【2016 ベトナム ハノイ ⑦】ハノイ街歩き4 -スーパーとスパ-
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第7弾です。
今回は、前回書ききれなかったスーパーマーケットショッピングと、スパ・マッサージについて書きます。何度も言いますが、「ハノイ街歩き -観光-」編は一生やってきませんので悪しからず。
もくじ
スーパーマーケット
やあ!みんなだいすきスーパーマーケットの時間だよ!ハノイ、思っていたより街中にはスーパーはありません。旧市街中心部にあるのはコンビニです。サークルKがあり、安心感を与えてくれますが、基本的に高いのでびっくりします。わたしはビールを買い、友人はガリガリ君みたいなアイスを買っていましたが、アイスのほうが高いという最高の逆転現象が起こっていました。ビア天国。
旧市街からタクシーですぐのところには、まいばすけっと程度の小さなスーパーがあります。
記事にもありますが、ハノイのスーパーは入り口で、ビニール袋で鞄を閉じられます。ペラペラのビニールに鞄を入れて、口を熱でくっつけて留めるのですが、こんなことをわざわざやっている割にはめっちゃテキトーで笑えます。
大きな鞄はロッカーやクロークに預けるので、手間を省くためにできるだけ身軽に行くことをおすすめします。
我々は1日目に宿泊したJW marriott Hanoiから旧市街に向かうまでの間にあった大型スーパーBigCに行きましたが、ここでも同じ行程を踏みます。
Big C Thăng Long店
212 Trần Duy Hưng, Trung Hoà, Cầu Giấy, Hà Nội 無休
8:00〜22:00
JW marriott hanoiからタクシーで5分
旧市街中心部からタクシーで30分くらい
やはり大型スーパーは楽しいです。商品の品揃えが半端ではないので、旅行者が見ても全く意味のない青果売り場で「なんじゃこの野菜〜!なんじゃこの果物〜!ドリアン〜!だはははは!」ってはしゃいでいるだけで5分くらい経ちます。
お土産としてゲットできるめぼしいものは特にありませんが、一応獲得し、きちんと美味しかったものをご紹介いたします。
・フォーのインスタント麺
写真;https://www.google.co.jp/search?q=gau+do+pho+bo&client=firefox-b&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwjGp4KJgbLTAhWFybwKHZF3A7oQsAQIJA&biw=1260&bih=795#imgrc=xw51wMpLT9o2XM:、https://cungcapthucphamsach.com/cuahang/thuc-pham-kho/pho-bo-de-nhat-vina-acecook-goi-65g/
我々はすでにフォー信者なので、バキバキに割れることを厭わずインスタントフォーを買います。そして、全然バキバキになっていなかったので、皆様も安心してお買い求めください。
上に載せた写真のフォーが、色々調べ上げた結果、美味しいインスタントフォーらしいです。左のガウドゥ?みたいなやつは出逢えなかったので、右のエースコック製のフォーを買いました。頼む〜、エースコック様、日本でもこれを売ってくれ〜!ってくらい美味しかったのですが、日本でもよく見るフォーはエースコックでした。食べたことないけど。
VIFON社の「Hoang Gia」と書かれたインスタントフォーは、レトルトの肉が入っている、リッチなタイプのフォーらしいです。「ベトナム・レトルト・肉」というワードが脅威に感じて買いませんでした。購入したお腹の弱い友人は「めちゃおいしかった」と絶賛しており、お腹も壊していなかったので大丈夫です。
・レモン塩胡椒
写真;https://www.bachhoaxanh.com/do-cham-khac/muoi-tieu-chanh-cholimex-80gam
ひとつ30円くらいで買える、ベトナムっぽいお土産です。これで野菜炒めつくったり、焼いたお肉にかけたりすると、サッパリして美味しいです。
あとは、蓮茶のティーバッグとか、レバーのパテ缶(安い)とか、そんな感じです。行く前のほうがテンション高めのハノイのスーパーでございました。これくらいしか買うものないし、これくらいなら街中のスーパーで全然揃うので、わざわざBigCまで足を運ぶ必要は全くと行って良いほどありません。
わたしの周囲だけかもしれませんが、アジアのお土産ってあげても貰っても微妙な感じになることが多いですよね。有給で行った旅行だったり、長期休暇で行った旅行では、会社のひとたちにお土産を買っていくことが、暗黙の了解のようになっていますが、この謎文化が一刻も早く衰退してくれることを切に祈っています。あげるほうも「美味しいかわかりませんけど、、」みたいなかんじで渡すのしんどいんや。タイのプリッツくらいですわ、うれしいの。
理解されることはないと思いますが、グチグチ言いながらも結局楽しいのが東南アジア旅行だと本当に思っております。わたくし、この旅行も本当に楽しんでおります。書けば書くほど嘘っぽくなりますが、楽しんでますよ!楽しいですよ、ハノイ!
スパとマッサージ
東南アジア旅行へ行く女のひとつの楽しみです。ホテルスパ・街スパ・街中マッサージ店と色々な種類がありますが、今回は街スパと街中マッサージに行きました。
La Siesta Spa
今回我々が宿泊したホテル、La Siesta Hotel Trendyの系列店であるスパです。このホテルに泊まるから、というより、このスパに行きたかったのでこのホテルにしました。部屋が空いていなかったので、スパとは離れたホテルになってしまいましたが、La Siesta Diamond Hotelというホテルの中にこのスパがあります。ホテルもスパも人気のようで、スパはハノイの中で2位らしいです。
さて、このスパ。「午前中は半額」という脅威のプロモーションを行っており(現在は40%オフ)、もともと安いのに、そこからまた価格を半分にされ、申し訳なさを感じながらこのスパをあとにしました。
今回受けたのは、「全身パラフィンパック」という恐ろしいコースだったのですが、友人の「日本で全身パラフィンとかやってるとこ無いんじゃない?」という助言を丸呑みし、こちらに決定しました。今このスパのサイト見てみたら掲載されていなかったのでやっていないかもしれません。
わたしも初めて受けたパラフィンパックというもの、ご存知の方がほとんどだと思いますが、蝋燭のロウみたいなもので全身を塗り固め、それを剥がして綺麗になろうという、ただの嗜虐プレイにしか見えなさそうなパックなのですが、気持ちがよかったです、、あれ、、感想書いたら余計変態みたいになってる、、
ロウと言っても低温なので、ちょっと熱めのお風呂くらいの感覚なのですが、他人にロウを刷毛で塗られる経験ってないですよね、、ないですよね?
塗られているときはくすぐったいやら、ちょっと熱いやらで、正直「落ち着くー」って感じではなく、むしろ「ロウを・全身に・塗られている」というシュールな状況で笑いが止まらないのですが、固まるのを待っている15分くらいはぽかぽかして気持ちがいいです。そしてそのロウを剥がすときと言ったら、、ほんと面白いくらいにべろんとめくれるので笑えます。笑ってばっかだな。
素敵女子ならここで蝋人形コースなんて受けずに「#全身マッサージ と#フェイシャルスパ の施術を受けて#ピカピカ♡」みたいな風に自撮り写真でも撮ってインスタでもあげるんでしょうね、ほっぺに手をあててさ。むしろ蝋人形みたいになった写真は欲しかったですが、iPhoneまでロウで固めるわけにはいかなかったのでおとなしく固められていました。
ピカピカ♡ではないけれど、しっとりとして、自分でもずっと触っていたくなるような肌になったので、効果はきちんとあります。謎の半額セールのおかげで2,000円くらいで笑えて綺麗になれるので最高です。
La Siesta Spa(3店舗ありますが、ここが人気のようです)
32 Lò Sũ, Lý Thái Tổ, Hoàn Kiếm, Hà Nội 無休
9:00〜21:30
sen xanh massage
「このへんにいいフットマッサージ屋さんないかな、、」と調べていたら出てきたこちらのお店。ホームページもないのでめちゃめちゃローカルなのですが、すごーく良かったのでご紹介します。写真も無いけど。
ちなみに、ハノイのフットマッサージというのは、フットと名乗りつつ全身してもらえるのが普通らしいです。諸事情で足以外のマッサージをされたくないひとは気をつけてください。
こちらのフットマッサージでは、上下着替えを貸してくれ、まずそれに着替えます。案内されるのは個室なので安心してください。着替えてから桶で足を洗ってもらって、その間顔面にきゅうりを乗せられます。「え?きゅうり、、?ていうかここ顔だけど、、?フットマッサージ??概念????」となるので、化粧を崩したくないひとは「ノーサンキューリ」とでも言っておきましょう。マッサージをしてくれるひとは英語も日本語も分からないのでスべることもなく安心です。「ノー」くらいは分かるので、キューリも回避できます。
そのあとは、くまなく全身をマッサージしてもらいます。たしか顔もタオルの上からぐいぐいされた気します。ノーキューリしてもマッサージ拒否しなければ、結果化粧は落ちます。
顔のマッサージも驚きましたが、極めつけにはなんとホットストーンが登場。これ大体オプションで高くなるやつやんけ、、正直石のチカラなんて全く信じていないので「石に頼らずちゃんと手でやってくれよ」と思っていましたが、温められた石でマッサージされるのも気持ちがよいものでした。
入店後すぐに「フットマッサージ?」と聞かれ、「YES」と答えたら、次の瞬間にはもう部屋に通されマッサージされていたので、値段を聞くタイミングがなく、あまりの至れり尽くせりな状況に高額な料金を請求されたらどうしよう、、と、マッサージ中も気になってしょうがありませんでした。が、結果、めちゃめちゃ普通の料金で、チップ含め、90分くらい(着替えの時間も含む)で1500円もしなかったと思います。ふう。
それにしてもホットストーンまで登場するフットマッサージはハノイでは普通なのか気になります。マッサージも上手ですごく気持ちがよかったです。
中心部からちょっと離れているからランキングとかには載っていないのかしら。
Sen Xanh Massage
30E xóm Hạ Hồi, Trần Hưng Đạo, Hoàn Kiếm, Hà Nội 無休
10:30〜22:30
La Siesta Hotel Trendy
ついでに、2,3泊目に泊まったLa Siesta Spa系列のホテル、La Siesta Hotel Trendyもここでご紹介します。
こちらは、1泊目に利用したJW marriottとは違って、ハノイの中心街にある、低価格帯のホテルです。ツインでたしか1泊1部屋朝食付きで5,000円しなかったと思います。
1日目にわけのわからない面積を提示されたために、この部屋があまりにも狭く感じましたが、至って普通です。東京のビジネスホテルより全然広いです。バスタブはないけれど、2016年当時で、開業してまだ1年くらいの新しいホテルだったので、とても清潔ですし、スタッフもフレンドリーで素敵です。
1人1泊2,000円くらいのホテルですが、きちんとウエルカムドリンク・フルーツでもてなしてくれます。
我々に割り当てられた部屋は、何故か途中でエレベーターを乗り継ぎ、しかも1階分だけ階段で登らなければ到着できない最上階の謎部屋だったので、スーツケースを持っていなくて良かったです。表向きはきちんと建てられたホテルでしたが、一度早朝にスコールがあり、その雨音で目覚めるくらいには、屋根がトタンです。
ベトナムの中級ホテルでは、「外からみればしっかりしてるけど、屋根がトタン」というのはけっこう普通のことらしいので、最上階をアサインされたからと言って、良いことばかりではないことを学びました。
朝食はビュッフェなのですが、メイン料理だけオーダー制で、フォーやエッグベネディクト等のメニューから1つ選ぶ方式です。
まさかハノイでエッグベネディクトを食べると思いませんでした。正直きちんとエッグベネディクトした経験がないので、正解と基準値が不明ですが、おいしかったです。
チェックアウトの際、空港までのタクシーをロビーで待っていたら、とりわけお世話になったとか、スタッフと会話しまくったわけではないのですが、お守り?をくれました。色々な布で縫われた三角が縦に連なるもので、検索したけど出てこないので本当に謎に包まれているのですが、なかなかかわいいので、いまも自宅に飾っています。
スタッフは「幸運を呼んでくれるよ」と言って渡してくれたのですが、特別な幸運はまだやってきておりません。日々の幸せに感謝すべきなのでしょう。カム・オン、人生。
La Siesta Hotel Trendy
ホアンキエム湖まで、徒歩10分くらい。
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そんなこんなで、本当にお金が減っていかないハノイ。ほとんどカードを使わないでいたのに、最終日になってようやく空港で両替した1万円分がなくなったので、「もうこんなに安いならレートとかどうでもいいや、、」とそのへんのホテルにフラッと立ち寄り、2人で5,000円を追加で両替しました。10,000,000ドンになりました。適当だし明快。