2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第7弾です。
9月も終わりますね。すっかり秋空になってきました今日この頃、遅筆すぎて1年以上前の旅行記を書いております、もうりです。
確認できる部分においてはきちんと現存しているものだけを書くので、行って「こんなもん無かったわ」とならないよう気をつけますが「こんなもん無かったわ」になってしまった場合、ごめんなさい。
さて今回は、ロンドンのいたる地域で開催されているマーケットをめぐります。マーケットってなんじゃらほい、って感じですが、なんか屋台村、って感じのとこです。お土産やさんだったり、屋台飯が食べられるとこだったり、ハンドメイドのものが売っていたり、なんでもありのロンドンのマーケット。散歩しているだけで楽しかったりするので、ご興味あるかた、しばしおつきあいのほどよろしくお願いいたします。
もくじ
ロンドンのマーケット
なぜか弊社には、生粋のロンドン人・ロンドンに留学していたシンガポール人・ロンドン近郊に留学していた中国人が在籍していたりしており、ロンドンの情報収集には事欠きません。その中のシンガポール人に「Borough Marketだけはゼタイ行テネー!」とゴリ押しされたので行てきました。
調べてみれば、ノッティングヒルの恋人のロケ地としても有名なPortobello Market、ロンドンいちのフードマーケットとして名高いBorough Marketなど、各地で様々な特色を持つマーケットが開催されているよう。色々つまみ食いができると思い、いくつか回ってみることにしました。
わたしの情報じゃ足りないので、よろしければ上リンクご参照ください。
Borough Market
シンガーポール人絶賛のフードマーケット。Wikiによると、国内最大規模にして1000年の歴史を持つ市場らしいです。ほんまかいな。
イギリス国内最大規模の食品市場であり、2014年には開設から1000年を迎えた。20世紀中頃までは主に卸売市場として発展したが、現在では主に観光客や市民向けの小売市場として知られている。
我々が旅行する一ヶ月ほど前に、ここのマーケットや付近にあるLondon Bridgeでワゴン車が暴走するテロがあり、爪痕が心配でしたが、あんまりに普通に営業されていたので、逆に少々不気味に感じ候。負けないぜ。
こちらのバラ・マーケットですが、観光中心部から非常にアクセスがよく「せっかくだし1つくらいはマーケットに行ってみようか」なんて軽い気持ちで手を染めやすい、最大規模にして初心者にやさしいマーケットだと思います。
写真にはGREEN MARKETと書かれていますが、Borought Marketの一部です。いくつかのゾーンに分かれていて、食品を売っている市場のようなゾーン、屋台飯ゾーン、レストラン、みたいなかんじで、イギリス国内最大規模の食品市場というのも納得の広さです(築地を想像していくと相当コンパクトなので、過度の期待は禁物)。
魚や野菜も売ってりゃ、おしゃれな塩とかおしゃれな油とかも売っているので、お料理がすきなひとへのお土産探しもできそうです。
ここのマーケットでもめげずにFish and Chipsを頬張るアラサー。なんだかFish and Chipsの大会で1位になったということもあり、観光客・ビジネスマンが列を作っていました。
でかい。我々はテイクアウトしましたが、きちんとしたレストランがあり、その付属としてFish and Chips屋台が出てる、という感じです。到底一人では食べきれないので、二人でシェアしてください。二人でももうイモいらなイモん、、、ってなります。
ここが Fish and Chipsの大会で1位か。確かに美味しいけど、これで1位と言うことであれば、わたしは金輪際Fish and Chipsで感動することはなさそうだ。それでいいのかFish and Chips協会!
しつこいですが、この近辺には歴史的遺産として保護されているThe George Innというすばらしいパブがあるので、お時間のあるかたは是非。
ロンドンの金融街「Bank」からも離れていないので、平日はパリッとスーツを着こなすビジネスマンがランチする風景が見られる素敵なスポットであります。
Old Spitalfields Market
中心街からはちょっと離れたマーケットです。
ここはなんだかしゃれています。おそらくメインはアンティークとか、ハンドメイド系の雑貨を売っているマーケットですが、おいしい屋台もたくさんあるので、平日のランチタイムには近隣のビジネスマンたちでごったがえしています。
有名なFish and chipsのお店、poppie'sもマーケットの中にあるので、「食べてみたいけどフィッシュアンドチップスのためだけにわざわざ店舗まで赴くのメンドくせーな」ってかたにもおすすめです。
Fish and chipsばっかり食べてる。
16 Horner Square,Spitalfields
月-水曜:10:00-17:00
木曜:9:00-17:00
金曜:10:00-16:00
土曜:11:00-17:00
日曜:9:00-17:00
Shoreditch
Old Spitalfields Marketの周辺にはShoreditchという街が広がっており、
いわゆる若者が集まる街で、お洒落なセレクトショップ、カフェがあり、夜はパブやクラブを目当てにした人々が集まります。
らしいです。案の定下調べが足りず「ほんまか?」と思うくらい街は閑散としておりましたが、おそらくBshopなんかに足を運ぶおしゃれさんたちはご存知、Labour and Waitなんかも、このエリアにあります。
Labour and Wait
Labour and Wait
85 Redchurch St, London E2 7DJ月曜定休
火-金曜:11:00-18:30
土-日曜:11:00-18:00
日本のBshopに売っているものも値段もそんなに変わらないので、わざわざ行かなくて大丈夫です。Bshopさんはちゃんと我々がほしいものをセレクトショップの中からセレクトしてセレクトショップしてくれています。安心してください。
と、思ったら千駄ヶ谷にできていたんですね。迷わずこっちいってください。
LABOUR AND WAIT 日本初の直営店がオープン!! | NEWS | Bshop inc.(ビショップ)
Rough Trade
かつてSmithなどの伝説のバンドが在籍していたレーベル。現在もStrokesやMystery Jetsもこのレーベルに属しており、そのへんの音楽がすきなひとは「オリジナルグッズほしぃ、、」となるレーベルが営業するレコードショップです。
このときPhoenixがTi Amoというだめだめな新譜(※個人の見解です)を出しており、店内はTi Amo一色でしたが、どこにCDが売られているかまったく分からない謎陳列で惨敗して帰ってきました。
UK感やばい。
Rough Trade East
月-木)9:00-21:00
金)9:00-20:00、土)10:00-20:00、日)11:00-19:00
Portobello Road Market
Notting Hillというエリアにあるマーケットです。曇天。
ノッティングヒルの恋人という映画のロケ地としても有名です。見た気がするのですが、おヒューが出ていたこと以外覚えていない。
こちらのマーケットは、イギリスで最大級のアンティークマーケットとして名を馳せていたそうですが、わたしが行ったときは「アンティークのお店がすこし、あとはお土産やさん」が主たる商品でした。アンティークにそこまで興味がなければわざわざ時間を割いていく必要もなく(※個人の見解です)、ピカデリーサーカスあたりでも購入可能なロンドンのお土産、あとは the Notting Hill Shopping bagというトートバッグが欲しければ行けばいいんじゃない?って感じです。
notting hill shopping bag - Bild från Notting Hill, London - TripAdvisor
こいつです。
もっとも盛り上がるのが土曜、という話も聞いたり聞かなかったりなので、ちょっとでも興味があれば検索してみてください。
Lisboa Patisserie
マーケットからすこし歩きますが、どうしてもおいしいエッグタルトが食べたかったので、ノッティングヒルエリアのこちらのパンやさんにいきました。
なんの洒落っ気もありません、おそらくほんとうのポルトガル人がやっているのでしょう、ポルトで見かけたような店構えとまったく同じ、値段も非常に安価で落ち着くお店です。カフェ、というよりほぼイーインスペースといったような表現が合うお店ですので、くつろぎたいという目的で行かないでください。
ただし、エッグタルトは絶品です。
ひゃー、おいしい。
57 Golborne Rd, London
無休 7:00-19:00
Camden Market
行っていないのですが、例のシンガポール人に勧められたCamden market。日曜が一番盛り上がるようですが、毎日開催されており、ヴィンテージがすきなひとには楽しそうです。
うわ、、なんだか魅力的な古着屋さんがたくさんある、、(上のリンク参照)
帰国後アナザースカイでこのへんの古着屋さん巡っているのが放送されていて悔しかったです。だれか恨みをはらし、、て、、
あと、気になっていたのが、World's Endというパブ。
画像:https://i.pinimg.com/originals/b8/e1/c/b8e1c0f56272fb56634c40005f967fc7.jpg
World's Endて、、幾多もの中二病患者がこぞって集いそうな最高のパブじゃないですか、、こんなところで同じ病状の患者たちとビールを飲むのはさぞ楽しいんだろうな、、
Camden TownにはAmy Winehouseの銅像があるらしいのですが、ぜんぜん似てないので載せません。
もっといろんな曲を聴きたかったぜエイミちゃんよ、、
さて、今回は巡ったのか巡ってないのかわかりませんが、マーケットをご紹介いたしました。いや、これではできていないので頼る。
100以上あると言われるロンドンのマーケット、このサイトが一番素敵に纏められているような気がしたので、ご紹介しておきます。食・雑貨・服飾などのカテゴリーに分かれていて分かりやすいです。
というわけで、あまり「何か掘り出し物があればいいな!」「べらぼうにおいしいB級グルメがあるかも!」なんて過度な期待はせずに、のんびりマーケットをたのしく散歩してきてください。されば救われん。
つづきます。