荷物は盗られる

入念に準備しても盗られるものは盗られる

【2019 北欧①】出発準備 篇

2019年のなつやすみ(10月)はアイスランドフィンランドヘルシンキ)/デンマークコペンハーゲン)に決定しました。今回もぼっち旅ですが、厳密に言うとぼっち旅でないため、期待を裏切る結果となりつらいですが、時間が有り余っているかたはぜひともお付き合いください。 

 

フィンランドはご存知の通り。

「あれ?アイスランドアイルランドアイスランドって何だっけ?」とお思いの方。ここです。

遠っ。ていうかグリーンランドでけー。

また、アイスランドというと、大自然。そしてオーロラ。そのオーロラに対するアプローチの容易さは世界随一と聞きます。わざわざ人里離れたなにもない自然に割って入らなくても、首都の民家のベランダからいともたやすく観測できると。

  

帰国から早9ヶ月......。時の流れというものは早いですね。

おそらく北欧篇を書き終わる頃には2021年「結局TOKYO2020、2021でも無理だったねぇ」と言ってるのでしょう。むしろそこまでに書き終えていたら「頑張ったな、自分」と讃えたい。そんな弊ブログへようこそ。

 

さて、世間はコロナコロナと未だ鎮静せず、私生活も業務もコロナ野郎にごちゃごちゃにされていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。わたしはひたすらリモート中です。リモート大賛成。一生Stay HomeしていたいHOME MADE独女。旅行に行けないくらいなら、一生家に居たい。迷わずにSay YES.

旅行、行きたいですね。

 

もくじ

 

なぜ北欧なのか

わたくし大変友人に恵まれており、アイスランド芸術大学でファインアートを学ぶ友人・Finairで働き、ヘルシンキで暮らす友人がそれぞれおり、その友人たちに会いに行こうとこの旅行を決断。(という体で宿泊代を浮かせようという魂胆)

というわけで、今回の旅行記は所々各拠点の友人邸に宿泊しているため、タメになったりならなかったりするかと存じますが、ご了承ください。

デンマークに関しては、突如「コペンハーゲンがデザインめっちゃいけてる」という情報を仕入れ、訪れることにより、ヘルシンキコペンハーゲン1日しかない、という悲しき日程になるにも関わらず旅行を決行しました。
次北欧にいつ行くか分からないし、「もうこの歳になるとゆっくりとした旅行がしたいワ」なんて当初の思いを通常通り覆す結果と相成りました。

 

さて、アイスランドといえば、なんだかちょっとしたハードルを抱えており、もともとのイメージ含め何がハードルだったか、そのBefore Afterを整理しました。
ご査収ください。

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おそらくアイスランドって、かなり遠いし物価も高いこともあって、心底渇望していく方が多く、わたしの「Before」に比べてもっともっと事前知識が広く・深いと思うのですが、ノリで決定したので、ペラッッペラの知識しかありませんでした。

ほぼイメージも知識もゼロ状態なので、Afterがとても充実しまくっています。

食べ物はサーモン以外にも美味しいものたくさんあるし、暇では全然ない。することがたくさんありすぎて(というか、散歩がたのしすぎて何もしない時間が足りない。みんな逆に何したんだ?暇ってどゆこと?)時間は全く足りない。

ただ、物価は鬼のように高い。

感覚だと、

アイスランド>>コペンハーゲンフィンランド(=参考値:ロンドン)>>>日本

という具合。毎度海外行くたびに思うのですが、日本は特に外食産業安すぎ。ビビる。

表に書いた以外のイメージは...

  • サンタクロース村...?(興味ねえな)
  • ムーミン...?(興味ねえな)
  • marimekko...?(ブームは10年以上前に過ぎ去った。(個人の感想です))
  • オーロラ

このうすっぺらい知識...そして馬鹿げたイメージよ。

結局行ったら、前述のように最高でした。ゆるふわ女子たちがゆるゆるふあふあしながら「北欧♡」って言ってるのと同じくらい、もうりもすでに「北欧♡」です。

全然興味のなかったムーミンに至っては、逸る気持ちを抑えてぬいぐるみこそ購入しませんでしたが、ポストカードやペーパーナプキンなど、何点か越境させてしまいました。

さて、今回の北欧周遊ですが、わたしは【アイスランド】【フィンランドヘルシンキ)】【デンマークコペンハーゲン)】に行って参りました。諸々書き連ねていこうと思っております。兎にも角にも、今回は準備篇。

 

北欧に行くまで

どう行くんでしょうね。

今回はほぼ友人邸におじゃまするので、メインのホテルは取ってない、出発前日の深夜というか早朝まで仕事していたので、ほぼ事前知識なく飛び立ちました。

用意するもの 

ビザ (不要)

アイスランド」「フィンランド」「デンマーク」の短期観光については不要。ただし、入国を予定している日から180日遡り、その期間内の滞在日数が90日を越えていないか確認が必要とのこと。

こんなに行きまくってたら流石に知ってますね。

 

航空券

残念ながらアイスランドの直行便は無いので、イギリス・フランスなどのヨーロッパ諸国、中国、ロシア、中東諸国、フィンランドなどを経由する必要があります。

故に、フィンランドIN、フィンランドOUTのシンプル行程です。

わたしは最安値の中華航空にはさんざんな思い出しかなかったのと、せっかく北欧に行くので、フィンエアーに乗ってみたい、という興味だけで、フィンランド経由のフィンエアーで行きました。

フィンエアーマリメッコ大好きな人にはとっても人気のエアラインですが、意外とお手頃で、かつ快適でした。そして、10年前にブームが過ぎ去っていてもやっぱりmarimekkoはかわいい。癒やし。

 

金額に関しては、Skyscannerで見ていると、每日2万くらいあがったり下がったりを繰り返していたのですが、出発日に近づくにつれ価格は当然のごとく高騰。

結局【成田→ヘルシンキレイキャヴィクヘルシンキ→成田】で17万くらいの航空券を 購入しました。乗り換え時間も含めて大体1行程13時間程度。

ご参考までに、最安値のチャイナエアラインスカンジナビア航空の併用フライト【羽田→北京→コペンハーゲンレイキャヴィクストックホルム→北京→羽田】の往路21時間35分、復路23時間35分の地獄フライトは11万円でした。

学生だったらこっちだったのかもな...。中華航空だけど...。

 

カンの鋭い方だと「おいコペンハーゲンはどうしたんや」とお気づきかもしれません。コペンハーゲンは、FinnairでCAとして働く友人が、ヘルシンキ滞在中に急遽取ってくれたので、こちらには記載していませんが、往復1.5〜3万円くらいでいけます。飛行時間も1時間30分。日本で言うとほぼ国内線の感覚です。

もちろんですが、シェンゲン圏内でもあるため、入国や出国の審査もありません。

 

ガイドブック

コペンハーゲンは急遽決定したので、そもそも探してすらいなかったのですが、
アイスランドはこちら 

11 地球の歩き方 Plat アイスランド (地球の歩き方Plat)

11 地球の歩き方 Plat アイスランド (地球の歩き方Plat)

  • 発売日: 2019/02/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

なかなか見ないシリーズ「地球の歩き方 Plat」。

地球の歩き方がカバーしていない国ってあるんだ...というくらいマイナーなんですね。アイスランド。ということで、地球の歩き方の分冊版「Plat(ぷらっと)」にお世話になりました。

コンセプトは、

初めてその場所を旅する人や、短い滞在時間で効率的に観光したい旅人におすすめの新シリーズ。

旅先で「やるべきこと」「見るべきスポット」をセレクトし、地球の歩き方ならではの「旬」で「密度の濃い」情報が満載!

らしいです。

男女問わず参考にできる「ことりっぷ」的な感じ。大量の情報から取捨選択を迫られる現代人、結構面倒なその作業を強いられる地球の歩き方本体より、その負担を減らして効率よく旅行したい!ときにぴったりです。

 

とはいえ、アイスランドに関してはほぼ網羅されていた印象。地球の歩き方として出してしまうとペラペラになってしまうのでしょうか、しらんけど。

 

続いてフィンランドは、おなじみ「aruco」です。

26 地球の歩き方 aruco フィンランド エストニア 2020~2021 (地球の歩き方aruco)

26 地球の歩き方 aruco フィンランド エストニア 2020~2021 (地球の歩き方aruco)

  • 発売日: 2019/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

フィンランドは女子大好きなのでたくさんのガイド本が出ていましたが、毎度間違いないarucoを選びました。隣国エストニアの首都「タリン」も少し掲載されています。

 

宿の予約

アイスランドレイキャヴィクフィンランドヘルシンキは友人邸を定宿にしながら、国内の観光ですこし足を伸ばす際に予約した宿は以下の通り。

Fosshotel Nuparアイスランド、ヴァトナヨークトル国立公園近辺のKálfafellという町のホテル)

Steel House Copenhagenコペンハーゲンのホステル)

もう一軒、アイスランドの観光時に宿泊したB&Bがあったのですが、コロナ禍の影響でしょうか...検索しても出てこず。。ハートフルなおじいさんと娘がやっているカントリー調の素敵なB&Bだったので絶対紹介したかったのですが心に留めます。。

 

アクティビティの予約① Blue Lagoon(アイスランド

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(画像:https://guidetoiceland.is/ja/best-of-iceland/blue-lagoon-the-ultimate-guide

アイスランドの一代温泉テーマパーク、ブルーラグーン。皆さま乾燥剤でお馴染み、シリカが含有された乳白色のお湯に浸かるという、映えっ映えな温泉です。1回八千円弱するという、オリエンタルランドもびっくりな価格ですが、間違いなくおすすめなのですが完全予約制のため、行くのであれば予約必須です(当日券はなし)。

私の知る限り世界一高価な大衆浴場ですが、アイスランドなんて人生で何度も行く場所ではありません。

とにかく目に焼き付けて感動、そして肌はチュルチュルになるのでぜひ。

 

Blue Lagoonは、とても人気の観光スポットゆえ、繁忙期だと1ヶ月前から予約が埋まってしまったりすることもあるそうな。絶対ピンポイントでこの日・この時間帯に行きたい!という人は、1ヶ月前くらいから予約しておくと無難ですが、まあ滞在中のこの日かこの日あたりのこれくらいの時間かなー、くらいのゆるりとしたご希望であれば、1週間前くらいでも、だいたい空きはあるそうです。

 

ちゃんと書くと長くなりそうなので、Blue Lagoonの回で書きます。

 

アクティビティの予約② レンタカー(アイスランド

レイキャヴィクから離れたヴァトナヨークトル国立公園やブラックサンドビーチへ足を運ぶのであれば、自走のレンタカーを予約するか、法外に高価なツアーバスの予約をするしか方法はありません。

おそらくレイキャヴィクだけを目的にアイスランドを訪れる観光者はいないと思うので、どちらか選んで予約します。

わたしは幸運なことに、友人が国際免許証を取得(しかもミッション)、すべて の行程において運転してくれるとのことだったのでおんぶに抱っこ、お世話になりました。

ただ、日本語でレンタカーを紹介するサイトもあります。

このGuide to Icelandというサイト、何から何まで紹介してくれていて異様に親切だし、めちゃめちゃカモってんじゃねーか?!と心配になりますが、アイスランドに留学している友人が、周囲のアイスランド人に聞いたところ、全くの適正価格だ、という返答を得、Guide to Icelandのサイト経由でレンタカーを予約してくれたので、心配しなくて良さそうです。 

国内を運転する際の注意点やらなにやらも日本語でまとめてくれていて(しかもGoogle翻訳丸出しの日本語じゃない!日本人のスタッフがいるのかも)最高です。
こちら経由で車を借りるにしろ、借りないにしろ、アイスランドで運転をする予定の方は一見の価値があると確信しています。わたしは運転してないけど。

ちなみに海外レンタカーあるあるですが、写真のようにピカピカなわけがありません。当たり前のようにキズキズ・どろんこ(が乾いた白い砂付き)。

 

我々が借りた車は、なぜかハイビームを固定できず、遠目のライトを付けるときはレバーをずっと奥に倒しながらハンドルを回す、という高等なドラテクを要求されました。
あと、1回め乗り込むとき、なぜか鍵を開けても全てのドアが開かないという怪奇現象に見舞われ、周囲の大人たちをひっきりなしに捕まえ原因究明に務めましたが不明のままでした。しかし、その後は何事もなく無事帰還できたので、あれは怪奇現象だったのでしょう。

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我々の相棒、メーカーも車種もわからん。ボッコボコだったのにアイスランドマジックでめっちゃかっこいいなオイ。

 

ちなみに、別の友人が借りた車は全く問題なかったそうなので、運なのでしょう。

 

海外旅行保険

今回は友人(免許とりたて・海外での運転は人生初)の運転、信用していないわけではありませんが、そもそも荷物が盗られる可能性もなきにしもあらず。色々な弊害を加味し、加入します、というより毎回加入してます。

その時調べて一番安いやつを、だいたいフライト当日、空港に行くまでの電車やバスの中で契約するのですが、たぶん本当はもうちょっと前からやったほうが契約書が家に届いたり、条件を読み込めるので良いと思います。

クレジットカードに付帯されているもので十分な内容のものもありますが、条件があるので初めて利用する際はご確認をお忘れなきよう。

 

もちもの

 だいたいいつもこんな感じでパッキングしていますが、

今回は対大自然のため、以下準備をいたしました。


===

持って行かないと死ぬもの
ダウンジャケット
手袋
マフラー
ヒートテック


持って行ってよかったもの
水着:ブルーラグーンでは必須です。
水筒:

物価が異常な北欧、とくにアイスランドでは水道からでる水がとてつもなく美味いため、ミネラルウォーターを買う必要がありません。そこだけでも節約できるとちょっと幸せです
帽子:あったかいです
エコバッグ:どこもかしこも袋は有料です
メディキュット:言葉は不要、フライトで履かぬは仏(仏的な意味で)

 

要らなかったもの
大量のカイロ:

一日中外にいることもなく、車のなかでは暑くなるので、日常から使ってんだわい!って方でなければ、わたしはいらないと思います。屋外でオーロラ待機であれば必須ですね。。
現金:

アイスランドはユーロではなく、独自の通貨「アイスランドクローナ」が流通していますが、どこもかしこもクレジットカードが使用できます。チップ文化もないので、アイスランド以外で使えない現金は不要です。

また、デンマークも「デンマーク・クローネ」という通貨。ユーロが使えるのは、今回の旅程でいうとフィンランドのみです。

アイスランドデンマークフィンランドも基本的にはクレジットカード文化であり、どの国でも現金を使用することはありませんでした。


持っていけばよかったもの
サングラス:

西陽に向かってドライブするときにはとてつもなく必須です
レインコート:

風の強いレイキャビクでは傘がさせないため、強い雨が降るとレインコートを着るようです。また、風が強い、という理由ではなく、普通に雨が降ってもフィンランドコペンハーゲン共に傘をさしている人はあまり見かけませんでした。みんなレインコートの機能がついたコートのようなものを着ている印象。

とはいえ、傘をさしていると「ゴルァ!」となるわけでもなく、好奇の目でみられるわけでもないので、みなさんが普段お使いの折りたたみ傘が1つあると安心です。
スリッパ:単純に忘れました。

===

 

今回は10月末のほぼ冬、激サム地方へ赴くこともあり、苦手で拒否しつづけてきたダウンジャケットをユニクロで購入しました。
全然どうでもいい情報ですが、わたくし痩せ型ではないために、ダウンジャケットに対する恐怖心が異常に強いです。

1歩間違えなくてもその姿まるでMichelin.というかミシュラン云々の前にデザインがぜんぜんすきではないために持っていなかったのですが、今回の旅行に関しては持っていかないなど言語道断。

ダウンなしの北欧など飛んで氷(ひ)に入る冬の虫です。愚かthe愚か。骨頂of愚の極み乙女ですので、是非とも用意されたし。

わたしは良きタイミングで、わたしたちのUNIQLOさまがルメールコラボのダウンを出してくれたので(しかも1万円)そちらを購入しました。f:id:mourimouri:20200904194441j:plain

初めて「着たい」と思えるダウンに出会った気がする...卍Uniqlo Uありがとう卍

1つアドバイスできるとしたら、おしりまで隠れるやつがいいです。おしりが寒すぎてダルマ落としのようにおしりのレイヤーが取れるかとおもいました。

しかし、ダウンってとてつもなく暖かいのですね。レイキャビクは、ほかの寒い国と比較してもそこまで気温が低くなく、氷点下になることも10月後半ではそこまでないらしいのですが、非常に強い風が吹き、もうとにかく寒いです。この中でもダウンを着ている身体エリアが「寒い」と悲鳴をあげたのは一度としてありませんでした。ダウンすげえ. 

また、氷河に行く際はトレッキングシューズが必要、とかなんとかいろいろ読んでヒヨってましたが、氷河は11月からのため、入れず(いきたかった)、そこに行かなければ、積雪もないので普通のスニーカーで大丈夫です。

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ヴァトナヨークトル の氷河。(画像:https://tabicoffret.com/article/2535/

レイキャヴィクはとんでもなく海風が強く、髪の毛がバシバシ顔を直撃するため、防寒対策も兼ねてニット帽があると嬉しいです。

手袋、ヒートテックは言わずもがな。

カイロは大量に持って行きましたが、一日中外にいることもなく、車のなかでは熱くなるので、日常から使ってんだわい!って方でなければ、わたしはいらないと思います。

もちろん真冬に、長時間外で「オーロラ待ち」する方は必須ですが...!

また、秋とはいえ自走するかたはサングラスがあると、太陽の光を遮るものが何もない大地、アイスランドでは結構活躍するので、お持ちの方はぜひ。

 

===

 

と、ここまで準備すればたぶん怖いものはありません。北の大地へ向けて飛び立ちましょう。

 

つづきます。

(あまりにも酷い文だったため2020.09.07修正しました。)

 

【2017 ロンドン・ベルギー(16)】ロンドンでお買いものがしたい -スーパー以外編-

2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜16弾です。

やれコロナだ、新型肺炎だと騒がれ、弊社も早々にテレワークとなりし、2020年4月。前回更新から約300日、そして、ほぼ3年前のこのロンドン編の需要はどこにあるのかわかりませんが、とりあえず真面目に書き上げることだけを目標に毎日を暮らしています。なら書けよ。今回でロンドン・ベルギー編、ようやく終了です。

今回は、スーパーマーケット以外のショッピングについて記載してまいります。物価鬼高のロンドンですが、ヨーロッパブランドのものはもちろん日本で購入するよりも安く、消費税が10%になりましたので、ロンドンで賢くお買い物しましょう。

 

ブランドのもの

イギリスのブランドといえば...王道のバーバリーマッキントッシュAquascutumでトレンチを買うもよし。Dr.martensvivienne westwoodでロックに攻め上げ、あとはAlexander McQUEENでキメにキメたかと思えば、ジョンスメドレーでシンプルを追求したかと思えば、足元はJIMMY CHOOで抜かりないんです、なんて。男性だったらJOHN LOBBとかキメこむんですかね。しらんけど。

という感じで、「ああ、実はそれもイギリスブランドだったね」みたいなものが多いイギリス。結局諸々迷ってイギリスブランドのものの購入はあまりしなかったのですが、とにかく日本で買うより安いと思いますので、渡英の際は、ぜひご検討くださいませ。

SAINT LAURENT

一つ目からフランスブランドをかちこむブログですみません。
当時、貯金の目標額を超えたら買おうと思っていたサンローランのSac de jour。

2012年にエディスリマンがクリエイティブディレクターに就任し、ブランド名から、ずっと親しまれてきたYSLロゴを、SAINT LAURENT PARISに変更。当時少しおばさんくさい...という印象が個人的にあったYSLロゴを大胆にも変更したことで、エディが去った後、再び使用されているYSLロゴが新鮮に、新しく見えるようになったのもこの改革があったから。のような気がします。2018年にCELINEのクリエイティブディレクターに就任した後もロゴを変更していますが、こちらはどうかな。やっぱりロックなエディスリマンのデザインとsaint laurentとの相性がよくて、本当に格好良かったと思っています。アッ...書いていたら懐かしくなってきた...エモ...

というわけで、エディスリマンの圧倒的信者でもファンでもありませんが、このシンプルにシンプルを期したバッグが欲しくて欲しくて。当時とてつもなく流行っていたBaby Daffleよりも倍くらい金額が違い、ちびりましたが買いました。

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フランスで買ったほうがやすいのかもしれませんが、調べてみたらロンドンでもなんと日本より10万円安い。は?なにこれ。10万ってもういっこカバン買えるじゃん(バカ)。免税になるし。とのことで、せっかくだしデパートではなく、高級ブランドの店舗が軒を連ねるOld Bond Streetの店舗へ。

 話には聞いていましたが、ほんとOld Bond Street、すっげえ。全部高級ブランドのブティックです。隙がねえ。

友人から聞いた話だと、ヨーロッパのセールは日本じゃ絶対除外になりそうな定番品もオファー効いたりするらしいので、もしかしたらデパートで買ったほうがよかったのかも。でも路面店ってアガりませんか。ウェイ。

同じタイミングでお店にいた中国のかたが店内商品全部せしめるんじゃないかと思うくらいの爆買いオブ爆買いを繰り広げていたので、お店のひとたちはかなり忙しそうでしたが、タックスフリーの書類も言われなくても作ってもらいました。

バッグを入れる箱の良いサイズの在庫がなく、かなり大きくなるけど要る?と聞かれ、要る!と答えたところ、こんなでっかいボックスになりました。

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カバンは箱の1/4のサイズです。はは。

diptyque

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そして続くフランスブランド、ディプティックです。
diptyqueのL'OMBRE DANS L'EAUという香りに目がないのですが、LIBERTYをぷらぷらしていたら見つけたので即買いしました。価格は日本で購入するより3割ほど安価な感じです。普段使っているものが安く買えるのはとても嬉しい。
日本の直営店で購入すると、だいたい3本アドマイザー入りの他の香りのサンプルをくれますが、Libertyだったので、diptyqueではない別のブランドのボディクリームやらシャワーオイルを大量にくれました。好みの香りはありませんでしたが、普段出会うことのないブランドを知れたりして、とてもいい経験です。

何よりLIBERTYで購入してよかったのが、店員さんたちの接客。ロンドンのひとたちの優しさはロンドン編でも何度か書いていましたが、一番それを色濃く感じたのが、LIBERTYでした。LIBERTYにはポイントカード的なものがあるのですが(もちろん無料)、それに入会すると、100£以上の買い物で15£引いてもらえる、というのがあるらしく、もう二度と来ることがないかもしれない日本人旅行者であるわたしに「こんなものがあるんだけどどう?」と勧めてくれました。しかも、ヒアリング能力の低いわたくし...2回聞いても理解できなくて、聞き返しまくっているので、懲りずに笑顔で何回も説明してくれました。ありがとう...っ...おかげで見事15£OFFで購入。次も絶対行きます。僭越ながら策略にハマらせていただきます。

今もやっているかどうかわかりませんが、聞けばきっと快く応えてくれると思うので、100£以上お買い物予定のかたはぜひ。

 

Jo Malone

瞬く間に人気のフレグランスブランドになったJo Malone。日本だともう知らないオナゴはいないのではないか。というわけで、そのジョーマローンはまごうことなきロンドンブランドなので、ここ、ロンドンで購入するとお買い得です。3-4割安い(2017年7月時点)と、興奮した友人が鼻息粗めで、日本の価格と比較し阿鼻叫喚。大量購入していましたが、そもそも液体物ですでに重量重めなのにも関わらず、重厚な瓶に入った製品が多いため、ここ1店舗すでに重量制限オーバーしていたので、バカ買い予定の方はお気をつけて。

また、Regents Streetの旗艦店では、購入した際に商品を入れてもらえるボックスに、イニシャルなどの刻印をしてもらえるサービスがあるそうなので、Jo Maloneファンや、ボックスを保管するかた、ギフトになるようなリッチなお土産をお探しのかたはRegent Streetの店舗へ。

 また、わたくし存じ上げなかったのですが、Jo Maloneご本人はすでにエスティーローダーに買収されたJo Maloneブランドから退き、Jo Lovesというブランドを展開されているそう。

www.glam.jpこちらはまだ世界に1店舗だけらしいので、デザインの好みなどあるとおもいますが、Jo Maloneの作り出す香りにメロメロなかたはぜひ。ピカデリーサーカスエリアからは少し離れます。

Mason Pearson

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近年ちらほらとその名を聞くことが増えてきたヘアブラシ界のロールスロイスこと、メイソンピアソン。こちら、イギリス購入で日本よりも半分くらいの価格で購入できます。LIBERTYやFortnum & Masonなどのデパートでも購入できるそうですが、こちらのストアロケータで探すことができるので、お求めの方はどうぞ。

個人的には、せっかくロンドンで買うなら、老舗薬局のD.R.Harrisまで足を運ぶのがおすすめです。今回は我慢しましたが、日本でも展開されているコロンや石鹸、歯磨き粉など、D.R.Harrisのアイテムはパッケージデザインが素晴らしく、散財必至です。ジェンダーレスなアイテムばかりなので、かれぴっぴへのお土産にも。カーッ、ペッ。

ピカデリーサーカスエリア、かつ、Old Bond Streetのはしっこあたりなので、ちょっと立ち寄るにも便利です。 

さて、メイソンピアソンを手に入れてからのわたしといえば、おすすめし過ぎてメイソンピアソンの回し者と言われても仕方がないくらいです。でもそれくらいにすき。ブラシってこんなに変わるんですね。ありがとうメイソン。これからもよろしくピアソン。

Johnstons

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日本の冬、United ArrowsやTomorrow landなどで必ず見かけるJohnstonsのストール。あの手触りをなんとか手に入れたくて、7月のロンドンで探しまくりましたが、時相当早し。先取りすぎまして、どこにも売っていませんでした。そりゃそうよな。
Old bond streetに旗艦店(小さい)がありましたが、季節でないのでラインナップもイマイチ。ていうかだいたいガーゼ地みたいな夏物。そりゃそうよな。

お求めのかたはぜひ秋冬に。

Fox Umbrellas

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ロンドンといえば傘!のイメージがあったわたくし、もういい歳ですし、そろそろシュッとした傘の1本や2本欲しかったので、日本のデパートでも取り扱いのある、Fox Umbrellasの購入をロンドンショッピングのひとつの目標にしておりました。しかし、結果というと見事撃沈。ロンドンでほぼ雨に降られることのなかったわたしは、Harrodsならあるだろうと高を括って赴きましたが「傘売り場はどこですか」と聞くと「雨は降っていないのに傘がいるのかい?」と...。えぇ...傘って雨降る前に買うやん...降ってないときに買っちゃだめなの....「お土産の傘なら2Fのギフトエリアにあるよ!」と言われ一縷の望みをかけて向かうも、こんな感じの見事なギフトエリアに...
違う違う、そうじゃ、そうじゃない。わたしが欲しいのはシュッとした傘なのだ。

しかし以前職場のイギリス人が言っていた...「どしゃぶりでもなければ傘なんてささないよ」.........。ロンドンでは....傘が...買えない...
フォックスアンブレラも以前はロンドンに路面店を構えていたようですが、残念ながら閉店(2020年4月現在)。どこか取り扱っている店舗で購入、もしくはオンラインでしか買えなさそうです。

嗚呼、わたしはどこで買えばよかったのでしょう。知っているひとがいたらぜひご教示くださいませ。

デパートショッピング

世界で初めてデパートが開業された地、と言われるロンドン。ロンドンでのショッピングといえば、デパートでのそれも欠かせません。それぞれのでデパートのバイヤー目利きのアイテムが揃うデパートでのショッピングはとても楽しいです。

なおかつ、日本のように画一的なセレクトではなく、各デパートの色が違うのがロンドンのデパートの面白さ。例えば「イギリスのブランドを買うならLIBERTY」「食品ならHarrods」「最先端のファッションならSelfridges」など。とにかく「伊勢丹行っときゃまちがいないよ」ではないのが、辛くも楽しくもあるところです。

とはいえ、ロンドン在住の方々に情報量で毛頭敵うはずもないので、「こんなショッピングしたいときはどこへ行けば?」は、下のサイトがとても参考になります。

sekaitrip.com

私はHarrods、Selfridges、LIBERTYに行きましたが、新宿のデパートで例えると、Harrodsが高島屋、Selfridgesが伊勢丹、LIBERTYがルミネとかNewomanとかの駅ビルのいいとこ寄せ集めのイメージでした。LIBERTYと聞くと、日本だと小花柄のファブリックばかりイメージしてしまいますが、伊勢丹のタータンが色々種類展開されていて、そのグッズやファブリックがお土産的に売られているだけの、ちゃんとしたデパートなので、ファブリックに興味がなくてもぜひ足をお運びください。

個人的には、オファーがなかったとしても一番LIBERTYがすきです。アパレルのセレクトもアメリカちっくなギラつきがなくて、でも、新進気鋭のデザイナーブランドの取り扱いがあったり。内装も面白くておすすめです。個人的なので気にしないでください。

もし時間がないのであれば、HarrodsはselfridgesやLIBERTYとも離れたエリアにあるので、割愛してもいいかな、、。古き良きデパート、って感じです。大英博物館、Harrods支部って感じで、中にスフィンクスみたいな像がどかーんと鎮座していたりと、高島屋と書きましたが、実際のところはマジゴージャス、マジ意味不明なので、お時間あるかたは冷やかし観光しにいってください。地下のフードマーケットはシンプルにおいしそうでたのしそうです。

 

ショッピングセンターショッピング

こんな項目を作成しましたが、行ったのはWestfieldという巨大ショッピングモール一つなので、それについて記載します。

Westfield

Westfield London - Wikipedia

「言うてイオン」と云ふなかれ。テナント数はなんと450と、圧巻のショッピングモールです。TubeのShepherd's Bush駅よりすぐ。

TOPSHOPやzaraなどはもちろんのこと、GucciにJIMMY CHOOやchurch'sなどといった高級ブランドのショップも入居しています。M&SやWaitroseといったスーパーも入居しているので、Westfieldに行けば、だいたいショッピング欲が満たされる上に、雨の日も濡れないので、中心街より少し離れますが、土砂降りでどうしようもない日などには、とても嬉しい。
先述のJo Maloneも、Westfield内のJohn Lewisに入居しているので、Shepherd's Bushあたりのホテルに宿泊しているかただと重いものを長時間運ばなくて済んだりと、かゆいところ、っていうかかゆみも感じてないけど、いろんなところに手が届いて便利です。ありがとう、Westfield。

 

ロンドンのセール

ロンドンのセールは夏と冬の年2回。

夏は6月下旬〜7月中旬

冬はクリスマスの翌日〜1月中旬。

この時期にわざわざ旅程を揃える必要は無いと思いますが、もしそのあたりにロンドンへ旅行されるのであれば、ぜひデパートへ。

日本では30%引がいいところのセールも、最大75%オフとかいう噂も耳に入っております。わたしがロンドンに滞在したのも、7月第2週だったので、密かにセールにも期待していましたが、やっぱりセールの最後ともなると、良いものが残っておらずで、恩恵にあずかることもなく、ロンドンを後にしました。

夏よりもっと盛り上がるのが冬のセールとのことなので、勝利してきたかたなどいらっしゃいましたら、是非とも武勇伝等のご意見お寄せください。

www.travelbook.co.jp

 

 

さて、ロンドンといえば、Dover Street Marketや古着、マーケットなどファッションがとっても楽しい街だったり、色々な紅茶のブランドがあったりと、今回そこまで回れず後ろ髪をひかれながら時は過ぎ2020年。コロナ収束したら今度はどこへ行こうかな、とはやる気持ちを抑えて、2017年のロンドンベルギー編完了です。ヤッター。

ご清覧、誠にありがとうございます。何かしらお役に立つ部分あれば幸いです。

ではまた。

【2017 ロンドン・ベルギー(15)】ロンドンでお買いものがしたい -スーパー編-

2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜15弾です。

一度書き終えたはずのロンドン編、お買いもの天国だったのに、書くことを完全に失念していたため、さかのぼって書きます。もちろん物価の高いロンドンですが、ヨーロッパのブランド・紅茶あたりはロンドンで買うと大変お値打ち、また、安くなくても「あ〜、イギリス」な感じのかわいいものはロンドンで買うことを卍でおすすめしたい次第ですので、購入したものと併せて書きます。

ちなみに先に申し上げますと、以下写真がベルギー・ロンドンで購入した飲/食材系土産の一部オブ一部です。当たり前のように預け荷物の重量上限振り切るので皆様はご注意ください。

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ひとえにお買いもの、と書いてもいろいろあるので今回は、スーパー編です。

 

もくじ(高価格帯→低価格帯)

 

【高級スーパー】Waitrose

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大英帝国成城石井、Waitroseのお出ましです。もともとはイギリスの有名デパート『John Lewis』の食料品部門が独立してできたスーパーで、所謂「デパ地下」だったというものです。王室御用達ということで、さぞかしびっくりするような価格なのかと思いきや、成城石井価格なのでそこまで臆する必要はござません。ロンドンの物価に慣れると金銭感覚が破壊しているのでむしろ安く感じるものも多々あります。

とにかく低価格帯のスーパーと違い、そのクオリティは担保されておりますので、安心を金で買いたいアラサーの皆様に大変おすすめです。比較的小分けされたものも売っていたので、お菓子などのお土産を買うのにもWaitroseはおすすめのスーパーだと思います。

ちなみに、イギリスといえばもうり家代々御用達、Walkersのショートブレッドが最高に美味しいカロリーの塊(以後カロ塊)ですが、こちらWaitroseのPBショートブレッドが大変コスパ良く美味しいカロ塊となっておりましたので、ご査収のほど宜しくお願いいたします。10個入りが£1、20個入りが£1.95らしいです。(参考:Waitrose HP)幸せかよ。

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もちろん個包装などされておらず、なおかつ開け方をミスると悲惨なことになり、まさしく「Wait...(ro..s..e...)」となるので、これを買って小腹が空いたとき食べる持ち歩き用に日本からジップロックなどもっていくと大変クレバーです。ジップロックはファミリーパックの紅茶のティーバッグを購入して同行者と半分こしたり、きになる茶葉をいくつか買って同行者と半分こしたりするときに大変便利なので、いくつか持っていくと良いと思います。我々の探し方がいけなかったのしれませんが、ロンドンにあまりジップロック売っていなかったので。探し回るための時間ももったいないし。

 

◇買ったもの

Waitroseで購入したものは以下です。
カップスープのもと(粉末)

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スープってなぜか飲みたくなりませんか。わたしは我が家にSoup Stockが欲しいくらいスープ(汁物)がすきなので買ってしまいました。WaitroseのPB商品のようです。4パック入って1箱99ペンス。

しかしこれ、いくつか種類があり、色々購入したのですがどれもまずい。王室御用達でしたよね?という感じ。王室の舌事情を案じます。やっぱりクノールはすごい。

 

②YORKSHIRE TEA

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イギリスのひとたちの庶民紅茶です。こちら、硬水に合うようにブレンドされているようで、ロンドンで飲んだときとはもちろん味も違うのですが、日本の水道水でもおいしく飲めたので、特に問題はありません。

ヨークシャーティーを買う理由としては1つ、とにかくその安さです。あまり覚えていないのですが、100pac入って5ポンドしない程度。ネットで検索したところ、その上をいく240pacで3ポンドというものまで発見しました。

小包装なんて無粋なものはなく、なんなら「箱を開けたらそこはティーバックでしたーー。」という感じ。
我々日本人の麦茶のような位置付けなのでしょうか。あまりのやすさに例のむぎ茶のパッケージが脳裏をよぎります。

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鶴瓶........

わたしはイギリス人こそ「お紅茶に牛乳を注ぐだなんて」て感じだと思っていたのですが、なんならティーバッグがまだマグカップに入っている最中に牛乳注いだりするみたいです。理由は「後から濃さを調整できるから」。紅茶の色も薄いのはNGらしく、濃く出すために抽出中にスプーンの背でぎゅうぎゅう押したりするらしいです。エゲレス........。MANNERS MAKETH MAN........

 

③ポテチ

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旅のお供、ポテトチップス。どのような国で購入してもだいたいうまい、ポテトチップス。ロンドンは物価も高く、ごはんもマz、美味しくないので、夜中にどうしてもむさぼりたくなります。お風呂上がりにこれとビールがあれば最高。

写真の【Walkers】というポテトチップスはイギリスのブランドのようで、ちっちゃい袋が12個くらいはいったものを買いました。お値段は日本と変わらずかちょっと安いくらいで、きちんと美味しいです。

ちなみに写真の【Salt & Vinegar】は文字通り塩と酢の味なのですが、これが癖になる味でぜひとも日本でも食べたい。酢が苦手でないかたはチャレンジしてみてください。

 

④ビール

LONDON PRIDE

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ロンドンといえばこれ!ビール。訪れたパブでもほとんどのお店で飲むことができました。これ、うまいんでぜったい飲んだ方がいいです。いわゆる「イギリスビール」っぽい味です。冷えてなくてもうまい。2019年にパッケージデザインが変更され、以前のクラシックなデザインからフラットなものになりました。

YEASTIE BOYS

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こちら、イギリスでどれだけ有名かどうか知りませんが【EARL  GRAY IPA】という文字がこちらに飛び込んだ瞬間にはもうカゴに入っていました。

 

・UNFILTERED LAGER

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このミニマル感、「ちょうかっけえ」と思って購入しましたが、ドイツのAND UNIONというところのクラフトビールだった模様です。オッシャレー。味は風邪をひいてしぬほど鼻がつまっているときに飲んだのでわかりませんでしたが、たぶん美味しかったと思います。

わたしが選んだこの3点ですが、1つ目のLondon Pride以外はお察しの通りかなり偏ったというかそもそもイギリスのビールではないものも入っており、参考にならずすみません。「意外と飲んでねえな」と思っていただけると存じますが、パブでバカみたいに飲んでいたので、そのせいです。もちろんスーパーで買うよりはちょっと値がはりますが、是非ともパブのあの素敵な雰囲気の中でイギリスのビールを味わっていただきたく存じます。

 

④Walkersのショートブレッド

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先ほどWaitroseのPBショートブレッドについて書きましたが、もちろん我らがWalkersのショートブレッドも購入しました。こちらとPBとの違いはなんとなくではありますが滑らかさがWalkersのほうが強い感じです。噛んだときのホロリ感・しっとり感においてやはり本家には敵わない模様。ではありますが、全然PBで十分であります。こちらのWalkersも160gで1.5ポンド程度で購入できますので、ショートブレッダーは大量購入がおすすめです。

  

その他にもWaitroseはお惣菜が充実しており、わたしが行ったWaitrose Westfield店(最寄駅:Shepherd's Bush)には、SUSHIコーナーもありました。サラダを購入しましたがやはり不思議なお味です。

 

【高級スーパー】MARKS & SPENCER(M&S)

ãMarks and spencerãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

こちらも高級スーパーですが、上記と違うのは、PB商品が非常に多いこと。というより、9割(肌感)自社製品です。パッケージも洗練されていて、お土産にしても喜んでもらえそうです。そのかわり「イギリスといえばこのブランドのコレだよね~!」といった製品がまるで手に入らないので、そういうものをお求めであれば、M&Sに行く時間が勿体なのでやめたほうがいいです。

ちなみにM&Sのショートブレッドは、

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こんな素敵な缶に入っており、中身は左から【プレーン・ココア・チョコチップ】というラインナップ。個別包装はされておりませんが、なんてったって缶がかわいいのでお土産におすすめです。

 
以下がストアロケーターなので、滞在するホテル等の近くの店舗へぜひ。

Find Your Nearest Supermarket | Waitrose Store Locator

 

PB商品中心なので、様々なビールを購入するには大変不向きと感じました(少なくともWestfield店において)。ビアラバーは大人しく、M&S以外のスーパーに足を運ぶことをおすすめします。

◇買ったもの

①紅茶
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Marks and Spencerの紅茶は何と言っても箱がかわいい。こんな感じの50個のティーバッグが入った紅茶が豊富なラインナップで用意されています。50pacで3ポンドほど。ヨークシャーティーと比較するとびっくりするぐらいの価格ですが、本当にびっくりなのはヨークシャーティーのほうなのでKEEP CALMでお願いします。わたしが買ったのは画像の2点ですが、右側のアールグレイがおいしかったのでおすすめです。好みによりますが、暖かくても美味しいアールグレイはわたしのなかでは珍しかったので不必要とは存じ上げておりますが、アナウンスでございます。小包装ではありません。

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Marks and Spencerでは、もう1紅茶(どんだけ買うんや)。80pac入ってこちらも4ポンド程度です。この紅茶、"EXTRA  STRONG"との文字通り、味も濃いめ、色も濃く出る紅茶界のIPAのようなものです。ベースはイングリッシュブレックファストのような感じなので変わった風味もせず、ミルクティが好きなかたにおすすめです。小包装ではありません。


②エコバッグ

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利便性を鑑みると結局購入には至りませんでしたが、こちらのジュート素材のエコバッグはとても可愛くて悩みました。
現地のスーパーでは4ポンドほどで購入できるのですが、なんとBUYMAで3500円で売られていたので、大量購入して転売でもしてやればよかったと後悔しています。良いアラサーはそんなことせずにちゃんと働き稼ぎましょう。

ほかスーパー

おい、高級スーパーだけ紹介して、他のは無えのか他のは!というご意見、真正面から受け止める次第です。もちろんたくさん存在しているようなので、ぜひご覧ください。

ロンドンを短い日程で観光すると、意外と低価格帯のスーパーに出くわすことなく終了しました。上の記事によると、

それぞれの商品の価格を比較してみると、正直「高級スーパーは他と比べて商品が高いわけではない!」です。比較的高い・安いという話でしかないので、お菓子カテゴリをとっても、ある商品はWaitroseの方が安い、ある商品はTescoの方が安いという風に様々です。
引用元:https://tamipote.com/uk-supermarket-chain

らしいので、高級スーパーとはいえビビり散らかす必要はございません。なんだったら安いスーパーを求めて地下鉄に乗って別の地区に移動する運賃のほうがバカみたいに高いので、ぜひともホテル近くのスーパーを使ってください。

 

余談中の余談なので、以下読まなくていいのですが、
イギリスのスーパーはCMが素敵です。

Marks and Spencerは食品のCMに力を入れていて、日本とは違うシズルカットが音楽に合わせて小気味よくリズムを刻む表現が見ていて気持ちいい感じ。
日本の広告だと「安い」とか「新鮮」とか訴求する内容がきっちりきまっていてなんならそれをダイレクトに表現していることが多いですが、そんなの関係ねえ、とにかく俺たちはビジュアル勝負じゃ!って感じです。金があるんだな。

とかなんとか持ち上げるようなこと言っていますが、くそシュールです。こんな発想幼い頃から「食べ物で遊ぶんじゃありません!」とガミガミ言われて育った平成ガールにはできねえ。Beautiful Harmony, REIWA.

Waitroseは主にクリスマス前に放映するCMがいい感じですが、その流れを作ったのが、Waitroseの大元であるデパート、John LewisのクリスマスCMです。

わたしがいちばんすきなのは2011年のCM。

激エモ...
何年前からやっているかわかりませんが、こんな感じのエモCMを毎年流しているようです。エモエモ。

エモかどうかは置いておいて、2013年のキャンペーンはなんとイラストと実写の背景を全編合成を使わず実写で撮影、という、一般視聴者は「え?だから?」、広告関係者は「すげーーー」となるCMをやっていました。2013年頃はこういう【アナログでどうにか表現してやろうぜ系CM】が流行しており、いや...これ...CM見るだけじゃ伝わらないじゃん...手間よ...なんて入社2年目のもうりは斜に構えまくって見ていました。今見るとすごいなぁと純粋に思えるので、年をとったなぁと感じます。

 

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話が脱線しすぎました。
スーパーだけで話がスーパー長くなってしまったので、書き忘れていたロンドンのお買いもの-スーパー以外- はまた次回。

引き続き、何卒よろしくお願いいたします。

【2017 ロンドン・ベルギー(14)】ブリュッセルのスーパーで買いものしたい

2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第14弾です。

ついに①みたいな丸で囲まれた数字が出なくなりました。ごきげんよう

今回は、ベルギーの首都、ブリュッセルでのショッピングについて書きます。ブリュッセルでのショッピングと言えど、欲しいものは食品以外に思いつかないので(DRIES VAN NOTENの洋服が欲しい旨は以前にも書きましたが、アントワープにしか店舗がない上に、店舗数で言えば日本のほうが多い。デパートはInnoというあまりイケてなさそうなものが1つあるのみらしい。)、スーパーについて記載いたします。

ãsuper market fantasyãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

なつかしい。

 

もくじ

ブリュッセルのスーパー

いくつか行って比較したい、いろんなものがほしいので、目についたスーパーに率先して入るようにしていましたが(≠暇)とくにここが!すごく!とっても!よい!と秀でたスーパーはなかったので、どこに行っても同じですが、僅差でのおすすめ順で並べます。

DELHAIZE

ãDELHAIZEãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

「デレーゼ」と読むみたいでれーゼ。プジョーっぽいロゴです。わたしはここで大量買いしました。なぜなら、ブリュッセルで訪れた1つめのスーパーマーケットだったからです。それだけです。

1カ国目の滞在地、ロンドンのスーパーですでに2週間分程度の食品を購入しており、スーツケースの重量オーバーどころかケースに馬乗りになって締めないとロックさえかからない状態だったので、チョコレート程度の食品しか買わない予定でしたが、食品を買うならどう考えてもベルギーのほうがおすすめなので、ロンドン→ベルギーする人は同様の凡ミスを犯さないように気をつけてください。

イギリス出国時には今回の預け入れ荷物の重量制限20kgを優に超えておりましたが、ベルギーで+10kgという結果になりました。なぜなら、イギリスもベルギーも瓶詰めのサムシングばかりで、1つの物品を持ち帰るためには想像の5倍ほど重くなるからです。よろしくご査収ください。

 

こちらのデレーゼ、街中に存在しており、わざわざ歩いて向かう、というより、街中を散策していたら「あ、こんなとこにスーパーあるやんけ、寄ってこか」という場所にあります。グランプラスからも徒歩で5分くらいらしいです。

街中のスーパーなのでそこまで面積は広くないのですが、天井近くまで積み上げられた商品が所狭しとひしめき合っており、「地元住民も、観光客も一緒くたに満足させてやるぜ?」という心意気を感じる男前なスーパーです。広くないのにも関わらず、相変わらず魅力的なラインナップで、ロンドンのスーパーの600倍くらい魅力的です。

ロンドンもパッケージがおしゃれだったり、スーパーそのものが洒落ていて見ている分には楽しいですが「まあ、あの程度の美味しさだろうな」と想像できてしまうので、やはりベルギーのほうが600倍くらい魅力的です。

デレーゼはよくできたスーパーであり、「はぁ、あのシンプルに口がくせえ上司にもお土産頼まれてたな、あ、このまえ就業時間後に急に「明日午前までな」って仕事振ってきた先輩にもだわ」というただただシンプルにタスクをこなしたいかた、プライベートブランドの商品も少々ではありますが扱いがあるので、それをブチ巻き散らかしてやりましょう。

DELHAIZE Anspach店

Boulevard Anspach 63, 1000 Bruxelles

無休:8:00-21:00

 

Carrefour market

こちら、フランス資本の「カルフールマーケット」です。店舗にもよると思いますが、ブリュッセルの中心部にあるカルフールはデレーゼに比べると清潔で広く、買い物がしやすいです。わたしが行った店舗は2階建てで、2階部分にデレーゼにはなかったビールがあったので、ビアラバは訪れて損なし、と言い切ることができ!ます!(たぶん)

なんとなく「オーガニック〜」な感じが漂いますが、そういうわけではなさそうですし、お値段も大きく違いは無いように感じたので、デレーゼでもカルフールでもお好きなほうに行けば大丈夫だと思います。

Carrefour market

Rue Marché Aux Poulets/kieken, 1000 Bruxelles

無休:7:00-23:00(怪しい。早めがおすすめ)

 

 

ほかにもいくつかコンビニサイズのスーパーなども中心部にあるみたいです。夜にどうしても何かが必要になってしまった場合など、気になるかたは調べてみてください。

スーパーで買ったもの

ベルギーといえば、「チョコレートとワッフルばっか食ってんだろ、芋にマヨネーズばかみたいに乗せやがって、、」という羨望の偏見があり、逆に言うと、その程度の知識しかなかったのですが、意外とわたしの胃袋はベルギーに支えられていたことが発覚しました。

なによりも驚いたこちら。

Lotus社のお菓子たち

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き、キミ!ベルギー生まれだったんだね!シナモン風味のニクいヤツ!日本だと成城石井とかソニプラでしか手に入らなくて特別感があったのに、カルディでバンバン売り出されててかなりどこでも買える感強まったけど結局高くて廉価版買うヤツ!

が、とんでもなく安価で買えます。「コストコか?」って感じの量で売り出されていることもあるので、Lotus狂でなければ同行者どわけっこするのもおすすめです。

 

 

そして、こんな商品も発見。

ãLotus Biscuit Spreadãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

塗れば全てがLotusの味になるスプレッド。やんばあい。ばかかよ、、Lotus祭じゃん、、どれだけカロリー摂取させる気だよ、、重量が怖くて買わなかったけど、、

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マ、マドレーヌ?!もうお前Lotus関係ねえじゃん!無論購入しましたが、シナモンの風味はしません。

Belgium Waffle presented by Lotus...

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これももちろんシナモン風味ゼロ。

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は?Suzy coverd with chocolate......no cinnamon......yes calories...

8枚入りで2€程度のSuzy...安売りしすぎでしょSuzy...もっと自分のこと大切にしようよ?

 

このワッフルたち、DELHAIZEにはPB商品もあります。(安い)

そして、DELHAIZEもLotusももれなくリエージュ風・ブリュッセル風がありますので、お好みの方をお買い求めください。

しかしこんなにロータスしてるとは思いませんでした。

過剰ロータス摂取でキマってしまいそうなので、用法用量を守って正しくお召し上がりください。

 

チョコレート

一流のショコラティエのチョコレートだけではありません。ベルギーのチョコはスーパーで売られているチョコレートも美味しいのです。

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結局購入したのはGallerというちょびっと高級チョコレートですが、日本では絶対買えないくらい安く購入することができるのでおすすめです。

スーパーには「こんなにたくさんのチョコレート...たべきれないよぉ...」という種類のチョコレートが用意されているので、パッケージやなんとなく好きそうなナッツの絵が書かれたもの、値段等照らし合わせて頭を悩ませてきてください。大変楽しい苦悩です。

 

トリュフマヨネーズ

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母の依頼で探したトリュフマヨネーズ。こちらDELHAIZEのPB商品で、3€もしなかったと思います。これがまたうまいことうまいこと。用途と言えば、じゃがいもを炒めるときに少し使ったり、茹でたじゃがいもにつけたり、じゃがいもをあげたものにちょびっとつけたり、じゃがいものサラダを作るときに使ったり、じゃが、、じゃ、、オムレツに混ぜてつかったり、ゆで卵につけて食べたりと、そこまで活躍の場が多いわけではありませんが、大変美味しいので、ちょっと重いですがトリュフとマヨネーズがすきなかたには大変おすすめですし、お土産であげればまさかプライベートブランドの商品だと思われず、高級品であるトリュフのマヨネーズをくれた神として崇められること間違いなしなので大変おすすめです。

 

ベルギービール

ベルギーといえば、ビール!というほどのビール天国ですので、多種多様なビールがブリュッセルのスーパーにも並んでいます。

個人的にベルギービールがあまり得意ではないのでそんなに買う気がなかったのですが、現地で飲んだり、結局買ったりと、気づいたら輸入業者化してしまいました。なんてったって安い。だいたい1ユーロ台で買えます。

 

1)Leffe

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メジャー感のあるビール。日本でもベルギービールが飲めるお店にいくとだいたい置いていますね。こちら、Leffeというラベルで色々な種類のビールが売られていたので、日本でいうキリンビールとかそういう感じなのでしょかね。味は普通においしいビールという感じです。(舌バカ)

 

2)Hoegaarden
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みんな大好きヒューガルデンです。無知のわたしはヒューガルデンをドイツのビールだと思っていました。おいしいですよね。

ヒューガルデン、ベルギーでも人気の模様で、ホワイトビール以外にもレモンビール、オレンジビール、ロゼ(フランボワーズ)を見かけました。ロゼはなんとなく香り豊かなチェリービール(後述)という感じ。いずれも女の子がすきそうなビールです。こちら、缶での販売があるので、重量と戦う戦士は是非ともご活用ください。

 

3)BELLE-VUE Extra Kriek

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ベルギーではなぜかチェリービールというものがある一定の市場を形成しており、その一番有名なものがこのビールっぽいです。友人に頼まれたので買ってみました。

飲んでみたところ、ビール好きは厳しいかな?という感じです。ビール感があまりないからです。ビールの苦味が苦手だけど、ベルギーにきてみたことだし、何か記念に飲んでみたいな、というかたにおすすめです。

もちろんビール好きでも美味しくいただくことができるこちらのチェリービア、こちらも缶入りがあります。

 

4)MORT SUBITE LAMBIC KRIEK

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こちらもチェリービールですが、ベルギー伝統の製法で作られた「ランビック」という種類の自然発酵ビールです。こちらは現地のビアカフェでいただきましたが、ランビックのなかでは大変飲みやすかったので、ランビック入門編としておすすめです。

 

5)Rochefort

 

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トラピストビール、という修道院で作られたビールの1つらしいです。

ロシュフォールには、6・8・10とヘアワックスのような番号を振られた3種類があり、御察しの通り、数字が大きくなるほどアルコール度数が上がるようです。

修道院」とビールが結びつかず???となっていましたが、現在も??????のままです。増えてる。うまいっ!とも、まずくて飲めない、ともならず(正直あまり覚えていないというのが本音)、【修道院ビール】を飲んだという経験値が欲しいかたにおすすめです。

 

6)RED MY LIPS

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Brussels Beer Projectというメーカーから出ている、RED MY LIPSというビールです。このビールを知れたことが何よりブリュッセルを訪れた財産と言っても過言なくらい美味しい美ー流(びーる)です。

以前にも書きましたが、本当にわたしはこのビールがすき。

日本で700円とか800円とか払っても飲みたいすきな味です。飲めることに圧倒的感謝。新宿あたりで仕事が終わって「ビール飲みに行こう!いい店知ってんだ」なんつってネクタイ緩めながらくしゃっと笑顔で誘われたら一瞬で嫁ぎます。いらねえか。

他にもDuvelやCHIMEYなど、日本でも有名なベルギービールたちがスーパーで山積みにされているので、本格的に住みたくなります。

友人はビールが飲めないのでビールレーンで頭を抱えて長時間うろついているわたしをみてヒマそうにしていますが、わたしは本籍をここに移すか否かに答えを出すのに大変苦悩いたしました。ベルギービールが得意ではないと言ったわたしはどこへ。

ビアカフェの金字塔、デリリウムカフェのビールもスーパーで売られているので、店舗に行けないけど是非とも飲みたい、というかたはスーパーへどうぞ。スーパーのほうが安いし。

そして意外と現地民たちはハイネケンなどを買っていきます。オランダ...あるよね...そういうの......

 

と、妙にビールのカテゴリーだけ熱が入りすぎて大変キモい投稿となりましたこと、深くお詫びします。

気づけば桜が咲く頃。お花見に欠かせないのはー?(ビールー!)というわけで、どんどん飲んでいきましょう。

 

次回は、書き忘れていたロンドンのスーパーについて書きます。もう少々おつきあいくださいませ。

【2017 ロンドン・ベルギー⑬】ブリュッセルの甘味を食べ尽くしたい

2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第13弾です。

前回はフライドポテトだけの記事を投稿しましたが需要があるのかは不明です。今回も甘味に特化した記事なので、何らかの層にベネフィットを及ぼすか否かに関しては非常に懐疑的ではありますが書きます。

 

もくじ

チョコレート

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ベルギーといえばチョコレート。ゴディバにヴィタメール、ピエールマルコリーニといった名だたるブランド発祥の国です。思ってみれば、カカオの原産国でもないのに、なぜベルギーといえばチョコレートなんでしょう、と調べたところ、やれスペインの探検家が南米から持ち帰ってなんやら、ベルギーはそのころスペインに支配されてたからなんやら、とかなり歴史っぽい話でジメっとしてしまった(≠面倒くさい)ので、気になった方は

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でお願いします。

また、その歴史を生き延び、現在ベルギーチョコレートが人気な理由のひとつが、皆様もおそらくご存知「プラリネ」の存在です。

プラリネとは、砂糖をカラメル状に煮詰めてヘーゼルナッツやローストしたアーモンドを混ぜてペースト状にしたチョコレートで、名前の由来は17世紀にフランスで時の国王ルイ13世のためにプラリネを創造したといわれているプレシス・プララン公に由来しています。
「プラリネ」を初めて作った人は1857年にベルギー・ブリュッセルで誕生したチョコレートの老舗ブランド「ノイハウス」の3代目ジャン・ノイハウスJr.氏でした。

(出典:https://chocolate.co.jp/column/belgian-chocolate_popular_reasons/

おいしいですよね、プラリネ。日本でも高級チョコレイトでは欠かせないプラリネ。そのプラリネはベルギー発祥のようです。

高級ショコラティエから街のスーパーまで、多種多様なプラリネが揃っており、スーパーでは安価にプラリネをゲットできるので、プラリネ狂のかたは日常的に食べるプラリネをぜひ大量輸入してきてください。

 

グランサブロン広場周辺

é¢é£ç»å(画像:グランサブロン広場(グランサブロンヒロバ)とは - コトバンク
ブリュッセルショコラティエが店を構えるエリアは大きく分けて2つ。この「グランサブロン広場」の周辺と、観光の中心部「グランプラス」周辺です。大半のショコラティエはグランプラスにお店がありますが、グランサブロンのほうじゃないと食べられないものがあったり、そもそもグランサブロンのほうにしかお店がないショコラティエもあるそうなので、用法用量を守って正しくご来訪ください。

ちなみに、グランサブロン広場は、グランプラスから徒歩で10分くらいなのですが、結構な坂道を登っていく上に、途中でちょっと閑散としてしまうので「ほんとにこっち、、?」となります。ちょっと不安になったくらいで正解なので大丈夫です。

チョコレートだけではなく、骨董品屋さんがあったり、蚤の市も定期的に開かれているみたいなので、アンティークに造形の深いかたもどうぞ、とのことです。

 

Pierre Marcolini

こちら、「日本でも手に入るやろがい!そんなもの見に荷物は盗られる、読んでやってるんじゃねえ!時間返せ」とのかた、わかってないですね。こちら、ベルギーのお店ではなんとピエールマルコリーニのエクレアが食べられるのです。えっへん。

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麗しきエクレア。なんておいしいのでしょう。なんてったってチョコがうめえ。

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1つ買うだけでもこんな立派なボックスに入れてくれます。(写真は友人のものを借りて撮影しております)

それはさておき、こちらのエクレア、日本の銀座店・名古屋店でも召し上がることが可能なそうなので、わざわざベルギーまで行って食べる必要はないそうです。がっくし。「日本で食べると700円のところベルギーだと300円程度!」ともいえないような値段(確か4ユーロほど)だったので、今のところ日本でお召し上がりください。

本題はエクレアではなくチョコレイト、との方、大変お待たせいたしました。チョコレートも大変お求め安い価格となっており、半額は当たり前、モノにも依りますが、だいたい日本の3割〜4割のお値段で購入できると思っていただいて相違ありません。そのうえ大量購入されるかたは、125.1€以上買えば免税対象となるみたいなので、糖尿を恐れずに購入してきてください。125€分のチョコレートは並大抵の量ではないので、帰国時の飛行機で重量オーバーにならないことを祈っています。

ちなみにPierre Marcoliniですが、グランサブロン広場周辺にも2店舗あります。1つが1階がショップ・2階がカフェになっている店舗、

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Pierre Marcolini(カフェ併設のほう)

Rue des Minimes 1, 1000 Bruxelles

 

もう一つが、ショップ+このエクレアが売っている店舗です。エクレアが売っているほうはイートインができないので、目の前の広場のベンチで食べるか、持ち帰ってホテルで食べるか何かしらしてください。

Pierre Marcolini(エクレアのほう)

39, Grote Zavel, 1000 Brussel

月-日)10:00-19:00

ギャルリーサンチュベールにもお店がありますが、カフェやエクレアはなく、テイクアウトのみになります。ちなみに2017年当時、空手だか柔道を習っているベルジャンがおり、わたしたちが日本人だとわかると、些かショコラティエで交わさないような挨拶をされました。日本をすきでいてくれるのは嬉しいですね。押忍!このベルジャンカラテカもイモ食ってビール平らげながらも健気にチョコ売ってるんだ思うととてつもなく可愛く思えてきます、、。はぁ、、おねえさんと東京で遊ばない? 

 

Wittamer

こちらも日本のデパ地下にはかなりの高確率で出店しているショコラティエ。ベルギーに行くまではベルギーのブランドだということも知らなかったですし、そもそもケーキ屋さんだと思っていました。

公式サイトによると、ヴィタメールのブティックはブリュッセルと日本にしか無いようです。日本人どないやねん。

さて、グランサブロン広場のヴィタメールですが、3店舗あり、ほぼどれもが隣接していると言っても過言ではない距離。

ピエールマルコリーニのように、チョコレートとマカロンを売るギフトショップ、ケーキも販売するブティック、そしてカフェとして展開している模様です。

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だいたいここ行けば揃う気がするので、ここを目標にしてください。

Wittermer(ベルギーのサイトです)

Place du Grand Sablon 6-12-13, 1000 Bruxelles

月)9:00-18:00

火)8:00-19:00

水-土)7:00-19:00

日)7:00-18:30

 

Patrick Roger

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(画像:https://www.jetro.go.jp/agriportal/trends/paris/patrick.html

ここは無類のチョコレート好きとして知られる楠田枝里子氏のおすすめするPatrick Rogerのブリュッセル支店。本店はおパリにあるそうで、日本にはチョコレートの祭典、サロン・ド・ショコラ等の催事でしかお目にかかれないレアなチョコレートです。

めちゃめちゃ調べて頑張って行ったのに、改装中だか修行中だかバカンス中だかでおやすみでした。働け。…と思って調べていたらなんと現在閉店していました。。。えぇ、、、、どうしても食べてみたい楠田教の方はパリへ行ってください、、行きてぇよ、、パリ、、

 

グランプラス周辺

グランプラス周辺、とざっくり書いてしまいましたが、グランプラス周辺も

【ギャルリー・サンチュベール】エリア、【小便小僧】エリア、【グランプラス】エリアと詳細に分けるとキリがなさそうなくらい、かつ重複して出店しているチョコレート屋さんもあり、もうニッチモサッチモス、というかんじなので弊ブログでのご紹介は諦めます。チックショー

以下記事に美しく・かつわかりやすくまとまっているので、チョコフリーク殿は以下の記事のご拝読をお勧めいたします。

さて、個人的におすすめなので、以下だけ特別記入いたします。

Galler

こちら、高級ショコラティエとのことですが、ブリュッセルのだいたいのスーパーでもその一部商品が売られています。日本でも購入することができますが、日本とは価格が雲泥の差、、雲砂の差くらいの差はあり、1つからでも購入できるので、興味のある方はぜひご購入ください。

その中でも限定商品や新作等を扱うショップは以下のようです。

わたしはベルギーにいくまでガレーのチョコレートを見たことがなかったのですが、とにかく美味しそうな見た目だったのと、スーパーで爆安パックが売られていたので買ってみました。
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こんなかんじのちっちゃなバーが入ったやつ。どちゃくそおいしいのでおすすめです。もちろんプラリネパックなどなどありますので、お見かけの際はぜひTRY.

ワッフル

強引にチョコレートカテゴリーを終了させたところで、ワッフルについての項目です。ワッフルもマネケンだけを見て食べて育ったわたしはブリュッセルにいくまで知らなかったのですが、主にベルギーのワッフルには、

リエージュ

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ブリュッセル

2

の2種が存在する模様です。

我々が「ベルギーワッフル」だと思って貪っていたのは「リエージュ風ワッフル」であり、「ブリュッセル風」ではないので、注意が必要です。そういえばこういうふかふかしたワッフル、食べたことありましたわ。なんか勝手にアメリカの食べ物だと思ってました。Je suis désolé。

 

Maison Dandoy

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ブリュッセルでワッフル、といえばもう間違いなくこのお店がヒットします。

1829年ブリュッセルで創業して以来、6代にわたり続く焼き菓子やさんらしいです。実は大丸東京にもお店があるので、リエージュ風ワッフル1枚350円もしますが、ベルギーにいく予定も無く途方にくれているワッフルラバーは大丸へお急ぎください。

さて、こちらのブリュッセルのお店はイートインも可能、テイクアウトも可能ですので、よきようにしてください。

我々は何の前情報もなしに列に並び、オーダーする順番になると同時に「リエージュオアブリュッセル」という呪文を唱えられ、5回くらい聞き直してしまいました。列もできていたのに大変申し訳ないことをしたとの知見を得たので、ぜひともこれからいく方々はリエージュorブリュッセルの意味を理解した上でご訪問ください。

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リエージュがもちもちですでに甘い、ブリュッセルがふわふわでトッピングで甘くなる(店による)、です。

ちなみにイートインをご所望のかた、テイクアウトをご所望のかたで並ぶ列が違うので、こちらにもお気をつけいただきたいところ。

f:id:mourimouri:20170912153607j:plainあと、イートインでレモンティーを頼むと「紅茶のかおりのするレモネード(リプトン製)」が運ばれてきてワッフルと一緒に飲むとげろあまなので重ねてお気をつけいただきますよう宜しくお願いいたします。

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パンの神、みたいな人形がかわいい。

Rue Charles Buls 14, 1000 Bruxelles

月〜土)9:30-22:30

日)10:30-22:30

 ※ブリュッセル市内にテイクアウトだけのお店、等々数店舗あるみたいなので、焼き菓子をご所望で混雑を避けたいかたはこちらご参照ください。ベルギー国内の店舗が全て掲載されているのでご注意ください

 

Waffel Mania

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おそらくなのですが、多くの人は小便小僧を眺めていると、どうしてもベルギーワッフルが食べたくなってくると思います。見ているうちに、どうしても食べたくて食べたくて仕方がなくなってくるのです。それは生理現象であり、仕方がないことだともいえます。

安心してください、そんなとこにブリュッセルはその欲望の受け口を用意しています。

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左下の小便小僧から10mほど離れたところ、左手には「Be Waffle」右手には「Waffel Mania」というテイクアウト専門の「€1」との表記が眩しいワッフルやさんが対面しています。

正直どちらも変わらないと思うのですが、同行者が「右手のほうがおいしいらしい」との何のエビデンスもなき情報を提示してくれたので、素直に右手の「Waffel Mania」のワッフルをいただきました。

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こちらもDandoyと同じくリエージュ風。やはり【ベルギーワッフル=リエージュ風】というイメージが強いのと、Dandoyで食べたリエージュ風がおいしかったのと、そもそもワッフルにそんなに生クリームやら何やら乗せてさらに甘くしたくないな、という気持ちから、連続でリエージュ風をオーダーする運びと相成りましたので、ブリュッセル風について言及できず申し訳ありません。

注意点としては、別のかたの投稿レビューを拝見するに1€では買えないということらしいのですが、(2€だった!オコ!みたいなレビューをよく見かけました)我々はトッピングゼロでオーダーしたところ、1€で見事購入することに成功しましたので、おそらくその違いかと思われます。

こちらの1€ワッフルも外はサクッと、中はもちもちでとても美味しかったので、小腹が減ったらこちらの大量の小麦と砂糖をバターで和えて焼き上げたものをぜひご賞味くださいませ。ダイエットは日本でやろう!

Rue de l'Etuve 24, 1000 Bruxelles

営業時間・定休日共に不明、だいたい毎日遅くまでやっていそう

 以下水色の小便小僧がいるほうのワッフル屋さんは向かいの競合店、Be Waffleであり、Waffel Maniaではありません。ご注意ください。

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どれだけ味の差があるかはわかりませんが。

 

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さて、「ブリュッセルの甘味を食べ尽くしたい」と大きく出た割にはショコラティエ数店舗とワッフル店2つしか泣く泣くご紹介できませんで申し訳ありません。

とにかくそのへんの適当な甘味を食べても美味しいことが判明したブリュッセル。甘味のみならずベルギーには美味しいご飯とビールがてんこもりなので、こんな国に住むのは健康上・コレステロール的にも非常に危険です。国民はどのようにして健康を維持しているのでしょうか。

 

さて、13弾まで続きましたロンドン・ベルギー編ですが、まだまだ先が見えません。次回はおそらくベルギーのスーパーマーケットについて書きます。

余談ですが、2019年の目標の1つ、【ロンドン・ベルギー編】を2019年1月以内に完了させるというものはびっくりするくらい無理でした。今年も無理せず書いて参りますので、ご興味ある方は本年も何卒宜しくお願いいたします。

 

そうそうもうり

【2017 ロンドン・ベルギー⑫】ブリュッセルでフライドポテトを食べたい

2017年7月、定例婦人旅行〜ロンドン・ベルギー編〜第12弾です。

ロンドン滞在の頃と比べものにならないくらいの速度で食べておりますが、前回から引き続き、ベルギーの食について書いております。 

前回はレストラン・カフェとビアカフェ、今回はベルギーの国民食と言っても過言ではないフライドポテト、「フリッツ」について書きます。ピンポイントのご紹介となるため短文となる予定です。

もくじ

 

フリッツ

やっぱりベルギーといえば、フライドポテト「フリッツ」の食べ歩きは欠かせません。

17世紀後半にここ、ベルギーで生まれたフライドポテトですが、ベルギーでは、フリッツ専用のじゃがいも品種があり、なおかつ小さなベルギーの国内にも4000を超えるフリッツ専門店が存在するとのこと。はぁ、、ベルギーに生まれていたら体重100キロ超してました。あっぶねえ。

しかしこのフリッツ、やっぱり日本で食べるものとは全然違い、旅行フィルターを抜きにしてもどう考えてもうまい。その美味しさの理由のひとつは、「2度揚げ」とのこと。サクサク、中はホクホク。日本ではなかなか口にすることができないレベルのイモです。

食べた分以上に体重が増加することがたやすく想像できるので、絶対に食べたくないのに、食べたくて食べたくて震える。カナが無期限休止しても震える。しかし、旅行中は歩く度に消費してしまうカロリーを都度補うためにも、最適なタイミングでカロリー補給を行いたいところ。そこで、2つのフリッツやさんをご紹介します。

 

Friterie Tabora

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今回(2つしか食べていませんが)の旅の中で一番おいしかったイモ。ブリュッセル到着後、一番初めに食べたイモだったので相当においしいカロリーです。嗚呼、食べたい。ビールを飲みたい。

こちら、上の写真では上部しか写っていませんが、もちろん写真左部分に写り込んでいる謎のキャラクター"フリッツン"(適当)のような容器というか紙に入っているので、1人では到底食べきれません。というか、食べきっちゃダメです。ボッチ旅のひとは心して挑んでください。アラサーの胃はそんなに強くないことを身を以て体感することになるかと存じますが、大変美味ですので、いささかの胃もたれと戦うことをおすすめします。カロリーは歩いて消費するか、そのまま中年太りしましょう。ビール。

ベルギーのフリットは、そのまま食べてもよいのですが、大体の人がソースを追加注文しています。お店によって種類に差はあるのですが、だいたい15種類ほどのソースが存在するとのこと。ベルギーの方々はフリッツにマヨネーズをつけて食べるのが好物のようで、15種類といえど、その過半数が、マヨネーズ+何かを混ぜたソースです。例えば、日本人の我々がなじみ深い「サムライソース」なんてものもあり、唐辛子が入ったピリ辛のマヨネーズとのこと。どの部分に「サムライ」の要素があるのかその一部分も想像しかねますが、サムライソース、そこまで激辛ではありませんので、気が向いた方はぜひ。
オーダーの方法や、ほかのソースの種類が知りたいかたは是非以下ご参照ください。


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また、Mitrailletteというフランスパン(カロリー)の間にフリッツ(カロリー)とお肉(カロリー)を挟んでマヨネーズをかけた、というシンプルなカロリーサンドが売られているそうなので、遭難しかけて死にそうなひとに与えてあげてください。思いついたひと絶対デブやで。

Friterie Tabora
Rue de Tabora 2, 1000 Bruxelles
月-日曜)11:00-18:00

 FRITLAND

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 ブリュッセルで一番有名と言っても過言ではないフリッツやさんです。こちらFriterie Taboraからも大変近いので、はしごイモもできます。胃袋次第ですが。

しかしFRITLANDて。名前からしてデブ。こちら木曜から土曜日は夜中の3時までお店がオープンしているなど、「飲んだシメ」にフラッとフリットできる危険なデブです。

こちらもグランプラスよりほど近い立地、かつ夜中までやっていて、フリッツ3ユーロ、ソースは0.8ユーロと、徹底的にアラサーを太らせにかかってくるので気を付けてください。

Fritland

Rue Henri Maus 49, 1000 Bruxelles

月-水)11:00-25:00

木-日)11:00-27:00

中心部からちょっと電車に乗っていく有名なフリッツやさん

今回いけませんでしたが、中心部から離れたフリッツやさんがとてつもなくおいしそうです。時間があまりまくって、電車乗って行ってあげてもいいかな~??なんてフリッツフリークがいればぜひチャレンジしてください。

 Maison Antoine

かのニューヨークタイムズで「世界で最もおいしい」と評されたフリッツ屋さんもここブリュッセルに店を構えているようなので、世界を股にかけご活躍されるフリッツイーターは是非ご訪問ください。Gーグル先生によると、路面電車かバスで30分程度とのことです。

うまそう。

Maison Antoine

Place Jourdan 1, 1040 Etterbeek

日-木)11:30-25:00

金・土)11:30-26:00

 

Frit Flagey

あとはこちら、こちらも中心部から離れているので路面電車を乗り継ぐか、バスに乗って行く必要があるそうなのですが(30分程度)、地元の人も行列を作って食べるほどの美味しさだとお伺いしました。ああ、もう食べたい。食べたいよう。

上のリンクのブログは、ブリュッセル在住のかたのブログとのこと。いろいろなカテゴリでライトかつ詳しく、楽しく、書かれているので、ベルギーをご訪問予定のかたにオススメな気がします。

Frit Flagey

Place Eugène Flagey, 1050 Ixelles

火-木/日)11:30-24:00

金,土)11:30-26:00

月曜定休

 

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今回の記事、大変油分が多く、テラッテラしており申し訳ございません。

【おいしいものは脂肪と糖分でできている】と、キラーワードを残したこの平成も終わることですし、最後に多量のカロリーを摂取し、太っていくのも悪くないといえば悪くな、、、くないわ。悪いです。普段日本では主食は野菜、と言わんばかりにサラダをむさぼり、居酒屋に行っても、隣の席の20台前半のキャッピキャピのオナゴたちが頼むとてもおいしそうなフライを横目に我慢しているビューティーアラサーも、この旅行ばかりは「郷に入っては郷に従え」の精神で、食べてください。美味しさは保証します。ダイエットは日本でやりましょう。

 

次回も大量の脂肪と糖分を摂取、ブリュッセルのあまいものについて書きます。