【2017 ロンドン・ベルギー(14)】ブリュッセルのスーパーで買いものしたい
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第14弾です。
ついに①みたいな丸で囲まれた数字が出なくなりました。ごきげんよう。
今回は、ベルギーの首都、ブリュッセルでのショッピングについて書きます。ブリュッセルでのショッピングと言えど、欲しいものは食品以外に思いつかないので(DRIES VAN NOTENの洋服が欲しい旨は以前にも書きましたが、アントワープにしか店舗がない上に、店舗数で言えば日本のほうが多い。デパートはInnoというあまりイケてなさそうなものが1つあるのみらしい。)、スーパーについて記載いたします。
なつかしい。
もくじ
ブリュッセルのスーパー
いくつか行って比較したい、いろんなものがほしいので、目についたスーパーに率先して入るようにしていましたが(≠暇)とくにここが!すごく!とっても!よい!と秀でたスーパーはなかったので、どこに行っても同じですが、僅差でのおすすめ順で並べます。
DELHAIZE
「デレーゼ」と読むみたいでれーゼ。プジョーっぽいロゴです。わたしはここで大量買いしました。なぜなら、ブリュッセルで訪れた1つめのスーパーマーケットだったからです。それだけです。
1カ国目の滞在地、ロンドンのスーパーですでに2週間分程度の食品を購入しており、スーツケースの重量オーバーどころかケースに馬乗りになって締めないとロックさえかからない状態だったので、チョコレート程度の食品しか買わない予定でしたが、食品を買うならどう考えてもベルギーのほうがおすすめなので、ロンドン→ベルギーする人は同様の凡ミスを犯さないように気をつけてください。
イギリス出国時には今回の預け入れ荷物の重量制限20kgを優に超えておりましたが、ベルギーで+10kgという結果になりました。なぜなら、イギリスもベルギーも瓶詰めのサムシングばかりで、1つの物品を持ち帰るためには想像の5倍ほど重くなるからです。よろしくご査収ください。
こちらのデレーゼ、街中に存在しており、わざわざ歩いて向かう、というより、街中を散策していたら「あ、こんなとこにスーパーあるやんけ、寄ってこか」という場所にあります。グランプラスからも徒歩で5分くらいらしいです。
街中のスーパーなのでそこまで面積は広くないのですが、天井近くまで積み上げられた商品が所狭しとひしめき合っており、「地元住民も、観光客も一緒くたに満足させてやるぜ?」という心意気を感じる男前なスーパーです。広くないのにも関わらず、相変わらず魅力的なラインナップで、ロンドンのスーパーの600倍くらい魅力的です。
ロンドンもパッケージがおしゃれだったり、スーパーそのものが洒落ていて見ている分には楽しいですが「まあ、あの程度の美味しさだろうな」と想像できてしまうので、やはりベルギーのほうが600倍くらい魅力的です。
デレーゼはよくできたスーパーであり、「はぁ、あのシンプルに口がくせえ上司にもお土産頼まれてたな、あ、このまえ就業時間後に急に「明日午前までな」って仕事振ってきた先輩にもだわ」というただただシンプルにタスクをこなしたいかた、プライベートブランドの商品も少々ではありますが扱いがあるので、それをブチ巻き散らかしてやりましょう。
DELHAIZE Anspach店
Boulevard Anspach 63, 1000 Bruxelles
無休:8:00-21:00
Carrefour market
こちら、フランス資本の「カルフールマーケット」です。店舗にもよると思いますが、ブリュッセルの中心部にあるカルフールはデレーゼに比べると清潔で広く、買い物がしやすいです。わたしが行った店舗は2階建てで、2階部分にデレーゼにはなかったビールがあったので、ビアラバは訪れて損なし、と言い切ることができ!ます!(たぶん)
なんとなく「オーガニック〜」な感じが漂いますが、そういうわけではなさそうですし、お値段も大きく違いは無いように感じたので、デレーゼでもカルフールでもお好きなほうに行けば大丈夫だと思います。
Carrefour market
Rue Marché Aux Poulets/kieken, 1000 Bruxelles
無休:7:00-23:00(怪しい。早めがおすすめ)
ほかにもいくつかコンビニサイズのスーパーなども中心部にあるみたいです。夜にどうしても何かが必要になってしまった場合など、気になるかたは調べてみてください。
スーパーで買ったもの
ベルギーといえば、「チョコレートとワッフルばっか食ってんだろ、芋にマヨネーズばかみたいに乗せやがって、、」という羨望の偏見があり、逆に言うと、その程度の知識しかなかったのですが、意外とわたしの胃袋はベルギーに支えられていたことが発覚しました。
なによりも驚いたこちら。
Lotus社のお菓子たち
き、キミ!ベルギー生まれだったんだね!シナモン風味のニクいヤツ!日本だと成城石井とかソニプラでしか手に入らなくて特別感があったのに、カルディでバンバン売り出されててかなりどこでも買える感強まったけど結局高くて廉価版買うヤツ!
が、とんでもなく安価で買えます。「コストコか?」って感じの量で売り出されていることもあるので、Lotus狂でなければ同行者どわけっこするのもおすすめです。
そして、こんな商品も発見。
塗れば全てがLotusの味になるスプレッド。やんばあい。ばかかよ、、Lotus祭じゃん、、どれだけカロリー摂取させる気だよ、、重量が怖くて買わなかったけど、、
マ、マドレーヌ?!もうお前Lotus関係ねえじゃん!無論購入しましたが、シナモンの風味はしません。
Belgium Waffle presented by Lotus...
これももちろんシナモン風味ゼロ。
は?Suzy coverd with chocolate......no cinnamon......yes calories...
8枚入りで2€程度のSuzy...安売りしすぎでしょSuzy...もっと自分のこと大切にしようよ?
このワッフルたち、DELHAIZEにはPB商品もあります。(安い)
そして、DELHAIZEもLotusももれなくリエージュ風・ブリュッセル風がありますので、お好みの方をお買い求めください。
しかしこんなにロータスしてるとは思いませんでした。
過剰ロータス摂取でキマってしまいそうなので、用法用量を守って正しくお召し上がりください。
チョコレート
一流のショコラティエのチョコレートだけではありません。ベルギーのチョコはスーパーで売られているチョコレートも美味しいのです。
結局購入したのはGallerというちょびっと高級チョコレートですが、日本では絶対買えないくらい安く購入することができるのでおすすめです。
スーパーには「こんなにたくさんのチョコレート...たべきれないよぉ...」という種類のチョコレートが用意されているので、パッケージやなんとなく好きそうなナッツの絵が書かれたもの、値段等照らし合わせて頭を悩ませてきてください。大変楽しい苦悩です。
トリュフマヨネーズ
母の依頼で探したトリュフマヨネーズ。こちらDELHAIZEのPB商品で、3€もしなかったと思います。これがまたうまいことうまいこと。用途と言えば、じゃがいもを炒めるときに少し使ったり、茹でたじゃがいもにつけたり、じゃがいもをあげたものにちょびっとつけたり、じゃがいものサラダを作るときに使ったり、じゃが、、じゃ、、オムレツに混ぜてつかったり、ゆで卵につけて食べたりと、そこまで活躍の場が多いわけではありませんが、大変美味しいので、ちょっと重いですがトリュフとマヨネーズがすきなかたには大変おすすめですし、お土産であげればまさかプライベートブランドの商品だと思われず、高級品であるトリュフのマヨネーズをくれた神として崇められること間違いなしなので大変おすすめです。
ベルギービール
ベルギーといえば、ビール!というほどのビール天国ですので、多種多様なビールがブリュッセルのスーパーにも並んでいます。
個人的にベルギービールがあまり得意ではないのでそんなに買う気がなかったのですが、現地で飲んだり、結局買ったりと、気づいたら輸入業者化してしまいました。なんてったって安い。だいたい1ユーロ台で買えます。
1)Leffe
メジャー感のあるビール。日本でもベルギービールが飲めるお店にいくとだいたい置いていますね。こちら、Leffeというラベルで色々な種類のビールが売られていたので、日本でいうキリンビールとかそういう感じなのでしょかね。味は普通においしいビールという感じです。(舌バカ)
みんな大好きヒューガルデンです。無知のわたしはヒューガルデンをドイツのビールだと思っていました。おいしいですよね。
ヒューガルデン、ベルギーでも人気の模様で、ホワイトビール以外にもレモンビール、オレンジビール、ロゼ(フランボワーズ)を見かけました。ロゼはなんとなく香り豊かなチェリービール(後述)という感じ。いずれも女の子がすきそうなビールです。こちら、缶での販売があるので、重量と戦う戦士は是非ともご活用ください。
3)BELLE-VUE Extra Kriek
ベルギーではなぜかチェリービールというものがある一定の市場を形成しており、その一番有名なものがこのビールっぽいです。友人に頼まれたので買ってみました。
飲んでみたところ、ビール好きは厳しいかな?という感じです。ビール感があまりないからです。ビールの苦味が苦手だけど、ベルギーにきてみたことだし、何か記念に飲んでみたいな、というかたにおすすめです。
もちろんビール好きでも美味しくいただくことができるこちらのチェリービア、こちらも缶入りがあります。
4)MORT SUBITE LAMBIC KRIEK
こちらもチェリービールですが、ベルギー伝統の製法で作られた「ランビック」という種類の自然発酵ビールです。こちらは現地のビアカフェでいただきましたが、ランビックのなかでは大変飲みやすかったので、ランビック入門編としておすすめです。
5)Rochefort
トラピストビール、という修道院で作られたビールの1つらしいです。
ロシュフォールには、6・8・10とヘアワックスのような番号を振られた3種類があり、御察しの通り、数字が大きくなるほどアルコール度数が上がるようです。
「修道院」とビールが結びつかず???となっていましたが、現在も??????のままです。増えてる。うまいっ!とも、まずくて飲めない、ともならず(正直あまり覚えていないというのが本音)、【修道院ビール】を飲んだという経験値が欲しいかたにおすすめです。
6)RED MY LIPS
Brussels Beer Projectというメーカーから出ている、RED MY LIPSというビールです。このビールを知れたことが何よりブリュッセルを訪れた財産と言っても過言なくらい美味しい美ー流(びーる)です。
以前にも書きましたが、本当にわたしはこのビールがすき。
日本で700円とか800円とか払っても飲みたいすきな味です。飲めることに圧倒的感謝。新宿あたりで仕事が終わって「ビール飲みに行こう!いい店知ってんだ」なんつってネクタイ緩めながらくしゃっと笑顔で誘われたら一瞬で嫁ぎます。いらねえか。
他にもDuvelやCHIMEYなど、日本でも有名なベルギービールたちがスーパーで山積みにされているので、本格的に住みたくなります。
友人はビールが飲めないのでビールレーンで頭を抱えて長時間うろついているわたしをみてヒマそうにしていますが、わたしは本籍をここに移すか否かに答えを出すのに大変苦悩いたしました。ベルギービールが得意ではないと言ったわたしはどこへ。
ビアカフェの金字塔、デリリウムカフェのビールもスーパーで売られているので、店舗に行けないけど是非とも飲みたい、というかたはスーパーへどうぞ。スーパーのほうが安いし。
そして意外と現地民たちはハイネケンなどを買っていきます。オランダ...あるよね...そういうの......
と、妙にビールのカテゴリーだけ熱が入りすぎて大変キモい投稿となりましたこと、深くお詫びします。
気づけば桜が咲く頃。お花見に欠かせないのはー?(ビールー!)というわけで、どんどん飲んでいきましょう。
次回は、書き忘れていたロンドンのスーパーについて書きます。もう少々おつきあいくださいませ。