【2017 ロンドン・ベルギー(15)】ロンドンでお買いものがしたい -スーパー編-
2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜15弾です。
一度書き終えたはずのロンドン編、お買いもの天国だったのに、書くことを完全に失念していたため、さかのぼって書きます。もちろん物価の高いロンドンですが、ヨーロッパのブランド・紅茶あたりはロンドンで買うと大変お値打ち、また、安くなくても「あ〜、イギリス」な感じのかわいいものはロンドンで買うことを卍でおすすめしたい次第ですので、購入したものと併せて書きます。
ちなみに先に申し上げますと、以下写真がベルギー・ロンドンで購入した飲/食材系土産の一部オブ一部です。当たり前のように預け荷物の重量上限振り切るので皆様はご注意ください。
ひとえにお買いもの、と書いてもいろいろあるので今回は、スーパー編です。
もくじ(高価格帯→低価格帯)
【高級スーパー】Waitrose
大英帝国の成城石井、Waitroseのお出ましです。もともとはイギリスの有名デパート『John Lewis』の食料品部門が独立してできたスーパーで、所謂「デパ地下」だったというものです。王室御用達ということで、さぞかしびっくりするような価格なのかと思いきや、成城石井価格なのでそこまで臆する必要はござません。ロンドンの物価に慣れると金銭感覚が破壊しているのでむしろ安く感じるものも多々あります。
とにかく低価格帯のスーパーと違い、そのクオリティは担保されておりますので、安心を金で買いたいアラサーの皆様に大変おすすめです。比較的小分けされたものも売っていたので、お菓子などのお土産を買うのにもWaitroseはおすすめのスーパーだと思います。
ちなみに、イギリスといえばもうり家代々御用達、Walkersのショートブレッドが最高に美味しいカロリーの塊(以後カロ塊)ですが、こちらWaitroseのPBショートブレッドが大変コスパ良く美味しいカロ塊となっておりましたので、ご査収のほど宜しくお願いいたします。10個入りが£1、20個入りが£1.95らしいです。(参考:Waitrose HP)幸せかよ。
もちろん個包装などされておらず、なおかつ開け方をミスると悲惨なことになり、まさしく「Wait...(ro..s..e...)」となるので、これを買って小腹が空いたとき食べる持ち歩き用に日本からジップロックなどもっていくと大変クレバーです。ジップロックはファミリーパックの紅茶のティーバッグを購入して同行者と半分こしたり、きになる茶葉をいくつか買って同行者と半分こしたりするときに大変便利なので、いくつか持っていくと良いと思います。我々の探し方がいけなかったのしれませんが、ロンドンにあまりジップロック売っていなかったので。探し回るための時間ももったいないし。
◇買ったもの
Waitroseで購入したものは以下です。
①カップスープのもと(粉末)
スープってなぜか飲みたくなりませんか。わたしは我が家にSoup Stockが欲しいくらいスープ(汁物)がすきなので買ってしまいました。WaitroseのPB商品のようです。4パック入って1箱99ペンス。
しかしこれ、いくつか種類があり、色々購入したのですがどれもまずい。王室御用達でしたよね?という感じ。王室の舌事情を案じます。やっぱりクノールはすごい。
②YORKSHIRE TEA
イギリスのひとたちの庶民紅茶です。こちら、硬水に合うようにブレンドされているようで、ロンドンで飲んだときとはもちろん味も違うのですが、日本の水道水でもおいしく飲めたので、特に問題はありません。
ヨークシャーティーを買う理由としては1つ、とにかくその安さです。あまり覚えていないのですが、100pac入って5ポンドしない程度。ネットで検索したところ、その上をいく240pacで3ポンドというものまで発見しました。
小包装なんて無粋なものはなく、なんなら「箱を開けたらそこはティーバックでしたーー。」という感じ。
我々日本人の麦茶のような位置付けなのでしょうか。あまりのやすさに例のむぎ茶のパッケージが脳裏をよぎります。
鶴瓶........
わたしはイギリス人こそ「お紅茶に牛乳を注ぐだなんて」て感じだと思っていたのですが、なんならティーバッグがまだマグカップに入っている最中に牛乳注いだりするみたいです。理由は「後から濃さを調整できるから」。紅茶の色も薄いのはNGらしく、濃く出すために抽出中にスプーンの背でぎゅうぎゅう押したりするらしいです。エゲレス........。MANNERS MAKETH MAN........
③ポテチ
旅のお供、ポテトチップス。どのような国で購入してもだいたいうまい、ポテトチップス。ロンドンは物価も高く、ごはんもマz、美味しくないので、夜中にどうしてもむさぼりたくなります。お風呂上がりにこれとビールがあれば最高。
写真の【Walkers】というポテトチップスはイギリスのブランドのようで、ちっちゃい袋が12個くらいはいったものを買いました。お値段は日本と変わらずかちょっと安いくらいで、きちんと美味しいです。
ちなみに写真の【Salt & Vinegar】は文字通り塩と酢の味なのですが、これが癖になる味でぜひとも日本でも食べたい。酢が苦手でないかたはチャレンジしてみてください。
④ビール
・LONDON PRIDE
ロンドンといえばこれ!ビール。訪れたパブでもほとんどのお店で飲むことができました。これ、うまいんでぜったい飲んだ方がいいです。いわゆる「イギリスビール」っぽい味です。冷えてなくてもうまい。2019年にパッケージデザインが変更され、以前のクラシックなデザインからフラットなものになりました。
・YEASTIE BOYS
こちら、イギリスでどれだけ有名かどうか知りませんが【EARL GRAY IPA】という文字がこちらに飛び込んだ瞬間にはもうカゴに入っていました。
・UNFILTERED LAGER
このミニマル感、「ちょうかっけえ」と思って購入しましたが、ドイツのAND UNIONというところのクラフトビールだった模様です。オッシャレー。味は風邪をひいてしぬほど鼻がつまっているときに飲んだのでわかりませんでしたが、たぶん美味しかったと思います。
わたしが選んだこの3点ですが、1つ目のLondon Pride以外はお察しの通りかなり偏ったというかそもそもイギリスのビールではないものも入っており、参考にならずすみません。「意外と飲んでねえな」と思っていただけると存じますが、パブでバカみたいに飲んでいたので、そのせいです。もちろんスーパーで買うよりはちょっと値がはりますが、是非ともパブのあの素敵な雰囲気の中でイギリスのビールを味わっていただきたく存じます。
④Walkersのショートブレッド
先ほどWaitroseのPBショートブレッドについて書きましたが、もちろん我らがWalkersのショートブレッドも購入しました。こちらとPBとの違いはなんとなくではありますが滑らかさがWalkersのほうが強い感じです。噛んだときのホロリ感・しっとり感においてやはり本家には敵わない模様。ではありますが、全然PBで十分であります。こちらのWalkersも160gで1.5ポンド程度で購入できますので、ショートブレッダーは大量購入がおすすめです。
その他にもWaitroseはお惣菜が充実しており、わたしが行ったWaitrose Westfield店(最寄駅:Shepherd's Bush)には、SUSHIコーナーもありました。サラダを購入しましたがやはり不思議なお味です。
【高級スーパー】MARKS & SPENCER(M&S)
こちらも高級スーパーですが、上記と違うのは、PB商品が非常に多いこと。というより、9割(肌感)自社製品です。パッケージも洗練されていて、お土産にしても喜んでもらえそうです。そのかわり「イギリスといえばこのブランドのコレだよね~!」といった製品がまるで手に入らないので、そういうものをお求めであれば、M&Sに行く時間が勿体なのでやめたほうがいいです。
ちなみにM&Sのショートブレッドは、
こんな素敵な缶に入っており、中身は左から【プレーン・ココア・チョコチップ】というラインナップ。個別包装はされておりませんが、なんてったって缶がかわいいのでお土産におすすめです。
以下がストアロケーターなので、滞在するホテル等の近くの店舗へぜひ。
Find Your Nearest Supermarket | Waitrose Store Locator
PB商品中心なので、様々なビールを購入するには大変不向きと感じました(少なくともWestfield店において)。ビアラバーは大人しく、M&S以外のスーパーに足を運ぶことをおすすめします。
◇買ったもの
①紅茶
Marks and Spencerの紅茶は何と言っても箱がかわいい。こんな感じの50個のティーバッグが入った紅茶が豊富なラインナップで用意されています。50pacで3ポンドほど。ヨークシャーティーと比較するとびっくりするぐらいの価格ですが、本当にびっくりなのはヨークシャーティーのほうなのでKEEP CALMでお願いします。わたしが買ったのは画像の2点ですが、右側のアールグレイがおいしかったのでおすすめです。好みによりますが、暖かくても美味しいアールグレイはわたしのなかでは珍しかったので不必要とは存じ上げておりますが、アナウンスでございます。小包装ではありません。
Marks and Spencerでは、もう1紅茶(どんだけ買うんや)。80pac入ってこちらも4ポンド程度です。この紅茶、"EXTRA STRONG"との文字通り、味も濃いめ、色も濃く出る紅茶界のIPAのようなものです。ベースはイングリッシュブレックファストのような感じなので変わった風味もせず、ミルクティが好きなかたにおすすめです。小包装ではありません。
②エコバッグ
利便性を鑑みると結局購入には至りませんでしたが、こちらのジュート素材のエコバッグはとても可愛くて悩みました。
現地のスーパーでは4ポンドほどで購入できるのですが、なんとBUYMAで3500円で売られていたので、大量購入して転売でもしてやればよかったと後悔しています。良いアラサーはそんなことせずにちゃんと働き稼ぎましょう。
ほかスーパー
おい、高級スーパーだけ紹介して、他のは無えのか他のは!というご意見、真正面から受け止める次第です。もちろんたくさん存在しているようなので、ぜひご覧ください。
ロンドンを短い日程で観光すると、意外と低価格帯のスーパーに出くわすことなく終了しました。上の記事によると、
それぞれの商品の価格を比較してみると、正直「高級スーパーは他と比べて商品が高いわけではない!」です。比較的高い・安いという話でしかないので、お菓子カテゴリをとっても、ある商品はWaitroseの方が安い、ある商品はTescoの方が安いという風に様々です。
引用元:https://tamipote.com/uk-supermarket-chain
らしいので、高級スーパーとはいえビビり散らかす必要はございません。なんだったら安いスーパーを求めて地下鉄に乗って別の地区に移動する運賃のほうがバカみたいに高いので、ぜひともホテル近くのスーパーを使ってください。
余談中の余談なので、以下読まなくていいのですが、
イギリスのスーパーはCMが素敵です。
Marks and Spencerは食品のCMに力を入れていて、日本とは違うシズルカットが音楽に合わせて小気味よくリズムを刻む表現が見ていて気持ちいい感じ。
日本の広告だと「安い」とか「新鮮」とか訴求する内容がきっちりきまっていてなんならそれをダイレクトに表現していることが多いですが、そんなの関係ねえ、とにかく俺たちはビジュアル勝負じゃ!って感じです。金があるんだな。
とかなんとか持ち上げるようなこと言っていますが、くそシュールです。こんな発想幼い頃から「食べ物で遊ぶんじゃありません!」とガミガミ言われて育った平成ガールにはできねえ。Beautiful Harmony, REIWA.
Waitroseは主にクリスマス前に放映するCMがいい感じですが、その流れを作ったのが、Waitroseの大元であるデパート、John LewisのクリスマスCMです。
わたしがいちばんすきなのは2011年のCM。
激エモ...
何年前からやっているかわかりませんが、こんな感じのエモCMを毎年流しているようです。エモエモ。
エモかどうかは置いておいて、2013年のキャンペーンはなんとイラストと実写の背景を全編合成を使わず実写で撮影、という、一般視聴者は「え?だから?」、広告関係者は「すげーーー」となるCMをやっていました。2013年頃はこういう【アナログでどうにか表現してやろうぜ系CM】が流行しており、いや...これ...CM見るだけじゃ伝わらないじゃん...手間よ...なんて入社2年目のもうりは斜に構えまくって見ていました。今見るとすごいなぁと純粋に思えるので、年をとったなぁと感じます。
======
話が脱線しすぎました。
スーパーだけで話がスーパー長くなってしまったので、書き忘れていたロンドンのお買いもの-スーパー以外- はまた次回。
引き続き、何卒よろしくお願いいたします。