荷物は盗られる

入念に準備しても盗られるものは盗られる

【2016 ポルトガル ⑪】ポルトガルのおみやげ

2016年、アラサー女のボッチ旅〜ポルトガル編〜第11弾です。

今回は、みんな大すき!スーパーマーケットについて書きます。自分用、友達用関係なくお土産探すのに最高ですよね。スーパー。だいすき。とは言え1つしか行ってないので、そんなに書くことも無いんですけど。そしてこれにて漸くポルトガル編最終回です。うぃ〜。

 

もくじ

リスボンのスーパーマーケット

一日10時間は軽く歩いていたので「歩いてりゃ どっかにあるだろ 食材店(字余り)」と、心の中でくそみたいな川柳を詠む程度には余裕を持っておりましたが、意外とスーパーが無かったので、地球の歩き方にお世話になりました。

 

El Corte Inglés

ここ、スペイン大手のデパートらしいのですが【駅直結・程よく中心地から近い・遅くまでやってる・土日もやってる・食料品スペースが広い・雑貨も見られる】と、なんとも便利そうなところだったのでこちらを選びました。

デパートなので、一通り揃います。化粧品のカウンターもだいたい揃っていて、日本の免税店で買うよりも安いブランドも多かったです。yslは少なくともやすかった。

食料品は対象外ですが、生活雑貨や化粧品、服飾品などはタックスフリーの手続きを纏めて行ってもらえるので、便利です。タックスリファウンドの手続きカウンター、めっちゃ分かりにくいところにあるので、聞きまくってください。聞きまくっても迷った。

El Corte Inglés(エル コルテ イングレス)

地下鉄São Sebastião駅直結

Av. António Augusto de Aguiar 31, 1069-413 Lisboa 無休

月〜木)10:00〜22:00 金・土)10:00〜23:30 日)10:00〜20:00

 

おみやげ

スーパーで買うことのできるポルトガル土産の定番として【ワイン・塩・オリーブオイル・缶詰・ジンジャーニャ】があるみたいです。

El Corte Inglésには、スーパーとは別に、何というか高級食材店?成城石井的な?食材を集めたコーナーもあるので「ちょびっとだけいいお土産」を買える点も良き。スーパーのよこっちょにあります。

 

・ワイン

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ポルトガルに行くまで、ビーニョ・ヴェルデ*1というワインを全く知らなかったので、この銘柄も全然知らなかったのですが、大衆向けのビーニョヴェルデならこの「カザル・ガルシア」がおすすめだそうです。

ここ、El Corte Inglésには、普通のワイン売り場とは別に、ポルトガル産アルコールコーナーが設けられていて、英語の話せるスタッフさんが、一緒にワインを選んでくれます。むっちゃ優しい。このカザル・ガルシアは日本でも買えるみたいです(帰国後みかけた)。El Corte Inglésでは4€くらいで買った気がします。冷やして飲むとうまい。昼から飲みたい味。

 

 ・塩

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海に近い国なので、塩事業もさかんらしいです。買ったのは粗塩や、その粗塩とハーブがミックスされたものなのですが、おいしい塩が安く手に入る上に、小さなサイズのものも売られているので、料理がすきなひとへのお土産としてもおすすめです。写真のものだと、蓋に使われている【コルク】もポルトガルでは有名なものらしく、コルクで作られた絵はがき、服、鍋敷きなどなど、「え、こんなものまで、、」と軽く引くレベルにはコルク製品が売られておりました。

ちなみに写真の塩は、スーパーではたぶん売られておりません。欲しいかたは バイロ・アルト編でご紹介した雑貨店、A Vida Portuguestaで買ってください。濡れた手だと摘めないので不便ですがオシャレです。オシャレと不便は常に隣り合わせですね。

 

・オリーブオイル

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これは缶に入ったオリーブオイルですが、瓶入りのものやらいろいろありました。この何なんですかね?ピエロ?寝坊してナイトキャップを脱ぎ忘れたビジネスマン?が描かれたパッケージに惹かれて購入しましたが、ちゃんとおいしかったです。缶入りだと、開封後密閉保管ができず不便だということも学びました。ワンアップ!買うとき気づけよな。オシャレは不便か!

 

・ジンジャーニャ

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パケ買いですわ、パケ買い。なぁんて可愛いんでしょう。シールが剥がれないように気をつけて洗いまあす。ジンジャーニャも、他にも何種類かあります。

 

他にも、パスタの乾麺が異常に安かったり、生ハムコーナーが異常に広い上にそこに一番人が密集していたり「あー、ヨーロッパにいるんだなぁ」と感じられるラインナップで、お買い物がとても楽しいスーパーでした。ホステル同室のカナダ人バックパッカーに「やれやれ、何をそんなに買ったんだ」と呆れられましたが、呆れられてもいい!わたしはスーパーがすきなんだ!!!!!!ほっといてくれ!!!!!!

 

・ベイキングパウダー

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写真;http://blog.supplybunny.com/tag/baking/

パケ買い第二弾。これ、どちゃくそかわいくないっすか、、、缶の中に缶の絵があって、また缶の中に、、と、マトリョーシカ形式のパッケージに一目惚れしてしまいました。無駄に古きよきアメリカンなデザインだなー、って思ってたらおもっきしUSAブランドでした。凡ミス。がはは。よくあるよくある。お菓子作りが趣味の友人にあげましたが、ちゃんと膨らむか分かりません。カワイイは正義だ!

 

・スーパー以外 ①【服】

現地の服を見るのもすきなので探索していたのですが、Amitieというブランドがすごくツボでした。かわいいし、zaraより安い、、9月でしたが、100€でコートが買えてしまったので買いました。あったかい。日本でも取り扱っているお店探してるんですが、スペイン近郊でしか手に入らないみたいです。ちぇ、、行くか、、スペイン。

取り扱い一覧です。zara系がすきでしたらぜひ。

 

 ・スーパー以外 ②【生活雑貨】

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El Corte Inglésのリビングフロアをフラフラしていたら、アズレージョっぽい陶器で出来た素敵なリードディフューザーを見つけたので即買いしました。

ポルト生まれ、CASTELBEL社のPortus caleというブランドのルームフレグランスらしいです。かっけえ。

20€くらいだったので「お手頃だなぁ」と思って、ネット通販でリフィルを買おうとしたら、リフィル(250ml)5,000円、、本体価格8,000円とな、、え、液体だしね、、わ、割れ物だしね、、うん、、こんなにお金出すならわたしはドットール・ヴラニエスを買うよ。うん、もっと高いな。

わたしが買ったものの他にも色んな種類がありました。日本で取り扱う実店舗を見たことがないので、何とも買いにくいと思いますが、ポルトガル旅行の際は是非。ちょっと重いけどおすすめです。

 

そういえば、リスボンの空港でタックスリファウンドのカウンターは、ものすごく中国人で溢れかえっていて、それなのに窓口は1人しかいないし、まじで待ちます。最初は並んでいましたが、大した買い物もしていないので、途中で離脱。諦めました。免税を希望するかたは、1時間は見積もっておいても良いかとおもいます。

ついでにリスボンの空港について書いておきますと、思っていたより全然広くて新しくて、けっこう楽しいです。「リスボンに人こんなにおった!?」ってくらい、特にチェックインカウンターは人で溢れかえっています。リスボンの街がコンパクトだからってナメていると、絶対飛行機間に合わないと思うので(圧倒的に諸窓口が少ないという理由も考えられます)、空港には余裕を持って行きましょう。おうちに着くまでが遠足です。

 

Loja das Sopas

一日目に宿泊したホステルの夕食で「カルド・ヴェルデ」というスープを頂いたのですが、これがほんっっっっっとうにおいしい。何が入っているのかも知らずに飲みましたが、ケールだったんですね。ほんとにおいしいので「いかにポルトガル滞在中にこのスープを大量に摂取するか」に注力していました。たぶん、どのポルトガル料理レストランでも食べられると思いますが、El Corte Inglésにあったフードコートにも、カルドヴェルデが飲めるお店がありました。100%ファーストフードです。お財布にやさしい。

サラダのセットとか、キッシュのセットとかいろいろありましたが、軽いランチなら、スープだけでおなかいっぱいになります。日本の某汁物在庫東京の3倍くらい入って4€くらいです。チェーン店なので、いろいろなところにあると思いますが、何せ公式サイトがくそみそだったので、ご紹介できず心苦しいっす。

変わりにレシピを置いておきますが、ケールなんてどこで売ってるだってよな。

ビーニョヴェルデとかカルドヴェルデとか、わたしはヴェルデがすきなんだな。緑。ナメック星人かな。

 

東京のポルトガル料理レストラン

帰国後すぐに恋しくなったので、行ってきました。東京の代々木八幡にある有名店、クリスチアノです。安くて、美味しくて、ボリュームもばつぐんなので、できれば何人かで行ったほうが色んなメニューが楽しめるとおもいます。

クリスチアノ 予約必須

東京都渋谷区富ヶ谷1-51-10 プリティパインビル1F 月曜定休

火〜土)18:00~26:00 日)18:00~24:00 

 

近くには系列店「パステルデナタ(エッグタルト)」専門店のナタ・デ・クリスチアノもあります。テイクアウト専門で、1つ200円というハードルよりも、5人くらいしか並んでいなくても15分は待つという回転率のハードルの方がわたしには高いのですが、みんな「嘘でしょ」ってくらい大量に買って行くので仕方がないかもしれません。肥るよ。晴れた日にコーヒーとナタを持って代々木公園でピクニックするのが至高だとおもいます。

ナタ・デ・クリスチアノ

東京都 渋谷区 富ヶ谷 1-14-16-103 年始休

10:00~19:30

 

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もうりのポルトガル紀行はこれにて終了です。

ポルトガル、行く前より行ってからのほうが、ずっとずっとすきになりました。住みたい。住める。これを読んだかたがひとりでも「あ、ポルトガル行ってみたいかもしれないかもしれない」と思っていただけたら幸いです。

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オブリガーダ、ポルトガル

*1:完全に成熟する直前に収穫をした若いぶどうを使って作られる、ポルトガル産の微発砲ワイン。軽い口当たりでぐいぐい飲んでしまうのでディ・モールト危険。