もうりのパッキング
今回はわたしの海外旅行の荷物準備をご紹介したいとおもいます。
綿密なパッキングを行っても、ロストバゲージに遭ったり、盗難に遭うのがオチ。
そんなツイていない女性のために筆を執りました。
「我こそはラッキーウーマン!」そんなキラキラ系はRIMOWAかグローブトロッターで颯爽とコロコロしてください。羨ましい。
今回、いろいろおすすめするにあたり、文章がより一層ウザめです。ごめんなさい。
スーツケースか、バックパックか
悩みます。ざっくりですが、わたしは
- 東南アジア系ならバックパック
- ヨーロッパ、アメリカならスーツケース
にしています。
理由は、主に空港から宿への移動で使う駅にあります。
国にもよりますが、東南アジアは、階段がメインであり、反してヨーロッパ、アメリカはエレベーターおよびエスカレーターが設置されていることが多いです。(2017 もうり調べ)
本当はスーツケースをメインにしたいのですが、灼熱のアジア。ただでさえ猛烈に暑いなか、階段をスーツケースを持って昇降するのはひと苦労どころの騒ぎではないので、しかたなくバックパックを使っている、という程度です。元来バックパック党ではないので(理由は後述)、しかたなく、です。
もちろん、「おい!ヨーロッパの石畳、ゴロゴロ引きずるの辛いだろが!」とか、「アジアはタクシー代も安いし、電車なんて使わないヮ」なんてケースもありますが、もうそこまで考えられるのならば、わたしなどただの屍。読んでいただいて本当にありがとうございます。
バックパック党ではない理由は一つ。
できる限りお土産を買いたい。
ただ、これだけです。ほぼ、自分のです。
スーツケースってたくさん入りますし、預け入れたときに、バックパックよりは中身を守ってくれます。箱のお菓子とかは大体つぶれてるけど。詰めかただろな。
なので、スーツケースで行くときも、真冬でない限りは、3/4ほどは空けたまま出発します。
荷物の減らしかた
女たるもの要るもんは要るんじゃ。わかります。
品数は減らさず、容量を減らす努力をすればよいのです。
- 下地とリキッドファンデはコンタクトケースへ
- クレンジングは必要日数分+αをコットンに含ませジップロックへ
- シャンプー、リンス、化粧水、乳液は詰め替えボトルに
- ビューラーは買え
- チークも買え
- 服は圧縮袋へ
以下詳細です。ほとんど受け売りです。
1.下地とリキッドファンデはコンタクトケースへ
もう、至って普通。これに必要分だけ入れていけばいーんです。
フタを開けるときにちょっと気をつけなければいけませんが、元来、液体を入れて運ぶもの。ギュッと閉めれば、漏れることなく持ち運べます。
コンタクトレンズを使っていないかたは、どこで手に入るの??って感じでしょうが、100均に行けば、2個セットとかで売ってます。
どっちに下地、どっちにファンデーションを入れたか忘れても大丈夫なように、蓋にマークしておくと、うっかりさんでも大丈夫だよ!わたしだよ!
これで、あのガラス瓶に入ったクソみたいに重いエスティーなんちゃらの容器から解放されますな。普段はいいけどさ。
2.クレンジングは必要日数分+αをコットンに含ませジップロックへ
あー、コレ使えるなーと思ったんですが、どうしても手でメイクを落としたいわたしはやっていません。普段からコットンでクレンジングしているひとにはすっごい良いとおもいます。
3.シャンプー、リンス、化粧水、乳液は詰め替えボトルに
詰め替え容器といえば、100均にもたくさん売っていますが、もー散々色んなものを試して、結局これに落ち着きました。化粧水や乳液はスプレーがいい!とか好みがあるので、一概に「これがいいぜ!」とおすすめできませんが、特にシャンプーリンスは絶対これ。本当におすすめです。理由は、詰め替えのしやすさ、中身の出しやすさ。一度騙されてほしいです。
帰国してから、あまった中身を使い切るのをお忘れなく。
4.ビューラーは買え
はあ。わたしは無印良品のまわし者かよ、とも捉えられるラインナップですね。
でも、これ、すごくないですか?ええ、すごいんです。ポーチの中の一番の邪魔者、ビューラーがこんなにちっちゃくなるんです。個人的にビューラーは絶対なのでこいつが居てくれて本当に良かった。バンザイ。これで死ぬまでハッピー。助かります。
5.チークも買え
チークって地味に場所とりますよね。しかも、迂闊に預け入れ荷物に入れて粉々に、、などという哀しき経験も無きにしも非ず。最近はクリームチークとかリキッドチークとかいろいろ出ていますが、もうりのイチオシはこいつです!
うーん、スマート。口紅としても使えるみたいです。使ったことはないですが。はじめはメイク直し用に、とおもって買いましたが、今じゃ大切な旅の相棒です。
6.服は圧縮袋へ
行きから無理に圧縮する必要はないのですが、おもっていたよりシワにもならず、「あらァ!」と声を発するほど小さくなるので、本当に便利です。(大切なお洋服や、プリーツ仕様のものは絶対やめてください!!!!!)
これまた100均に行くと、中サイズ2枚100円とかで売られています。「大は小を兼ねるしええやんけ」とか思って、大1枚にするより、中2枚を手に入れてください。旅行の中盤から、1枚は着たもの、もう1枚はまだ着てないもの、と仕分けられます。
あえて増やすもの
- ファブリーズは最強
- スーパーの袋も最強
- IKEAのFRAKTA(行きの荷物が手荷物のときだけ)
- 寝ながらメディキュットは優勝
こいつらは、旅の心強い味方になります。
1.ファブリーズは、
羽織ものやマフラーなど、何日か着なくてはいけないものにシュッ。
もう着ないけど、タバコや飲食店の匂いが鞄の中で移りそう、、シュッ。
ゲストハウスの枕が臭ぇ、、シュッ。
ほら最強。詰め替えスプレーに入れてお供させてあげてください。
ちなみに、忘れたときは服をバスルームに掛けておくだけで結構においはとれます。
2.スーパーの袋は、
着おわった下着や靴下を入れてまとめたり、
お土産で買ったワインの瓶やビールの缶を入れて、万が一のことがあったとき、被害を最小限に食い止めることができたり、
ゲストハウスの共用シャワールームに行くためのカバンになったり。
もうとにかく最強なので3枚くらいたたんで持ってくと最強です。
3.IKEAのFRAKTA
バンコクのスーパーで、こんなバッグを見つけました。
何て書いてあるかわかりますか?「I am gorgeous」主張がすごい。
でもすごく便利だったんです。
レジャーシートの素材でジッパーがついていて、その引手部分に穴さえあいていれば、ダイヤルロックだってつけられちゃう!
お土産を買って増えた荷物は、機内持ち込み用の小さなバックパックには入りません。というわけで、つぶれても大丈夫なものをつめこんで、預け入れ荷物として預けました。
空港のターンテーブルでこれが出てきたとき、あまりの恥ずかしさにピックアップしたくない気持ちでいっぱいでしたが、山手線に乗ったときのほうがしんどかったです。
どっかにこれにかわるいいカバン、ないかな、、なんて思っていると、我らがIKEAにこんなものを見つけました。
えっ、なにこれすごい。はずかしくないじゃん。
レジャーシートの素材でジッパーがついていて、その引手部分に穴、あいてる。
というわけで、I am gorgeousには無事別れを告げられました。自信と羞恥をありがとう。アイ・ワズ・ゴージャス。
4.メディキュットはただの優勝ですので、
持っていかない意味が分かりません。というより、空港到着してから履くのは結構大変なので、家出るときからズボンの中に履いていくと最強オブ最強です。フライト時に履かない理由がない。
寝ながらメディキュット フルレッグ 太もも付根まで M (MediQtto Sleep Full Leg M)
- 出版社/メーカー: レキットベンキーザー
- 発売日: 2016/02/08
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
- この商品を含むブログを見る
おすすめは、この太もも付近まであるやつです。
これに限っては、もうゴチャゴチャ言ってないで履け。
さいごに
ちなみにわたくし、着替えの圧縮袋をのぞき、上に書いたものはすべて手荷物で持っていっています。(着替えもバックパックに入っちゃうなら入れます。てかバックパック旅行のときは、だいたい入れて、手荷物だけで出国します。)なぜならロストバゲージしても、これだけあれば、たのしく旅を続けられるからです。あとパンツ。パンツの替えがあると心強いです。パンツがあなたの旅を彩ることでしょう。
少しでも役立つことがあれば嬉しいです。
かしこ
【ドイツ・オーストリア ③】すぐおわる旅行記
もうりの人生初の旅行記第三弾です。
第一弾はこちら
第二弾はこちら
旅行記を目的として開設したこのブログでありますが、2010年の旅行を振り返るという奇妙なものです。記憶はほぼ末梢されているので、残された最低レベルのデータと改ざんの可能性がある僅かな思い出と共にお楽しみ頂ければと思います。
フランクフルト空港にて
そんなわけ*1で、無事ドイツはフランクフルトに到着しました。荷物はありませんが。
空港に到着し、入国審査を済ませると、現地の日本人おばちゃんガイドがわたしたちを受け入れ、
ガイド「ロストバゲージ、大変でしたね〜、でも今、パリの空港に荷物が5000個以上溜まってしまっているらしいです〜、ホリデーシーズンだし、荷物が届くまでに時間がかかりそうですね〜」
とのこと。こりゃ、まじで気長に待つしかないな〜、と暢気に思っていると、わたしの軽装を目にとめたガイドがひとこと。
ガイド「アンタ死ぬわよ!!!!!」
外は-20℃なんですね。
脅されに脅されたわたしは空港内、真っ先に目についたアパレルショップ、トミーヒルフィガーでしぶしぶ300€のコートを買うことに。なんでトミーヒルフィガーがドイツの空港にあるんだよ、、
あーあ。日本でものすごくあったかそうなコート、買ったのになぁ。
2日目;フランクフルト・ビュルツブルグ・ニュルンベルク
もうここからは覚えていることも書くこと無いので、怒濤の勢いで進みます。
さて、やっと探索です!
あはは。天気最悪かよ。どの街だこれ。
もうフランクフルトが、ビュルツブルグが、どんな街なんのか写真すら残っていませんので、ニュルンベルクに飛びます。
はい。かわいい。
色んな街のクリスマスマーケットを巡りましたが、どの街のクリスマスマーケットも可愛く、かといって規模以外に違いはあまりないので、クリスマスマーケットマニアではない限り、一つの都市にしぼっても十二分に楽しめると思います。
あまりにも乏しい情報量に恥ずかしくなってきました。調べてみたら、ニュルンベルクのクリスマスマーケットって、世界三大クリスマスマーケットの一つで、その中でも最も有名らしいですね。無知怖ぇー。
興味のないひともこちらの記事を見れば行ってみたくなるはず。。
ちなみに、寒さを紛らわすために、ほとんどみんなグリューワインというホットワイン(めっちゃうまい)を飲んでいて陽気です。このグリューワイン、ノンアルコールもあるので、お酒がニガテなかわいい女子も大丈夫です。
3日目:ローテンブルク・ノイシュバンシュタイン城・ミュンヘン
ローテンブルク
わたしはこの街が一番すきだとおもいました。
有名な観光地ですが、有名になるわけです。もうメルヘン。メルメルです。
またしてもリンクでつらい。
ちなみにあまりの寒さのため、わたしの当時の相棒、Canon IXY DIGITAL500のバッテリーが終了しました。写真撮影の度に外してポケットに入れておいた手袋も落とし、氷点下の中で、素手が木の枝のような見た目にまで変化してしまったことをよく覚えています、、
ノイシュバンシュタイン城、ディズニーのシンデレラ城のモデルになった城、ということで、ロマンチック街道に位置するお城の中で、唯一バスを止めて見学しました。城内部も見学できますが、写真撮影は禁止です。
ルートヴィヒ2世というキングがただの趣味で作ったらしいのですが、このキングが他にも荘厳華麗な城をバンバン建てようと企て、金がない、、と困り果てた首相は「もうコイツ精神病んでるからwww」とかいう理由でキング幽閉したらしいです。
愉快ですね。
お城はとっても綺麗でしたが、こんな逸話を持つ城を「ただ美しいから」という理由でモデルにしちゃったディズニーも愉快ですね。
ここにはホフブロイハウス、という世界で一番有名なビアホールがあります。当時、まだビールがニガテ♡なもうりでしたが、ツアーに組み込まれており、せっかくなので。
もうり「うますぎる!!!!!!!!!!!!!!!!」
伝統的(らしい)な1ℓのビアジョッキで頂くビール。3000人が収容可能という大きな2階建てのビアホールでは、各国から集まったビアラバーが陽気に肩を組み、踊っています。日本人のDNAでは到底不可能、、と思われる程の大きな体、そして乳。その乳が半分も見えてしまいそうな伝統衣装に身を包んだ女性が、片手に5つずつくらいのジョッキを一気に運んできてくれます。殴られたら秒でしぬ。
そのような光景も手伝って、7年経った今でも、その美味しさが忘れられません。
ラガービールなので、日本人なら飲みやすいビールです。
ビールの飲めない友人のぶんも飲めるだけ頂き、記憶はもうありません。
翌朝、コンタクトレンズが入った状態で目覚める、という初めての海外旅行ではなかなかない経験をしました。ビール最高。いつかオクトーバーフェストにいきたい。
ミュンヘンは最高です。
4日目;ザルツブルグ
まだ荷物は届きません。まだパンツを洗っています。
ツアーも後半になり、15名ほどいた他のメンバーは、ドイツの国境を超えずに帰国の途へと就かれていきました。
ドイツで乗りこんだ我々のツアーバスはベンツ製の40人は乗れそうな大型バス。それを今日からはもうり・友人・添乗員さん・運転手、この4人で利用します。
バスの車内で傘を乾かしたり、もう家のように暮らしておりましたが、その間にも添乗員さんは荷物が届くように、空港に何度も掛け合ってくださっておりました。
最後まで手にすることはありませんでしたが。
ザルツブルグでは、名物というザッハトルテ、そしてカツレツを食べました。
この旅に来てからツアー代に含まれている食事はほとんど肉。付け合わせに鬼のような量のマッシュポテト(めっちゃうまい)が毎回提供され、移動はすべてバス。あまりの寒さに2時間と外歩きを続けることもできないという運動量の中、毎日このような食事をしてブクブクに太っている実感しかないもうりでした。めっちゃうまい。
5日目;ウィーン
音楽の都、ウィーンにやってきました。ザルツブルグもモーツァルトの生家があったりと、オーストリアはクラシック音楽で今も栄えておりますが、今回の旅の目的はクリスマスマーケット。脇目も振らず、ただひたすらにマーケットを巡ります。
カメラの設定が変ですね。今にもひとつの時代が終わりそうな空の色をしています。空の色に反して、クリスマスマーケットはとても綺麗です。ドイツはどこか可愛らしさのある感じでしたが、ウィーンのクリスマスマーケットは、オトナに似合うような感じがしました。
「お家に着くまでが、遠足です!」これ、ほんとです。
本日の教訓
つぎ、ラストです。
【ドイツ・オーストリア ②】そして紛失
もうりの人生初の旅行記第二弾です。
前回記事はこちらへ。
パリ、シャルル・ド・ゴール空港
日本から約13時間。
今回の旅の経由地、シャルル・ド・ゴール空港に到着しました。
もう日本語は聞こえません。
経由地と言っても、ただ飛行機を乗り換えるだけです。
待ち時間も少なく、すぐにドイツのフランクフルト空港へ出発です。
もうりははじめての海外の空港に不安を覚えつつも興奮がとまりません。
看板の色とか、かわい〜な〜あ。
添乗員さん「飛行機、遅れてるみたいです」
さいでっか。
まあええがなええがな。気長に待とうぜ。
1〜2時間ほどして、配給されるサンドイッチと水。
もうり「ひぇ〜、パリすげ〜!タダでごはんくれるのかよ〜!」
謎の勘違いをかまし、ただただ感動しているもうりのすぐ横では、外国人(わたしもか。)が職員に対して怒鳴り散らしています。
もうり「サンドイッチくれたのに何で怒ってるんだろ?足りない?」
愚かにも程があります。
しかし、5時間も待つと、さすがにおかしいことに気づきます。
一層ざわめきだつ空港内。
夜は22時を過ぎ、床に毛布などを敷いて眠りにつく人々が目につきます。
添乗員さん「滑走路が凍って飛べないから、今日はフライトキャンセルですって。」
え、、、
そ、そんなん言われましても、、、、
どうしたら、、、、、、、ええんや、、、、
極寒のパリへ
ラッキーなことに、空港周辺のホテルを
航空会社が取ってくれました。
その際の添乗員さんが言うには、
「こんなこと、今まで無かったです!(普通なら空港のベンチで夜を明かさなければいけないのに、ホテルを取ってもらえるなんて)ラッキーです〜!!」
らしいので、とてもラッキーだったのでしょう。
そもそもパリとフランクフルトは、1時間ちょっとで到着する距離。
ラッキーな人間どころか普通の人間ならば、すでにフランクフルトに到着していますね。あはは。ラッキー。
ラッキーな我々は、空港からホテルへと向かうシャトルバス乗り場で、バスを待つことに。外ですけど。−5℃の。
空港職員「いつ来るか分からないけど、乗り遅れたら困るからちゃんと外で待ってて。いつ来るか知らんけどな。」
ーー最早我々に抗う権利など残されていないのです。
前回のブログでも書きましたが、友人の助言に従い、
- 荷物になるから、コートは預け入れ荷物に入れたほうがいいよ!
- 機内はしんどいから、デニムとか御法度だから!
この2つを守っていました。
というわけで、わたしは-5℃のパリに対して、
シャツとジャケットとショートパンツ、あと80デニールのタイツ
という軽装備で挑むことになったのです。
友人はダウンコートを着て、ニット帽をかぶっていました。
パリのホテル
極寒のパリ、誰がどう見ても初秋の装いで2時間弱バスを待つわたし及び我がツアー御一行様。
何がどうなったか分かりませんが、結局タクシーでホテルを目指すことになりました。
ホテルへは無事到着し、お風呂に入って即時睡眠。
飛行機の経由地で預け入れ荷物を受け取ることはできないので、とりあえずパンツを洗いました。
なんというホテルなのかも分かりませんが、とてもきれいでした。友人が言うには、朝食のオレンジジュースが最高にウマかったらしいです。なんというホテルかも知りませんが。
念願のドイツへ
朝一番の飛行機は定刻どおりに出発し、
無事、フランクフルト空港に到着しました。
空港のターンテーブルでスーツケースを待つ一行。
お分かりだと思いますが、待てど暮らせど出て来ず、我々の荷物は、まだパリにあるとのことでした。
唖然としましたが、ツアー参加者の15名弱、ほぼ全員同じ状況下に置かれているのです。
文句を言っても荷物は来ないし、仕方がないので旅行を楽しみます。
本日の教訓
つづきます。
【ドイツ・オーストリア ①】悪夢のはじまり
人生初の海外旅行
ずいぶん昔のことではありますが、いい機会なので写真を探し出し、書いています。
何も覚えていません。ご了承ください。
大学生。
大いなる偏見が入りますが、
典型的な大学生のすることと言えば勉強。
次いでバイト、そして旅行ですね。
20歳。わたしも海を渡ってみたくなりました。
当時ヨーロッパへの絶大な憧れがあったと思われるわたしは
友人にドイツのクリスマスマーケットへ行くことを提案しました。
ドイツやオーストリアのの都市の広場でアドベントに行われるイベント。ドイツ圏ではほぼ全ての都市、小都市で行われる。夜が長く天気の悪い冬のドイツの呼び物として定着している。
もうり「やばいかわいいらしい」
友人快諾。チョロすぎる。
しかも、友人Aは幼少期から年に一度はアロハしている、
海外未経験のわたしにとって最強に頼もしい存在だったのです。
こうしてわたしは最強のパーティーを組んで
初めての海外旅行へと駒をすすめていきました。
はじめての海外旅行準備
12月のドイツの気温をご存知ですか?
最高気温 5℃
最低気温 -5℃
調べたら全然寒くなかったので吃驚しました。
しかし、わたしが行った際は、
旅行代理店「先週は-20℃を記録しました。真剣に防寒してください。」
少なくともこのようなご連絡を3回は頂きました。
ヨーロッパに大寒波がやってきていたようです。
寒さにはめっぽう弱いわたしは、
ものすごくあったかそうなコートを買いました。
むろん、他にも買わなければいけないものはたくさんあります。
- 預け荷物用のスーツケース (60ℓくらい)
- コンセントの変換プラグ/変圧器
- スリッパ(海外のホテルにはスリッパが置いていないらしい)
- カイロ(だって-20℃)
- ヒートテック補充(だって-20℃)
- 旅行用の歯ブラシ
- 旅行用のシャンプー
……アンド・ソー・オン。
と、いうわけで買いました。
それに加えて、パスポートを作りました。
パスポートって、作るだけで2万円弱かかるんですね。
出発前から大きな出費が続き、
メンタルはボコボコだったことでしょう。
旅立ちの日
ついにやってきました。
関西空港発、パリ経由、フランクフルト行き。
忘れもしません。エールフランス利用。
友人から、
- 荷物になるから、コートは預け入れ荷物に入れたほうがいいよ!
- 機内はしんどいから、デニムとか御法度だから!
などという忠告を受けていましたので、
従順に応じるもうり当時20歳。
無知とは怖いものです。
旅慣れた友人が神のようの思えます。
海外旅行保険のすゝめ
海外旅行保険に入ろう
*保険会社の者ではないので、
こういうのがあるってことを知ってほしくて書いております。
間違ってる部分もあると思うので、気になった所は調べてみてください、、
このブログの要である盗難、
旅行中の医療費、、、
なんとなくそんな感じのヤバいやつが起こったときに、わたしたちの味方になってくれるものが、海外旅行保険です。
全然高く無いので、絶対入ったほうがいいとおもいます。
ネットで簡単に、安く入れます。
(詳しくは、“海外旅行保険”で検索)
わたしは人生初の海外旅行でこれに入っていなかったため、
とても悔しい思いをしました。
見てください、この悲痛な表情。めっちゃ楽しそう。
初めて乗る国際線に胸を躍らせ、長時間のフライトに耐え、たどり着いたドイツ・オーストリア。
ロストバゲージにあい、全4泊6日の行程(たぶん)を
オールスッピンで過ごし、
毎晩パンツを洗ってはドライヤーで乾かす、
うら若き乙女には大変な苦行を強いられた旅行でした。
現地でパンツ買えよな。
それはさておき、
バックパッカーのようなガッツのある骨太な旅がしたい!
というかたはもう知りませんが、
ちゃんと化粧をして、
健康で文化的な最低限度の生活を営みたい!とお望みのかたは
保険に入るメリットが医療費以外にもあります。
なぜ入るのか?
- 荷物が盗まれたとき、すごいお金くれる
- ロストバゲージしたとき、すごいお金くれる
お金をくれます。
最重要事項ですね。
これで心置きなくパンツもファンデーションも買えます。
ちゃんと眉毛のある旅行ができますね。
入った保険のプランにもよりますが、
10万円とか、20万円とかの上限はあれど、めっちゃお金くれます。
もちろん、それ相当の物が盗まれたり、
無くなったりしたことが証明できればですが、
めちゃめちゃ厳しいわけでもないので、嘘さえ書かなければ、だいたいくれます。
ロストバゲージに関しては、
一応航空会社にも補償制度はあるみたいです。
ただ、結構いい加減な感じらしいので、あまり期待しないほうがよさそうです。
(わたしは上述の初海外旅行の際、緊急で必要になったコート代を請求したら返ってきました。うれぴ)
クレジットカード付帯の海外旅行保険
クレジットカード、持ってますよね。
持って無ければこの章は読飛ばしてください。1ミリも役に立ちません。
持っているかた!おめでとうございます。
あなたのクレジットカードには、海外旅行保険がついているかもしれません。
そうすれば、わざわざ保険会社が提供する海外旅行保険に入る必要がない、かもしれません。
まわりくどいですね。
簡潔に説明すると、
- 保険がついてないカードもある
- カードに保険がついていても、その補償内容がクソ
1の場合は、潔く諦めて、保険会社の保険に入ってください。
2の場合は、ご自身で保険会社の保険と比較し、
- 『この補償内容じゃわたしこわぁい...』→ 保険会社の保険に入ってください。
- 『十分じゃあん!』→ そのクレジットカード付帯の海外旅行保険を利用してください。
『十分じゃあん!』党のみなさま、気をつけてほしいことがあります。
そのカードの海外旅行保険にも、
- 自動付帯
- 利用付帯
の2種類があります。
自動付帯だったかた。
おめでとうございます!持ってるだけで適用される最強カードです!
利用付帯だったかた。
現地で使えば適用される、とか、
旅行にいくまでの交通費をクレジット支払いすればで適用される、とか
カードによって条件が違うので調べてから旅立ちましょう。
そんな感じで、保険入るだけでもうめっちゃめんどい。
海外旅行って面倒くさいことだらけですね。
それでも行きたくなってしまうのは、病気か何かなんでしょう。
強めのお薬、出しておきますね。
*1:空港で預けた荷物が無くなったりして、予定した到着地で受け取れないこと。もっとひどいと一生受け取れなくてつらい
荷物は盗られる
旅行ブログです
はじめまして。
アラサー真っ只中、生きる希望は年に1度の旅行。
典型的なOLの趣味を持ったアラサー中のアラサー、もうりです。
このたび、せっかくなので
①今まで行った旅行の備忘録として、
また、皆様に
②どれだけ入念に荷物を準備しても、盗られるときは盗られるので、
盗られたときに、あまりダメージを喰らわない方法をお知らせしたく
このブログを開設いたしました。
結局は自己責任。泣いても笑ってもそれが旅行。
荷物を準備する暇があれば、どんな困難にも打ち勝つ、強靭な精神力を手に入れるべく日々鍛錬に励め。
そんなストイックな記事を書いていきます。
などという冗談はさておいて、このブログは主に旅行後に書くことを前提としておりますが、気が向いたときに何年も前の紀行文を載せたりします。ほぼ記憶が無いので、写真だけでも見ていただければ幸いです。
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もうりの海外旅行歴
2009;ドイツ・オーストリア(荷物は無くなった)
2010;韓国
2011;パリ
2012;韓国・ニューヨーク
2013;台北・ハワイ
2014;モロッコ(荷物は盗られた)
2017;ロンドン・香港
2018;台北・イタリア
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皆様のタメになる記事がかけるようにがんばります(29歳・OL)