【2015 タイ・カンボジア②】バンコク市内に到着したい
2015年9月、定例婦人旅行〜タイ・カンボジア編〜第2弾です。
バンコクのスワンナプーム国際空港に到着してから、バンコク市内に向かいます。訳あって我々は【スワンナプーム国際空港→ドンムアン空港→バンコク市内】という、イレギュラーな行動をしてしまったので、多くの人には全く役に立たない内容ですが、マイノリティーの貴方に捧げます。
もくじ
バンコク到着
例によって、友人とは毎度現地集合。今回は何の問題も無く無事到着することができました。バンコクの空港はものすごい人で溢れかえっており、飛行機を降りてから入国審査を受けるまで、軽く1時間はかかったと思います。どんなところにでも列に割り込み、突破を試みる某アジア系集団が出現するので、彼らに負けないように頑張りましょう。心を強く持たないと、いつまでたっても入国できません。
ちなみに、今回のフライト、タイ国際航空683便は、羽田から朝10:35出発でしたが、離陸早々両隣の中年男性が形振り構わずタイの風俗雑誌を広げ熟読していたのには吃驚しました。え〜!?右もだけど左もかよ〜!噂には聞いておったけどアグレッシブだ〜!たのむ〜!少しは照れたりしてくれ〜!という感じのフライトでした。
飲んで忘れようと画策しましたが、7時間は長かった。たのしかったんだろうな、おっさんめ。わたしのテーブルのラインナップもおっさんでした。
待ち合わせ場所
スワンナプーム空港は、登録すれば無料でWiFiが使えるので、無理に待ち合わせ場所を決めておかなくてもよいのですが、登録までには手間と時間が少しだけかかるので、やっぱり決めておくと安心です。
確かに分かりやすく、無事待ち合わせることに成功したので、おすすめといえばオススメの待ち合わせ場所です。
WiFiの接続方法についてはこちらがわかりやすいです。
両替
2017年5月現在、タイの通貨であるバーツは1バーツ3.24円。毎度書いておりますが、「出発する国よりマイナーな国で両替する」ことが両替の鉄則なので、今回はタイで行います。
街中でわざわざ両替するのも面倒なのと、今回タイの滞在期間が短かったので、空港で済ませました。空港内の両替情報については、http://海外移住情報.com/21714がとても分かりやすいです。
スワンナプーム空港からドンムアン空港まで
15時にスワンナプーム空港(ひろい)に到着、翌朝にはカンボジアに向けた飛行機がバンコクのもうひとつの空港、ドンムアン空港(しょぼい)から出発するので、ビビリの我々はドンムアン空港直結のホテルに泊まりました。スワンナプーム空港からドンムアン空港までは、バスで1時間くらいかかるのですが、ありがたいことに無料です。
我々の旅のしおりからそのまま画像を持ってきているので、いちいちコメントがなれなれしくてすみません。
時間帯にもよりますが、5時から24時まで30分〜15分くらいの間隔で出ているので安心してください。ちなみに、バス乗る前に、停留所のところで怪しいひとたちが座っているのでそのひとにドンムアンから出発する飛行機に乗るよ!ってことを証明するeチケットを印刷した紙なり、航空券なりを見せないと乗れません。チェックはゆるゆるなので秒で終わります。
2017年5月現在も運行しているらしいですが、突如サービス終了したりすることもあるらしいので、その際は残念ですが、タクシーで。バンコクのタクシーは激安なので、そんなに痛手ではありません。
ドンムアン空港からバンコク中心街まで
ドンムアン空港からバンコクの中心街へ行くには、バスとBTS(スカイトレイン)を乗り継いでいくのが、いちばんメジャーらしいです。
バスの乗り方
バスはいかにもローカル。ドンムアン空港から出発するバスは30分に一本、一律30バーツなので、できるだけ小額紙幣か小銭を用意しておくとよいです。ちなみに、タクシーだとドンムアン空港からMo Chit駅まで700バーツ程度です。
街中で乗車するバスは、エアコン付きとエアコン無しのバスがあり、値段も違うようです。ひとつのバス停にいくつかの路線のバスが乗り入れているので、バス停で待っていても停まってくれるとは限りません。乗るときはバスの路線番号を確認し、手を挙げて主張します。バスがいちばん手前の車線を走っていなければ、車道をまたいで乗り込む必要があります。
タイのひとは優しいので、バス停に誰かいれば「◯◯に行きたいのですが、、」って聞くと、だいたい◯◯行きのバスが来たら教えてくれます。優しい世界。
乗り込んでからは、乗務員のおばちゃんが料金を徴収しに来るので、降車したいバス停の名前(今回なら「Mo chit(モーチット)」)と言えば、おばちゃんがそこまでの料金を請求してくるので、払います。
降りるときは、おばちゃんが「モーチット!」って叫んでくれると思うので、そこで降りてください。街中で乗るバスの場合、バス停毎のアナウンスは無いらしいので、「降りたい場所を周囲のひとに聞いておくと、教えてくれるかもしれない」くらいのノリでバスに乗りましょう。
バンコクのバスはガチガチのガチでこんなやつです。たまたまバンコクの伊勢丹前で撮影したバスがこんなだったので、たぶん【エアコン無しのバス】はこんなかんじなのでしょう。乗車率がものすごい。田舎の花火大会の日かよ。
と、ざっくり載せましたがどう考えても以下のブログのほうが分かりやすいです。
freelifer.jpこれからもわたしは他のサイトにわかりやすく依存していこうと思う
BTSの乗り方
BTSはめっちゃ簡単です。券売機で英語表記にして買ってのるだけ。ドンムアン空港からバスでモーチット駅に来た場合、残念ながらエスカレーターがないので、スーツケースをお持ちのかたは頑張って担ぐしかありません。改札を通ってからホームに向かうまではエスカレーターが整備されていますが、改札前は階段の駅が多かったように思います。そんでもってエスカレーターが速い。
めっちゃ綺麗。バスとの差。貴族の乗り物。富。
タクシーの乗り方
韓国で一度タクシーにぼったくられた経験があるので、あまり海外でタクシーは使いたくないのですが、バンコクはバスのハードルも高そうだし、BTSもそこら中を走っているわけではないので、たくさんのりました。激安です。きちんと「わたしはぼったくられない」という強い意志と知識さえあれば回避できると思うので、是非回避してください。
極意としては、
- 綺麗な流しのタクシーをつかまえる
- 声をかけてくるタクシーは問題外なのでガン無視
- 乗り込む前に「メーター?」って聞いて頷く運転手のタクシーにしか乗らない
- 乗り込んでからメーターが動いているかガン見
この4つは絶対です。ボッコボコのタクシーはバンコクに於いてはよろしくないです。あと、車内がやたら電飾で飾られていたり、あほみたいにチャラそうな運転手の場合は絶対に乗らないでください。
あと、2色塗り(洒落た言いかたすると、ツートンカラー)のタクシーは日本で言う個人タクシーなので、できれば避けたほうが安全らしいです。
バンコクでは、よくトゥクトゥクが走っており、観光気分で乗りたい気持ちもわかりますが、ぼったくり100%なので、乗るなら観光気分で乗ってください。あくまで明朗会計でない人力車に乗る気分で。そもそも排気ガスがものすごいので、ぜんぜん乗りたくないとおもいます。
夕方はとくにタクシーが捕まりにくかったですが、待ってれば見つかる程度なので、諦めないでください。メーター制ではなく、交渉制でも妥当な値段で乗せてくれるタクシーも存在するらしいですが、あんまり信用してないので割愛します。
次回、ようやくカンボジアに到着します。
【2015 タイ・カンボジア①】アンコールワットに行きたい
2015年9月、友人との定例婦人旅行でタイとカンボジアに行ってきました。
もくじ
なぜタイとカンボジアなのか
タイトルでバレバレですが、アンコールワット、行きたくないですか?行きたいに決まってますよね。
画像;http://yuuma7.com/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%81%BA%E8%B7%A1%E7%BE%A4/
今までなんとなーく避けてきたASEAN諸国ではありますが、そろそろ体験したい気持ちも隠せず、人生初の東南アジア旅行へと参じ候。
経験者から「やばみ」「暑み」「蚊み」「腹くだしみ」「ぼったくられみ」「一度行ったらやめられなみ」と様々な声を聞いておりました。どうしてみんなそんなに酷い目に遭っているのに「一度行ったらやめられなみ」なの?頭おかしいの?と思っておりましたが、どうももうりも頭おかしくなったようです。
東南アジアは、一度行ったら頭おかしくなるんでしょう。
さてはて、アンコールワットアンコールワット言いますけど、アンコールワットってなんなのでしょう。もうりの知能レベル。
ほほう。クメール王朝ね。存知あげない。とりあえず遺跡です。
スーリヤヴァルマン2世、ジャヤーヴァルマン7世とかいう「あーわたし日本史専攻でよかった!」となるような名前のひとたちが頑張って建てた【アンコール遺跡群】の遺跡の代表が【アンコール・ワット】らしいです。へー、1個じゃないんですね、たくさんあるのか。しんどそう。
と、目的はアンコールワットだったのですが、残念ながらアンコールワットが在るカンボジアへの日本からの直行便は2017年現在存在しないので、タイ・ベトナム・韓国などで乗り換える必要があります。今回は「せっかくだし、タイにも行ってみタイよね!」となったので、ほんの少しだけタイにも行きました。
タイとカンボジアに行くまで
毎度おなじみ準備編です。
航空券
中継地タイ・バンコクにあるスワンナプーム空港までは7時間。結構遠いですね。同じアジア圏なのになんだか裏切られた気持ちです。今回はタイ航空の羽田-バンコク直行便(帰りは成田着)を購入しましたが、たぶん5万円しないくらいだったと思います。
バンコクからアンコール遺跡群のあるシェムリアップまでは、LCCの金字塔エアアジアで1時間。片道1万円くらいでした。
ビザ
残念ながら、カンボジアにおいては2017年現在、ビザの取得が義務づけられています。WEBで申し込む方法・大使館に赴く方法・郵便で申し込む方法があるようですが、くわしくは「なぜこんなにも詳しく、、」と感心しかしないブログがありましたので、そちらを見てみてください。
onna-hitoritabi.comすごいクオリティ。わたしも見やすくブログを書いてみたい。願望はある。技術とやる気が伴わなくてすみません。
わたしは WEBで申し込みましたが、規定のサイズで写真のデータを添付したのにも関わらず、ものすごく横につぶされて発行されました。「こっちでリサイズするよ!」って書いてあったけど信用ならなかったから、きちんとサイズ守って添付したのに。リサイズしとる上にミスっとるやんけ。入国できたからいいけど。
初めてのビザだったので、カンボジア入国の際にパスポートの査証ページにホッチキスでガション!てやられたのがなんだか複雑な気持ちになりました。手塩にかけて育てた娘の処女をそのへんの男に奪われたような気持ちになります。娘どころか旦那もいないけど。わはは。LOVE涙色。
ガイドブック
・タイ
23 地球の歩き方 aruco バンコク 2015?2016 (地球の歩き方aruco)
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2015/07/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
27 地球の歩き方 aruco アンコール・ワット 2015~2016 (地球の歩き方aruco)
- 作者: 地球の歩き方編集室
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
女子っぽい旅、させてくれ。ということでわたしはいまのところ毎回arucoです。こういうガイドブックの先駆け「ことりっぷ」よりわたしは「aruco」派です。好みの問題です。地球の歩き方と同じダイヤモンド社が発行しており、地球の歩き方は以前ボロカスに書きましたが、arucoはだいすきです。好みの問題です。
宿の予約
今回予約したホテルは以下の3軒。
【バンコク】
・Amari don muang Airport Bangkok(ドンムアン空港直結)
・Grande Center Point Hotel Ploenchit(バンコク中心部)
【カンボジア】
詳細は追って書きますが、どのホテルも何の不満も無く、特にカンボジアで宿泊したホテルは「1人1泊2,000円くらいしか払ってないのに、こんなによくしてもらってええんかいな」と申し訳なさも感じるくらいの素晴らしいホテルでした。ゴールデンテンプルwwww金寺wwwwwわらうwwwと宿泊前存分にネタにしていた自分を殴ってやりたいです。
持ちもの
人生初の東南アジアに恐れまくっていたMade in Japanの我々。ちょうど2015年の夏、日本もデング熱の脅威に晒されており、普段から蚊を必要以上に嫌っていた我々は十二分に蚊対策をしました。
- 虫除けスプレー;全身に振りまくります。こちらでも書きましたが、日本で購入したものを身につけた上で、DEET高めのものを現地調達すると吉。
- 虫除けリング;ファッションセンター◯まむらで見つけたので購入。開封から1ヶ月効果は続くと書かれていましたが、スプレーを全身に振りまいていたため、こちらのリングの効果は謎。
- 蚊取り線香;カンボジアで宿泊したホテルにベランダがあったので使用しましたが、効果は謎。最近使ってなかったのでなんだか懐かしい匂いがしてノスタルもうり。
- 日焼け止め;ぜったいいる。
- サングラス;ぜったいいる。
- 帽子;無いとしぬ。
- 必要以上のパンツか洗濯洗剤;外出する度に汗だくになるので一日に何度もシャワる。よって新鮮なパンツに履き替えたいひとは必需。洗っても暑いしすぐ乾く。インナーも一晩干しときゃ乾くので洗濯がもうりのおすすめです。
- USドル;カンボジアでは現地通貨【リエル】が存在しますが、一般的にUSドルが流通しているので、カンボジアでしか使えないリエルは要らないとのこと。アンコールワット周辺の観光地しか行かないのであれば、レストランも基本的にドル表記なので、本当に要りません。よってドルが要ります。円⇄ドルの両替は日本でもカンボジアでもレートはあんまり変わらないみたいなので、日本から持ってくと便利だと思います。
を、つめこんで、、、、、
今回は4泊6日の荷物をこちらに纏めることに成功しました。嬉しい。
アンコール遺跡群では観光の際に急な階段を上り下りしなくてはならないので、リュックが必須なのですが、それにしてもこのクッソダサいリュック。バックパックなんて洒落た名詞を使うことも憚られるこのリュック。父が「一時の気の迷い」で購入して邪魔なのでぜひとも捨ててきてくれ、と母に頼まれたので、現地で捨ててきました。そんな鞄で行くことをおすすめします。そんな鞄で行くと、思い出の写真がダサいリュックを背負った自分でいっぱいになります。ダセえ。
次回、タイ・バンコクにこのダサいリュックを背負って到着します。
【2016 ベトナム ハノイ ⑧】ハロン湾1日観光
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第7弾です。
今回の旅の大目玉、ハロン湾観光について書きます。ハロン湾ツアー予約までのざっとした過程については、以下の記事をご覧いただければ幸いです。
何度も申し上げますが、「ゼッタイ日本語ガイドがいい!」「外国語に自信がなさすぎて予約できるかわからないし、日本語で予約したい」「ベトナム人を全面的に信用できない」等といった特殊な事情がなければ、現地予約がゼッタイ良いです。どちゃくそ安いしツアー内容変わらないし、英語しゃべれなくてもなんとかなりまくるし、ベトナム人は信用できます。
もくじ
ハロン湾に着くまで
おそらくどの会社のツアーに申し込んでも同じ行程を辿ると思うのですが、宿泊しているホテルまで、観光バスが迎えにきてくれます。ツアー申し込みの際に、ホテルの名前、住所、ホテルの部屋番号を記入し、「朝8時にロビー行くから待ってろよな」って言われるので、待ちます。
いくつかのホテルをまわってツアーの同志を迎えに行き、全員揃ったところでいよいよハロン湾に向けて出発です。3時間、東南アジアのバスに揺られ続ける覚悟と酔い止めを持参していましたが、思っていたより悪路ではなく平気だったので、どちらも役に立ちませんでした。揺れや匂いに過敏なかたはどちらも必須だと思うので、お手元にご用意下さい。
道中、激安ツアーでは恒例となっております、トイレ休憩とは名ばかりの「謎の土産店立寄り」イベントが発生しますが、各々素敵な時間をお過ごしあそばせ。
ハロン湾に到着
バスに揺られること3時間、漸く船着き場に到着です。船着き場には、これからハロン湾観光に向かう客船が何十隻と待機しており、周囲にはリゾート感溢れるコンドミニアムっぽい建物が鎮座していてびっくりします。ここで、同じバスに乗り合わせた同志が「宿泊組」と「日帰り組」に別れます。ハロン湾ツアーには船上で宿泊するリッチなコースもあるみたいなので、気になる方は調べてみてください。ガイドが言うには、「ハロン湾ってすっげー広いから、日帰りなんかじゃハロン湾のハの字も見れてないと思うよ〜(意訳)」らしいので、ハロン湾の髄までしゃぶりつくしたいひとは泊まってください。
実際に行くまでは「なんで海から岩が生えんねん」と疑念が少なからずありましたが、ほんとうに海から岩が突出していて、思っていたよりたくさんそれがあります。確かにこんな光景はなかなか見られるものではないので、なかなか感動します。
ハロン湾クルーズに行ったことがあるひとから「ほんとがっかり、どころか、がっかりしたか楽しかったか、その記憶すら無い」と聞いていたので、全く期待していなかったのですが、ちゃんと楽しいです。
ハロン湾の海域は雨が降りやすいらしく、曇りの日がほとんどらしいです。やっとノンラーの出番ですわ、ノンラー。買ってよかったよ、ノンラー。
画像:http://store.shopping.yahoo.co.jp/e-omiyage/156018460.html
船上ランチ
どこのセレブかと思うようなワードですね、「ランチクルーズ」。
船に乗り込むと同時くらいに食事が運ばれてきます。同じバスに乗っていなかったひとたちも同じ船に乗っていたので、もうほんとどういう状況なのか分かりませんが、そんな自由な感じで昼食をとります。
同じバスに乗っていた、この日初対面のフィリピン人マダム2人と、チームアラサーの4人でこの食事をつつきます。ツアー料金で2000円くらいしか支払っていないのに、きちんと食事代金まで含まれているので、寧ろ怖い気持ちもありますが、ぜんぶちゃんと美味しかったし、わたしのお腹は無事でした。
カヤック体験
ツアー申し込みの際に「バンブーボートかカヤックに乗れるんだけど、どっちがいい?」と聞かれ、「もしやオプション、、」と不安に思っていましたが、ツアー代金に含まれているよ!と言われたので安心していました。しかし、現地でガイドに「え?君たちは申し込まれていないよ」と言われた我々は唖然。「追加で金を払えば乗せてやってもいいけど?」みたいな態度に腹が立ちまくった気の短いアラサー、ツアー申込書に「カヤック」と代理店の人が記入していたのを思い出し、その申込書がガイドの手元にあるのを発見した我々は「ここにincludeカヤックって書いてあるやろがい!」と主張いたしました。アラサーの剣幕にガイドはドン引きでしたが、「やっぱり日本人は騙されやすいよね〜」みたいに思われるのは大嫌いなので、どんどん主張します。変なガイドに当たると、何の悪びれもなくこういうことやってきます。どんどん主張していきましょう。くるぶし出して、行きましょう。
画像:http://www.vegatravel.vn/?f=North&p=14&id=60
こんな感じで、2人1組になってカヤックを漕ぐことができます。水の流れはほぼありませんし、2分くらいで操縦にも慣れるので、カヤック初心者でもアラサーでも大丈夫です。ちなみに、鞄を持って乗り込もうとしていたところ、先ほど我々を騙そうとした悪徳ガイドが「ぜっっっっっっっっったいカヤックに乗り込むときか降りるときに落とすから持ってくのやめとけ!預かってやるよ!!!」と言うので「え、こいつぜっっっっっっっっっったい財布とか携帯くすねる気やんけ!わたしのブログタイトル荷物は盗られるやぞ!もうやすやすと盗られていい荷物は無いんじゃい!」と思い、拒否していました。しかし、我々が乗り込もうとカヤック待ちしていたところ、カヤックから降りようとしていた女性が、ポケットからアイフォーンドボンしていたので、瞬時ガイドに預けました。
「いわんこっちゃない」顔のガイドがめっちゃニヤニヤしてこっち見てきたし、ムカつきましたが、ガイドに預ける以外の選択肢は皆無。結果、貴重品は無事だったので、たぶん信用して大丈夫ですが、ハロン湾ツアーには極力貴重品を持って行かないほうがいいです。
ちなみに、iPhoneドボンした瞬間に、現地民と思しきベトナム人男性が、何の躊躇も無く海に飛び込んでいたのを見て、やっぱり本来のベトナム人は優しいんだな、、と悪徳ガイドを横目に再確認しました。
カヤック漕ぐのが怖いひとは、画像にもある「バンブーボート」に乗ることができます。バンブーボートは、現地の人が漕いで乗せてくれるので安心ですが、頭上ギリギリの岩のトンネルのところもカヤックなら漕いで入っていけるし、より一層冒険しているような気持ちになれるので、圧倒的にカヤックがおすすめです。
画像見りゃ分かるわいってなってると思いますが、海の水は死んでいます。カヤックを漕いで「きゃー!透き通るようなブルーの海ー!見てみて!カラフルな魚がたっくさ〜ん!」とはならないので、そういうカヤックがしたいひとは、行き先を今すぐハロン湾ではないところにしましょう。水は死んでいる。
ハロン湾には水上生活をしている人がいます。住所が世界遺産ってなんだかすごいですよね。船上クルーズを楽しんでいると、突如おばちゃんがこんな感じの船で寄ってきて、めっちゃバナナ売ってきます。
ハロン湾のこの岩の成り立ちとして、
石灰岩台地が沈降し、侵食作用が進んで、現在の姿となった。
と書かれていますが、全く想像できないし、学の無いわたくしはただただ景色に圧倒されます。よく霧が発生するらしいのですが、より一層幻想的な風景になりそうです。
上の写真にある2つの向かい合った岩が、戦うニワトリに見えるらしく、悪徳ガイドは「あの岩はFighting chickenサ」と教えてくれました。実際にガイドブック的なものにもそのように紹介されていたので、本当っぽいです。わたしには、MajiでKissする5秒前のモヤイ像にしか見えません。
謎の鍾乳洞
ハロン湾ツアーには、 ティエンクン鍾乳洞という鍾乳洞の内部に入るチケット代も含まれていることがほとんどです。わたくし鍾乳洞だいすきクラブの一員で、この鍾乳洞にもワクワクしていましたが、なんてことない、小規模の鍾乳洞でした。もうりは秋芳洞がすきだ。照明の色がやっぱり東南アジアで、めちゃめちゃカラフルです。意味わからん。
小規模ですが、やっぱり鍾乳洞って不思議な空間です。空気もひんやりしていて、夏に鍾乳洞に行くのがすきです。鍾乳洞は日本で行くのが楽しいです。
こんな感じでハロン湾で半日過ごし、来た道を帰れば(同じ土産店に寄ります)、ハノイの中心部に到着できるのが20時くらいです。
帰りもツアー参加者のホテルを一つ一つまわるので、最後の乗客になると、たぶん最初に降りた人より30分以上遅く下車することになります。お腹がペコペコでしたら、途中下車しても何にも言われないので、そのへんで降りて大丈夫です。
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アラサー年に1度の定例海外旅行、ハノイ編はこれにて終了です。
どうしても欧米や欧州に比べると「東南アジアか、、」となってしまうのも事実ではありますが、一度足を踏み入れると抜け出せないのも、東南アジア。
タイ・ベトナム・カンボジア、とこんなに近くに、しかも隣接している国なのに、どの国も色が違って、本当に楽しいです。
わたしは今回、ハノイの観光名所には行っておりませんが、観光したり、グルメを楽しんだり、ただ街歩きしたり、スパに行ったり、昼からビールを飲み散らかしたり、、、。色々な楽しみかたがあるハノイ、今回すこしでもその魅力がお伝えできていたら幸いです。
カム・オン、ハノイ。
【2016 ベトナム ハノイ ⑦】ハノイ街歩き4 -スーパーとスパ-
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第7弾です。
今回は、前回書ききれなかったスーパーマーケットショッピングと、スパ・マッサージについて書きます。何度も言いますが、「ハノイ街歩き -観光-」編は一生やってきませんので悪しからず。
もくじ
スーパーマーケット
やあ!みんなだいすきスーパーマーケットの時間だよ!ハノイ、思っていたより街中にはスーパーはありません。旧市街中心部にあるのはコンビニです。サークルKがあり、安心感を与えてくれますが、基本的に高いのでびっくりします。わたしはビールを買い、友人はガリガリ君みたいなアイスを買っていましたが、アイスのほうが高いという最高の逆転現象が起こっていました。ビア天国。
旧市街からタクシーですぐのところには、まいばすけっと程度の小さなスーパーがあります。
記事にもありますが、ハノイのスーパーは入り口で、ビニール袋で鞄を閉じられます。ペラペラのビニールに鞄を入れて、口を熱でくっつけて留めるのですが、こんなことをわざわざやっている割にはめっちゃテキトーで笑えます。
大きな鞄はロッカーやクロークに預けるので、手間を省くためにできるだけ身軽に行くことをおすすめします。
我々は1日目に宿泊したJW marriott Hanoiから旧市街に向かうまでの間にあった大型スーパーBigCに行きましたが、ここでも同じ行程を踏みます。
Big C Thăng Long店
212 Trần Duy Hưng, Trung Hoà, Cầu Giấy, Hà Nội 無休
8:00〜22:00
JW marriott hanoiからタクシーで5分
旧市街中心部からタクシーで30分くらい
やはり大型スーパーは楽しいです。商品の品揃えが半端ではないので、旅行者が見ても全く意味のない青果売り場で「なんじゃこの野菜〜!なんじゃこの果物〜!ドリアン〜!だはははは!」ってはしゃいでいるだけで5分くらい経ちます。
お土産としてゲットできるめぼしいものは特にありませんが、一応獲得し、きちんと美味しかったものをご紹介いたします。
・フォーのインスタント麺
写真;https://www.google.co.jp/search?q=gau+do+pho+bo&client=firefox-b&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=0ahUKEwjGp4KJgbLTAhWFybwKHZF3A7oQsAQIJA&biw=1260&bih=795#imgrc=xw51wMpLT9o2XM:、https://cungcapthucphamsach.com/cuahang/thuc-pham-kho/pho-bo-de-nhat-vina-acecook-goi-65g/
我々はすでにフォー信者なので、バキバキに割れることを厭わずインスタントフォーを買います。そして、全然バキバキになっていなかったので、皆様も安心してお買い求めください。
上に載せた写真のフォーが、色々調べ上げた結果、美味しいインスタントフォーらしいです。左のガウドゥ?みたいなやつは出逢えなかったので、右のエースコック製のフォーを買いました。頼む〜、エースコック様、日本でもこれを売ってくれ〜!ってくらい美味しかったのですが、日本でもよく見るフォーはエースコックでした。食べたことないけど。
VIFON社の「Hoang Gia」と書かれたインスタントフォーは、レトルトの肉が入っている、リッチなタイプのフォーらしいです。「ベトナム・レトルト・肉」というワードが脅威に感じて買いませんでした。購入したお腹の弱い友人は「めちゃおいしかった」と絶賛しており、お腹も壊していなかったので大丈夫です。
・レモン塩胡椒
写真;https://www.bachhoaxanh.com/do-cham-khac/muoi-tieu-chanh-cholimex-80gam
ひとつ30円くらいで買える、ベトナムっぽいお土産です。これで野菜炒めつくったり、焼いたお肉にかけたりすると、サッパリして美味しいです。
あとは、蓮茶のティーバッグとか、レバーのパテ缶(安い)とか、そんな感じです。行く前のほうがテンション高めのハノイのスーパーでございました。これくらいしか買うものないし、これくらいなら街中のスーパーで全然揃うので、わざわざBigCまで足を運ぶ必要は全くと行って良いほどありません。
わたしの周囲だけかもしれませんが、アジアのお土産ってあげても貰っても微妙な感じになることが多いですよね。有給で行った旅行だったり、長期休暇で行った旅行では、会社のひとたちにお土産を買っていくことが、暗黙の了解のようになっていますが、この謎文化が一刻も早く衰退してくれることを切に祈っています。あげるほうも「美味しいかわかりませんけど、、」みたいなかんじで渡すのしんどいんや。タイのプリッツくらいですわ、うれしいの。
理解されることはないと思いますが、グチグチ言いながらも結局楽しいのが東南アジア旅行だと本当に思っております。わたくし、この旅行も本当に楽しんでおります。書けば書くほど嘘っぽくなりますが、楽しんでますよ!楽しいですよ、ハノイ!
スパとマッサージ
東南アジア旅行へ行く女のひとつの楽しみです。ホテルスパ・街スパ・街中マッサージ店と色々な種類がありますが、今回は街スパと街中マッサージに行きました。
La Siesta Spa
今回我々が宿泊したホテル、La Siesta Hotel Trendyの系列店であるスパです。このホテルに泊まるから、というより、このスパに行きたかったのでこのホテルにしました。部屋が空いていなかったので、スパとは離れたホテルになってしまいましたが、La Siesta Diamond Hotelというホテルの中にこのスパがあります。ホテルもスパも人気のようで、スパはハノイの中で2位らしいです。
さて、このスパ。「午前中は半額」という脅威のプロモーションを行っており(現在は40%オフ)、もともと安いのに、そこからまた価格を半分にされ、申し訳なさを感じながらこのスパをあとにしました。
今回受けたのは、「全身パラフィンパック」という恐ろしいコースだったのですが、友人の「日本で全身パラフィンとかやってるとこ無いんじゃない?」という助言を丸呑みし、こちらに決定しました。今このスパのサイト見てみたら掲載されていなかったのでやっていないかもしれません。
わたしも初めて受けたパラフィンパックというもの、ご存知の方がほとんどだと思いますが、蝋燭のロウみたいなもので全身を塗り固め、それを剥がして綺麗になろうという、ただの嗜虐プレイにしか見えなさそうなパックなのですが、気持ちがよかったです、、あれ、、感想書いたら余計変態みたいになってる、、
ロウと言っても低温なので、ちょっと熱めのお風呂くらいの感覚なのですが、他人にロウを刷毛で塗られる経験ってないですよね、、ないですよね?
塗られているときはくすぐったいやら、ちょっと熱いやらで、正直「落ち着くー」って感じではなく、むしろ「ロウを・全身に・塗られている」というシュールな状況で笑いが止まらないのですが、固まるのを待っている15分くらいはぽかぽかして気持ちがいいです。そしてそのロウを剥がすときと言ったら、、ほんと面白いくらいにべろんとめくれるので笑えます。笑ってばっかだな。
素敵女子ならここで蝋人形コースなんて受けずに「#全身マッサージ と#フェイシャルスパ の施術を受けて#ピカピカ♡」みたいな風に自撮り写真でも撮ってインスタでもあげるんでしょうね、ほっぺに手をあててさ。むしろ蝋人形みたいになった写真は欲しかったですが、iPhoneまでロウで固めるわけにはいかなかったのでおとなしく固められていました。
ピカピカ♡ではないけれど、しっとりとして、自分でもずっと触っていたくなるような肌になったので、効果はきちんとあります。謎の半額セールのおかげで2,000円くらいで笑えて綺麗になれるので最高です。
La Siesta Spa(3店舗ありますが、ここが人気のようです)
32 Lò Sũ, Lý Thái Tổ, Hoàn Kiếm, Hà Nội 無休
9:00〜21:30
sen xanh massage
「このへんにいいフットマッサージ屋さんないかな、、」と調べていたら出てきたこちらのお店。ホームページもないのでめちゃめちゃローカルなのですが、すごーく良かったのでご紹介します。写真も無いけど。
ちなみに、ハノイのフットマッサージというのは、フットと名乗りつつ全身してもらえるのが普通らしいです。諸事情で足以外のマッサージをされたくないひとは気をつけてください。
こちらのフットマッサージでは、上下着替えを貸してくれ、まずそれに着替えます。案内されるのは個室なので安心してください。着替えてから桶で足を洗ってもらって、その間顔面にきゅうりを乗せられます。「え?きゅうり、、?ていうかここ顔だけど、、?フットマッサージ??概念????」となるので、化粧を崩したくないひとは「ノーサンキューリ」とでも言っておきましょう。マッサージをしてくれるひとは英語も日本語も分からないのでスべることもなく安心です。「ノー」くらいは分かるので、キューリも回避できます。
そのあとは、くまなく全身をマッサージしてもらいます。たしか顔もタオルの上からぐいぐいされた気します。ノーキューリしてもマッサージ拒否しなければ、結果化粧は落ちます。
顔のマッサージも驚きましたが、極めつけにはなんとホットストーンが登場。これ大体オプションで高くなるやつやんけ、、正直石のチカラなんて全く信じていないので「石に頼らずちゃんと手でやってくれよ」と思っていましたが、温められた石でマッサージされるのも気持ちがよいものでした。
入店後すぐに「フットマッサージ?」と聞かれ、「YES」と答えたら、次の瞬間にはもう部屋に通されマッサージされていたので、値段を聞くタイミングがなく、あまりの至れり尽くせりな状況に高額な料金を請求されたらどうしよう、、と、マッサージ中も気になってしょうがありませんでした。が、結果、めちゃめちゃ普通の料金で、チップ含め、90分くらい(着替えの時間も含む)で1500円もしなかったと思います。ふう。
それにしてもホットストーンまで登場するフットマッサージはハノイでは普通なのか気になります。マッサージも上手ですごく気持ちがよかったです。
中心部からちょっと離れているからランキングとかには載っていないのかしら。
Sen Xanh Massage
30E xóm Hạ Hồi, Trần Hưng Đạo, Hoàn Kiếm, Hà Nội 無休
10:30〜22:30
La Siesta Hotel Trendy
ついでに、2,3泊目に泊まったLa Siesta Spa系列のホテル、La Siesta Hotel Trendyもここでご紹介します。
こちらは、1泊目に利用したJW marriottとは違って、ハノイの中心街にある、低価格帯のホテルです。ツインでたしか1泊1部屋朝食付きで5,000円しなかったと思います。
1日目にわけのわからない面積を提示されたために、この部屋があまりにも狭く感じましたが、至って普通です。東京のビジネスホテルより全然広いです。バスタブはないけれど、2016年当時で、開業してまだ1年くらいの新しいホテルだったので、とても清潔ですし、スタッフもフレンドリーで素敵です。
1人1泊2,000円くらいのホテルですが、きちんとウエルカムドリンク・フルーツでもてなしてくれます。
我々に割り当てられた部屋は、何故か途中でエレベーターを乗り継ぎ、しかも1階分だけ階段で登らなければ到着できない最上階の謎部屋だったので、スーツケースを持っていなくて良かったです。表向きはきちんと建てられたホテルでしたが、一度早朝にスコールがあり、その雨音で目覚めるくらいには、屋根がトタンです。
ベトナムの中級ホテルでは、「外からみればしっかりしてるけど、屋根がトタン」というのはけっこう普通のことらしいので、最上階をアサインされたからと言って、良いことばかりではないことを学びました。
朝食はビュッフェなのですが、メイン料理だけオーダー制で、フォーやエッグベネディクト等のメニューから1つ選ぶ方式です。
まさかハノイでエッグベネディクトを食べると思いませんでした。正直きちんとエッグベネディクトした経験がないので、正解と基準値が不明ですが、おいしかったです。
チェックアウトの際、空港までのタクシーをロビーで待っていたら、とりわけお世話になったとか、スタッフと会話しまくったわけではないのですが、お守り?をくれました。色々な布で縫われた三角が縦に連なるもので、検索したけど出てこないので本当に謎に包まれているのですが、なかなかかわいいので、いまも自宅に飾っています。
スタッフは「幸運を呼んでくれるよ」と言って渡してくれたのですが、特別な幸運はまだやってきておりません。日々の幸せに感謝すべきなのでしょう。カム・オン、人生。
La Siesta Hotel Trendy
ホアンキエム湖まで、徒歩10分くらい。
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そんなこんなで、本当にお金が減っていかないハノイ。ほとんどカードを使わないでいたのに、最終日になってようやく空港で両替した1万円分がなくなったので、「もうこんなに安いならレートとかどうでもいいや、、」とそのへんのホテルにフラッと立ち寄り、2人で5,000円を追加で両替しました。10,000,000ドンになりました。適当だし明快。
【2016 ベトナム ハノイ ⑥】ハノイ街歩き3 -散歩と買いもの-
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第6弾です。
今回は、街中散歩、ショッピングについて書きます。観光名所には行っていませんのであしからず、、
もくじ
ハノイ散歩
東南アジアではあるけれど、フランスの名残を感じるハノイの街角。8月の猛暑真っ只中にわざわざ赴く我々の神経も如何程か、と問われる部分もあると思いますが、写真だけ見ていれば爽やかな風が吹いていそうな感じですね、、ほんと暑いので気をつけてください。冬は寒い。
街歩きの必需品
① ノンラー
ハノイの街歩き必需品「ノンラー(ベトナム笠)」です。わたくしのうしろを見て分かるように、誰ひとりかぶっていません。はっきり言ってとても邪魔なのですが、街中の至る所で売られています。たまに年配の現地民と、浮かれまくったあほな観光客(我々)があほな顔してかぶっています。
我々は翌日のハロン湾で写真を撮る際、必要になると思い購入いたしましたが、ハロン湾でも街中でも、絶対必要ありません。むしろハロン湾クルーズの船上では風が吹いているので、何度も飛ばされそうになるところを顎ひもがキープしてくれるのですが、故に首が絞まるという危険な状況へと導いてくれる、それがノンラーです。でも、ベトナム来たんだしかぶりたくないですか?わたしだけ?1つ100円くらいで買えた気がします。たしかに100均で売ってそう。大きさも色々あるので、自分にフィットしたノンラーを買いましょう。
日本から帽子を持ってくることをおすすめします。
② 日焼け止め
絶対必要です。外に出た瞬間に湿度と汗で落ちていると思いますが、気休めに。絶対焼かない人になりたいですが、アリィやアネッサ等の高級品だとしても秒で落ちるので、何度も塗り直しても財政状況に響かない、安いけど肌に合う日焼け止めを、日本から持って行くことをおすすめします。
③ 虫除けスプレー
東南アジアでは必須です。日本でも近年騒がれているデング熱のすべての生みの親、東南アジア。こちらの蚊は本気です。デング熱にかからなくても、刺されるとめっちゃかゆいらしいので、対策は必須です。しかし、日本の虫除けスプレーは薬事法で「DEET」と呼ばれる虫除け成分の分量に上限があり、まるで役に立たないとの声もまことしやかに囁かれておりますので、日本から持ってきた少量の虫除けスプレーを纏い、現地スーパーやドラッグストアでいかにも強力そうな虫除けスプレーを購入することをおすすめします。
DEETのパーセンテージが高い等(日本での上限は12%)、強力すぎる虫除けはプラスチックが溶けるとか、そこまでいかなくても肌荒れなど人体に影響があるらしいので、そのへんはご自身の判断でお頼み申しあげます。
ホアンキエム湖
ハノイ市民の憩いの場、ホアンキエム湖。湖の周りは歩道になっており、市民は優雅にジョギングしたり、散歩したり、ヨガをしたりするらしいのですが、写真が夜のもので、全然憩い感ありません。それでも、アイスクリーム片手にカップルが散歩していたりと、デートスポットになっていました。水のあるところに人は集まる。
虫もな。
ふと足元を見ればGの群れ、、、書いているだけでゾワゾワとしますが、めっちゃいました、、そして目の前には局地的に現れる、気づいたら口の中に入ってくるものすごい小さい虫の大群、、いくら雰囲気が良くてもこんなところにデートで連れてこられたら、隣に歩いているのがどんなイケメンでも霞むわ、、そんなイケメンアラサーの周囲にはいないけど、、
そんなわけでゆっくり湖の周りを一周散歩でもしようかな、なんて思っていましたが、出来るだけ避けて通りました。Gは無理
ナイトマーケット
毎週金・土・日に開催されている、ハノイのナイトマーケット。Hang Dao通り〜ドンスアン市場までの約500メートルというものの、規模は小さめで、売っているものもめぼしいものはありません。屋台メシを楽しむというよりは、生活雑貨が主なラインナップで、台北の夜市みたいなものを想像して行くと、あっさり裏切られます。それでも、ベトナムの熱気を感じるのに歩いてみるのも楽しいかもしれません。なんかナイトマーケットってお祭りみたいでテンションあがりませんか?わたしだけ?
毎週金・土・日曜開催(18時〜24時くらいまで)
ハノイショッピング
そんなにショッピングが楽しい街でもないのですが、せっかく来たし何か欲しくなってしまうアラサー女の性、、ナイトマーケットで収獲がなかったので躍起になっています。
ドンスアン市場
写真;http://vietnam.navi.com/special/5058200
まさしくハノイのカオスがここに広がっています。問屋が一挙に集まる、屋内の市場です。衣料品、化粧品、生活雑貨、コピー品、食品、何でもあります。けっこう粘って探索しましたが、欲しいものはほとんど無く、わたしは刺繍入りの巾着(価格交渉には応じてくれず、1枚100円)、友人は某キャラクターの自撮り棒を買っていました。きちんと撮影できていました。友人は以前、バンコクでコード部分が七色に光るライトニングケーブル(充電中もずっと光っているので、あまりのシュールな光景に笑いがとまらず寝られなくなる)を購入していたのですが、1週間程度で壊れてしまったらしいので、ずっと使えている自撮り棒は優秀です。
vietnam.navi.comとは言え、別に欲しい!と思えるラインナップが無限に広がるわけではないので、時間を無理矢理割いてまで、行かなくてもいいです。衣料品のあまりのダサさと、コピー品のクオリティーの低さが笑える程度です。あとは商品の上に座っておばちゃんがごはん食べてたり、バイヤーと問屋が結構本気で言い合って交渉しているのを見る程度です。十分おもろいやんけ。期待はせずに、あくまで現地の雰囲気を味わいにいく程度で。掘り出し物なんてないから掘り返しても無駄だよ!!!
ちなみに、ナイトマーケットで売られているものは、ここで仕入れたものばかりらしいです。
Dong Xuan Market
Dong Xuan St. Dist. Hoan Kiem. Hanoi 無休
7:00〜18:00くらい(店舗によって異なる)
L'Epicerie du Metropole
写真;http://www.sofitel.com/gb/hotel-1555-sofitel-legend-metropole-hanoi/index.shtml
ハノイで一番豪華な場所と言われている、Sofitel Legend Metropole Hanoiの中にあるショップです。このホテルにも泊まってみたかったのですが、お値段もハノイで一番豪華だったので、いつか富豪になったら泊まりにいこうとおもいまーす。
ここでは、お惣菜やチーズ、ペストリーなども買えますが、Bean to barチョコレートの先駆け的存在、ベトナムブランド「MAROU」も取り扱っています。日本だと1枚約1,000円くらいが相場ですが、こちらではだいたい500円で手に入ります。
ハノイの空港でも買えますし、値段はだいたい一緒でした。出国前どうしても欲しかったのでこのチョコレートの取り扱いがある場所を調べていましたが、こちらだと、ホテルのロビーや中庭を見学させてもらえるし、おすすめです。
ホーチミンにはMAROUのカフェがあるみたいですね。今からでも行きたいです。
ハノイMAROU取り扱い店一覧。3つ目がここです。
このチョコレートももちろん美味しかったのですが、ここで手に入れた紅茶の茶葉がほんとうに美味しい上に、とてもお値打ちだったので激推しします。
もう缶ごとカッコイイ。だいたい20程の種類があります。色々嗅いでいると何が何だか分からなくなってきますが、花びらが入っていたり、ローズティーがあったり、目にも楽しいラインナップで選ぶのも楽しく、紅茶好きにはたまりません。
けっこうたっぷり入って1缶2,000円くらいだったので、めちゃめちゃお値打ち。同じ量をマリアージュフレールで買ったらいくらするんやろか、、と大切に飲んでおります。
おそらくここのオリジナルで、他では買えないので紅茶好きのかたや、紅茶好きの人へのお土産にもってこいです。もし次行ったらバイヤーの如く仕入れることを決意しているくらいおすすめです。これ買いにハノイに行きたい。
L'Epicerie du Metropole(Sofitel Legend Metropole Hanoi内)
15 Ngo Quyen Street, Hoan Kiem District, Tràng Tiền, Hoàn Kiếm, Hanoi 無休
ホテルの入り口からも、このショップ専用の入り口からも入れます。ロビーでスタッフのひとに場所を聞くと、綺麗な中庭も通って、ショップまでの道のりを案内しながら教えてくれるので楽しいです。こんなに素敵な場所なのに、宿泊していない我々にも気さくに接してくれたのでご安心くだされ。
ちなみにこちらではアフタヌーンティーとしてチョコレートビュッフェを行っているらしいので、気になるかたは是非。
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またしても長くなってしまいましたので、スーパーマーケットについては次回書きます。上達したい。
というわけで、次回はスーパーマーケットとスパ・マッサージについて書きます。ハロン湾はまだか。
【2016 ベトナム ハノイ ⑤】ハノイ街歩き2 -いろいろ食べる-
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第5弾です。
前回、ハノイの食べるについて網羅した記事をあげようと思っていましたが、熱い思いを連ねておりましたところ、フォー専門店しかも2店しか書けなかったので、今回はカフェや、フォー専門店以外のお店について書きます。書き終われるか心配。
もくじ
カフェ
ハノイには至るところに新旧・価格帯・コンセプト様々なカフェがあり、観光客はもちろん、現地老若男女のコミュニケーションの場になっています。日本なんかより全然オシャレなカフェもあって、ビールも安いし、だいたいWifiが使えるし、ハノイはカフェ巡りが趣味のかたなんかも楽しめる街です。
Lantern Lounge
もう恐らく「ド・観光客向け飲食店」な、Lantern Lounge。食事もかなり色んな種類があるので、恐らく部類ではカフェではなく"レストラン"なのでしょうが、カフェ使いがおすすめです。
写真のようなランタンが天井一面からぶら下がっていて「あー、ベトナム来てる〜」って気分に浸りまくれます。通される席にもよりますが、椅子?というよりシート?みたいな、足を伸ばしてくつろげるお店なので、
この写真の友人のようにのんびりできます。靴を脱ぎますので、気になるかたは気をつけてください。冬に友達が予約してくれてた居酒屋で「靴脱ぐ店なら先言っとけよ!!!今日ブーツの中ふなっしーの靴下じゃねーか!」みたいなときってありますよね。ただ、ランタンだらけの天井はおしゃれですが、壁とかはぜんぜんおしゃれじゃないので、ふなっしー靴下でもぜんぜん大丈夫なっしー
Lantern Lounge
80 Mã Mây, Hàng Buồm, Hoàn Kiếm, Hà Nội 無休
11:00〜24:00(ランタンの階は18時オープン)
このランタンを見たいのであれば、必ず18時以降に2階へ行ってください!
18時前は1階のレストランしか開いてないという噂です。18時ちょうどくらいに行ったので「ビールはハッピーアワー」と言われ、ビールだけはBUY 1 GET 1 FREEでした。ビールの飲めない友人のカクテルの半額以下でビールが2杯も飲めるので最高です。
The KAfé Village
ハノイにおけるおしゃれカフェの先駆けグループ「The KAfé」の、街中から比較的アクセスの良いお店です。ちょっと遠いけど、かわいいし広々していて、値段も安く、我々はお腹いっぱいで食べませんでしたが、ごはんも美味しいみたいなので、行く価値ありです(なんていう名前か忘れたけど友人がオーダーした左のジュースはめちゃくちゃ甘くてまずかった)。内装は北欧系を目指してるのかな、、よく分からないですが、吹き抜けの居心地の良いカフェです。
このお店のウリは、
コールドプレスジュース!
「ほんまにこれコールドプレスジュースなんか?」という価格なので(激安)疑心暗鬼にもなりますが、おいしいです。フルーツ狂いの友人は帰国前に「どうしても欲しい!!」と、タクシーでこの店に向かい、ほぼ全種類買って帰国後の楽しみにしていました。腐っていてめちゃめちゃマズかった上にお腹を壊したらしいので、ぜったい真似しないでください。
The KAfe Village
Biệt thự, 4 Xóm Hạ Hồi, Trần Hưng Đạo, Hoàn Kiếm, Hanoi 無休
8:00〜22:00
他にも店舗があるみたいです。
Xofa Café
ハノイのしゃれた若者たちに人気の24時間営業の一軒家カフェ。
1階、2階、テラスとそれぞれ趣が異なるので、好みの場所に座れるとよいです。2階席がソファーでゆっくりできそうです。無知すぎたため、1階席に座わりましたが十分のんびりできたし、素敵なカフェでした。
出た。東南アジア名物「氷入りビア」。全然大丈夫でしたが、友人は(おそらく)このフルーツ盛りでお腹をくだしていました。かわいそうに。
この店ではハノイ発祥のつけ麺「ブンチャー」を食べましたが、「まずくはないけど・おいしくない」でした。ブンチャー専門店で食べればよかったのかね。と、批判しているように見えますが、めちゃめちゃ便利だしおすすめです。ごはんのボリュームは凄いし、メニューも豊富。ベトナム料理からステーキなどの洋食まで、本当に色々あります。カフェとは思えない。しかも、24時間営業なのに清潔です。
みんなだいすきフライドポテトをオーダーしたら「4人前かな?」というくらいモリモリで来てしまったので、持ち帰ることに。(ベトナムでは、カフェでも高級レストランでも、大抵の店でテイクアウトできるらしいです)しかし、我々のベトナム語「マン ヴェー ドゥック ホン?(テイクアウトできますか?)」は当たり前のように通じず、「To go please、、」とむなしく言うもお兄さん「???」という表情、、「Mang về được không?(テイクアウトできますか?)」と紙に書いてみせたら快く引き受けてくれました。ごめんな、兄ちゃん、、
Xofa Café
14, Tống Duy Tân, Hàng Bông, Hoàn Kiếm, Hà Nội 無休
24時間営業
Mint Cupcake Creations
The Kafeが展開するカップケーキ専門店。上でご紹介したThe Kafe Villageの隣にあります。この店舗はテイクアウト専門で、基本イートインはしていないのですが、お姉さんにお皿を貸してもらえるか聞くと、こんなにきちんとしたお皿とスプーンが出てきました。おそらく待ち合いのためのテーブルと椅子で2人で1つを分けましたが、おいしい!カップケーキって見た目だけかわいいだけのカロリーの塊だと思っていましたが、おいしいものを食べればちゃんと美味しいんですね。そらセックスアンドザシティーもアンドザシティーするわってなりました。
はいかわいー。こんなんすきでしょ?おなごホイホイですわ。
Mint Cupcake Creations
Biệt thự, 4 Xóm Hạ Hồi, Trần Hưng Đạo, Hoàn Kiếm, Hanoi 無休
8:00〜22:30
他の店舗です。
こんな感じで素敵なカフェがたくさんあるので、行けなかった場所も多かったです。
Maison de TET Decor/The Burger Box/Synary/Jouri Dessert & Teaなどなど、、きになるかたは是非調べてみてくださ〜い。スタジオにお返ししま〜す。
Ta Hien st. のビアホイ
ここ、すっごく行きたかったんです。何といってもビールが一杯25円。路上にテーブルと椅子を広げて、全然しらないひとと肩を並べてどんちゃん騒ぎ、、ああ、、酒飲み冥利に尽きる、、
blog.tommy-bp.com友人がビール飲めないのと綺麗好きなのか、1ミリも興味を示していなかったので諦めました。うんうん、行きたくない気持ち、すごく理解できる。もしまたハノイに行くことがあればぼっちで突入したいとおもいます。
このあたり
ハノイでフレンチ
フランス領だったことも受け、ハノイにはおいしいフレンチが安価で食べられるレストランがいくつかあるみたいです。ベトナム料理と融合したフレンチが安く食べられるだなんて、行かない理由ある?と思っていましたが、フォーがうまいという理由がありました。毎食フォー。
行きたかったのはこの2つ。現地の駐妻にも人気らしいです。駐妻こんなんお召し上がりなのか。うらやましいのう。もうりは今日も日本で納豆をたべています。
雰囲気のある内装でいただく、本格的なフレンチ。
ランチ:〜2000円、ディナー:5000円くらい。
10 Nam Ngu Street, Hoan Kiem, Hanoi
OPEN HOUR / 11:30~14:00, 18:00〜21:45(日曜定休)
TEL / +84 (4) 39 42 45 09
・A LA FOLIE…!(リンク先、facebookです)
こじんまりとした、ちいさなレストラン。
63 Ngo Hue, Hai Ba Trung Dist., Hanoi
OPEN HOUR / 11:00~14:00, 18:00〜22:00(月曜定休)
TEL / +84 4 3976 1667
ハノイでバインミー
是非これも食べたかったのですが、気になっていたお店が全部我々の行動範囲とはすこし離れたところ、、というのは言いわけです。フォー食べ過ぎて食べられる胃のすきまが無かったので食べられませんでした。
バインミーで一番有名なBanh Mi 25、パリパリの細いスティックパンに自家製の豚肉パテが美味しい(らしい)Pate ong Cuong、はちみつバターのバインミーが食べたかったBanh Mi Bo Huong Huyen、、。
この記事の充実っぷりがすごい。
www.vietnam-sketch.com高田馬場においしいバインミー屋さんがあるらしいので行ってきます、、
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2泊3日で十分なんて言ったのはこの口かァ!ってくらいに食べこぼしていますね。ハノイは楽しい食の街です。
次回はハノイの観光とお買い物について書きます。
【2016 ベトナム ハノイ ④】ハノイ街歩き1 -フォー食べる-
2016年7月、定例婦人旅行〜ベトナム ハノイ編〜第4弾です。
第4回目にしてやっと街にでます。いくつかトピックございますが、今回は「フォー専門店」にしぼってご紹介します。
もくじ
ベトナム ハノイ
ベトナム旅行と言えば、真っ先にホーチミンを思い浮かべます。しかし、今回の目的地、ハノイこそがベトナム首都。ホーチミンには行ったことがないで比較できませんが、ハノイは「へー、首都なんや」という規模でした。2泊3日もあれば十分回れそうです。
一時は日本の占領下に置かれていましたが、フランス植民地時代が長かったこともあり、街中にはフランスの名残があちこちに残されています。建築がアジアの中でも独特で、フレンチ・コロニアル建築や、それを真似たヨーロピアーンな様式がが一般の住居にも取り入れられていて、不思議な感じです。
観光名所
ハノイの定番観光スポットはこちら。
- タンロン水上人形劇場
- ホアンキエム湖
- ホーチミン廟
- ホアロー収容所跡
アンド・ソー・オン。詳しくは下のリンクをどうぞ、、
まずい。今回も定番観光スポットに全く行っていない。唯一行ったホアンキエム湖はおすすめしたい観光スポットでは全くないし。ご紹介できる情報が大変偏ってしまいますが、そんなでも良ければおつきあいください。
フォーを食べたい
ベトナム料理と言えばフォー、バインミー、生春巻き、、。おなごがすきそうなメニューがいっぱいです。友人はこの旅で完全にフォー信者になっていました。灼熱のハノイ、フォーは決して冷たくなく、むしろアツアツなのですが、汗を垂らしながらでも食べたい、おいしいメニューです。
ホテルの朝食でもだいたいフォーが食べられるようです。1泊目のJW Marriott Hotel Hanoi、2・3泊目のLa Siesta Hotel Trendyどちらも出来立てのフォーを提供してもらえました。しかし、やっぱり専門店には敵うわけないんです。強いて言うなら学食で食べるラーメンとめっちゃうまいラーメン屋的な。ラーメン屋さんに詳しくないので、特に例は挙げられないけど。
余談ですが、ハノイのタクシーでは、運転手のひとが地図読めないこともあるので、目的地の住所を書いた紙を見せるのがベストです。
フォーの種類
フォーと言ってもいくつか種類があります。ベトナム語に精通しているひとなら大丈夫ですが、ローカルなフォーのお店に行って「あ、英語、無いよね」となるのは必至。なんとなく「あー、これは牛肉やなー」と食べたいものを雰囲気で覚えておくと便利です。
- phở bò chin;茹で牛肉のフォー
- phở bò tái;レア牛肉のフォー
- Phở gà;鶏肉のフォー
- Phở lon;豚肉のフォー
豚肉のフォーは一回も見なかったので、牛と鶏だけ覚えておけば大丈夫です。牛が「ボー」で、鶏が「ガー」。かあんたん!
Phở Gia truyền
ハノイでいちばん美味しいと名高いフォー専門店。
メニューはシンプルに3種類。
- Tai Nam(軽く湯通しした半生の牛肉+煮込み牛肉)
- Tai(軽く湯通しした半生の牛肉)
- Chin(煮込み牛肉)
上に乗っているお肉の違いだけです。我々は「軽く湯通しした半生の牛肉」という、東南アジアではどう転んでも危険すぎるものに挑戦しましたが、全然大丈夫でした。さすが王者。文句無しにうまい。
東京でもフォーは何度か食べたことがありましたが、現地フォー、ここまで美味いのか、というくらいには美味しいです。どちゃくそお肉が乗っていますが、スープがさっぱりしているので、全くくどくならずに、完食できます。めっちゃ頑張って文句をつけるとするならば、「器が小さいので溢れそう。器が薄くて持って運ぶときめっちゃあつい」です。
溶け込むもうり。
お店はいかにも!なローカル店ですが、地元民・観光客が作る列は、途絶えることがありません。注文するとこで、でっかい包丁(切れ味わるそう)で骨ごと牛肉をぶった切ってます。この店では悪いことできないな。切れ味わるそうにみえたけど、こりゃしぬな。
扇風機の風でめくれ上がった日めくりカレンダーが良い感じです。おばあちゃん家感ある。席も空いたところに座る形式です。2人以上で行くなら、1人が注文、1人が席の確保という役割を担うとスムーズにことがすすみます。
綺麗好きのアナタは手ふき用のウエットティッシュとか割り箸とかあると良いと思いますが、そんなんやってるのたぶん1日目だけなので、だったら最初から郷に従うと無事現地民化できます。ただ、ウエットティッシュは東南アジアの旅においては非常に便利なので毎回持って行きます。気づくと手が砂っぽくなってる。なんで?
Phở Gia truyền
49 Bát Đàn, Cửa Đông, Hoàn Kiếm, Hà Nội 無休
6:00〜10:00、18:00〜20:30
Pho Thin
おそらくフォー界でいう「異端児」なのですが、わたくしここのフォー、本当に気に入りました。ネギがたっぷりで、1つ目のお店よりあっさりしているように見えるのですが、実はこってりとした、日本の豚骨スープのような味です。暑さと湿度にやられて「こってりしたもんなんて食ってられっか!梅干しよこせ梅干し!」となりそうなのですが、するっと完食できてしまう不思議。ハノイ・マジック。食べ終わった瞬間からもう1杯食べたくなります。
こちらは、旧市街から「歩いて行くのはチョット、、」な距離にあるのですが、タクシーに乗ってでも行く価値のあるお店だと思います。好みもあるけれども。
こちらもめちゃめちゃローカルです。すごく詳しく書いているブログがあったので、気になるかたはリンク先でよだれ垂らしてください。
【ハノイ】こってり味のスープが絶品!牛肉フォー専門店「PHO THIN」 | グッチのVietnam★Local Foods
店先の路上でおっちゃんが新聞紙広げて、その上であぐらかいてネギをはさみで切っててわらいました。それを食べる訳ですよ、我々は。最高だなベトナム。うまい。
Phở Thìn
13 Lò Đúc, Phạm Đình Hồ, Hai Bà Trưng, Hà Nội 無休
5:00〜21:00
このフォーのお店に行くとき、ホアンキエム湖周辺から、ちょうどやってきたバスに乗ったのですが、いくらかかるのか分からず乗ってしまった我々。降りるバス停に停まったら教えて欲しかったので、車掌さん(ハノイのバスには車掌がいた)にその旨を伝えると、きちんと教えてくれた上に、「金は要らねえ」と、、。
ベトナム語で言われて、おそらく日本語で言われていても「??????」となっていた我々に、乗り合わせた乗客が「お金要らないってさ」って英語で訳してくれました。なんで?ディスカウントどころかタダ乗りしてしまいました、、ありがとな、ハノイ、、すまん、、
ryo-report.hatenablog.comめっちゃわかりやすいバスの乗りかたです。たすかる。
ハノイの市バスはおんぼろのものから、綺麗なものまでいろいろあるようですが、わたしがのったバスはめちゃめちゃ最新設備で冷房も効いていたし、なんなら都バスより全然綺麗でした。行き先にもよりますが、大体45円くらいらしいです。乗り方も難しくないし、タイのバンコクで見た360°どこからどう見ても積載量オーバーのバスみたいなものでもないし、節約志向のひと、よりローカルを感じてみたいひとはぜひ使ってみてください。
鞄の底を切られて財布やら携帯やら盗まれる事件も多発しているらしいので、荷物は自分で守りましょう。
かんたんベトナム語講座
飲食店でつかえるかんたんなベトナム語です。発音が難しいらしく、伝わらないことが多いですが、もうりの経験上「Ngon!」だけは伝わります。覚えやすい。そして誰も傷つかない、みんなが幸せになれる魔法のことばんごーん。
あとは賭けな感じがあるので、どうしても伝えたいことがある場合は、紙に書いてみせると大丈夫です。
東南アジアはビアに氷を入れやがる傾向にあるので、どうしてもそれがいやなひとは「氷入れないで」をメモりましょう。おなか壊すし、、と、水道水を飲まないように気をつけていても、氷は水道水で作られていることをついつい忘れがちです。忘れていたけどもうりは大丈夫でした。氷が入っていてもビアは最高。
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フォーの店を2つ紹介しただけで、ひとつの記事が終わってしまいました。纏める能力。先が思いやられます。
次回も引き続き飲食店について書きます。