荷物は盗られる

入念に準備しても盗られるものは盗られる

【ドイツ・オーストリア ④】手ぶらで帰る

もうりの人生初の旅行記第四弾です。

だらだらと意味をなさない文だけを書いておりますが、今回で最後です。

 

 

 

ドイツ・オーストリアと複数の都市の観光を終え、帰りの飛行機へと乗り込みます。預ける荷物などありません。だって、届いていないんだから。身軽ゥ♡

 

帰りの飛行機で

どこで乗り換えたかまったく覚えていませんが、経由地へ向かう飛行機が遅延したため、空港内を爆走。なんとか間に合った搭乗口で係員に言われたひとことが、この旅でいちばんショックでした。

 

「ん〜。アナタたちの席が無いわ」

 

!?

 

!?

 

もう何言ってるかほんとわからない。人生初の海外旅行であらゆるトラブルを経験していないか、、。濃すぎる!濃すぎるぞこの旅!!(ありがとうすっごくオイシイ!!)

 

今だから、こんなのあまっちょろいトラブルなんだなあと思いますが、当時はもう「はよ神社いこ」とか思ってたのではなかろうか。

こんな状況下でも、どこかなんとかなる、と思っていたのは、添乗員さんが同行していてくれたからであって、これ、個人旅行だったらワタワタだったとおもいます。ありがとう、、近ツーのあのおねえさん、、

 

と、言うわけで、帰りの飛行機はビジネスクラスでした。

 

ビジネスクラス

 

もう一生乗れることはないでしょう。ありがとう。近ツーのおねえさん。あなたのマイルステイタスのおかげです。

 

 

そして関西国際空港

ダブルブッキングでリアルに「オメーの席ねぇから!!!」された我々を待ち受けていたのは、ビジネスクラスの心地よい座席でした。こんな違うのか。まじか。仕事がんばる。あまりの居心地の良さに爆睡してしまい、ビジネスクラスの食事やサービスを受けず日本に到着してしまいましたが、行きのエコノミーとは“天と地ほどの”という表現があまっちょろすぎるだろ!!と思えるくらいには違いがありました。

仕事がんばる。

 

我々がザルツブルグに到着した日に(帰国3日前)、まだ荷物はパリにあるということで、添乗員さんが「もうオーストリアに送らなくていいから、日本に送ってください!ええからもう!」とパリの空港にめちゃくちゃ釘をさしてくれていました。

 

関空に着いたとき、我々の荷物はオーストリアにあったようですが。

 

もう一度ロストバゲージしたら、その旅の期間中は戻ってこないと考えるのがセオリーですね。受け取れても邪魔ですね!わざわざ空港いくのも面倒くさいですしね!荷物受け取れなくてラッキー!

一度国外に出てしまった預け入れ荷物は、必ず中身をチェックしなければいけない決まりがあるらしく、その姿を見てすらいないスーツケースの鍵だけを空港の職員のかたに託し、手ぶらで家に到着しました。

 

身軽、、、、、、

 

 

荷物の受け取り

後日、配送業者が自宅に届けてくれたスーツケース。ボッコボコになって帰ってきました。おかえり。たいへんだったね。

 

日本でたくさん中に着込めるように、と買った、メンズサイズのモッズコート。

巻かないとただのこけしだし、、と準備したヘアアイロン

-20℃の中でコイツ無しでは生きられない、と大量に準備したカイロ。

みんな、とても、とても冷えていました。おつかれさま。

 

 

旅の学び

今回、初めての海外旅行でしたが、事前の調査をほとんどしていなかったおのれの愚かさを恥じました。ツアーの他の参加者は、ロストバゲージを確信すると、ショッピングに忙しそうでした。そのなかわたしはパンツを毎晩洗い、現地で購入したものといえば

  • 「アンタ死ぬわよ」と忠告され買ったコート
  • 「手が壊死するわい」と感じて買った手袋
  • 「見てるのも寒々しい」と言われ買ったニットのタイツ
  • シャンプーとリンス
  • 歯ブラシ

なんでパンツ買わなかったんでしょうか。楽しかったんでしょうね、洗うの。

 

そんなわけで、コート代だけはレシートもクレジットの明細もあったので、航空会社から返還してもらうことに成功しましたが(英語でのやりとりだったし、ものすごく面倒だった。)、ショッピングに勤しむマダムから「あら?海外旅行保険、入ってないの?」と言われ、そのひとことでその存在を知った次第です。

友人も「え?うそ知らなかったの?ww」みたいな顔しやがって。知らんわい。

 

こんな思いは二度としたくないので、

 

本日の教訓

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ビジネスクラスのりたい。ありがとうございました。