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【2017 ロンドン・ベルギー⑫】ブリュッセルでフライドポテトを食べたい

2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第12弾です。

ロンドン滞在の頃と比べものにならないくらいの速度で食べておりますが、前回から引き続き、ベルギーの食について書いております。 

前回はレストラン・カフェとビアカフェ、今回はベルギーの国民食と言っても過言ではないフライドポテト、「フリッツ」について書きます。ピンポイントのご紹介となるため短文となる予定です。

もくじ

 

フリッツ

やっぱりベルギーといえば、フライドポテト「フリッツ」の食べ歩きは欠かせません。

17世紀後半にここ、ベルギーで生まれたフライドポテトですが、ベルギーでは、フリッツ専用のじゃがいも品種があり、なおかつ小さなベルギーの国内にも4000を超えるフリッツ専門店が存在するとのこと。はぁ、、ベルギーに生まれていたら体重100キロ超してました。あっぶねえ。

しかしこのフリッツ、やっぱり日本で食べるものとは全然違い、旅行フィルターを抜きにしてもどう考えてもうまい。その美味しさの理由のひとつは、「2度揚げ」とのこと。サクサク、中はホクホク。日本ではなかなか口にすることができないレベルのイモです。

食べた分以上に体重が増加することがたやすく想像できるので、絶対に食べたくないのに、食べたくて食べたくて震える。カナが無期限休止しても震える。しかし、旅行中は歩く度に消費してしまうカロリーを都度補うためにも、最適なタイミングでカロリー補給を行いたいところ。そこで、2つのフリッツやさんをご紹介します。

 

Friterie Tabora

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今回(2つしか食べていませんが)の旅の中で一番おいしかったイモ。ブリュッセル到着後、一番初めに食べたイモだったので相当においしいカロリーです。嗚呼、食べたい。ビールを飲みたい。

こちら、上の写真では上部しか写っていませんが、もちろん写真左部分に写り込んでいる謎のキャラクター"フリッツン"(適当)のような容器というか紙に入っているので、1人では到底食べきれません。というか、食べきっちゃダメです。ボッチ旅のひとは心して挑んでください。アラサーの胃はそんなに強くないことを身を以て体感することになるかと存じますが、大変美味ですので、いささかの胃もたれと戦うことをおすすめします。カロリーは歩いて消費するか、そのまま中年太りしましょう。ビール。

ベルギーのフリットは、そのまま食べてもよいのですが、大体の人がソースを追加注文しています。お店によって種類に差はあるのですが、だいたい15種類ほどのソースが存在するとのこと。ベルギーの方々はフリッツにマヨネーズをつけて食べるのが好物のようで、15種類といえど、その過半数が、マヨネーズ+何かを混ぜたソースです。例えば、日本人の我々がなじみ深い「サムライソース」なんてものもあり、唐辛子が入ったピリ辛のマヨネーズとのこと。どの部分に「サムライ」の要素があるのかその一部分も想像しかねますが、サムライソース、そこまで激辛ではありませんので、気が向いた方はぜひ。
オーダーの方法や、ほかのソースの種類が知りたいかたは是非以下ご参照ください。


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また、Mitrailletteというフランスパン(カロリー)の間にフリッツ(カロリー)とお肉(カロリー)を挟んでマヨネーズをかけた、というシンプルなカロリーサンドが売られているそうなので、遭難しかけて死にそうなひとに与えてあげてください。思いついたひと絶対デブやで。

Friterie Tabora
Rue de Tabora 2, 1000 Bruxelles
月-日曜)11:00-18:00

 FRITLAND

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 ブリュッセルで一番有名と言っても過言ではないフリッツやさんです。こちらFriterie Taboraからも大変近いので、はしごイモもできます。胃袋次第ですが。

しかしFRITLANDて。名前からしてデブ。こちら木曜から土曜日は夜中の3時までお店がオープンしているなど、「飲んだシメ」にフラッとフリットできる危険なデブです。

こちらもグランプラスよりほど近い立地、かつ夜中までやっていて、フリッツ3ユーロ、ソースは0.8ユーロと、徹底的にアラサーを太らせにかかってくるので気を付けてください。

Fritland

Rue Henri Maus 49, 1000 Bruxelles

月-水)11:00-25:00

木-日)11:00-27:00

中心部からちょっと電車に乗っていく有名なフリッツやさん

今回いけませんでしたが、中心部から離れたフリッツやさんがとてつもなくおいしそうです。時間があまりまくって、電車乗って行ってあげてもいいかな~??なんてフリッツフリークがいればぜひチャレンジしてください。

 Maison Antoine

かのニューヨークタイムズで「世界で最もおいしい」と評されたフリッツ屋さんもここブリュッセルに店を構えているようなので、世界を股にかけご活躍されるフリッツイーターは是非ご訪問ください。Gーグル先生によると、路面電車かバスで30分程度とのことです。

うまそう。

Maison Antoine

Place Jourdan 1, 1040 Etterbeek

日-木)11:30-25:00

金・土)11:30-26:00

 

Frit Flagey

あとはこちら、こちらも中心部から離れているので路面電車を乗り継ぐか、バスに乗って行く必要があるそうなのですが(30分程度)、地元の人も行列を作って食べるほどの美味しさだとお伺いしました。ああ、もう食べたい。食べたいよう。

上のリンクのブログは、ブリュッセル在住のかたのブログとのこと。いろいろなカテゴリでライトかつ詳しく、楽しく、書かれているので、ベルギーをご訪問予定のかたにオススメな気がします。

Frit Flagey

Place Eugène Flagey, 1050 Ixelles

火-木/日)11:30-24:00

金,土)11:30-26:00

月曜定休

 

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今回の記事、大変油分が多く、テラッテラしており申し訳ございません。

【おいしいものは脂肪と糖分でできている】と、キラーワードを残したこの平成も終わることですし、最後に多量のカロリーを摂取し、太っていくのも悪くないといえば悪くな、、、くないわ。悪いです。普段日本では主食は野菜、と言わんばかりにサラダをむさぼり、居酒屋に行っても、隣の席の20台前半のキャッピキャピのオナゴたちが頼むとてもおいしそうなフライを横目に我慢しているビューティーアラサーも、この旅行ばかりは「郷に入っては郷に従え」の精神で、食べてください。美味しさは保証します。ダイエットは日本でやりましょう。

 

次回も大量の脂肪と糖分を摂取、ブリュッセルのあまいものについて書きます。