【2016 ベトナム ハノイ ③】JW Marriott Hotel Hanoiに住みたい
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第3弾です。
前回、漸くハノイの到着しましたが、ベトナムハノイの旅行記はまだ先です。今回のブログでは、旅行の最大の目玉と言っても過言ではないくらい素敵なホテルに1泊だけ宿泊できたので、そのことについて書きます。
もくじ
JW Marriott Hotel Hanoi
今回の宿はこちら、JW Marriott Hanoiです。詳細は一番下にて。マリオットホテルの最上位とはいかないまでも、ラグジュアリーホテルに位置づけられるこのホテルで、1日だけ【ホテルステイを楽しむ何にもしない日】を過ごします。
こちら、オバマ前大統領がハノイを訪問した際に滞在したホテルだそうです。ハノイの中心部からは車で約10分くらい離れていますが、宿泊する価値が十二分にございます。
かっけえ。
空港よりタクシーでこちらのホテルに向かったのですが、タクシーの運転手が「ここでいい?」とホテルの玄関前の車寄せではなく、大きな道で我々を降ろしたので、こんな高級ホテルに「徒歩で来た」みたいになってしまいました。しかも2人のアラサーがリュックひとつだけ背負って。
まずはチェックインしようとカウンターに行くと、リストをめちゃめちゃ探しながら最終的に「お客様こちらではチェックインできません」みたいなこと言われて焦るアラサー。実は、奮発してエグゼクティブフロアの部屋を予約していたので、専用のカウンターが別にあったみたいです。ガハハ。突然の自慢。
「エグゼクティブ スイート ビジネスラウンジアクセス レイクビュー」とかいう、仰々しさ満点名称の部屋を取っていたのですが、こちら、1部屋34,000円くらいだったと思います。高いですね。
いや、だって、この部屋ですよ。
ちょっともうすでに良くわかんない。このソファ絶対わたしの部屋に入らないょ、、
水浸しになりそう。シャワーカーテンという概念??そうか、シャワールームは別にあるからもはやシャワーカーテンという名称は間違っているのか。ああもうよくわからないよ母上。ひー。
こんなスイートに泊まって、さらに、朝食込み/ジム、プール利用可/24時間ラウンジ利用可(アルコール含む飲料、軽食有り)等々、以下のサービスがついてこの値段。天晴れ。
2人で泊まったので1人あたり17,000円です。ベトナム価格だと1泊するのに17,000円払うだなんてありえないくらいでしょうが、日本価格でもありえません。ありえないの意味が迷走してる。
うれしいハプニング
チェックインをしている最中、ウエルカムドリンクを頂いたのですが、パッションフルーツのノンアルコールカクテルだとか何とか言っていました。めっちゃうまかったし、空港から直接ホテルに到着したにも関わらず、乾ききったカラダに沁みました。
カウンターのかたがさらっと「アップグレードしたよ」みたいなことを言ってくれました。わあい。ラッキ。エグゼクティブフロアにはたくさん宿泊客がいて、ガラガラだというわけでもなく、我々より丁重に扱った方が今後のマリオットグループ存続に役立ちそうなパリッとしたビジネスマンもたくさんいたのに、何故アラサーの我々を、、チャリじゃないけど一見徒歩で来た客やぞ、、?
そんなこんなで鍵を受け取り、部屋を目指すアラサ。
カードキーもかっけえ。魔界の門とか開けそう。
アップグレードしていただいた部屋は角にあり、ドアが両開き。ドアの前で緊張する我々。
わ、、
は?風呂?
さすがにセレブの友人も驚きすぎて笑いが止まらないご様子、、
クローゼットは3つ、トイレ2つ、キッチン、ダイニング(椅子10脚)、リビング、寝室(キングサイズベッド)、オーディオ、テレビ2つ、洗面台2つ、飲料水ペットボトル8本、浴槽、シャワールーム、、、、扉という扉を開けまくり、一通りの設備を確認し、興奮を落ち着かせるまでに10分はかかりました。
洗面台が2つあるのって最高に便利ですね、、拡大鏡も2つ装備されているし、アイフルよりも「わかってるぅ〜!」って感じです。
しかし、つたない写真スキルのせいでホテルのすばらしさを伝えるのに、まるで成功していません。部屋の広さは、例えるならば「ボウリングのレーンが3つは余裕で入る」程度です。「端と端にいると大声で話しても会話ができない場合がある」程度です。「部屋が広過ぎてキングサイズベッドが小さく見える」程度です。
そんな部屋にアップグレードしていただきました。Chairman Suiteというらしいです。頑張って調べましたが、1泊いくらなのかは分かりません。友人がハノイにちゃんと到着してよかった。
ちなみに、この石油王が入るみたいな浴槽は、日本人の平均女性よりは身長のある我々ですが、入浴するのにも大きく一歩を踏み出さなければならず一苦労でした。床も大理石調みたいなやつだし滑ってこけそう。あぶねえ。シャワールームまでも浴槽から5歩くらいの距離にあるので非常に不便です。たまになら最高だけど毎日はしんどい。セレブって不便な生活してるんだな。コンパクト大国日本最高じゃん。ただ、この広い浴槽はジャグジーつきの最高なやつでした。TOTOだったかINAXだったかでお風呂大国日本を誇りに思いました。石油王もTOTOの風呂入ってるのかな。
アメニティはAromatherapy Associatesのものでした。ロンドンのブランドで、パッケージがシンプルで素敵だけど、匂いはそんなに良くなかった。
さて、ラウンジでアフタヌーンティーをやっているということで、気持ちを落ち着かせてすぐに向かいます。
ベトナムに到着して最初の食事は1mmもベトナム感がありませんが、かろうじてフルーツが東南アジア感を醸し出そうとしてくれています。ここのフルーツはお腹をこわしません。
ジムとプール
休憩してから、せっかくなのでプールに向かうと、プールの入り口で「今からヨガやるけどやる?」とヨガ勧誘をうけました。海外のホテルでヨガクラスを受けるなんて我が庶民人生では今後一切無さそうなのでせっかくだし予約(無料)。国籍不明のクレオパトラ風メイクを施したインストラクターから英語で受けたヨガは、思いのほかキツいヨガで、友人はヒィヒィ言うておりました。
プールも綺麗で、そんなに階は高くないのですが、最上階にあるので、見晴らしもそこそこ良いです。何度も書きますが、街中にあるホテルではないので「街の喧噪を目下に眺めながら」みたいな願いは叶いません。
綺麗なプールだったのですが、年齢不詳の男性がひたすら「マイ ペ○○!」と彼の下腹部を指さしながら男性生殖器名を叫びつつ水中ウォーキングしていたことが衝撃的すぎて、それ以外の記憶がほとんどありません。それを止める係員とかも誰もいなくてこのへんは高級ホテルだけど東南アジアなんだなと思ったんだなぁ、、それにしても何かあるなぁ、わたしの旅、、
ジムにはミネラルウォーターと冷えたタオル、バナナが置いてありました。初めて見たよ、フリーバナナ。
イブニングカクテル
エグゼクティブラウンジにて、アフタヌーンティーよりテンションのアガるイブニングカクテルタイムです。なぜなら。
飲み放題!!!!!!!!!!激アツ!!!!!!!!!!!!
ここは東南アジア。スーパーで買えばビールなんて1本100円もしませんが、こうやって陳列されていることに意義が!あり!ます!よね!!陳列されてなくても最高だけど、最高で最高なので最高ですし、あと何といっても最高です。
ベトナムのビールといえば、333(バーバーバー)やビアサイゴンが有名ですが、写真一番左の瓶「BIA HA NOI」というビールが非常に飲みやすく、今回の旅行で一番気に入りました。残念ながらこのラウンジにはベトナムビールが「BIA HA NOI」しかなく、他はハイネケン(オランダ)、Tiger(シンガポール)という、外国人に媚びたラインナップです。
ワインやらリキュール、ウイスキー等各種取り揃えられていたので、ビールが飲めなくても最高の気分になれます。
行った時間がちょっと遅かったので、温かい食事があった形跡は見ましたが、ゲットできませんでした。それでもハムやらサーモンやらチーズ、シュリンプカクテルやらサラダ等々、十分すぎるくらいのおつまみが揃っています。
上の写真にもあるこのサイズのエシレバターがここのラウンジには「ご自由にどうぞ」と大量に積んでありました。嘘でしょ。持って帰りたい。ビールとバターの組み合わせが最低というお問い合わせは今一度ご検討の上、ご遠慮頂きますようよろしくお願いします。某ユニバのバタービールは最低ですよね。
JWマリオットはレストランの評判も良かったので、行こうかなぁと思っていましたが、結局ラウンジで腹パンになってしまったので、一度も行きませんでした。翌朝の朝食もついているので飲食費ゼロです。あんな部屋に泊まっておきながら完全に乞食であります。
朝食ビュッフェ
朝食はラウンジで食べることが出来ましたが、あまりにもラウンジに籠もりすぎていたので、朝食会場に行きました。ラウンジでの朝食は食べていないのでわかりませんが、それにしても膨大な種類、各国料理が揃っていて楽しかったです。洋食やベトナム料理はもちろんのこと(目の前でフォーゆでてくれて、すきな野菜をトッピングしてくれる)、インドカレー数種、中華(お粥も)、中東料理(フムスとか)、なんでもありました。何日連泊しても絶対飽きない。
それにしても、ハノイはベトナム戦争の影響なのだと思いますが、若者が非常に多いです。ホテルで働いているのも、みんな10代〜20代なんじゃないかと思われるくらいで、サービスに拙さはあるけれど、笑顔が素敵で頑張っていて、応援したくなりサーのアラサー。あんまりに若者が多いので、平均年齢を調べてみたら28歳(2015年統計)ですって。やあね。ちなみに我が国日本は45歳で、そっちのほうがよっぽど心配になるのですが 、タイ34歳、中国も35歳と、ベトナムはとりわけ若いんですな。
人口も増加傾向にあり、GDPも1960年代の日本ととても似ているらしいので、もうあれかな。株かな。元金無いな。
結局のところ、何を申したいかといいますと、このホテル最高。もうこれだけです。日本ではあり得ない値段で、豪族になれます。一日くらい贅沢したっていいじゃない。贅沢は味方だって誰かも歌っていたしね。
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今回のお宿
JW Marriott Hotel Hanoi
ホテルのキレイな写真はすべてこちらのHPよりお借りしました。
次回、ようやくハノイの喧噪に向かいます。
【2016 ベトナム ハノイ ②】ハノイ市内に到着したい
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第2弾です。
今回はハノイの国際空港、ノイバイ空港からハノイの中心部に到着するまでという、なんの面白みもない内容です。東南アジアではタクシーに乗るのも一苦労なのですぞ。
もくじ
ハノイ到着
回数を重ねる度にコンパクトになっていく荷物を眺めるのは気持ちがいいものです。
友人とわたしは出発する空港が違うため、毎度現地の空港で待ち合わせをするのですが、成田空港で飛行機に乗り込む直前に友人から着信がありました。
「わたし飛行機間に合わないかもしんない」
彼女は空港まで毎回高速バスを使っていたのですが、事故渋滞にハマって最終チェックイン時間になっても空港にすら到着できていない模様。生憎わたしのフライト時間が30分程はやく、友人が飛行機に間に合ったか否か、わたしがベトナム到着後に判明するという次第。
「次の飛行機乗ってもハノイに着くの、翌日だわ、間に合わなかったら本当にごめん、、」という遺言を最後に、静かにiPhoneをフライトモードに設定、、のんびりするだけのために中心部から離れたホテルを1泊目の宿として予約していたため「豪華なホテルにひとり籠りっきりとはなんたる贅沢、、何をしよう、、」云々、様々な思いで頭がいっぱいになりましたが、結局彼女はギリギリ飛行機に間に合っていたので良かったです。
飛行機に遅れそうなときはダメもとで航空会社、空港の諸窓口に連絡してみましょう。道は開けることもあるようです。期待はせずに、諦めないで。
空港で待ち合わせ
ハノイ・ノイバイ空港はとても狭いので現地集合も簡単なのですが、空港の無料wifiが非常に微弱です。wifiレンタルとかしないひとは、こういう感じで待ち合わせ場所を決めておくとスムーズです。
ハノイ両替事情
空港での両替はレートが悪いとガイドブックに書いてあったので、1万円分だけ両替しました。「出発する国よりマイナーな国で両替する」ことが両替の鉄則なので、今回はベトナムで行います。1万円を両替して約2,000,000ドンを手にいれました。200万ドン。インフレすぎて意味がわかりませんが、20,000ドン≒100円です。現地通貨の感覚を掴むのにはなかなか時間がかかるのは毎度のことではありますが、最後までわけがわかりませんでした。インフレ怖い。
空港からホテルへ
空港から市街地までの手段としては
- タクシー(約40分)
- 市バス(1時間〜1時間半)
- 航空会社のミニバス(寄るホテルの数・順番による)
があるようです。市バスだと200円程度で行くことができるのですが、1時間〜1時間半ほどかかるようです。ハノイのタクシーはほんっっっとうに安いので、ぜひともタクシーをおすすめします。間違ったタクシーに乗らなければ、400,000ドン(約2,000円)を超えることはないようです。
めっちゃ詳しく説明されているので、どうぞ上記をご参照ください。
ベトナムのタクシー事情
とくに空港から出ているタクシーはぼったくりが多いとのこと。空港のタクシー乗り場に乗り入れることができるタクシー会社は限られているので、きちんとタクシー乗り場から乗れば比較的安全なのだと思いますが、空港の出口を出たところからタクシー乗り場に向かうまでの間にめっちゃ「タクシー?」と呼び止められます。そいつらは正規のタクシー乗り場には乗り入れることができないうる星やつらなので、ほっておきましょう。一度ひっかかりそうになりましたが、メーター制ではなく、交渉制でした。
街中でタクシーを拾うのも、慣れてくると「あ、このマークのタクシーは、ホテルで呼んでもらったときに乗ったし大丈夫そうだな」とか何となく分かってくるのですが、それを掴むまでは、ホテルや近くのお店等で呼んでもらったほうが安全です。
無事乗車しても【メーターが0から動いていること】を確認してください。電話で呼んでもらったからと言って、日本のように迎車賃はかからないようです。拾って乗車したタクシーでは「メーター?」と行き先を告げる前に確認するのも一つの手だとおもいます。
ちなみに幹線道路のような片側何車線もあるような道路では、めっちゃ飛ばします。ハノイの市街中心部、ホアンキエム湖周辺は大量のバイク・大量の原付・自家用車・バス・タクシーと、まさしくアジアンカオスな情景が広がっており、一方通行の細い路地も、バイクや原付(以下バイクに含む)が反対方向からもビュンビュン行き交っています。
歩道にはバイクが駐車されていて、その上前の車を抜かすためや、逆走するために歩道もお構いなしに走行するバイク、、
「おいおい警察は何やってんだよ」と思っておりましたが、警察の目の前でも逆走や信号無視、歩道の走行などは当たり前のように行われていました。こんな分かりやすい犯罪見逃して、逆に聞くけど警察は一体何を取り締まってるの?逆に?一周回って?からの?
細い路地に道路交通法ガン無視車輛がわんさかいるので、慢性的な渋滞が起こっています。乗車していたタクシーのドアミラーにもバイクのハンドルがガンガン当たりまくっていますが、加害者被害者共に気にする様子は1mmもありませんでした。ハノイにはO型しかいないの?逆に?B型のもうりはわらいがとまらないです。ゴリラ属ゴリラもわらうのかな?一周回って?
ハノイの歩きかた
歩行者には人権がありません。おそらくベトナムの縦社会で一番権力を持つのはバイクなのだと思います。底辺に位置する歩行者は肩身の狭い思いで歩道を歩く以外の選択肢はないのです。その歩道ですらバイクの駐輪場と「比較的歩行も可能なバイク専用道」に姿を変えています。歩道とは一体なんなのでしょうか。横断歩道のような文明の生み出したものはないので(あるとこもある)、死なない程度の勇気を振り絞って渡るスキルが要求されます。慣れるまでは現地民と思しき方々のピクミンになるほかありません。
何故かわたしは1日目からその歩行スキルが備わっており「もしかして前世ベトナムで暮らす勇敢な歩行者だったのかもしれない」という疑惑がかけられました。友人は2日目の夜くらいからだんだん慣れてきていたので、皆様も頑張ってください。コツは「わたしはベトナム人ですと思い込む」ことです。Tôi là một người Việt Nam...生きろ!!!!
次回、待ちに待った1泊目のホテル【JW marriott Hotel Hanoi】で優雅な一日を過ごします。
【2016 ベトナム ハノイ ①】ハロン湾にいきたい
2016年7月、友人との定例婦人旅行でベトナムのハノイに行ってきました。
もくじ
なぜハノイなのか
「どこ行こうかなー」と思っていたときに、こんな写真を目にしました。
「こ、ここぜったいドラゴンボールあるやろ、、」と、中二病心を揺さぶられる齢27戸籍上女(会社員)。ドラゴンボールは読んでもいないし見てもいないので「あー、孫悟空と緑っぽいひとがオレンジ色の球体を集めるサイヤ人のアレね。この世はでっかい宝島なんでしょ。よかったね。」くらいの知識しかありませんが、行きたくなってしまいました。
例によって友人快諾。彼女は年に5回は海外旅行に行ってしまうようなドセレブなのですが、セレブ故に周囲のセレブ友達は東南アジアに行く気が毛頭ないらしく、東南アジアにお供できるのは庶民代表もうりだけのこと。複雑な心境だけど庶民でよかったな。
おいセレブ、東南アジアは楽しいぞ!
さて、こちらハロン湾。海から大小約3,000もの岩が突出しているのですが、石灰岩台地が沈降し、侵食作用が進んで出来上がったものらしいです。「ハ=降、ロン=竜」を意味するらしく、まさしくドラゴンボールを想起させます。しらんけど。
ベトナムと言えばホーチミンが有名で、そのカオスっぷりを一度体験したい気持ちもありましたが、今回の目的であるハロン湾まではかなりの距離があります。加えて今回の旅行に充てられる日数は最長3泊5日と限られているため、ハロン湾へ行くにはベトナムの首都であるハノイを観光するのが最も現実的であることから、ハノイ行きが決定いたしました。
長い。ホーチミンとハノイが遠い。ナメていましたが、ハノイ中心部からハロン湾まで、ツアーバスで3時間ほどかかるようです。遠いな。ちなみにハノイの緯度はハワイと同じくらいらしいですが、なんやかんやの理由で冬はしっかり寒いので、冬に行くひとは気をつけてください。
一応記しておきますと、ハノイからホーチミンまでは、飛行機で約1時間。その他鉄道では最速33時間、バスでは40時間。は?40時間?運賃は5,000円ほどだそうですが、LCCを使えば10,000円もかからないくらいで行けるので、最早バスを利用する意義は全くと言っていい程無いように思います。
この記事を見る限りどう考えてもヤバそう。なんでアジアってこういう照明の色にしたがるの?こういうのあえて身を挺して体験したいひと結構いるんだろうな、、想像はできるけれど、その純情な感情は1/3も理解できないです。
ハノイに行くまで
毎度おなじみ準備編です。
航空券
ハノイまでは直行便で6時間。7月航空券を3月に購入し、ベトナム航空の往復で44,730円でした。成田発、羽田着という謎行程でしたが、羽田になるぶんには嬉しいだけなので気にしません。今回もSkyscannerで買いました。
ガイドブック
何も考えずに表紙の写真に惹かれてこの本を買いましたが、今回の目的はハノイだったため、ベトナム全土を扱ったこのガイドブックではハノイの情報が全く足りず、無駄な買い物をしてしまいました。地図しか持っていかなかったし。だれかあげる。
宿の予約
2015年、人生初の東南アジア旅行で【いささかの金を積めば最高の贅沢ができる】と味を占めた我々。1泊だけとてもよいホテルに泊まりました。
予約したのは以下の2軒。
詳細は追って書きますが、どちらも素晴らしいホテルです。残念ながらJWマリオットは、ハノイの観光部に位置していないので「ただひたすらに贅を味わうホテルから一歩もでない一日」を楽しむために泊まりました。最高でした。
ハロン湾ツアーの予約
ツアーは現地予約がどう考えても安いので「どうしても日本語ガイドが欲しい」とか「現地でツアー会社とやりとりする勇気がない」とか「金より信用」とかそういった理由が無い限りは、現地で予約することをおすすめします。日本で予約すると、パッと見80米ドルくらいしますが、現地だと、代理店にもよりますが、20米ドルくらいで予約できました。英語は話せなくても、向こうも話せないのでなんとかなります(店による)。
ちなみに、ベトナム最大手の旅行代理店The Sinh Tourist(日本でいうJTBみたいなの)が、ハノイの市内にも2店舗をかまえているそうですが、どう考えてもThe Sinh Touristの店舗が乱立しすぎています。しかも、店舗によってロゴや文字、店構えが全くといって違う、、ええ。ここは東南アジア。東南アジアといえば【パクリ】の宝庫です。お店までパクるんですね〜。あー、もうすきだわ東南アジア〜。
こんな記事ができてしまうほど、乱立しているんです、The Sinh Tourist。本物のシンカフェを探せ!って。そんなんわらう。
だまされたくない人は、きちんと住所を調べてから行ってください。2店舗ありますが、中心部から近いのはこちらの店舗です。(長距離バスに乗車する場合はここじゃダメみたいですが、乗らないですよね。苦行だし。)
The Sinh Tourist Hanoi
住所;52 Lương Ngọc Quyến, Hàng Buồm, Hoàn Kiếm
年中無休 6:30〜22:00
隣にLinh Fashionというお店があるらしいです。
実は出国前にきちんとこの情報を調べていましたが、こちらに行くのが面倒くさくなり、ホテル近くの何でもない寂れた代理店で手続きしました。通りにはいくらでも代理店がありましたが、最安値だったところで決めました。
カップルなのか若い夫婦なのかわからない男女が店番をしていて「よく外国人相手にする商売開いたな」って思うレベルには英語が話せません。はじめ女性だけで進めていたところ、男性が店の奥から上半身裸で出てきて、そのあともずっと上半身裸で接客していました。これがベトナムクオリティ。暑いもんな。
ハロン湾の写真を何枚か見せられ、「日帰りなのか、泊まりなのか」「無料オプションでつけられるけど、現地でカヤック漕ぎたいか、バンブーボート乗りたいか」「昼メシはついてる」「朝8時にホテルに迎えにいくからロビーにいてくれよな」みたいなやり取りがあって、クレジット会計もできて無事終了。結論から言うと、帰国後読んだThe Sinh Touristで予約し、ハロン湾ツアーに参加されたかたのブログ内容と全く同じ旅程だったので、なんの問題ありませんでした。
郷に入っては郷に従え、ハノイのひとたちはだいたい優しくてチャーミングでいいひとばかりでしたよ!
そんなわけで準備は無事終了。ハノイ旅行のために特別買ったのは、強力な蚊よけスプレーだけです。デング熱が横行しているらしいので、蚊にだけは気をつけてください。
次回、ようやくベトナムに到着します。
【2016 ポルトガル ⑪】ポルトガルのおみやげ
2016年、アラサー女のボッチ旅〜ポルトガル編〜第11弾です。
今回は、みんな大すき!スーパーマーケットについて書きます。自分用、友達用関係なくお土産探すのに最高ですよね。スーパー。だいすき。とは言え1つしか行ってないので、そんなに書くことも無いんですけど。そしてこれにて漸くポルトガル編最終回です。うぃ〜。
もくじ
リスボンのスーパーマーケット
一日10時間は軽く歩いていたので「歩いてりゃ どっかにあるだろ 食材店(字余り)」と、心の中でくそみたいな川柳を詠む程度には余裕を持っておりましたが、意外とスーパーが無かったので、地球の歩き方にお世話になりました。
El Corte Inglés
ここ、スペイン大手のデパートらしいのですが【駅直結・程よく中心地から近い・遅くまでやってる・土日もやってる・食料品スペースが広い・雑貨も見られる】と、なんとも便利そうなところだったのでこちらを選びました。
デパートなので、一通り揃います。化粧品のカウンターもだいたい揃っていて、日本の免税店で買うよりも安いブランドも多かったです。yslは少なくともやすかった。
食料品は対象外ですが、生活雑貨や化粧品、服飾品などはタックスフリーの手続きを纏めて行ってもらえるので、便利です。タックスリファウンドの手続きカウンター、めっちゃ分かりにくいところにあるので、聞きまくってください。聞きまくっても迷った。
El Corte Inglés(エル コルテ イングレス)
地下鉄São Sebastião駅直結
Av. António Augusto de Aguiar 31, 1069-413 Lisboa 無休
月〜木)10:00〜22:00 金・土)10:00〜23:30 日)10:00〜20:00
おみやげ
スーパーで買うことのできるポルトガル土産の定番として【ワイン・塩・オリーブオイル・缶詰・ジンジャーニャ】があるみたいです。
El Corte Inglésには、スーパーとは別に、何というか高級食材店?成城石井的な?食材を集めたコーナーもあるので「ちょびっとだけいいお土産」を買える点も良き。スーパーのよこっちょにあります。
・ワイン
ポルトガルに行くまで、ビーニョ・ヴェルデ*1というワインを全く知らなかったので、この銘柄も全然知らなかったのですが、大衆向けのビーニョヴェルデならこの「カザル・ガルシア」がおすすめだそうです。
ここ、El Corte Inglésには、普通のワイン売り場とは別に、ポルトガル産アルコールコーナーが設けられていて、英語の話せるスタッフさんが、一緒にワインを選んでくれます。むっちゃ優しい。このカザル・ガルシアは日本でも買えるみたいです(帰国後みかけた)。El Corte Inglésでは4€くらいで買った気がします。冷やして飲むとうまい。昼から飲みたい味。
・塩
海に近い国なので、塩事業もさかんらしいです。買ったのは粗塩や、その粗塩とハーブがミックスされたものなのですが、おいしい塩が安く手に入る上に、小さなサイズのものも売られているので、料理がすきなひとへのお土産としてもおすすめです。写真のものだと、蓋に使われている【コルク】もポルトガルでは有名なものらしく、コルクで作られた絵はがき、服、鍋敷きなどなど、「え、こんなものまで、、」と軽く引くレベルにはコルク製品が売られておりました。
ちなみに写真の塩は、スーパーではたぶん売られておりません。欲しいかたは バイロ・アルト編でご紹介した雑貨店、A Vida Portuguestaで買ってください。濡れた手だと摘めないので不便ですがオシャレです。オシャレと不便は常に隣り合わせですね。
・オリーブオイル
これは缶に入ったオリーブオイルですが、瓶入りのものやらいろいろありました。この何なんですかね?ピエロ?寝坊してナイトキャップを脱ぎ忘れたビジネスマン?が描かれたパッケージに惹かれて購入しましたが、ちゃんとおいしかったです。缶入りだと、開封後密閉保管ができず不便だということも学びました。ワンアップ!買うとき気づけよな。オシャレは不便か!
・ジンジャーニャ
パケ買いですわ、パケ買い。なぁんて可愛いんでしょう。シールが剥がれないように気をつけて洗いまあす。ジンジャーニャも、他にも何種類かあります。
他にも、パスタの乾麺が異常に安かったり、生ハムコーナーが異常に広い上にそこに一番人が密集していたり「あー、ヨーロッパにいるんだなぁ」と感じられるラインナップで、お買い物がとても楽しいスーパーでした。ホステル同室のカナダ人バックパッカーに「やれやれ、何をそんなに買ったんだ」と呆れられましたが、呆れられてもいい!わたしはスーパーがすきなんだ!!!!!!ほっといてくれ!!!!!!
・ベイキングパウダー
写真;http://blog.supplybunny.com/tag/baking/
パケ買い第二弾。これ、どちゃくそかわいくないっすか、、、缶の中に缶の絵があって、また缶の中に、、と、マトリョーシカ形式のパッケージに一目惚れしてしまいました。無駄に古きよきアメリカンなデザインだなー、って思ってたらおもっきしUSAブランドでした。凡ミス。がはは。よくあるよくある。お菓子作りが趣味の友人にあげましたが、ちゃんと膨らむか分かりません。カワイイは正義だ!
・スーパー以外 ①【服】
現地の服を見るのもすきなので探索していたのですが、Amitieというブランドがすごくツボでした。かわいいし、zaraより安い、、9月でしたが、100€でコートが買えてしまったので買いました。あったかい。日本でも取り扱っているお店探してるんですが、スペイン近郊でしか手に入らないみたいです。ちぇ、、行くか、、スペイン。
取り扱い一覧です。zara系がすきでしたらぜひ。
・スーパー以外 ②【生活雑貨】
El Corte Inglésのリビングフロアをフラフラしていたら、アズレージョっぽい陶器で出来た素敵なリードディフューザーを見つけたので即買いしました。
ポルト生まれ、CASTELBEL社のPortus caleというブランドのルームフレグランスらしいです。かっけえ。
20€くらいだったので「お手頃だなぁ」と思って、ネット通販でリフィルを買おうとしたら、リフィル(250ml)5,000円、、本体価格8,000円とな、、え、液体だしね、、わ、割れ物だしね、、うん、、こんなにお金出すならわたしはドットール・ヴラニエスを買うよ。うん、もっと高いな。
わたしが買ったものの他にも色んな種類がありました。日本で取り扱う実店舗を見たことがないので、何とも買いにくいと思いますが、ポルトガル旅行の際は是非。ちょっと重いけどおすすめです。
そういえば、リスボンの空港でタックスリファウンドのカウンターは、ものすごく中国人で溢れかえっていて、それなのに窓口は1人しかいないし、まじで待ちます。最初は並んでいましたが、大した買い物もしていないので、途中で離脱。諦めました。免税を希望するかたは、1時間は見積もっておいても良いかとおもいます。
ついでにリスボンの空港について書いておきますと、思っていたより全然広くて新しくて、けっこう楽しいです。「リスボンに人こんなにおった!?」ってくらい、特にチェックインカウンターは人で溢れかえっています。リスボンの街がコンパクトだからってナメていると、絶対飛行機間に合わないと思うので(圧倒的に諸窓口が少ないという理由も考えられます)、空港には余裕を持って行きましょう。おうちに着くまでが遠足です。
Loja das Sopas
一日目に宿泊したホステルの夕食で「カルド・ヴェルデ」というスープを頂いたのですが、これがほんっっっっっとうにおいしい。何が入っているのかも知らずに飲みましたが、ケールだったんですね。ほんとにおいしいので「いかにポルトガル滞在中にこのスープを大量に摂取するか」に注力していました。たぶん、どのポルトガル料理レストランでも食べられると思いますが、El Corte Inglésにあったフードコートにも、カルドヴェルデが飲めるお店がありました。100%ファーストフードです。お財布にやさしい。
サラダのセットとか、キッシュのセットとかいろいろありましたが、軽いランチなら、スープだけでおなかいっぱいになります。日本の某汁物在庫東京の3倍くらい入って4€くらいです。チェーン店なので、いろいろなところにあると思いますが、何せ公式サイトがくそみそだったので、ご紹介できず心苦しいっす。
変わりにレシピを置いておきますが、ケールなんてどこで売ってるだってよな。
ビーニョヴェルデとかカルドヴェルデとか、わたしはヴェルデがすきなんだな。緑。ナメック星人かな。
東京のポルトガル料理レストラン
帰国後すぐに恋しくなったので、行ってきました。東京の代々木八幡にある有名店、クリスチアノです。安くて、美味しくて、ボリュームもばつぐんなので、できれば何人かで行ったほうが色んなメニューが楽しめるとおもいます。
クリスチアノ 予約必須
東京都渋谷区富ヶ谷1-51-10 プリティパインビル1F 月曜定休
火〜土)18:00~26:00 日)18:00~24:00
近くには系列店「パステルデナタ(エッグタルト)」専門店のナタ・デ・クリスチアノもあります。テイクアウト専門で、1つ200円というハードルよりも、5人くらいしか並んでいなくても15分は待つという回転率のハードルの方がわたしには高いのですが、みんな「嘘でしょ」ってくらい大量に買って行くので仕方がないかもしれません。肥るよ。晴れた日にコーヒーとナタを持って代々木公園でピクニックするのが至高だとおもいます。
ナタ・デ・クリスチアノ
東京都 渋谷区 富ヶ谷 1-14-16-103 年始休
10:00~19:30
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もうりのポルトガル紀行はこれにて終了です。
ポルトガル、行く前より行ってからのほうが、ずっとずっとすきになりました。住みたい。住める。これを読んだかたがひとりでも「あ、ポルトガル行ってみたいかもしれないかもしれない」と思っていただけたら幸いです。
オブリガーダ、ポルトガル。
【2016 ポルトガル ⑩】ポルトガルのホステル
2016年、アラサー女のボッチ旅〜ポルトガル編〜第10弾です。
纏める能力乏しく、もう今回で10回目になってしまいました。今回は、これまた「どこに需要が」と均衡点も霞むような話題、ポルトガルのホステルについて書きます。
もくじ
ホステル初心者で他国と比較できず申し訳ありませんが、バックパッカーの話を聞く限り、ポルトガルのホステルは【安い・綺麗・親切】の三拍子。ホステルデビューがこの国で出来て良かったです。
リスボンのホステル
以前こちらの記事にも書きましたが、中心部に泊まるのならば、バイシャ、おすすめです。上の地図でいう①の部分です。出発3日前と、ギリギリに予約したので、人気のホステルは埋まっていましたが、Hostel Worldでも人気の高い、こちらのホステルに泊まりました。
口コミとか評価以外にもわたしには基準があって、
- 二段ベッドの一段目にはカーテンがついていること
これだけは譲れなかったんです。今回がホステル泊まるの初めてだったので、よく分かんなかったっていうのもありますが。
着替えてるのさすがに見られるのは、、(バスルーム行こうな)。寝顔バカにされそうだし、、(みんなそんなヒマ無いよ)。ひとりになりたいときもあるじゃん、、(すでにひとりだよ)。
と、何もかも即時解決しそうな理由ですが、やっぱりカーテンは必要です。結局徒労に終わったわけではありますが。
Home Lisbon Hostel
ここは、一度目にチェックしたときから「あ!泊まりたい!」とおもっておりました。クラシックなインテリアがかっちょよくないですか。ポルトガルに行く前のポルトガルのイメージってこんな感じだったので、「いかにも!」なところに泊まってみたかったんです。
ここは女性専用の部屋に泊まったので、もうそれは快適だったのですが、他に泊まったホステルに比べて、トイレとシャワールームが別であることがすごく魅力でした。バストイレ別って大切だな、、我が家はユニットのくせにな。
条件として挙げていた「1段目カーテン」は、2段目だったので意味なかったです。
ちなみに、上の写真にもありますが、二段ベッドの1段目の下に、大きなスーツケースも余裕で入る引き出しが1人1つずつ使えるようになっています。これはどのホステルにも完備されておりました。施錠するための穴が空いているので、日本からダイヤルロックなり、南京錠なり、鍵を持って行くとよかろうもん。
Home Lisobon Hostelのメリット
- スタッフがめっちゃやさしい
- 他の都市周遊のために不在の間スーツケースを預かってくれる
- 男女別かつバストイレ別
- 夜ごはん(事前予約制、10€)がおいしい
- 清潔アンド清潔
- Yes! Lisbon Hostelに比べて、チャラさがあまりない
Home Lisbon Hostelのデメリット
- 何故か最初の5段くらい階段登らないとエレベーターホールにつかない
1泊2,000円くらい。Baixa-Chiado駅より徒歩5分程。
1階にはないので、油断していると普通に通りすぎます。
Yes! Lisbon Hostel
本当はHome Lisbon Hostelにずっと滞在したかったのですが、あいにく満室だったため、こちらにも2泊しました。
いやあ、たぶん全然「問題ない」んですけど、Home Lisbon Hostelが最高だったんでしょうね、、個人的にはHome Lisbon Hostelをおすすめします。
というのも、わざわざ二段ベッドの一段目にはカーテンがついているホステルを選んだのに、配当されたベッドはまさかの一段ベッド。6台あるベッドのうち2台だけがなぜか一段ベットでした。申し訳なさからなのか何故かセミダブル。横並びではないとはいえ、縦並びだし。気まずいぜ。
というわけで、「二段ベッドの一段目にはカーテンがついていること」という条件はまたしても意味をなしませんでした。二段ベッドですらない。
あと、これは本当にタイミングと運でしかないんですが、わたし以外全員男性でした。ウィーアーオールメン。メンズも「女の子って、ブスのアラサーかい!」ってなったでしょうな。すまんな。男女共同の部屋を選んだわたしの責任なので、気にするこたぁねえズラ!と思っておりましたが、やっぱすげーイビキでした。気にする美女は避けたほうがいいズラ!みんな気さくに話しかけてくれたりしてすっごく優しかったよ!ありがとな。
Yes! Lisobon Hostelのメリット
- 駅から1mmも坂をのぼらずに到着できる
- シャワールームに脱衣所がある
- 毎晩謎の酒がワンショット振る舞われる(すごい色)
- 毎晩パーティーやっててリア充はたのしそう
- 若い
Yes! Lisobon Hostelデメリット
- 男女共用のトイレとシャワールームが同じ部屋にある
- そして何故かそこがニンニクのにおい
- 一段ベッドで寝顔を晒す可能性がある
- 毎晩パーティーやっててリア充がたのしそう
- 若い
1泊2,000円くらい。Baixa-Chiado駅より徒歩5分程。
一段ベッドって何なんでしょうね。わざわざそんな表現をしたことはないし、これからもすることはないでしょう。
上記2つのリスボンのホステルでは、チェックインのときに「ジンジャーニャ」というさくらんぼでできたリキュールでもてなしてくれました。ショットで。でも、これ、17度くらいのアルコールなのですが、甘くて、喉が焼けるかんじもあまりなくおいしいです。
リスボンの街角には、ジンジャーニャスタンドがいくつかあって、その前を通るとまさに「くいっと一杯」してるひとが必ずいました。1€程と手頃なので、梅酒のロックとかがすきなひとはぜひ試してほしいです。わたしは梅酒が嫌いですがジンジャーニャはすきだーにゃ。
A Ginjinha
Largo São Domingos 8, 1100-201 Lisboa 無休
9:00〜22:00
ポルトのホステル
「1泊だしええか」と思って、メインのエリアとかも詳しく調べずに予約しましたが、ざっと見るかんじ、ポルトの宿泊施設は【サン・ベント駅付近】と【ドウロ川付近】に分かれているっぽいです。
この地図でいうと、ドウロ川付近の宿泊施設はドン・ルイス1世橋の左側らへんに多いかんじです。どっちに泊まってもおもしろいと思いますので、お好みで。
わたしはドウロ川付近を引き当てましたが、どちらのエリアにしろサン・ベント駅から坂は逃れられないので、スーツケース等を持っての移動はタクシーが賢明だとおもいます。ポルトの坂は本気。
Bluesock Hostels
2016年に開業した新しいホステルです。わたしが泊まったときも、まだ工事中の箇所があったり、Hostel Worldの評点が9.6(2017,3月現在)と異常に高いのも、まだ出来て間もないためだと思われます。いや、素敵なホステルですけども!
ベッドの配置がちょっと珍しくて、視線が気にならないように配慮されているので、ものすごくプライベート感があります。地下にあるラウンジ等の共用スペースも広くて、一番リラックスできたホステルでした。
チェックインのときにジンジャーニャではなく、「Cucumber Water」を頂いたのですが、キュウリが大嫌いなもうり、「enjoy!」と差し出された厚意100点のCucumber Waterを「I don't like cucumber...」などと不躾なことは言えず、笑顔で受け取り頂きましたが、やっぱりキューカンバーはキューカンバーでした。NOという勇気。普通の水くれ。
Bluesock Hostelsのメリット
- 清潔で新しい
- ベッドの配置がよい
- なんだかんだ現代的でオシャレ
Bluesock Hostelsのデメリット
- ドライヤーは全員で1つのものをフロントに借りに行かねばならない
- 男女共用のトイレとシャワールームが同じ部屋にある
- シャワールームの電気がセンサー式のため、数分ごとに消える
- その度にブースを出てウロウロしにいかなければならない
- シャワールームに着替え等置けるスペースがゼロ
- きゅうり水
1泊2,000円くらい。Sao Bento駅より徒歩10分程。
ベッドはまたしても2段目だったので、最重条件は意味がありませんでした。
ホステル初心者に告ぐ、ホステル必需品
上級者のかたからすれば「何をいまさら」という感じですが、おそらく初めて、、なんてかたもいらっしゃるとおもうので、ここでお知らせ致します。
- ビーチサンダル的なサンダル
- 防水の袋
1)ビーチサンダルなんて邪魔だし持ってきたくないですよね、、でも、こればかりはホステル宿泊者の定めです。持ってったほうが身のためであります。というのも、シャワーブースから出たところにバスマットなんて文明の利器は置いてないからです。置いてあっても嫌ですよね。現代の踏み絵。かといって、タオルで拭いてすぐ靴下履いて、またすぐスニーカー、、というのも「せっかく清潔にしたのに」感が否めません。起きぬけにトイレいくときだって、ホステルでのんびりするときだって、ビーサンがあれば勝者。ビーサンこそ勝利の証。わたしは敗者になって、初めて勝者になりたいとおもいました。悪いこと言わんから持っていきなはれ。
2)スーパーのレジ袋でいいんです。ホステルによって、シャワールームに着替え等を置いておけるスペースがあるところと、ないところがあります。無いところは、必然的にシャワーブース内のフックに着替えやタオルをひっかけておく必要があるのですが、100%濡れるので、そこそこ大きめの袋を持っていくことをオススメいたします。
その他、タオル・鍵は最悪ホステルで有償にて借りることもできますが、持って行くのが無難です。タオルはもう現地で捨ててこられるようなやつ持ってくと身軽であります。タオルを乾かすために、ハンガーも1つあると便利です。
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それにしても、ホステル泊まってるひとって、朝ってどうやって起きてるんですか。本当に疑問。イヤホンで起きようとおもってトライしましたが、絶対耳から外れてるし、下手したら首に絡まってしぬとか聞くし、バイブレーションで起きようとおもってポケットに入れて寝ましたが、朝起きたときには全然違うところから発掘されるし、起きてないし。帰国の日だけは本当にビビリながら執念で起きることに成功しましたが、いつかやらかしそうでこわいです。夜遊びしないことか。へい。
【2016 ポルトガル ⑨】ポルト街歩き2
2016年、アラサー女のボッチ旅〜ポルトガル編〜第9弾です。
ポルトを歩こう
前回から歩いてばっかりじゃねーか!、ええそうです。すんません。歩きましょう。今回は、いくつか観光地、お店、レストランをピックアップし、ご紹介いたします。
ポルトガルの朝は遅いですが、靄のかかる朝の街並みもすきです。
【世界で3番目に美しい書店】Livraria Lello & Irmão
世界一美しい書店が気になるところではありますが、それはさておき、この書店。1906年に一度引越ししたものの、1869年創業と、長い歴史を持っているそうです。
ハリーポッターの著者であるJ・K・ローリングがホグワーツの世界観のモデルにした書店としても有名であるようで、ハリーポッターファンの中では、有名な場所みたいです。(J・K・ローリングはポルトで英語教師をしていたらしい。)
ホグワーツのあの制服にマントという衣装も、ポルトガルの大学生の制服がモチーフになっているようで、よっぽどポルトガルがすきだったんですね。わかる。
ハリーポッターといえば小学生の頃めちゃめちゃ流行ってあの分厚い本を買ってもらったけれど、カタカナの名前が覚えられないし、ウィンガーディアムだかレヴィオサーだかレヴィオーサーだか「もう何でもええやんけ、、」と思って一瞬で読むの辞めた苦い思い出しかありません。ルーモス、もうりにも光を。
振ったらペン先が出てくる杖型のボールペン持ってたな。しぬほど書きにくいやつ。
皆々様のブログ等を拝見しておりますところ、非常に混雑するとのこと。2階建ての店内はそんなに広くないので、ある程度人数が入った時点で、入場制限をかけるみたいです。朝は10時開店なのですが、ちょっと前から並んで入りました。
出た頃には、人数もすこし落ち着いていたので、朝イチ突撃は逆効果だった模様です。
この書店に入るには、まず3€のチケットを買わなければなりません。チケット売り場は別の場所にあるのですが、書店の前の道を挟んだところにものすごい行列があるので、すぐに分かると思います。書店から伸びる列は、入場待ちの列なので、まずはチケットを買ってください。
上の写真のピンクの紙が入場券なのですが、この券を会計時に見せると、3€分の金券になります。店内には、しおりだとか、トートバックだとか、そういった雑貨類もありますが、この金券は書籍にしか適用されません。
ポルトガルで一番人口密度が高い。
天井にはステンドグラス。
1階部分の天井の装飾も細かくて、素敵です。
外国人観光客のために、様々な言語の本が並んでいること以外は、普通のラインナップです。ハリーポッター関係の書籍だけは、入り口付近に大量に置かれています。
埃が溜まった感じとか、黄ばんだガラスが歴史を感じさせてくれます。それにしても撮影技術そしてセンスのなさ。遺憾に思います。
村上春樹コーナー。
素敵な場所なんですけどね。こういう場所って、地元の人に愛されてこそ素敵なのだと思ってしまうのです。日常に、歴史ある書店が溶け込んでいて、そこに価値があるんじゃないかなと。観光地として訪れる我々観光客がこうしてしまったので、何とも申しにくいですが、もし自分が日常使いしてるお気に入りの本屋さんが、こんな感じになっちゃったらイヤだな、、なんてまたひねくれた感情が横切るもうりでした。
Livraria Lello & Irmão(レロイ・イ・イルマオン)
住所;R. das Carmelitas 144, 4050-161 Porto
10時〜19時
A Vida Portuguesa
リスボン篇でもご紹介した雑貨屋さんのポルト支部です。Livraria Lello & Irmão、上の書店の隣の隣の隣の道はさんだとこ、くらいにあります。
キャラメル屋さんを改装してつくられたという店内。お店は2階にありますが、1階も広々とした雑貨店です。(1階のお店に大したものは売っていませんが、建物が素敵なので、見ていて楽しいです。)
感覚として、商品の種類はリスボン店のほうが多いように思いますが、広々として、自然光が射していて見やすいです。リスボンは狭くて暗い。
A Vida Portuguesa
住所;R. da Galeria de Paris 20, 4050-182 Porto
月〜土)10時〜20時 日)11時〜19時
このあたりをフラフラしていたら,蚤の市のような?フリーマーケットのような?ものが開催されていました。
手づくりのアクセサリーや、昔の食器やバッジなど、用途の分かるものから分からない物までごちゃっと売られていて、小規模ながら楽しかったです。
MAJESTIC CAFE
昔からあるカフェとか喫茶店、すきなんです。ポルトにも、1921年創業のここ、Majestic Cafeというカフェがあったので行ってみました。
昔ながらの社交場といった雰囲気が楽しいです。パリっぽい。
やっぱりこういう所に来ると「あ、わたしボッチ」とまざまざと感じますね。そんなときはアルコールの力を借りましょう。
また、ここMajestic CafeもJ・K・ローリングのお気に入りだったようで、このカフェで「ハリーポッターと賢者の石」を執筆していたようです。
こちらのお店では、「フランセジーニャ」という、ポルトガルのB級グルメを戴きました。老舗のお店ですが、カフェなのでこういうメニューもあります。
行ったのが夜だったので、メニューにフランセジーニャが載っていませんでしたが、「フランセジーニャありますか?」と言うと「もちろん!ここはポルトガルだよ!」と、別のメニューを持ってきてくれました。
ちなみにこのフランセジーニャ、ポルトガルでは軽食というカテゴリーなのですが、
【チーズ→パン→ハム→ソーセージ→ステーキ→ハム→パン】と、非常に肉肉しいレイヤーで構成され、その上、バターの効いたソースをたっぷりとつけて戴く、想像するだけでおそろしいカロリーでお送りしております。付け合わせに追い撃ちのカロリー、フライドポテトをどうぞ。いっぱい食べるきみがすき。
思っているほどくどくないし、というよりはめっちゃうまいので、肉がすきなひとは是非シェアしてどうぞ。ワインも合うけど、ビールも合うぞ。
ここのお店では、14€程しましたが、言ってしまえばファストフード的な位置づけなので、食堂のようなお店では、5€程で食べることもできるみたいです。コスパがえぐい。
Majestic Cafe
住所;Rua Santa Catarina 112, 4000-442 Porto 日曜定休
月〜土)9:30〜24時くらい
よく「一人旅だと、ごはんとか寂しくない?」と聞かれますが、事実日本より海外ってボッチ飯のハードルが高いです。わたしには。
ファストフードのお店でなければ、量も多いのにシェアするひとがいないから、同じ味を延々と食べ続ける必要があるし。お店の前に行って、なんとなく「ここなら大丈夫かな〜」と思って入るのですが、(入り口で「一人でも大丈夫ですか」って聞いて、「もっちろん(ニコォ!)」という店なら絶対大丈夫)こういう場所ではやっぱり本がめっちゃ役立ちます。本はともだち。慣れてしまえば、妄想という技を身につけることができます。ここまでくれば真のボッチです。なりたくないね。妄想最高。
ポルトからリスボンへ
短い時間ではありましたが、ポルト観光は終了。恒例となりました、おそらく誰の役にも立っていないアクセスをどうぞ。
乗る列車にもよりますが、だいたい3時間半くらいでリスボンに到着します。途中にはコインブラという観光地もあり、ぶらり途中下車したい気持ちでいっぱいでしたが、今回はぐっとこらえます。
Porto-Campanha
またしてもこの駅。地球の歩き方に「タコめしとタコの天ぷらがおいしいレストランがある」と書いてあったので、寄ってみることにしました。駅から歩いて5分程で到着するので、大きな荷物があっても大丈夫だと思います。
【ポルトガルのたこめし】Casa Aleixo
わたし、別にタコすきじゃないんですよね。なんなら小さい頃、「たこ焼きのたこ、要らねー」って思って、先に取り出して食べていたくらい。何なん、この歯ごたえ。食べるけど。未だにそんなスタンスですが、何となく惹かれたので行ってみました。
地球の歩き方にも載っており、日本人がたくさん来るみたいで、写真の左に写ってるおっちゃんが、「オイシイ?」とか日本語で聞いてくれます。誰に教えられたのか「カワイイ!」と言ってくれたので、「No...」と言ったら、「え、カワイイって意味、わかる?日本語で、、え、、あれ、、?もしかして違う、、?」と困惑させてしまったので、かわいいおっちゃんを困惑させないためにも、本当にカワイイ皆様もこの店で謙遜するのはやめましょう。
頼んだのは名物「たこめしとたこの天ぷらプレート」。ポルトガルの微発砲ワイン、「ヴィーニョ・ヴェルデ」を飲みながら待ちます。
白に限らず、赤、ロゼとあるのですが、ヴィーニョ・ヴェルデ=緑のワイン、という意味らしく、完全に成熟する直前に収穫をした若いぶどうを使って作られるそうで、とても軽く、爽やかで、ビールみたいにゴクゴクと飲めてしまいます。ディ・モールト危険。
のどが乾いていたので、猛烈な勢いで飲み干し、2杯目のワインを頼もうとしていたところにやってきました。うーん。分かっていたけどでかい。絶対食べきれない。「少なめにしてください」って頼めばよかったな。と思っていたのですが、
これ、めっちゃうまい。
日本で食べるタコと違って,タコがふわっふわなんです。味もしつこくなくてどんどん進む。天ぷらもくどくなくて、わー、これ日本で食べたい。日本人、コレ、ゼッタイスキ。パサパサした米が嫌いじゃなければ。そこまでパサパサしてないけど。
お腹パンパンだけど無事完食できちゃう美味しさでした。
ポルトガルと言えば魚介が美味しく、「イワシの塩焼き」「干し鱈と千切りフライドポテトの卵とじ」などなど、まー美味!な料理が揃っているのですが、ポルトガルでよく飲まれているケールのスープ、Caldo Verdeと共に、このタコ料理、もうりのポル飯ランキング独占です。
Casa Aleixo
住所;Rua da Estação 216, 4300 Porto 日曜定休
月〜土)ランチ;12:00〜14:30 ディナー;19:30〜22:00
もうね、あたしゃこの国に愛しかないよ。愛さずにはいられない。できれば愛してほしいけど、愛したいマ・ジ・で〜。
次回は、宿泊したホステルを纏めて書きます。
【2016 ポルトガル ⑧】ポルト街歩き1
2016年、アラサー女のボッチ旅〜ポルトガル編〜第8弾です。
今回は、リスボンに次ぐポルトガルの第二の都市、ポルトを歩きます。
ポルトへいこう
全行程4泊5日という強行スケジュールにも関わらず、複数の都市を周遊したいと思ってしまうのは、ケチ症の性です。しゃーない。しかし、ポルト。「嗚呼、もう一泊したかったなぁ」と思うくらいに、素敵な街でした。行ってよかった公文式。リスボンと大きな違いはないけれど、リスボンが東京ならば、ポルトは京都、的な。全然ちゃうやんけ。古い街並みと、何となく新しきアーティスティックなかほりが同居する街です。
アゲダからポルトへ
どこに需用があるんだ!という声が聞こえてきそうですが、ニッチなあなたへ、アゲダからポルトへ向かうスケジュールをここに捧げます。ご査収ください。
AguedaからAveiroまでは、来た道をそのまま戻ります。ちょっとだけやっかいなのが、その先。やっとポルトに着いたと思えば、ポルトには2つ駅があり、乗ってきた長距離列車が到着するのは【Porto-Camphanha(カンパーニャ)】という駅です。てじな〜にゃ。恐らく皆様が訪れたい【Porto-São Bento(サン・ベント)】駅まであと一駅。新大阪と梅田みたいな関係です。
観光客っぽいひとにくっついていけば、たぶんSão Bento駅に行く電車に乗ることができます。楽勝だぜ!
São Bento駅
さて、ポルトの街にやってまいりました。この深緑とくすんだゴールドの組み合わせ、すてきだ。
ポルト、到着してすぐ観光スポットです。ここ、São Bento駅は、駅舎が2万枚のアズレージョで埋め尽くされ「世界で最も美しい駅14選」にも選出されたこともあるほどの見事な駅です。
なにこれ。全部行きたい。
ポルトから長距離列車に乗るときは、対面式の切符売り場で買うのですが、整理券を取り、番号が呼ばれるまで待ちます。列は無いので、お間違いなきよう。思ってるより全然待つので、時間に余裕を持って行くか、事前に購入しておくことをおすすめします(当日分じゃなくても買えます)。
駅舎。外から見てもかっこいい。
ポルト
リスボンに比べて、建物自体の築年数が古いように感じ取られます。潮のにおいがしたので、大西洋からの潮風の影響かもしれません。建物の統一感も無く、カラフルで、個性があって、でもどこか親和性のある色使いがとても魅力的。
ポルトの街にも路面電車が走っています。時間が無くて乗れませんでしたが、こちらも素敵。
初めての街歩くとき、角を曲がった先にはどんな景色があるんだろう、って、ワクワクしますよね。げへへ。
ベランダの床も道もぐねぐね曲がりまくってる。
ポルトは、どこもかしこも渋滞していました。そりゃ曲がりくねった細い道がこんな急勾配じゃ渋滞にもなるわな。
サン・フランシスコ教会
あまりにも「ザ・観光」をしていない事実に漸く気がつき、目についた教会に入ってみることにしました。
この金色っぽく写っているところが、総べて金箔で覆われている有名な教会だったみたいです。え、、金て、、すごい、、
ただただ圧倒されます。苦労したひとたくさんいたんだろうな、、
地下にはお墓があって、夥しいほどの人骨が眠っているようです。
教会から出たときに、写真撮影を怒られているひとがいました。禁止だったようで、入り口の脇に看板が立っていました、、ごめんなさい、、
Igreja de São Francisco
住所;Rua do Infante D. Henrique, Porto 12/25休
9~19時(3、5、6、10月)、9~20時(7~9月)、9時30分~17時30分(11~2月)
となりに「ボルサ宮」という観光スポットがあります。
陽が傾きまくってきたので、夕陽が見られそうなスポットにいそぎます。
ポルトの夕陽
ガイドブックに書かれているのは、ドウロ川から眺める夕陽が最強!とのことでしたが、わたしとしたことが、日の入り時刻を調べずに散歩しており、夕陽が、、となる頃にはずいぶん離れた場所におりました。
たぶん、このあたりが,夕陽に照らされ最強なんでしょう、、
最強そう、、
絶対間に合わないとおもったので、夕陽さえ見られればどこでもええわい!とやけくそで太陽のほうに向かって爆走していたら、素敵なところに行き当たりました。
うん!ギリ川も見えるし、良しとしよう!
夕陽に照らされた家がすっごくきれい。サン・フランシスコ教会の金ぴかより、ずっとずっと輝いていて、すき。
どこから見る夕陽も素敵でした。
ポルトの夜
すっかり日の落ちた、ポルトの夜を散策します。
ライトアップされたサン・ベント駅。かっちょよい。
ポルトの夜は、リスボンに比べると、場所によってはそこまで治安は良くないように感じました。悪い、という程でも無いし、建物が古くて、大通りを外れると街灯も少なめなのでそう感じただけかもしれません。リスボンの治安が良すぎただけかも。
ただ、このドブロ川沿いのレストラン(無論観光客向け)が軒を連ねる地域は、夜遅くまでとても雰囲気がよかったです。夕陽を眺めるのに最強!のアドレスと同じです。
ストリートミュージシャンが唄う音楽に合わせて踊るひとがいたり、平和で自由な夜。ディズニーランドにいるんじゃないかと思えるくらいに、平和。ラヴアンドピース。
奥に見えているのが、ドン・ルイス1世橋です。
このあたりのレストランは価格もちょっと高めですが、こんなに綺麗な景色を眺め、どこかから聞こえてくる音楽を聞きながら、ポルトガルワインをくいっと一杯。だなんて最高以外のなにものでもないです。のんびり贅沢も悪くないですぞ。言うほど高くないし。
わたしは諸事情有りて、そのへんで買ったビールを地べたに座って飲みました。こんなアラサーはいやだ。最高。しあわせ。
川縁に座って談笑する男女の風景が、なんとも鴨川のそれに重なります。
ボッチ旅だったから、余計に感じたのかもしれないのですが、ポルトガルの最大の魅力って、【人】なんじゃないかなぁ、とか思うんです。みんな親切で、真面目で、丁寧で、あったかい。こんな環境の中で暮らしていたら、そんなふうになるのかなぁ。
とか何とか思いながら、これからはできるだけ擦れないで生きていこう、、と思うもうりなのでありました。ビールがうまい。
つづきます。