【ドイツ・オーストリア ①】悪夢のはじまり
人生初の海外旅行
ずいぶん昔のことではありますが、いい機会なので写真を探し出し、書いています。
何も覚えていません。ご了承ください。
大学生。
大いなる偏見が入りますが、
典型的な大学生のすることと言えば勉強。
次いでバイト、そして旅行ですね。
20歳。わたしも海を渡ってみたくなりました。
当時ヨーロッパへの絶大な憧れがあったと思われるわたしは
友人にドイツのクリスマスマーケットへ行くことを提案しました。
ドイツやオーストリアのの都市の広場でアドベントに行われるイベント。ドイツ圏ではほぼ全ての都市、小都市で行われる。夜が長く天気の悪い冬のドイツの呼び物として定着している。
もうり「やばいかわいいらしい」
友人快諾。チョロすぎる。
しかも、友人Aは幼少期から年に一度はアロハしている、
海外未経験のわたしにとって最強に頼もしい存在だったのです。
こうしてわたしは最強のパーティーを組んで
初めての海外旅行へと駒をすすめていきました。
はじめての海外旅行準備
12月のドイツの気温をご存知ですか?
最高気温 5℃
最低気温 -5℃
調べたら全然寒くなかったので吃驚しました。
しかし、わたしが行った際は、
旅行代理店「先週は-20℃を記録しました。真剣に防寒してください。」
少なくともこのようなご連絡を3回は頂きました。
ヨーロッパに大寒波がやってきていたようです。
寒さにはめっぽう弱いわたしは、
ものすごくあったかそうなコートを買いました。
むろん、他にも買わなければいけないものはたくさんあります。
- 預け荷物用のスーツケース (60ℓくらい)
- コンセントの変換プラグ/変圧器
- スリッパ(海外のホテルにはスリッパが置いていないらしい)
- カイロ(だって-20℃)
- ヒートテック補充(だって-20℃)
- 旅行用の歯ブラシ
- 旅行用のシャンプー
……アンド・ソー・オン。
と、いうわけで買いました。
それに加えて、パスポートを作りました。
パスポートって、作るだけで2万円弱かかるんですね。
出発前から大きな出費が続き、
メンタルはボコボコだったことでしょう。
旅立ちの日
ついにやってきました。
関西空港発、パリ経由、フランクフルト行き。
忘れもしません。エールフランス利用。
友人から、
- 荷物になるから、コートは預け入れ荷物に入れたほうがいいよ!
- 機内はしんどいから、デニムとか御法度だから!
などという忠告を受けていましたので、
従順に応じるもうり当時20歳。
無知とは怖いものです。
旅慣れた友人が神のようの思えます。