荷物は盗られる

入念に準備しても盗られるものは盗られる

【2015 タイ・カンボジア⑩】バンコク街歩き3 -ショッピングと食べる

2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第10弾です。

 

今回は、とても少ないですが、バンコクのショッピング、そして食べたものについて書きます。

一部食べたものについて書き始めたのはいいものの、バンコクの滞在時間は1.5日。実質わたしたちが獲得できた"食事"は、2度のみです。

しかも、その貴重な2度をめちゃめちゃ楽しんだかといえば、あまりの暑さにそこまでお腹がすかず、めちゃめちゃてきとうな食事になってしまいましたので、今回の記事は本当に役に立てません。主にスーパー以外のショッピング(何も買ってない)をご紹介します。

 

もくじ

 

Asiatique The River Front

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2012年に開業した綺麗に整備されたナイトマーケットで、東京ドーム2.5個分の広さを誇る敷地内に1,500店のショップ、約40店のレストランがあるらしいです。なんで1,500は管理できてて40は曖昧なんだ。わからん。

いろんなひとのブログを拝見していて【横浜赤レンガ倉庫みたい】という表現が多用されていましたが、わたくしもご多分に漏れず、そう表記させていただくことにします。タイ感は皆無です。

 男のひとはあまり楽しめないかもしれませんが、買い物がすきな女性は楽しいと思います(買いたいと思うものはそんなに無いです。そんなところも赤レンガに似ています)。

 

行きかた

このマーケットは、チャオプラヤー川のクルーズもどきが無料で体験できることが、ひとつの楽しみだと思います。

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(画像:https://goo.gl/QeAKKt

こんなボートに乗船し、10分程チャオプラヤー川からバンコクの街並みを【無料で】眺めることができます。上の画像は綺麗なものを探して優雅なかんじが出ていますが、実際はこんなかんじです。

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(画像:https://goo.gl/PXhV5D

奴隷船か。でもこれみんなが立っているだけで、こんなにパンパンに詰めて出発するわけでもないので安心してください。座席が埋まれば出発です。

2012年のことなど当たり前のように覚えていないので、詳しい行きかた等は以下の記事をご参照ください。

わかりやすい。ちなみに、行きはボートが行ったばかりだったので、20分くらい待ちました。そのへんも運です。

 

食べる

どう考えても外国人観光客向けのお店が多く、レストランはタイとは思えない価格設定。無論タイ料理を心底所望している我々がたどり着いたのが、屋台です。

屋台と言えど、きちんと着座して食べることもでき、価格も街中の屋台とは桁違いではありますが、そのぶん安心感もあります。

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タイに来たはずなのに、後ろのには【OISHI♡】と書かれた旗が吊るされています。タイの焼き飯「カイパット」と、空心菜炒めを頼みましたが、どちらも2人前くらいあります。

非常に美味しかったのですが、唯一OISHIくなかったものがこちらです。

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フルーツ好きの友人が「何事もチャレンジ!」と意気揚々に購入していたこちらのココナッツ。ウリ系が苦手なので完全にパスしましたが、キュウリもメロンもスイカもだいすきな友人が見たことも無い顔をしていました。無言を貫いていましたが、彼女は一生こういう状態のココナッツを飲まないとおもいます。

みなさんも何事もチャレンジ精神を持ってチャレンジしてみてください。無人島に漂着した際はこれくらいしか水分がないので、予行演習の敢行をおすすめいたします。

 

ふらつく

1,500のショップが本当にあるとは思えませんが、広大な敷地の割には、ひとつひとつの店舗がこじんまりとしていて、もしかしたら本当に1,500あるかもな、という感じなので、すべてを回りきるのはなかなか時間がかかると思います。

上の記事に5軒おすすめのショップが載っていますが、そんなことを気にせずブラブラしていれば楽しいです。

ナイトマーケットといえば、台北の食べ歩きをイメージするひとも多いと思いますが、こちらには、雑貨・衣料品・ハンドメイドのアクセサリー・iPhoneアクセサリー(非純正)・パチもんなどが主な商品で、中には家具や絵画を売るお店もあります。

ほんとうに色々なものが売られており、冷やかして歩いているのもなかなか楽しいです。友人はコードが七色に光るiPhoneの充電器を値切って500円程度で購入していましたが、帰国後1週間で使い物にならなくなったとの一報が入りましたので、ご購入の際は意を決してください。コードが七色に光るので、充電される速度も非常に遅そうですが、コードが七色に光るので、本当におもしろいです。夜部屋の電気を消してもコードが七色に光っており、笑いが止まりませんので、マンネリのカップルにおすすめです。ムードは出ません。

 

ショッピング以外には、CALYPSOというニューハーフショーが開催されていたり、ムエタイのショーがあったりするらしいので、興味のある方は調べてみてください。

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 ホームページの広告欄が全部募集中だったので存続が心配です。

 

Asiatique the river front

2194 Charoen Krung Rd, Khwaeng Wat Phraya Krai, Khet Bang Kho Laem, Krung Thep Maha Nakhon

17:00〜24:00(無休)

 

Terminal 21

空港のターミナルをテーマにしたショッピングモールで、各階ごとに世界の有名な都市をイメージした内装になっています。

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 (以下画像:https://goo.gl/TEuzbw

ロンドンや

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東京も

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各階、見事に「ナンカチガウ」感満載で良いです。

そして、Terminal21には地元のひとにも人気のフードコート、PIER 21があります。安くてうまい、いろんなお店のごはんが食べられると評判らしいです。

 

Pier21で食べる

上に書きましたが、Terminal 21にはPier 21というフードコートがあります。5階とありますが、日本で言う7階くらいの高さにあるので、窓際に座ればバンコクの街を見渡すことができます。

 

30くらいのお店から食べたいものを選ぶことができるので、同行者と食の好みがあわないときも便利です。『絵里はそろそろタイ料理要らないって言ってるけど、正直わたしはまだまだ食いたい』なんてときに、こちらのフードコートを提案してみてはいかがでしょう。

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(画像:https://goo.gl/6LTgnQ

まさしくフードコート!という感じですが、雑多なのが大丈夫ならばおすすめです。何といっても安い。うろうろ回ってメニューを決めるのも楽しいです。

参考までに、全店舗の写真が載ったサイトがこちらです。

英語ですが、参考価格も記載されていて、イメージしやすいです。写真があまり美味しそうじゃないけど。

 

Pier 21でチャージする

すこし面倒なのが、現金支払いができないところです。Pier 21だけで有効なSuicaみたいなものを作らないといけません。

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(画像:https://goo.gl/XxkWeh

 

チャージはこのサイトがわかりやすいです。

 だいたいメインの1品40バーツ(120円程度)なので、それを念頭に置いてチャージするとよいと思います。チャージしすぎても返金可です。

 

営業時間は10:00〜22:00と表記されていますが、21時すぎには半分くらいの店が閉店準備を進めておりました。現在は改善されているかもしれませんが、【今から調理する気なんて1mmもありませんけど?】みたいな顔で、一瞥もくれずにめっちゃ掃除しているので気をつけてください。21時すぎに行っても半分くらいのお店はあいていますが、圧倒的に選択肢が減り、すこし悲しくなります。

 

ふらつく

Asiatiqueに比べて、こちらは文字通り【ショッピングモール】なので、

少し値段の高いインターナショナルなブランドからローカルマーケットに入っている地元オリジナルブランドやショップまで、お財布事情に合わせたショッピングができるのも魅力。ファストファッションのH&Mもこのビルに店舗を構えています。

(引用:ターミナル21/バンコクのファッションビル [バンコク] All About

 ます!

著名人を描いた布が縫いつけられたTシャツがださ可愛かったので買いました。

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(画像:https://www.facebook.com/BangBangShop-134302776648125/

1000円くらいするので高いです。エイミーが主役なはずなのに、毛沢東の存在感がすごい。

2階のBANG!BANG!てお店だったとおもいます。今もあるのかな。

Terminal 21

88 Soi Sukhumvit 19, Khwaeng Khlong Toei Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 

10:00〜22:00(無休)

 

セントラルワールド

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(画像:https://goo.gl/cJmj4r

とにかく広いショッピングモールです。伊勢丹もこの敷地内にあります。2015年8月の爆発テロが起きた場所として、この名が頭に残っているひともいるかもしれません。

本当に巨大なので、きちんと回りきろうと思うと、1日を費やしますし、自分がどこにいるか把握するまでに時間もかかりそうです。

有名ファッションブランドや、タイのスパプロダクトで有名なTHANNやHARNNもセントラルワールドに店舗を構えています。

デザイナーズブランドの服のアウトレットしているショップがあったり、ショッピングがすきなひとは時間が足りないと思います。中には 

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【まじふあつく】という奇妙な日本語の羅列が印象的な厚底のサンダルも売られておりましたが、「まじふあつく(ものすごくフアフアしている状態)」なのか、「まじふぁっく(ものすごくふぁっく)」なのか、わたしにはわかりません。これを街中で履いているひとに会いたくてまじフアつく。 

セントラルワールド

10:00〜22:00(無休)

 

ラチナムファッションモール

ラチナムファッションモール(Platinum Fashion Mall)は東京で言えば原宿のような個性的でおしゃれなファッションアイテムも多い。(中略)このプラチナムファッションモール入っている服なら日本でも自信を持って着れると思う。

(引用:プラトゥーナム市場とタイのおしゃれファッションが買えるプラチナムファッションモール

まさしくこの言葉に騙されたと言っても過言ではないです。間違っても日本で着たくないし、まして自信なんて持てるかいな、という感じのラインナップです。たしかに個性的ではありますが、おしゃれかどうかと言われれば「バンコク着ていてもおしゃれか?」という感じでした。

それでもたくさんのひとでごった返しているので、スリとかには気をつけた方がよさそうです。

欲しいものが無いので、値段も見ていませんでしたが、おそらくとても安いので、インナーだとか、靴下だとか、そういった類いのものを仕入れるにはもしかして、ひょっとしたらいいかもしれません。決して台北五分埔、韓国の旧doota!のようなところを期待してはいけません。だめ。服の卸売り市場を見てみたい、という目的なら、たぶんタノシイヨ

紹介するかも迷いましたが、限りある時間を有効に使うためにも「行かなくてもいんじゃない?」という提案をこちらに記しておきます。

ーーープラチナムファッションモール時間搾取被害者の会代表 もうり

プラチナムファッションモール

10400, 644/3 Phetchaburi Rd, Khwaeng Thanon Phetchaburi, Khet Ratchathewi, Krung Thep Maha Nakhon

月・火・木)9:00-20:00、土・日・水)8:00-20:00

 

ルーフトップバー

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(画像:https://goo.gl/t4vLq1

バンコクといえば夜景!らしく、高層ビルの屋上をバーにしたルーフトップバーがバンコク市内に数多く存在します。もちろんお値段も高いですが、灼熱のバンコク、夜景を眺めながら屋上で風を感じながら飲むビールは格別です。

有名なのは、シロッコというルーフトップバーで、地上247m、世界一の高さを誇るループトップバーです。『ハングオーバー2』という映画のロケ地にもなっていることから、バンコクを訪れる観光客にも人気で、連日夕暮れの時間帯には非常に混雑するらしいので、アラサーはぜひともゆっくり座って飲める別のルーフトップバーを探します。

 

ヴァーティゴ・アンド・ムーンバー

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(画像:https://goo.gl/ZwZWUJ

そこでアラサーチョイス。高級5つ星ホテル「バンヤンツリーバンコク」の61階にある、「Vertigo &Moon Bar」です。

 

レストランは予約が必須らしいですが、バーも併設されていて、こちらはするっと入れます。椅子もあるので、運良く空いた席があれば座れます。

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残念ながら携帯で撮った写真はガッカリ感がすごいですが、こんな高層で日本では(たぶん)できない体験ができるので、たのしいです。

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だいたいカップルなので、失意のアラサーは注意が必要ですが、周囲を気にせず夜景を見てみてください。ちなみに夜景は「うっそ、ちょーキレー!やばーい!」というわけではないので、ゴリゴリの期待は禁物です!
1杯カクテルは550〜650バーツ、ローカルビールで250バーツくらいです。日本のそのへんのバーとそんなに変わりませんので、バンコク価格ではえらいことになっていますが、イキり散らかしたバーと思えば良心価格です。

 

こちら、一応5つ星ホテルのバーなので、ドレスコードがあります。と言っても、

At the request of the majority of our patrons, Vertigo and Moon Bar observe a Smart Casual dress code, whereby slippers, flip-flops, athletic apparel, torn clothing and backpacks are not permitted. Gentlemen are kindly requested to wear long trousers, closed shoes and sleeved tops. We apologize if any inconvenience is caused, and thank you for your co-operation and understanding, as we strive to ensure we provide a pleasant atmosphere for all.

(引用:https://goo.gl/JeFPvE

とのことなので、

・スリッパ・サンダル

・トレーニング服(ヨガウェア・ジャージとか)

・やぶれた服(ダメージジーンズとか)

・バックパック

は男女ともにNGです。

これに加えて、男性は

・短パンNG

・靴じゃないとNG

・ノースリーブNG

 らしいので、彼女を失意の底に落とさないためにも気をつけてください。

Vertigo and Moon Bar 

21/100 Sathon Tai Rd, Yan Nawa, Khet Sathon, Krung Thep Maha Nakhon(Banyan Tree Bangkokホテル内

17:00〜25:00(無休)

※ 最寄駅はMRTのLumphini駅ですが、結構暗い道を15分くらい歩くので、タクシー利用がおすすめです!!

 

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アラサー年に1度の定例海外旅行、タイ・カンボジア編はこれにて終了です。

アンコールワット、やはり訪れて正解のすんばらしい世界遺産でした。めちゃめちゃ暑いし、なかなか体力も使うので、できれば元気なうちに行っておくことをおすすめします。

タイはバンコクしか行けていない上に、滞在時間があまりにも短かったので、ぜひともまた行きタイと思う次第。

どちらの国もサーーーッと駆け足で行って帰ってきてしまったので、またゆっくり滞在したいです。

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コップンカー、タイ・カンボジア。