荷物は盗られる

入念に準備しても盗られるものは盗られる

【ドイツ・オーストリア ③】すぐおわる旅行記

もうりの人生初の旅行記第三弾です。

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第二弾はこちら

 

旅行記を目的として開設したこのブログでありますが、2010年の旅行を振り返るという奇妙なものです。記憶はほぼ末梢されているので、残された最低レベルのデータと改ざんの可能性がある僅かな思い出と共にお楽しみ頂ければと思います。

 

 

フランクフルト空港にて

そんなわけ*1で、無事ドイツはフランクフルトに到着しました。荷物はありませんが。

 

空港に到着し、入国審査を済ませると、現地の日本人おばちゃんガイドがわたしたちを受け入れ、

ガイド「ロストバゲージ、大変でしたね〜、でも今、パリの空港に荷物が5000個以上溜まってしまっているらしいです〜、ホリデーシーズンだし、荷物が届くまでに時間がかかりそうですね〜」

とのこと。こりゃ、まじで気長に待つしかないな〜、と暢気に思っていると、わたしの軽装を目にとめたガイドがひとこと。

 

ガイド「アンタ死ぬわよ!!!!!

 

外は-20℃なんですね。

脅されに脅されたわたしは空港内、真っ先に目についたアパレルショップ、トミーヒルフィガーでしぶしぶ300€のコートを買うことに。なんでトミーヒルフィガーがドイツの空港にあるんだよ、、

 

あーあ。日本でものすごくあったかそうなコート、買ったのになぁ。

 

 

2日目;フランクフルト・ビュルツブルグ・ニュルンベルク

もうここからは覚えていることも書くこと無いので、怒濤の勢いで進みます。

 

さて、やっと探索です!

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あはは。天気最悪かよ。どの街だこれ。

 

もうフランクフルトが、ビュルツブルグが、どんな街なんのか写真すら残っていませんので、ニュルンベルクに飛びます。

 

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 はい。かわいい。

 

色んな街のクリスマスマーケットを巡りましたが、どの街のクリスマスマーケットも可愛く、かといって規模以外に違いはあまりないので、クリスマスマーケットマニアではない限り、一つの都市にしぼっても十二分に楽しめると思います。

 

あまりにも乏しい情報量に恥ずかしくなってきました。調べてみたら、ニュルンベルクのクリスマスマーケットって、世界三大クリスマスマーケットの一つで、その中でも最も有名らしいですね。無知怖ぇー。

 

興味のないひともこちらの記事を見れば行ってみたくなるはず。。

 

ちなみに、寒さを紛らわすために、ほとんどみんなグリューワインというホットワイン(めっちゃうまい)を飲んでいて陽気です。このグリューワイン、ノンアルコールもあるので、お酒がニガテなかわいい女子も大丈夫です。

 

 

3日目:ローテンブルク・ノイシュバンシュタイン城ミュンヘン

ローテンブルク

わたしはこの街が一番すきだとおもいました。

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有名な観光地ですが、有名になるわけです。もうメルヘン。メルメルです。

 

またしてもリンクでつらい。

 

ちなみにあまりの寒さのため、わたしの当時の相棒、Canon IXY DIGITAL500のバッテリーが終了しました。写真撮影の度に外してポケットに入れておいた手袋も落とし、氷点下の中で、素手が木の枝のような見た目にまで変化してしまったことをよく覚えています、、

 

 

ノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタイン城、ディズニーのシンデレラ城のモデルになった城、ということで、ロマンチック街道に位置するお城の中で、唯一バスを止めて見学しました。城内部も見学できますが、写真撮影は禁止です。

ルートヴィヒ2世というキングがただの趣味で作ったらしいのですが、このキングが他にも荘厳華麗な城をバンバン建てようと企て、金がない、、と困り果てた首相は「もうコイツ精神病んでるからwww」とかいう理由でキング幽閉したらしいです。

愉快ですね。

 

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お城はとっても綺麗でしたが、こんな逸話を持つ城を「ただ美しいから」という理由でモデルにしちゃったディズニーも愉快ですね。

 

 

ミュンヘン

ここにはホフブロイハウス、という世界で一番有名なビアホールがあります。当時、まだビールがニガテ♡なもうりでしたが、ツアーに組み込まれており、せっかくなので。

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もうり「うますぎる!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

伝統的(らしい)な1ℓのビアジョッキで頂くビール。3000人が収容可能という大きな2階建てのビアホールでは、各国から集まったビアラバーが陽気に肩を組み、踊っています。日本人のDNAでは到底不可能、、と思われる程の大きな体、そして乳。その乳が半分も見えてしまいそうな伝統衣装に身を包んだ女性が、片手に5つずつくらいのジョッキを一気に運んできてくれます。殴られたら秒でしぬ。

そのような光景も手伝って、7年経った今でも、その美味しさが忘れられません。

ラガービールなので、日本人なら飲みやすいビールです。

 

ビールの飲めない友人のぶんも飲めるだけ頂き、記憶はもうありません。

翌朝、コンタクトレンズが入った状態で目覚める、という初めての海外旅行ではなかなかない経験をしました。ビール最高。いつかオクトーバーフェストにいきたい。

 

ミュンヘンは最高です。

 

 

4日目;ザルツブルグ

まだ荷物は届きません。まだパンツを洗っています。

ツアーも後半になり、15名ほどいた他のメンバーは、ドイツの国境を超えずに帰国の途へと就かれていきました。

ドイツで乗りこんだ我々のツアーバスはベンツ製の40人は乗れそうな大型バス。それを今日からはもうり・友人・添乗員さん・運転手、この4人で利用します。

バスの車内で傘を乾かしたり、もう家のように暮らしておりましたが、その間にも添乗員さんは荷物が届くように、空港に何度も掛け合ってくださっておりました。

 

最後まで手にすることはありませんでしたが。

 

ザルツブルグでは、名物というザッハトルテ、そしてカツレツを食べました。

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この旅に来てからツアー代に含まれている食事はほとんど肉。付け合わせに鬼のような量のマッシュポテト(めっちゃうまい)が毎回提供され、移動はすべてバス。あまりの寒さに2時間と外歩きを続けることもできないという運動量の中、毎日このような食事をしてブクブクに太っている実感しかないもうりでした。めっちゃうまい。

 

 

5日目;ウィーン

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音楽の都、ウィーンにやってきました。ザルツブルグモーツァルトの生家があったりと、オーストリアクラシック音楽で今も栄えておりますが、今回の旅の目的はクリスマスマーケット。脇目も振らず、ただひたすらにマーケットを巡ります。

 

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カメラの設定が変ですね。今にもひとつの時代が終わりそうな空の色をしています。空の色に反して、クリスマスマーケットはとても綺麗です。ドイツはどこか可愛らしさのある感じでしたが、ウィーンのクリスマスマーケットは、オトナに似合うような感じがしました。

 

 

「お家に着くまでが、遠足です!」これ、ほんとです。

 

本日の教訓

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つぎ、ラストです。

*1:人生初の海外旅行でロストバゲージ