2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第2弾です。
今回は、日本は成田空港を出発し、アブダビ空港でトランジットの後、ロンドン市内に到着するまでについて書きます。
実用としては不十分、旅行記としては面白みが皆無ということで、ミリも面白くないことをここに記しておきます。タイム・イズ・マネー。
もくじ
ヒースロー空港に到着したい
自宅から成田空港まで
成田空港って遠いですよね。これから長時間のフライトへと挑むのにも関わらず、めちゃめちゃ頑張らないと空港にもたどり着けない東京、どうかしてるぜ!ヒーハー
毎度のように時間と体力に余裕のある際は、京成線の特急を利用する貧乏トラベラーだったのですが、この度、同じような貧乏人に朗報を頂戴しました。
↓ ↓ ↓ (楽天風)
有楽町(or 東京駅)→成田空港;1,000円!
このブログは大切な情報など一つもないので、太字や大きい文字、ましてや色を付けるなどしないと決めていたのですが、どう考えても大切なことだったので全部盛り込みました。
事前予約無しで、1,000円直接支払うだけで、Wi-Fi完備の高速バスで成田空港まで連れて行ってくれる最高の乗り物です。渋滞情報等にも気をつけなければならないこと、満席の際は、次のバスを待たなければならないこと(予約者優先)など、考慮しなければいけない事項は色々ありますが、言ってしまえば電車も同じようなものです。これらの条項をラクラククリアできる選ばれし貧乏人は是非使ってみてください。
帰りの成田→有楽町もこれで帰ってきましたが、成田空港では長蛇の列だったので、事前予約がオススメです。と書きたいところですが、成田発は予約ができません。
しかし、並んで待つ場所も外なので、猛暑・極寒の際は
・成田空港第3ターミナル「バス乗車券カウンター」にて、同ターミナル出発便の時間指定のバス乗車券を購入することでができます。
バス乗車券販売は、座席数を限定(適宜席数設定/各便)して承っております。
第3ターミナルでのご乗車順につきましては、バス乗車券をお持ちのお客様を優先してご案内する場合がございます。
とかいうやつを利用するとイイ感じに乗車できるかもしれません。
ちなみに、有楽町駅は日比谷駅含めると多くの地下鉄路線が乗り入れておりますが、バリアフリー化が遅れに遅れており、階段を昇降せずには地上に出られないという事態が発生しております。
めっちゃ探せばエレベーターがあるのかもしれませんが、当方段差探索ブログではないので探してません。ご利用の際は事前に確かめておくか、フラットなイメージのある東京駅をご利用ください。ちなみに有楽町で満車になると、東京駅では乗せてくれないので注意が必要です。注意だらけや。
帰り道、20kgを超える荷物を運ぶのを手伝ってくれたお爺さま、、一生忘れません、、、
成田からロンドンまで
前のブログにて述べましたが、今回はエティハド航空を利用しました。理由はトランジットの待ち時間が短い割には安かったからです。
《往路》成田→アブダビ→ロンドンヒースロー/《復路》ブリュッセル(ベルギー)→アブダビ→成田という長旅です。おしりが4つに割れます。
さて、このエティハド航空の評判の良さは5スターということで信頼しておりましたが、とにかくメシがアカンの一言。主菜も美味しくないのですが、どのエアラインを利用しても100%の確率で提供されてきたこれ、
画像;https://hiveminer.com/Tags/airplane,snack
そう、このパン。絶対マズいと思って口に運んでみたら温められていて意外とマズくないコイツが、今回亀田製菓のソフトサラダでした。
画像:https://item.rakuten.co.jp/kaumall/41592953/
何を言っているか全然分からないでしょうが、ソフトサラダだったんです、主食が。
あまりにも吃驚したので、周囲の様子でも伺ってみると、肉や魚に関係なく、日本人(っぽいひと)→ソフトサラダ/西洋人(っぽいひと)→パンが配られていました。
信じられない、、食べられないとなると、いつもは仕方なく食べているあのパンが妙に高級品に見えてきます。もしかして、、、、この感情が、、隣の芝は、、、青く見える……ッ!
亀田製菓に何の恨みもなく、むしろ普段であればこの煎餅もだいすきですが、まさか機内食の"主食"として登場するなど、全くの想定外。エティハド航空は日本人が焼き鮭と納豆とみそ汁と共にこのソフトサラダを頬張っているとでも思っているのでしょうか。
穀物をどうにかして最終的に焼いたものなので、理論上はパンと一緒だから勘違いするのも仕方な、、くねえよ!頼む〜!エティハド航空、日本文化にもう少しだけ興味を示してくれ〜!このままだと塩分過多で日本人は死ぬ〜〜!
一瞬でエティハドに不信感を抱く次第と相成りました。
毎度このソフトサラダが提供されるわけではないようなので、過度な期待は禁物です。
フライト中の出来事といえば、ロンドンにお住まいのインド系の男性に「どこから来たのか」と聞かれ、日本だと答えると「日本はとても良いところだけど、全然みんな英語喋れないからクソだ。でも3回行ってる。桜は素晴らしいし、どこへ行っても美しい。日本人はとっても優しいしいい奴だ。だが英語が喋れないからクソだ」と延々と聞かされました。
同じことを5回程聞いたところで「3回も行くくらいすきなら少しぐらいは日本語覚えてから来いよ」と冗談まじりに言ってしまったわたしはまだまだガキだなあと思いました。会話にスパイスを与えたつもりでいましたが、カレーにスルーしてきたので、ナンだかなぁ、と思いました。
日本発着便も映画の日本語字幕はほとんどないので、眠れぬひとは何か持ってったほうがいいです。席にはUSBポート、どのプラグも差し込めるマルチプラグがあるので、充電には事欠きません。中東系のエアラインでは珍しくありませんが、エコノミーでも、
みたいなアメニティが貰えます。耳栓・靴下・アイマスク・歯ブラシ・歯磨き粉が入っています。巾着マニアのもうりはこの「Sleep tight」巾着が一番嬉しいです。
アブダビ空港
画像;https://www.adgeco.com/abu-dhabi-international-airport-prepares-to-manage-23-million-travelers/
今回、乗り換えの時間が3時間程しかなかったので、何も探索せず、飲まず、食べずでしたが、大きな空港です。所謂中東の空港でのトランジットは、ドーハ・ドバイ・アブダビと3つ経験しましたが、どこも似たような感じです。強いて言うならドーハがバツグンにキレイで、ドバイはめちゃくちゃに広くて意外と年期が入っています。アブダビに言うことは無い。
こんな感じで空港内をウロウロしているひともいるので、徘徊したいひとはご覧ください。
色々記事を見ていると「寒いというのを見て厚着してきたけど、そんなこと無かった」という意見を多々目にしましたが、わたしが行ったときは極寒でした。長袖Tシャツにカーディガンという出で立ちでしたが、完全に風邪をひきました。
乗り換えの際、到着するとすぐに保安検査があります。アクセサリーもベルトもしていないのに、毎度引っかかるので慣れっこなのですが、ここアブダビでは簡易的な個室に連れて行かれます。そこで女性スタッフに色んな所を触られますが、めっちゃ適当です。今までで一番ちゃんとしていたのは日本でした。毎度すんません。
あと、乗り換え時に手荷物にデジカメやパソコンが入っていると、その電源がきちんとつくか確認されます。アブダビでロンドン行きの飛行機に搭乗する際一眼を持っていたので「電源つけて」と言われました。バッテリー切れだと没収されるようです。
確か成田からアブダビに到着する前に機内でアナウンスがあり、英語だったので「そんなことあるかいな、わたしの聞き間違いやろ」と思っていましたが本当でした。心配なかたは、機内で充電しておくことをおすすめします。
調べてみたらテロ対策だったようです。中東経由でアメリカ・イギリスに行くかたはご注意くだされ。
まさかパソコンやカメラを預け荷物に入れるだなんて恐ろしいことはできないので、この流れが広がると面倒くさそうです。
ヒースロー空港に到着したら
やっとUnited Kingdom of Great Britain and Northern Irelandに入国です。
エコノミーなので、ファーストクラス・ビジネスクラスの殿上人に敵う術などひとつも持ち合わせていませんが、できるだけ早く降機してください。がんばって早く降りても、この入国審査で軽く90分は待ちます(時と場合による)。別便で到着した友人は20分程度の待ち時間だったので、違いはよくわかりません。
わたしが並んだときはとにかく進まぬ列にヘトヘトになりました。長期戦なので、スタッフから水の差し入れがありました。まわりの人間との連携も見事で、ペットボトルが飛び交う、かなり部活感のある光景が繰り広げられておりました。アオハルかよ。
入国審査
入国審査は、わたしが今まで経験した中でいちばんたくさんの質問があり(スタッフによる)
・日本での仕事(仕事内容も)
・宿泊場所
・1人かグループか
・何をしにロンドンに来たのか?
等詳しく聞かれました。
何をしにロンドンに来たのかとか聞かれ、普通は「Sightseeing」で事足りるのでしょうが、今回は内容を詰められました。
特に何をしようと思って来たわけではないので、適当に「美術館とパブ巡りに来ました」と言うと「どの美術館に行くの?」と聞かれ、何となく頭に残っていた「London Transport Museum、Design Museum、Victoria and Albert Museum」の3つを挙げたのですがご不満だった模様。
「a〜nd?」と、わたしの口から「大英博物館」という単語が出るまで入国させてくれそうにありません。なんなんだコイツ。しかし、困ったことに大英博物館を英語で何と言うかわかりません。混乱し過ぎて「ダイエーミュージアム」と言う有様。
日本では大英博物館として浸透しすぎなんだ(言い訳)。ガイドブックにもデカデカと「大英博物館」と書かれていたし(言い訳)、わたしのせいじゃない。「入国審査で“大英博物館”を英語で何て言うか分からなくて入国できずに帰ってきました」なんてお土産話誰が望んでるんだ。みんなか。
となっていると、審査官が「Bri...?」と更に煽ってきます。めちゃめちゃバカにされてる。くやしい。ですが、そのヒントを元に無事「Museum」の項は突破。
皆様、大英博物館は「British museum」と言います。簡単!
あとは「パブ」の項ですが、それこそ全く分からないので「お姉さんのおすすめのパブ教えてよ、そこに行くから、ね、お願い」というと完全にスルーされて無事入国スタンプを押してもらえました。教えてくれよ。
そんなわけで無事入国。
友人が到着するまで時間があるので、terminal 3のThe Three Bellsというパブで時間をつぶします。こちらは座席にもよりますが、電源タップもあるので、充電しながらのんびりできます。
ハーフパイントのビール2杯で約800円。日本では普段飲まないギネスなんて頼んでしまいましたが、めっちゃうまい。なんじゃこれ。到着して10分でロンドンが好きになった瞬間でございました。
ロンドン市内に到着したい
ヒースロー空港からロンドン市内のPaddington Stationまでは前回書いた通り、"Heathrow Express”で参ります。空港と市内をノンストップ15分で繋ぐ夢の乗り物。東京頑張れ。
ヒースローエクスプレス以外の手段については下記リンク先をご覧ください。
ヒースローエクスプレス
チケットの買い方、乗り方などは、こちらが詳しいです。頼りっきりの生活。
くどいようですが、空港のターミナル間を結ぶシャトルと、ヒースローエクスプレスの乗り場は同じなので、間違えないように気をつけてください。
乗車後は、購入しておいたチケットの出力もしくは、スマホ等の画面でこのコードを乗務員さんに見せればオッケーです。
2人分のチケットを同時に購入し、ワケあって別々で乗車しましたが、このコードさえ見せれば、別々でも大丈夫なようです。突っ込まれたらワケを話せばどうにかなりそうです。
さて、Paddington駅まで到着すればこっちのものです。
Oyster cardを手に入れて、ロンドンを楽しみましょう。
つづきます。