2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第8弾です。
ロンドン・ベルギー編を2018年中に書きたいもうりです。(無理め)
さて、今回はベルギーの古都、ブルージュを巡ります。
画像)http://masayaxp.com/?eid=1327
でおなじみ、ブルージュでございます。
ブルージュって?
ブルージュは、運河が素敵な古都らしいです。友人が「わたくしのおばあちゃまが今まで行った海外旅行の中で一番良かったっておっしゃってるから行ってみたいワ」といっていたので、伺うことに致した次第だワ。
ブルージュはとても小さな街なのですが、街中に3つの世界遺産が登録されているらしく、そもそもその1つが「ブルージュ歴史地区」と、旧市街まるまる世界遺産なのですから、それはもうバリ世界遺産な感じやねん。知らんけど。
詳細な説明は大変面倒なため、興味のあるかたは以下URLを見てください。
https://www.visitflanders.com/ja/destinations/bruges/index.jsp
ブルージュはガイドブック等でよく「絵本に出てくるような街」と表現されており「こんな絵本読んだことないわ」、「そもそも絵本とか読んでへんわ」なんて関西の方々には申し訳ないのですが、人によっては絵本出てくるような街です。メルヘンな感じがお好み、水の都が好き、よくわからないけどちっちゃい昔ながらの街が好き、なんてかたは行くと楽しいかもしれません。
先述しましたが、とてもコンパクトな街なので、1日あれば十分回れるかと思います。ブリュッセルから日帰りで行けないかな、なんて短時間トラベラーも、半日観光も可能かと思うので、きになるかたは頑張ってみてください。
※ブルージュは、「ブルージュ」「ブリュージュ」「ブレッへ」「ブルッへ」等、多くの読み方が散見できますが、荷物は盗られるでは「ブルージュ」で統一します。
ブルージュの町並み
ブルージュで何かアクティビティを、という欲求はすべてねじ伏せてください。ここは街中を散歩することが一番の楽しみであり、唯一の楽しみであるといえます。
ベルギーといえばビールは美味しいしご飯も美味しいので、それらを楽しむための十分な施設は存在しますし、おそらくどのお店に入っても(ロンドンより安く)美味しいと思いますが、忘れてはならないのが、ブルージュは街の散策が一番のアクティビティです、ということです。
このような運河が街全体を巡っています。そのため、いくつもの小さな橋が存在し、大きな道路はあまりないため、街中の主な交通機関は馬車です。といっても、あまり馬車乗ることはありないので馬アレルギーのかたも安心してください。
街中に電車やメトロは走っていないため、中長距離の移動はタクシーかバス、ということになります。ブルージュの駅前はかなり過疎化が進んでおり、おそらく皆様がご宿泊されるであろう施設は旧市街にあるため、電車でブルージュの駅に到着してから、ホテルまではタクシーで移動することになります。
「直線距離にしたら2kmくらいだし大丈夫大丈夫!全然歩ける!」なんてかた、今しがた持っていくであろう鞄を見直してください。街中は10割を超える勢いで石畳なので、ガラガラしているあいだに右腕か左腕が取れます。バス乗り場から近いホテルを選ぶ・おとなしくタクシーに乗る・びっくりするくらい腕を鍛え上げる、いずれの3点の中から選択することをおすすめします。
マルクト広場、という中央広場。この鐘楼は世界遺産のようです。
ベルギーinしてもずっと曇天。
いま流行りのInstagram的なフィルターをかけるとそれっぽくなります。映え。
運河クルーズ
街の散策だけが唯一のアクティビティと書いてしまいましたが、運河の観光都市。やはりクルーズで資金を得ようとしており、こちらもこの街のアクティビティといえます(高評価)。街の何箇所かに乗り場があり、どこから乗っても8ユーロ。お値打ちです。
ベルギーといえば、国内の公用語が【フランス語・ドイツ語・オランダ語】と、そこまで大きくない国のなかで3ヶ国語も話されています。州をまたぐといきなり言語が変わっている、大変な国です(それゆえに英語を話せるひとも多々。あんしん。、、あんしん?)。そのため、ボートの運転手は、ボードを操縦しながら「英語でガイドしてほしいひと~!フランス語でしてほしいひと~!ドイツ語でしてほしいひと~!オランダ語、、は無理なんでごめ~ん!」みたいな感じでアンケートをとり、ボートに乗り合わせたひとのおおよその希望言語でガイドをしてくれます。
運河沿いには「白鳥とは、、」というレベルで白鳥が群れまくっており、わたしがいままで抱いていた白鳥の優雅さが一気に崩壊しました。白鳥はただの白いでかい鳥です。
ブルージュのグルメ(と酒)
我々も1泊しかしておらず、滞在時間も15時間程度。満足に街中で食事をしていないため、紹介できるのが1軒しかなく申し訳ありませんが、大変美味しかったのでご紹介します。
Quatre Mains
ベルギー料理のレストランです。マルクト広場からも離れておらず、便利な場所に位置しています。激安ではありませんが、こじんまりとして落ち着いていて、センスもとてもよく、もちろんごはんもめちゃうまなのでおすすめです。
ポテトのフライ。当たり前のように美味しい。
これは何だったか覚えていませんが、べらぼうにおいしかったです。
突然食べ物ではない写真で失礼します。実はクルーズ中に大雨に降られ、傘も合羽も持ち合わせていなかった我々はびっちゃびちゃになってしまいました。の図です。天気が良くても突然の降雨に見舞われることもあるので、天気予報は要チェック、心配性なかたは折り畳み傘を屋根のついていないクルーズ持っていってください。
何が申したいのか、というと、画面左にうつあたたかい紅茶をオーダーしたら、南部鉄器の急須で出てきました。ということです。日本のものがこんな感じで使われていると嬉しくなりますよね、という余談でした。ありがとうございます。南部鉄器の急須ほしい。だれか。
Quatre Mains
't Brugs Beertje
テ ブレッへ ベールティエ、と読むらしいですが、覚えなくてももちろん大丈夫です。
こちらは、ベルギービールの聖地として知られているらしく、「ビール好きでブルージュを訪れるのに、't Brugs Beertjeに訪れないやつはニワカ」と呼ばれているくらいだそうです。ラガーペールエールヴァイツェンくらいしか知らないニワカど真ん中のアラサーですが、ビールには目が無いので、疲れ果てて早々に眠りについてしまった友人をホテルに残し、ボッチビールしてきました。
お店はちょっと横道に入ったところ。小さな看板が出ているので、それを頼りに。
ちなみに、ロンドンでは「パブ」と言っておりましたが、ベルギーではこのおみせのようにビールを楽しむ飲食店のことを「ビアカフェ」というみたいです。
約300種類のビールが揃う店内。お店のひとによると、「ビールの数だけグラスがある」という徹底振り。ビールは嗜好品。かなりのこだわりを感じます。
全然詳しくないので、なんだか詳しそうなかたのブログ貼っときます、、
https://ameblo.jp/la-luna-sarah/entry-12292645513.html
(写真もとてもきれい)
とにかく聖地でベルギービールを飲んでみたいけど、何がいいか全然わかんないよ、、っ!というアラサーは、店員さんにゆだねてください。仮にあんまり舌に合わないものが来ても、それもまた一興。旅の醍醐味だとおもって、素敵な空間を楽しんでください。
't Brugs Beertje
Kemelstraat 5, 8000 Brugge, Belgium水曜定休
日-木曜)16:00-24:00
金/土曜)16:00-25:00
ちなみにガチガチのガチでビールすきなかたは、飲み比べのできる博物館もあるみたいなので、そちらもお時間あればいかがでしょう。
あとは、敬愛するCREAの記事をば、、
ビール醸造所ときましたか。それは大変きになりますな。。
深夜ブルージュ徘徊
さて、ほろ酔い気分で夜のブルージュを散歩します。
とても治安がよいので、プラプラ歩いていても安全です(と思ってる)。
昼はたくさんの人でにぎわう目抜き通りも、夜になるとぜんぜんひとがいない。
WELKOM!かわいい!
謎アートだけど街に合ってる気がします。
こういう路地、いいですよなぁ、、
昼間はにぎわうところに人っ子ひとりいない、っていう感じがすき。
ブルージュのナイトスポット。こんな風貌なのに5年前くらいのヒットチャートをにぎわせていたようなEDMがお店の外にもガンガン響き渡る。
洗濯やさんかしらね。かわいいわね。
バス停、
気付いたら運河の街なのに、まったく水路に近づいていませんでした。こういう小道がすきなんでしょうね、きっと。
ブルージュ、ほぼ前情報無く行きましたが、ブリュッセルとは全く違う、小さな観光都市です。こういう風情ある散歩道がだいすきなかた、ボートのりたいかた、ビールの聖地に行きたいかた、ブリュッセルだけの予定だったけど、突如どっか日帰りでいきたくなっちゃったかた、ぜひブルージュへ。
つづきます。