【2016 ベトナム ハノイ ④】ハノイ街歩き1 -フォー食べる-
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第4弾です。
第4回目にしてやっと街にでます。いくつかトピックございますが、今回は「フォー専門店」にしぼってご紹介します。
もくじ
ベトナム ハノイ
ベトナム旅行と言えば、真っ先にホーチミンを思い浮かべます。しかし、今回の目的地、ハノイこそがベトナム首都。ホーチミンには行ったことがないで比較できませんが、ハノイは「へー、首都なんや」という規模でした。2泊3日もあれば十分回れそうです。
一時は日本の占領下に置かれていましたが、フランス植民地時代が長かったこともあり、街中にはフランスの名残があちこちに残されています。建築がアジアの中でも独特で、フレンチ・コロニアル建築や、それを真似たヨーロピアーンな様式がが一般の住居にも取り入れられていて、不思議な感じです。
観光名所
ハノイの定番観光スポットはこちら。
- タンロン水上人形劇場
- ホアンキエム湖
- ホーチミン廟
- ホアロー収容所跡
アンド・ソー・オン。詳しくは下のリンクをどうぞ、、
まずい。今回も定番観光スポットに全く行っていない。唯一行ったホアンキエム湖はおすすめしたい観光スポットでは全くないし。ご紹介できる情報が大変偏ってしまいますが、そんなでも良ければおつきあいください。
フォーを食べたい
ベトナム料理と言えばフォー、バインミー、生春巻き、、。おなごがすきそうなメニューがいっぱいです。友人はこの旅で完全にフォー信者になっていました。灼熱のハノイ、フォーは決して冷たくなく、むしろアツアツなのですが、汗を垂らしながらでも食べたい、おいしいメニューです。
ホテルの朝食でもだいたいフォーが食べられるようです。1泊目のJW Marriott Hotel Hanoi、2・3泊目のLa Siesta Hotel Trendyどちらも出来立てのフォーを提供してもらえました。しかし、やっぱり専門店には敵うわけないんです。強いて言うなら学食で食べるラーメンとめっちゃうまいラーメン屋的な。ラーメン屋さんに詳しくないので、特に例は挙げられないけど。
余談ですが、ハノイのタクシーでは、運転手のひとが地図読めないこともあるので、目的地の住所を書いた紙を見せるのがベストです。
フォーの種類
フォーと言ってもいくつか種類があります。ベトナム語に精通しているひとなら大丈夫ですが、ローカルなフォーのお店に行って「あ、英語、無いよね」となるのは必至。なんとなく「あー、これは牛肉やなー」と食べたいものを雰囲気で覚えておくと便利です。
- phở bò chin;茹で牛肉のフォー
- phở bò tái;レア牛肉のフォー
- Phở gà;鶏肉のフォー
- Phở lon;豚肉のフォー
豚肉のフォーは一回も見なかったので、牛と鶏だけ覚えておけば大丈夫です。牛が「ボー」で、鶏が「ガー」。かあんたん!
Phở Gia truyền
ハノイでいちばん美味しいと名高いフォー専門店。
メニューはシンプルに3種類。
- Tai Nam(軽く湯通しした半生の牛肉+煮込み牛肉)
- Tai(軽く湯通しした半生の牛肉)
- Chin(煮込み牛肉)
上に乗っているお肉の違いだけです。我々は「軽く湯通しした半生の牛肉」という、東南アジアではどう転んでも危険すぎるものに挑戦しましたが、全然大丈夫でした。さすが王者。文句無しにうまい。
東京でもフォーは何度か食べたことがありましたが、現地フォー、ここまで美味いのか、というくらいには美味しいです。どちゃくそお肉が乗っていますが、スープがさっぱりしているので、全くくどくならずに、完食できます。めっちゃ頑張って文句をつけるとするならば、「器が小さいので溢れそう。器が薄くて持って運ぶときめっちゃあつい」です。
溶け込むもうり。
お店はいかにも!なローカル店ですが、地元民・観光客が作る列は、途絶えることがありません。注文するとこで、でっかい包丁(切れ味わるそう)で骨ごと牛肉をぶった切ってます。この店では悪いことできないな。切れ味わるそうにみえたけど、こりゃしぬな。
扇風機の風でめくれ上がった日めくりカレンダーが良い感じです。おばあちゃん家感ある。席も空いたところに座る形式です。2人以上で行くなら、1人が注文、1人が席の確保という役割を担うとスムーズにことがすすみます。
綺麗好きのアナタは手ふき用のウエットティッシュとか割り箸とかあると良いと思いますが、そんなんやってるのたぶん1日目だけなので、だったら最初から郷に従うと無事現地民化できます。ただ、ウエットティッシュは東南アジアの旅においては非常に便利なので毎回持って行きます。気づくと手が砂っぽくなってる。なんで?
Phở Gia truyền
49 Bát Đàn, Cửa Đông, Hoàn Kiếm, Hà Nội 無休
6:00〜10:00、18:00〜20:30
Pho Thin
おそらくフォー界でいう「異端児」なのですが、わたくしここのフォー、本当に気に入りました。ネギがたっぷりで、1つ目のお店よりあっさりしているように見えるのですが、実はこってりとした、日本の豚骨スープのような味です。暑さと湿度にやられて「こってりしたもんなんて食ってられっか!梅干しよこせ梅干し!」となりそうなのですが、するっと完食できてしまう不思議。ハノイ・マジック。食べ終わった瞬間からもう1杯食べたくなります。
こちらは、旧市街から「歩いて行くのはチョット、、」な距離にあるのですが、タクシーに乗ってでも行く価値のあるお店だと思います。好みもあるけれども。
こちらもめちゃめちゃローカルです。すごく詳しく書いているブログがあったので、気になるかたはリンク先でよだれ垂らしてください。
【ハノイ】こってり味のスープが絶品!牛肉フォー専門店「PHO THIN」 | グッチのVietnam★Local Foods
店先の路上でおっちゃんが新聞紙広げて、その上であぐらかいてネギをはさみで切っててわらいました。それを食べる訳ですよ、我々は。最高だなベトナム。うまい。
Phở Thìn
13 Lò Đúc, Phạm Đình Hồ, Hai Bà Trưng, Hà Nội 無休
5:00〜21:00
このフォーのお店に行くとき、ホアンキエム湖周辺から、ちょうどやってきたバスに乗ったのですが、いくらかかるのか分からず乗ってしまった我々。降りるバス停に停まったら教えて欲しかったので、車掌さん(ハノイのバスには車掌がいた)にその旨を伝えると、きちんと教えてくれた上に、「金は要らねえ」と、、。
ベトナム語で言われて、おそらく日本語で言われていても「??????」となっていた我々に、乗り合わせた乗客が「お金要らないってさ」って英語で訳してくれました。なんで?ディスカウントどころかタダ乗りしてしまいました、、ありがとな、ハノイ、、すまん、、
ryo-report.hatenablog.comめっちゃわかりやすいバスの乗りかたです。たすかる。
ハノイの市バスはおんぼろのものから、綺麗なものまでいろいろあるようですが、わたしがのったバスはめちゃめちゃ最新設備で冷房も効いていたし、なんなら都バスより全然綺麗でした。行き先にもよりますが、大体45円くらいらしいです。乗り方も難しくないし、タイのバンコクで見た360°どこからどう見ても積載量オーバーのバスみたいなものでもないし、節約志向のひと、よりローカルを感じてみたいひとはぜひ使ってみてください。
鞄の底を切られて財布やら携帯やら盗まれる事件も多発しているらしいので、荷物は自分で守りましょう。
かんたんベトナム語講座
飲食店でつかえるかんたんなベトナム語です。発音が難しいらしく、伝わらないことが多いですが、もうりの経験上「Ngon!」だけは伝わります。覚えやすい。そして誰も傷つかない、みんなが幸せになれる魔法のことばんごーん。
あとは賭けな感じがあるので、どうしても伝えたいことがある場合は、紙に書いてみせると大丈夫です。
東南アジアはビアに氷を入れやがる傾向にあるので、どうしてもそれがいやなひとは「氷入れないで」をメモりましょう。おなか壊すし、、と、水道水を飲まないように気をつけていても、氷は水道水で作られていることをついつい忘れがちです。忘れていたけどもうりは大丈夫でした。氷が入っていてもビアは最高。
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フォーの店を2つ紹介しただけで、ひとつの記事が終わってしまいました。纏める能力。先が思いやられます。
次回も引き続き飲食店について書きます。