごとをがんばろう。
さて、もし我々と同じような行程でベルギーを訪れる方には是非とも覚えておいて頂きたいのですが、甘いものを食べるならば、ロンドンは諦めて是非ベルギーに期待してください。コスパも良く、とんでもなく美味しいスウィィーーツたちで溢れています。あたりまえのようにチョコレートはうまくて期待を裏切らないし、ベルギーワッフルは想像してたよりとんでもなくうまい。日本のマネケンで買うワッフルより美味しいワッフルの2倍くらいの大きさのワッフルが街中で1ユーロで売られているので、期待してください。いつか書きます。
こちらの公式サイトから予約できますので、The Goringでアフタヌーンをティーしたいかたはどうぞ。(英語ですがかんたんです)
The Goring Hotel
15 Beeston Pl, Westminster, London
ロンドンでスコーン
ロンドンで口にしたもので美味しかったのは、ビール・フィッシュアンドチップス・スコーンです。その他はなんといっても「飯がマズい」と言われる国だけあって、マズくはないのですが、(お金をそんなに払っていないせいかもしれませんが)大したことありません。
その中でも大変美味しく、「この味はロンドンでしか食べられないのでは、、」とおもったのが、後述するMuffin Manのスコーンだったので、ご紹介します。
The Muffin Manでスコーン
住宅街にある、地元のひとからも愛されている喫茶店、という感じのおみせです。カフェっていうか、喫茶店ていうか、、何て言うのかわかりませんが、こじんまりしていて良い感じです。
サンドウィッチも3ポンド台からあるし、マフィンやケーキ、焼き菓子なんかもホームメイド感満載でそろっています。朝ごはんの時間帯にはイングリッシュブレックファーストも10ポンドほどで食べられるので、スコーンも食べたいけど、イングリッシュブレックファーストも経験してみたい!というワガママも叶うお店です。
店内は20席くらいしかないので、朝ごはんやランチ、もしかしたらティータイムのベストな時間帯にいくと待つかもしれません。周囲には特に何も無さそうだったので、おとなしく呼ばれるのを待ってください。
(This photo of The Muffin Man Tea Shop is courtesy of TripAdvisor)
さて、肝心のスコーン。完全に好みですが、サクサクで軽めなので、クロテッドクリームにも良く合い何個でも食べられそうなスコーンです。
もっと本気でスコーンを渇望しているかたもいるので、本気のかたはいろいろ探してみてください。
Muffin Manのスコーン、サクサク派よりしっとり派だわぁ、なんてひとには物足りないと思うのでスルーして頂きたいのですが、サクサクしたスコーン、わたしは今まで食べたことがない上にほんとうに美味しかったので、おすすめです。食べたい。
Muffin Man | Tea Shop(メニューや値段も明記されています)
12 Wrights Ln, Kensington, London
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ちなみにちなむと、わたしが東京で一番すきなアフタヌーンティーは虎ノ門のホテル、Andaz TokyoにあるAndaz Tavernのアフタヌーンティーです。こちらも宿泊するのはあほみたいに高額なので、もうりのような庶民はお呼びでなさそうですが、アフタヌーンティーならハードルを跨がせてくれます。
51階にあるので、晴れた日には眺望も最高です。曇りや雨だと、完全に雲中に入り、曇りガラスだと錯覚するレベルなので、できれば晴れた日に行ってください。晴れろ!!!
アフタヌーンティー、そんなたくさん行ってわけでもないし、完全に好みの問題なので(一緒に行った友人は全く覚えていない様子)、鵜呑みにしないでほしいのですが、すきなのでここに表明いたします。誰か、、遺志を継いでくれ、、
(画像:https://haujie.com/?p=10457)
カラフルでアレ映え!ひとつひとつの完成度が高い!日本人の胃袋にちょうどいいサイズ!の無理矢理三拍子が揃って最高です。
ちなみにAndazは1階にあるペストリーショップで買うことができる、ちっちゃなフィンガーサイズのエクレアが有名なのですが、こちらのアフタヌーンティーではこのエクレアが2つついてきたような気がします。
(画像:https://ippin.gnavi.co.jp/article-5391/)
かわいい。たしかペストリーショップでこのエクレアを買うと、手の人差し指くらいの大きさしかないのに500円くらいした気がするので、アフタヌーンティーで頂くのが良い感じな気がします。
The Tavern - Grill & Lounge
東京都港区虎ノ門1丁目23−4 アンダーズ 東京 51F
予約は上リンクからできます。おすすめしといてアレですが、現在(※2018.5)はトマトアフタヌーンティーっぽいですね。どうなんだ。
ロンドンもベルギーも関係ねぇ感じですみません。
続きます。
【2017 ロンドン・ベルギー⑤】ロンドンの美術館に行きたい
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第5弾です。
今回は時間もなく、2つの博物館にしか行っていないので、必然的にご紹介できるものも2つでございます。すみません。
もくじ
ロンドンの美術館・博物館
ロンドンにはそれはそれは数多くの美術館・博物館が存在しているそうな。その主たるものが、British Museum。日本でいう「大英博物館」であります。そのほかにも
が言うには「外せない!」ロンドンで行くべき博物館・美術館が選りすぐられて5つもあるらしいので、ご自身のお好みでチョイスして行ってください。
加えて、ロンドンの有名美術館は無料のところがたくさんあります。
こちらにはありませんが、後述するVictoria And Albert Museumも企画展以外の常設展は無料です。ロンドンは物価が非常に高く、何をするにもお金が出て行くばかりでしたが、美術館・博物館では無料で溢れんばかりの情報を仕入れることができるので、その点に於いてかなり羨ましく思っております。
大英博物館
入国審査の際、妙に質問の多い審査官に当たってしまって「何しにロンドン来たの?」と聞かれ「散歩、、」とも言えず「パブとミュージアムに、、」と答えたところ「どこのミュージアムに行くの?」と聞かれてしまいました。「Victoria and Albert museum」と答えたのにも関わらず「他には」と聞かれ、【大英博物館】を英語で何と言うか分からず、場を取り繕うと苦し紛れに「Design Museum」と言っても「London Transport Museum」と言っても納得してくれず(寧ろ行く予定も無いのに、こんなに名称を覚えていた自分に賞賛をおくりたい)、最終的には「ぶり?」と何故か頭文字のヒントを与えられ、無理矢理答えさせられました。British Museumです。簡単なので覚えておくと安心です。
大英博物館なのに、見どころはなんといっても【ロゼッタストーン】という、もう説明など不必要なほど有名なエジプトの石です。
この石はさすがに触れないようにガラスに守られていますが、めっちゃみんなこの石を撮影しようと必死です。石とセルフィーしてるひともたくさんいましたが、その写真どうするんでしょうか?どうせ見直したとき注目するのは石じゃなくてキュート♡な自分だろうが!と悪態をついたところで、話を元に戻しまして、、。
大英博物館はとても広いので、ひとがドッと溢れているのは、このロゼッタストーンコーナーと、ミイラゾーンだけです。
あんまりにも広いので、スーパーショートステイトラベラーのみなさんは、見どころや好みのエリアをちょっと調べておいてから回ることをお勧めいたします。さて、ミイラですが、リアルガチなマジ卍ミイラ卍が爆睡してるので、平気なかたは見てきてください。それはもう大量のミイラさんとご対面するのかと思いきや、棺は大量に保管されていますが、全身ガチミイラは1体でした。BC3,400年頃のご遺体だそうです。レストインピース。休まらないよな、ここじゃ。ごめんね。
いまから約5,420年前のご遺体にお会いしたことは初めてでしたが、とても小さいながらも普通の人間だったので、ミイラがすごいというより、5,000年以上もそこまで変化のない人間というものにビックリしました。魚や猫のミイラもあります。
お食事中のかたのために、ミイラの写真は貼りませんが、「British museum mummies」で画像検索すると、かなりシビアな画像が大量に出てくるので、イムホテップしたいひとは勝手にイムホテップしてくれよな。
大英博物館のカフェで使われている紙コップが葛飾北斎の神奈川沖浪裏でした。先日まで国立西洋美術館で開催されていた【北斎とジャポニスム展】でも思いましたが、ヨーロッパでも人気があるっぽいですね。わたしもすきなので嬉しいです。
画像:https://www.pictaram.org/post/BXsDPptFLVM
めちゃめちゃかっこいい。
Great Russell St, Bloomsbury, London
土-木曜)10:00-17:30
金曜)10:00-20:30
ユーロスターの発着駅であるSt.Pancras駅から近い地区にあるため、ユーロスターで移動を予定していて「スーツケースを駅に預けてから大英博物館に行けたら、、」なんて思うかた、いませんか。(大英博物館内にも有料クロークがありますが、40cm×40cm×50cm、8kg以内のものしか持ち込むことができないので、ご注意ください)
St.Pancrasにはもちろんのこと、歩いてすぐそばのKings Cross駅にも荷物預かり所があるらしいので、預けたいかたは、是非下のリンクをご参照くださいませ。
St.Pancrasは時間によって大変混雑するらしいので、その列に絶望した場合はKings Crossを使うという手もあるらしいです。こんな便利なものがあるとは。悔。
Victoria and Albert museum
もし美術館や博物館に全く興味がなくても、こちらには是非足を運んで頂きたく思い候。
常設展は無料、企画展もなかなかパンチの効いた内容で、わたしが行ったときは【Pink Floyd展】と【BALENCIAGA展】をやっていました。ひえ〜!プログレバンドの展示もするんかいな!と思っておりましたが、少し前に日本でもやっていた【David Bowie is】もこちらで開催されていたとのことで、なるほどね〜という内容です。
ピンクフロイドといえば、日本のフェスでチューニングしていたら、観客が「ひー!やっぱすっげえアバンギャルドな音楽!かっけえ!」と、勘違いして歓声を送ったという逸話がいい感じに香ばしくてすきです。
BALENCIAGAもちょうど、2017SS?でIKEAのFRAKTAそっくりのカバンを発売したりと、Alexander Wangの退任以降失速しないか心配でしたが、いまだに勢いのあるブランドです。はあ、目の付けどころがシャープだな、と感心するばかりでございます。ほんとちょっとしか見れなかったけど。
常設展では、様々なものが展示されていて、家具や服やカーペットや陶磁器、建築や絵画、彫刻などなど、国や文化、物質のカテゴリーを超えて良い意味でゴチャゴチャとしています。ビックロ的なね。違うか。
個人的に気に入ったのは、昔の王様の寝室シリーズ、みたいな展示室で、ベッドはもちろん、寝るときに来ていた服も展示されていました。
常設展の写真は禁止ではないのですが、全然撮っておらずすみません。
さて、なぜ数ある美術館・博物館の中からここをチョイスしたのかというと、
画像:https://www.vam.ac.uk/articles/a-first-of-its-kind-history-of-the-refreshment-rooms
ここに行きたかったからです。美術館の中にあるカフェです。やべー。
今では、どの美術館にもだいたいカフェが併設されていますが、美術館カフェの第一号がここだったそうです。ここのカフェは大きくわけて3つの部屋に別れていて、
Godfrey Sykes(画家・デザイナー)のThe Gamble room(上の画像の部屋)、
Edward John Poynter(画家・デザイナー)のThe Poynter room、
画像:https://www.vam.ac.uk/articles/a-first-of-its-kind-history-of-the-refreshment-rooms
William Morris(詩人・デザイナー)のThe Morris room
画像:https://www.vam.ac.uk/articles/a-first-of-its-kind-history-of-the-refreshment-rooms
がそれぞれデザインを担当したそうです。
いちばん荘厳で、天井の高くて気持ちがよい、The Gamble roomでお茶しました。
カフェテリア形式なので、気軽に利用できます。入るだけならタダだし。飲み物も食べ物も一通り揃っていて、お茶どころかごはんできます。
コーヒーとスコーンを注文しましたが、どちらも美味しかったです。手前のクロテッドクリーム、おいしいし可愛かったので大量輸入したかったのですが、スーパーで見かけなかった上に真夏の日本に持ち帰ると一瞬で終了することが容易に予測でき、涙を飲みました。
画像:https://thinkitdreamit.wordpress.com/2015/11/23/shoes-pleasure-and-pain-a-day-at-the-va/
いちいちトレーとか、紙コップがかわいい。どちらも非売品でミュージアムショップでの取り扱いはなかったのですが、売れるよこれ、、売れよこれ、、大英博物館の北斎カップもだけど売ってくれ。
夏場は中庭が開放されているので、そちらで頂くのも素敵です。
7月も中盤ではありますが、ロンドンではあじさいが見ごろ。
日本だったらインスタ映えを狙った人たちでごったがえしていそうなくらいめちゃめちゃ映えてます。
日本では35℃をマークしている最中、ロンドンでは裏起毛のパーカを着用していましたが(でもクソ寒い)、こんな寒さでも子供たちはパンいちになって噴水で遊んでいました。風邪引くなよ。
ちなみにミュージアムショップもめちゃめちゃ可愛いです。そしてお値段もお手頃なので、ちょっとオシャレなあの子へのお土産はこちらで探すのはいかがでせうか。
遠く離れた英国に行けずにハンカチを噛みしめているそんなアナタ、ミュージアムショップのサイト見てるだけでもたのしいですよ。
土-木曜)10:00-17:45
金曜)10:00-22:00
有名デパートHarrodsのある、South Kensington地区にありますので、HarrodsにもV&A博物館にも行きたいけど時間がない!というひとは、同じ日に回るのがおすすめです。
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さて、美術館に行きたいというわりには2つしか行っていない上に、展示物にまるで触れず、どちらかというと「V&Aのカフェについての記事かよ!」という感じのまったく役に立たない記事に相成ってしまい大変遺憾に思っております。
次にロンドンに行くことがあれば、美術館を旅のメインにしたい!というくらいには楽しかったので、無料なことだし、美術館や博物館にもあまり興味がないかたも是非軽い気持ちで行ってみてほしいとおもう、もうりがお送りいたしました。
つづきます。
【2017 ロンドン・ベルギー④】ロンドンのパブをめぐりたい
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第4弾、執筆はご存知ごきげんようの毛利でお送りいたします。
表題にもございます通り、今回はパブについてです。
今回の旅行の目的の一つが、パブに行くことでした。
入国審査で訪問の目的を聞かれた私が「パブに行くため」と審査官に告げると「あら、どこのパブに行きたいのかしら?アラサーちゃん?」との挑発にあい「詳しくないからオネーサンのおすすめ教えてよ」と勝率0%のナンパ師みたいなセリフで挑んだ結果撃沈(またの名を"無視”)した、曰く付きの目的です。
同行者がアルコールダメ子だったので、たくさん行けていないですが、数件をご紹介したいとおもいます。
もくじ
パブ
パブは、Public Houseの略で、いわゆる"社交場”として老若男女から親しまれているお店らしいです。18〜19世紀に、簡易宿泊所・雑貨屋の機能の兼ねたPubが出来たらしいですが、もともとの発祥は11世紀くらいに誕生した「Inn」「tavern」「alehouse」が起源と言われているらしいです。
こんな情報が欲しくて弊ブログを見てくださっているようなかたはいないと思うので、気になるかたは個別にwikipedia等ご査収ください。へーってなりますよ。次いきます。次。
日本でHUBとかのパブっぽいやつに行ったことがあるひとは分かると思うのですが、基本的にはCash on deliveryです。カウンターでお金を払ってその場で受け取る方式です。時間がかかるものは札を貰って、テーブルまで持ってきてもらえる方式です。マクドナルド的なやつです。
席を立った瞬間に「アレ、ワタシこれ思ってたより酔ってんな?やっちまったな?」となりにくい素晴らしいシステムなので、わたしはこの方式に賛同しています。
George Inn
こちら、歴史的建築物の保護を目的として英国において設立されたボランティア団体「National Trust」が管理している、300年の歴史があるパブのようです。Borough Marketの近くにあります。Pubの前身である「Inn」という名前がついているように、昔は馬車宿として栄えていたらしいです。
シェイクスピアやディケンズが足繁く通ったパブとして知られており、歴史あるパブで入りづらいかと思いきや、普通の、むしろパブ初心者もウェルカムなパブなので安心してください。(参考価格;1パイント4.85£)オープンエアのテラス席が用意されていて、入りやすいです。昼間から多くの地元民でにぎわっていました。
おつまみは総じて高め。この"日本ならちょっといけてるカフェでパスタセット頼んだら先に出てくるようなサラダ”で500円くらいしました。
テラス席、1階、2階とあり、今回行ったパブの中でも、かなり席数の多いパブだと思います。
「また昼間から飲んで、コイツは。」なんて呆れた声が聞こえてきそうな写真ですが、ロンドンの夏は日没が22時とかなのでこれでも18時の写真です。外で飲める季節最高。太陽のSEASON。
ロンドンに到着して、初めて入ったパブで緊張ぎみでしたが、店内が素敵なので写真を撮っていたら、気さくな店員さんが写真を撮らせてくれました。
ひだりのひとの 「Table」が何度聞いても「タボ」にしか聞こえなくて自らのリスニング能力の無さを痛感していましたが、諦めずに何度も説明してくれる心やさしきジェントル店員です。絶対バンドやってそう。
ものすごくグラスを重ねた状態で運べるひとですね。わたしなら絶対割る。
バラマーケットや、The Shard、Sky Garden、Tower Bridgeから徒歩圏内なので、お近くに用事がある際は是非。Fish and Chipsも美味しく、名物らしいですが、あまりの大きさにビビリまくって注文しませんでした。(いわゆるイギリスのノーマルサイズです)
George Inn
77 Borough High Street, Southwark, London SE1 1NH
月-土)11:00〜23:00 日)12:00〜22:30
The Old Bank of England
ここはぜひとも行きたいと思っていたおパブ。昔の銀行を改築してパブとして営業しているこのお店。内装がかっこよすぎる。こちらもGeorge Inn同様、観光地価格などという無粋なことはしていないのでご安心あれ。(1パイント4.65£)
今回行ったパブはどこもかしこも、タップだけで少なくとも6種類くらいはあるので、とにかく迷いました。好みを伝えて選んでもらったり、純粋に店員さんのおすすめを聞いたりするビアコミュニケーションが非常に楽しいです。だいたいどこのパブも「どうしようかなあ」なんて言っていると「試してみる?」と試飲させてくれます。(超重要)
ここのお兄さんは試飲をどんどんすすめてくるので、結果としてハーフパイント以上の量は試飲で飲んだ気がします。お兄さんも「試飲だけで酔っちゃうね!ハハ!」とか言ってるそばから「これも試してみる?」なんて言ってくるすごいいいやつです。...スキ
サラダは大きなで11£くらいしたくせに、ぜんぜん美味しくなかったっていうか「味付けした!?」ってくらいには味がしないのでやめといたほうがいいです。ペラペラのズッキーニが大量に乗っています。ズッキーニに対して「飽きた」という感情を抱くのは、後にも先にもここだけでしょう。美味しく無さ過ぎて写真もない。すみません。
ちなみにこちらのパブ、王立裁判所の横に位置しています。王立裁判所といえばBridget Jonesでコリンファースが働いていたな、、残念ながらコリンファースは居なかったな、、
194 Fleet St, London EC4A 2LT
月-金)11:00〜23:00、土)12:00〜18:00、日)12:00〜17:00
The King's Head
この近くに用事があり、通りかかかったときに素敵だなあと思ったので寄りました。
LibertyやSelfridgesなどがある、ロンドン一番の繁華街、Piccadilly Circus周辺にあるので、アクセスしやすいです。mayfairと呼ばれる地区で、ブランドの路面店がひしめき合っており、近所には映画Kingsmanの例ロケ地であるテーラー、HUNTSMANがありますので、おすきなかたはどうぞ。HUNTSMANはSavile Rowという通りにあるのですが、Savile Rowといえば、日本の【背広】の語源になったとも言われる通りで、スーツや革靴、ベルトなど紳士なアイテムが勢揃いしています。わたしが見ていても楽しいんだから、男のひとはたまらんのやろうな。
さて、こちらのパブ。どこからどう見ても勤務時間内のビジネスマンたちが、昼間からパイントグラスでビールをあおりまくっています。
「嘘やろ...」と思って見ていましたが、実はイギリス、男性ならビール1.5パイント(710mlくらい)までなら飲酒しても運転OKらしいです。ということは、ビール1.5パイントまでならシラフ扱いということで、ランチビールしてもその後仕事に差し支えなし、ということなのか、と調べていたら【Liquid Lunch】とかいうとぼけた言葉を発見しました。「ビールや酒を主体とした昼食」のことを指すらしいです。アル中ワード。
ちょうどウィンブルドンの時期だったので、テレビ中継のウィンブルドンを眺めながら昼(超絶勤務時間内)からパブで一杯しているビジネスマンが大勢いました。上の写真の盗み撮られ紳士は友人の好みらしいです。お腹がビールだ。哀愁がすごい。
値段分からずすみません。全然高くないです。
10 Stafford St, Mayfair, London W1S 4RX
月-土)11:00〜23:00 日)12:00〜22:00
The Star Tavern
画像:http://www.star-tavern-belgravia.co.uk/gallery
こちらはHarrodsのあるKnightsbridge駅周辺のパブです。ごはんもおいしくて歴史のあるパブだということなので行きました。ちょっと分かりにくいところにあるのですが、地元のひとたちでいっぱいでした。
なんでも、イギリスはサッカーなどのスポーツを見るのに有料の衛星放送に入らなくてはいけないらしく、それはもう高額で、パブでみんなで見るのが一般的らしいです。すてきな文化ですね。そのビール代とか換算したら衛星放送入るほうが安いんちゃうか。ぐもん
土曜日はブランチもしているようで、非常においしそうなメニュー(失念)が黒板に書かれていました。
こちらのパブではバッファローウイングを食べたのですが、スパイシーでめちゃめちゃおいしかったです。友人は「ロンドンでたべたものの中で一番うまい」とむさぼり食っていました。付け合わせのレタスが悲しい。
こちらも1杯あたりの値段失念しましたが、どこもかしこも一般的なパブなら1パイント5£くらいだとおもいます。
今回行ったパブのなかでは、一番ノンアルコールのメニューが充実しており、友人歓喜。South Kensingtonという高級住宅街に位置していて、ただの住宅街なのですが、いかにもイギリス!って感じの住宅地が続いていて、散歩しているだけでも楽しい地域です。
6 Belgrave Mews W, Belgravia, London SW1X 8HT
※ 地図通り行くと「関係者以外立ち入り禁止」的な壁に突き当たり、途方にくれますが、そのまま進んで大丈夫です。 強い心がStar Taverの鍵です。
月-金)11:00〜23:00、土)10:30〜23:00、日)12:00〜22:30
The Three Bells
こちら、
でもすでに紹介済みですが、パブカテゴリーのこちらにも書いておきます(義務感)。
こちらはザ・パブ!ではありませんが、ヒースロー空港で時間を持て余したときにおすすめです。もちろんビールはタップから。朝食の時間はイングリッシュブレックファーストの提供があるなど、所謂"パブめし”が食べられます。
かなり広々とした空間で、ソファ席や、電源タップのついた席、店員さんの付かず離れずなほどよい接客がこちらにとっても都合がかなりよいです。
画像:http://www.innermost.net/projects/the-three-bells/
場所;ヒースロー空港Terminal3、制限エリア外
月-日曜;6:30-Last Flight
日本にもキリン派アサヒ派などいるように、ロンドンのパブもNicholson's派FULLER'S派などいるようです。きちんと調べていないのですが、パブのホームページも運営をビール会社がやっているなど、日本より癒着が強そうです。ほとんどのパブの看板には、メーカーの名前が入っていたので、メーカーでホームのパブを決めてるひとも多そうだな、と思った日本のビールならキリン派のもうりが通りましたヨ。ジョッキでもないのに一番搾り〈生〉で700円以上する店は敵であります。知るかってんだよな。
ロンドンには「犬も歩けばパブに当たる」というレベルでパブがあるので(大嘘)、宿泊場所から近いパブを探してみるのもよし、食べたいごはんやお店の雰囲気で選ぶのもよし、トイレ借りたいからちょっと入ってみるのもよし、どうぞお好みのパブを是非見つけてください。
東京のパブ
わたしのすきなパブのなかでもすきなお店があるので、ご紹介します。
画像:https://craftbeerjapan.beer/shops/12?o=user_unit_price&page=25
だいたいパイント1,000円くらいの価格帯でタップから注がれるビールが飲めます。ペールエール、IPA、ギネス、ラガーなどだいたいの種類のビールがあります。ペールエールすきなら、ぜひともISEKADOYA PALE ALEを飲んで欲しいです。こんだけパブパブ言っときながら、三重のビールです。しかしながら非常にうまい。
喫煙者のかた、完全禁煙です。入り口のところで吸わなければいけませんが、屋内なので温かいです。嫌煙家のかた、ラッキー!完全禁煙です。服にタバコのにおいがつかないので、とてもすきです。
お客さんは7:3か8:2くらいの割合で外国人がメジャーなので(バイト店員はオール外国人)、お金と時間がないけど、外国みたいな雰囲気のところでビールを飲みたいかた、せっかく留学してたのに、周囲に英語を話すひとがいなくて英語を忘れそうだからしゃべりたいかたなんかにはピッタリのお店です。サッカーの試合を観戦できるのはもちろんのこと、不定期だとおもいますが、フリーライブも開催されているので、気になるかたは調べてみてください。金曜土曜の夜はかなりの人でにぎわっています。
わたしはボッチ旅行特有の疎外感を味わいにたまに行っています。黒歴史かよ。やめとけよな。
ちなみにfish and chipsなんかのパブ飯もけっこうたくさん揃っています。フィッシュアンドチップスはかなりのボリュームがあるので、めちゃめちゃ美味いけどたぶん1人だと食べきれません。メイン以外には、一皿500円のおつまみメニューも充実していて、しかもおいしい。本当に使い勝手がよろしくて助かっています。
気になって足を運ばれるかた、伊勢角屋ビールをちびちび飲みながら、疎外感を味わってるっぽいアラサーがいたら、どうか、どうかそっとしておいてあげてくれ給え
東京都渋谷区宇田川町30-4 新岩崎ビル 3F
月-土)18:00~翌2:00 日・祝)17:00~翌2:00
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酒は飲んでも飲まれるな、とは良く言ったもんですね。
友人のアルコール・ダ・メ子は、以前は弱いながらも飲めないわけではなかったのですが、ある日サングリアを1.3杯ほど飲んだ後、顔面からブッ倒れ、その前後数分の意識が飛ぶという重大な事件に見舞われました。
後遺症は「おでこにできたたんこぶ」と「酒恐怖症」という今となっては失笑モノの出来事です。"顔面から倒れてその後何ともなかったひと"を見るのは、本当に何度思い出しても笑えるので皆さんは気をつけてください。
日本ならどうとでもなりそうですが、英語の弱いひとの海外、さらにボッチ旅だったりすると、もうどうなるか分からないので、是非皆様ご自身の肝臓と密にコミュニケーションをとりながら、嗜んでくださいませ。わたしはだいたい記憶がありません。
ずいぶんと時間がかかっていますが、まだまだこの旅続きます。
【2017 ロンドン・ベルギー③】ロンドンを観光したい
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第3弾です。
今回は、ロンドンの主な観光名所について書きます。が、名所という名所をすっ飛ばした旅行でしたので、今回も平常通り役に立たない記事になることが大いに予想されます。誰も何も思わないと思いますが、悪しからず。
毎度のことでありますが、前回より大変期間があいてしまい大変申し訳ありません。友人からも「はよロンドン到着せいや」とのクレームが入りました。これからはもうすこし頑張って更新頻度を上げたい所存です。誰も気にしていないだろうけども。
※ 博物館については後日書きます!
もくじ
観光名所
ロンドンといえば、何でしょうか。ビッグベン、ロンドン・アイ、バッキンガム宮殿、ウェストミンスター寺院、大英博物館、シャーロックホームズの家、アビーロード、ハイドパーク……。わたしのクソみたいな脳味噌からでも結構出てきます。決め手はないけど、有名な物ばかりです。
博物館とか、内部が見どころなところ以外は、街を散歩して眺めているだけで楽しいです。ヨーロッパって、少しずつ違いはあれど、どこも似たような街のつくりをしていますが、ロンドンは全然違うので、ヨーロッパの風景に飽きまくったひとでも楽しめる散歩都市だとおもいます。(28歳 OL /ペンネーム;散歩が趣味 さんより)
今回 、全てを書くわけにはいきませんが、わたしが回ったものおよびその周辺を書きます。少しでも参考になれば幸いです。
タワーブリッジ
今回の旅行で一番気に入った写真が撮れた場所なので、一番上に持ってきました。なので、一番おすすめのスポット、というわけではありません。
タワーブリッジは、テムズ川にかかる、1894年に完成し現在も可動橋として立派に活躍しているブリッジ中のブリッジです。
テムズ川沿いから橋を渡る散歩コースは、めちゃめちゃロンドンを観光をしている気分にもなれるし、楽しいのでおすすめです。徒歩圏内にはロンドン塔、バラマーケット、ザ・シャード、スカイガーデンなどの観光名所もあります。
テムズ川の水はとてつもなく汚いですが、その流れを呆然と見つめる人もしばしば見かけられます。橋の上で物思いにぼーっとするのは世界共通なのでしょうか。気持ちはわかる。死ぬなよ。
ロンドン塔の内部には入っていないので、どれだけ時間を要するかわかりませんが、半日あれば、この一帯は十分楽しめるのではなかろうか。
ロンドン塔だけでなく、こちらのタワーブリッジも内部に入り、上の写真の道路よりもすこし高いところから橋を渡ることができます。無論有料です。我々は登っていないので、気になるかたはぜひ、こちらから。世界中の橋についての知識(浅そう)も得られるらしいので、橋好きのかたはぜひ。
個人的には、ダブルデッカーに乗って、二階席からこの橋を抜けていくのが気持ちがよくておすすめです。
ちなみに周辺には、George Innという歴史のあるパブがあるので、是非立ち寄ってください。橋が見えるというわけではありませんが。むしろ景観はゼロなので、タワーブリッジとは全く関係ありません。
このパブ、歴史があると言えど、超フランクなので気軽に行けます。今ならモウリの安心10年保証付きです。
Tower Bridge Rd, London
バッキンガム宮殿
衛兵交替式
4~7月は毎日、それ以外の期間は1日おきに11:30〜行われている名物の衛兵交替式。11:30からではありますが、衛兵たちがやってくるのは11:15かららしいです。この時間あたりから、マーチングバンドの演奏に乗って行進する衛兵たちが見られるので、どうせ行くならこの時間に間に合うように行ってください。
この人だかり。
我々は11:15くらいに偶然通りかかかったウェリントン兵舎というところで 、なんだかよくわからないですが、イベントが発生していたので、それを見てから、バッキンガム宮殿のほうに移動しました。そちらのほうが人も少なく、とても近距離で衛兵さんたちのお仕事を観察することができたので、チラ見してくのもおすすめです。
11:30に行っても前列でバッキンガム宮殿で行われる交替式をみることはほぼ不可能であり、時間ギリギリに行くなら、まだ前の方で見られるこちらを目的にして行くほうが得策だと思われます。
この交替式「ロンドン来たんだし、とくに興味はないけど行っとくか」程度の期待値で参りましたが、とても楽しかったです。全然見とくべきです。ガチのお仕事現場なので、こんなこと言うのはどうかと思うのですが、テンションあがるし楽しいです。
観光客が押し寄せるので、バッチリ先頭で見たいかたは、早朝に起床する、外国人の気迫に負けない強い心を持つ、など、かなりの準備が必要になりそうです。
どの場所が一番見やすいか、とかそういった疑問はこちらのサイトが解決してくでそうです。くわしいタイムスケジュールに関してはこちら。まとめサイトかよ。
衛兵交替式では、バンドがポピュラーな音楽を演奏することでも有名です。
一応ロンドン出身のバンドの曲を貼ってみましたが、Indiana Jonesのテーマソング、Michael Jacksonにおいてはメドレー、STARWARSはまさかの帝国のマーチなどなど、選曲のセンスもイケていてすきです。それにしても久しぶりにQueen聞いたけど名曲やな。「Don't stop me now」だってよ。泣けるぜフレディ。
ちなみにイレギュラーに交替式がない日などあるみたいです。こちらのサイトで確認していくと、肩透かしなど食らわず、ダメージゼロで観覧できるとおもうので、時間を無駄にしたくないかたは、ぜひ。英語ですが、わかりまくるとおもいます。
Buckingham Palace Summer Opening
7月中旬〜9月は、女王不在のため、有料ではありますが、宮殿内のツアーがあるみたいです。かなり興味がありましたが、残念ながらタイミングが合わず。
2018年のチケットの予約はもう始まっているみたいです。
上記URLで日付と時間を入力して、事前に予約しておかないと入れないっぽいので気をつけてください。
Westminster, London
展望台
ロンドンには、有名な2つの展望台があります。どのガイドブックにも書いてありますが、一応旅行ブログを謳っておりますので、ご紹介いたします。
① The Shard
EU圏で一番高い展望台。展望台のある地点での高さは244mです。
その高さもですが、入場料の高さもなかなかのもので、当日券を購入しようものなら、£31≒4,712円(2018年1月現在、£1=152円で計算)もするのでございます。なんじゃこの値段。めちゃめちゃうまいランチできんじゃん。
日本語の案内などなどあるらしく、眺望も最高のものなので、もちろん支払う価値があるとおもいます。事前予約でかなり値段も下がるので、「絶対この日時にいくんじゃ!」という方はぜひ予約してから行ってください。見てる限り公式が一番安そうです。
「天気いい日に行きたいし」「急にお腹ギュルギュルになるかもだし」「できればそのお金は酒に充てたいし」などの理由がございましたら、ぜひ、②でご紹介する、Sky gardenに目的地を変えてください。
ちなみに、Sky gardenと同じ程度の高さになってしまいますが、こんな方法で入場料無料(飲食費のみ)で入場する方法があるみたいです。The Shardに入ってみたい!という方はぜひ試してみてください。
The Shardの高層階はシャングリラホテルという高級ホテルが入居しているので、52階にある、Gong&TiNGというバーを利用するのも一つの手かもしれません。結局高額になっとるがな。
32 London Bridge St, London
展望台の開場時間
月-木、日曜;10:00-19:00(最終入場 17:30)
金・土曜;10:00-22:00(最終入場21:30)
② Sky Garden
圧倒的な安さを求めるならこちら、Sky Gardenへ。貧乏トラベラー☆モウリは、今日も元気に無料を求めてどこまでも!
と、言っても、こちらも立派な展望台であり、The Shardが244m、こちらSky Gardenは155mと、歴然とその差を見せつけられておりますが、155mでも十分でございます。
上で書いたTower Bridgeも上からみるとこんな感じです。ズームしたせいで、その高さが伝わらないという凡ミスに今気づきました。大変役にたたず大変申し訳ない。
我々のド背後に写っているのがド競合のThe Shardです。こんだけの高さなら十分っしょ!Sky Gardenっしょ!
デッキもあり、外からも撮影できますが、安全のため飲食物の持ち込みと自撮り棒の使用が禁止です。やたら気さくな警備員が「俺が自撮り棒になるよ!」と言って撮影してくれました。2人しかいない50代と思しき警備員がキャピキャピ言いながら撮ってくれましたが、やたら盛り上がっていたので、その間の警備はガバガバです。人生は隙だらけ。ありがとうおっちゃん。ロンドン人はほんとうに優しいです。
地上155mのお花。ロンドナーはどんなところにもお花を飾ることを忘れない。造花だったけれど。
地上155mで飲むビールに陽気なモウリ。友人は謎のスムージーを飲んでいる。彼女の人生はスムージーでできている。もちろん観光地価格ではありますが、そこまでべらぼうに値段も高くないので安心です。
ただ、こちらのSky Garden、無料なのでけっこうチケットの争奪戦が激化しています。日にちにもよりますが、だいたい3週間先の予約しかできない上に、休日や夜間などの人気の枠はかなり早めに埋まってしまっております。予約はこちらから。
○で囲われた日にちをクリックすると、その日の空いてる枠が表示されます。平日の昼間なんかは結構ガラガラです。
予約が無事完了しましたら、
こういうpdfが送られてきますので、スマホに保存しとくと便利だと思います。
Sky gardenにはいくつかルールがあって、英語を読めるかたは、こちらをご一読していただくとよいです。
大切なのは、
・時間より早めに来ても入れないですよ
・遅刻かぁ、同じ日に空いてる枠があれば入れてあげられるけど、なかったらごめん、もっかい予約してくれ
・16歳以下は18歳以上の大人と来て(大人1人につき子供3人まで)
・液体物と危険物の持ち込みは禁止(X線検査あります)、没収した荷物は返せないよ
・615mm (W) x 410mm (H) or 24.2” (W) x 16.1” (H)を超える荷物は持ち込めないわ
です。わたしのNEW CROWNで培った英語力が合っていれば、そういうことを言っているきがします。ジャンボ、ハバリ。
オフィシャルのチケットが取れない場合は、同じビルのレストランの予約をする、バーの予約をする、などの抜けみちはいろいろありますが、なかでも【Walk in hours】という、フリーで入れる時間帯があります。
■月曜日~金曜日(バンクホリデーを除く)
7:00〜10:00、18:00〜
■土曜日8:00〜11:00、21:00〜
■日曜日・バンクホリデー9:00〜11:00、21:00〜22:00
※いずれも1グループ最大10名まで。
※夕方以降の入場には「スマート/カジュアル」のドレスコード有り。19歳以上限定。
ご予定が合えば、ぜひこちらを利用するのがよいかとおもいます。こんな便利なシステム、知らなかったわ。くやし。詳しくはこちらをご覧ください。わたしもこういう見やすくてわかりやすいイケてるブログを書きたい。
ちなみに、Sky Gardenの入っているビル、20 Fenchurch Streetの住所は、20 Fenchurch St, Londonですが、これをGoogle mapに入力すると、同ビルのオフィスエントランスに案内されます。Sky gardenはこちらからは入れません。
この地図の、左側にあるフィルボットレーンという小道に入って、ビルの角っこ(Sky Pod Barというピンが立ってるとこらへん)までいくと、Sky Gardenの入口がございますので、そちらで受付をしてください。先ほどの入場券を見せたあと、空港みたいなX線検査を受けます。
ちなみにこちらのビル、反射光の熱で車が溶けたという逸話を持つヤバいビルです。わらう。
Sky Garden(20 Fenchurch Street内、35階〜37階)
20 Fenchurch St, London
展望台の開場時間(予約が取れる時間帯)
月-金曜;10:00-18:00
土・日曜;11:00-21:00
これにて観光編は終了です。アッッッッッッサ。(浅)
是非皆様はガイドブック及び賢者のブログ等をご参考に有意義な観光をされたし。
つづきます。